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遭遇・4
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男・・鉄の振った棍棒は空を切った。
それにより俺は勝利を確信した。
が、俺は知らなかった。
男、鉄は黒砂の中でも戦闘能力はトップクラスだということを。
鉄はそのまま空を切った棍棒を体を回し、まさに野球のスイングのようにして俺に向かって第2破を繰り出したのだった。
「くう!!!」
俺は今宙に跳んでいるため体が自由に動かせない。
しかも俺の能力ではこの棍棒は受けきれない。
(おわった・・)
と俺は思った。
ここに犬神がいなければ。
男の棍棒は俺に当たった。
犬神が煙で作り出した俺だが。
「!!!」
男は驚愕で目を見開く。
そしてすぐに俺を探してあたりを見回す。
だが、もう遅い。
俺は鉄の脳天をめがけて真上から刃を針のようにし、一点に力を集め
たたき込んだ。
ビキッ!!と破壊音がして鉄の頭を覆っていた鎧が砕け散る。
「ぐ・・ぁぁぁぁ!!!」
鉄が痛みに顔をゆがめ、うろたえる。
(よし!今のは完璧だ)
俺はいったん鉄から離れ犬神と合流する。
「おっしゃぁ!!やったぞ!犬神!」
「まぁ、私の保険がなければあなたは死んでいましたけどね」
「うう・・うるさい!」
「はいはい・・弱い犬ほどよく吠えるのですよ。・・さて、速めにあの男を倒しましょう。また血を使って何かされたら厄介です」
「そうだな」
俺は鉄にとどめをさそうと近寄る。
「いやぁ、すごいねぇ・・」
「!!」
だが、俺が足を動かした瞬間、どこからかあの銀髪の男が現れた。
「まさか鉄を倒すとはぁ・・いやはや、凰君以外にも中々ぁ・・」
「ってめぇ!」
「おっとぉ」
俺が咄嗟に放った一撃はあっさり躱されてしまう。
「ごめんよぉ。今は君たちと戦う気はないんだわぁ・・。」
「なにを・・」
「今日はただたんに鉄を回収しに来ただけでねェ・・。結構黒砂の中でも高い位置にいるからさぁこいつはぁ。」
「くっ!」
俺は飛び出そうとしたが犬神に止められた。
「彼はさっきの鉄使いより数段強い。やめておきなさい」
「・・・ああ」
「ふぅん・・。今回の勝利はそこのケモ耳クンがいたからこそ・・なのかな?」
「ケモ耳ではない。犬神だ」
「おやぁ・・これは失敬。では、鉄君はもらっていくよぉ」
そういうと銀髪の男は消えていた。
「・・ふぅ。取り逃がしちまったけど・・」
「あなたは生きているだけいいでしょう。・・化ノ物、もういいですね」
「あ・・うん!」
遠くで見ていた化ノ物クンがやってくる。
そして犬神はいなくなっていた。
「うーん。・・家の方には連絡するからさ、ちょっと俺たちの事務所に来てくれないかな?」
「あ・・分かりました」
簡単に了承を得て、俺たちは事務所に戻った。
「へぇ・・お手柄じゃないか、靱破君」
傷さんにそう言われ、俺は少し照れくさくなってしまう。
「いえ、今回の勝利は化ノ物クンがいてくれたからこそなので」
「うんうん。そうかい。しかしすごいねぇ。異形の召喚とは」
「あ、ありがとうございます」
「しかし黒砂も中々本気だね・・」
「確かに。作はそれなりに強いですし、作を一人で倒せる奴となると結構限られてくるんじゃないですか?」
傷さんの言葉に業が同意する。
「ふぅん・・。」
傷さんは何か考えているようで、そこから何も言わなくなってしまった。
「で・・銀髪の男が来たというのは本当か?」
業が尋ねてくる。
「ああ、鉄使いを回収にな。能力はいまいちわからんが」
「そいつの能力は影を操ることだ」
「はぁ!?まじかよ!」
と言うことは突然出てきたりしていたのは影から・・。
「そうか・・。そりゃ強いわな・・」
俺は今さらになって犬神の言葉の意味が分かったような気がした。
それにより俺は勝利を確信した。
が、俺は知らなかった。
男、鉄は黒砂の中でも戦闘能力はトップクラスだということを。
鉄はそのまま空を切った棍棒を体を回し、まさに野球のスイングのようにして俺に向かって第2破を繰り出したのだった。
「くう!!!」
俺は今宙に跳んでいるため体が自由に動かせない。
しかも俺の能力ではこの棍棒は受けきれない。
(おわった・・)
と俺は思った。
ここに犬神がいなければ。
男の棍棒は俺に当たった。
犬神が煙で作り出した俺だが。
「!!!」
男は驚愕で目を見開く。
そしてすぐに俺を探してあたりを見回す。
だが、もう遅い。
俺は鉄の脳天をめがけて真上から刃を針のようにし、一点に力を集め
たたき込んだ。
ビキッ!!と破壊音がして鉄の頭を覆っていた鎧が砕け散る。
「ぐ・・ぁぁぁぁ!!!」
鉄が痛みに顔をゆがめ、うろたえる。
(よし!今のは完璧だ)
俺はいったん鉄から離れ犬神と合流する。
「おっしゃぁ!!やったぞ!犬神!」
「まぁ、私の保険がなければあなたは死んでいましたけどね」
「うう・・うるさい!」
「はいはい・・弱い犬ほどよく吠えるのですよ。・・さて、速めにあの男を倒しましょう。また血を使って何かされたら厄介です」
「そうだな」
俺は鉄にとどめをさそうと近寄る。
「いやぁ、すごいねぇ・・」
「!!」
だが、俺が足を動かした瞬間、どこからかあの銀髪の男が現れた。
「まさか鉄を倒すとはぁ・・いやはや、凰君以外にも中々ぁ・・」
「ってめぇ!」
「おっとぉ」
俺が咄嗟に放った一撃はあっさり躱されてしまう。
「ごめんよぉ。今は君たちと戦う気はないんだわぁ・・。」
「なにを・・」
「今日はただたんに鉄を回収しに来ただけでねェ・・。結構黒砂の中でも高い位置にいるからさぁこいつはぁ。」
「くっ!」
俺は飛び出そうとしたが犬神に止められた。
「彼はさっきの鉄使いより数段強い。やめておきなさい」
「・・・ああ」
「ふぅん・・。今回の勝利はそこのケモ耳クンがいたからこそ・・なのかな?」
「ケモ耳ではない。犬神だ」
「おやぁ・・これは失敬。では、鉄君はもらっていくよぉ」
そういうと銀髪の男は消えていた。
「・・ふぅ。取り逃がしちまったけど・・」
「あなたは生きているだけいいでしょう。・・化ノ物、もういいですね」
「あ・・うん!」
遠くで見ていた化ノ物クンがやってくる。
そして犬神はいなくなっていた。
「うーん。・・家の方には連絡するからさ、ちょっと俺たちの事務所に来てくれないかな?」
「あ・・分かりました」
簡単に了承を得て、俺たちは事務所に戻った。
「へぇ・・お手柄じゃないか、靱破君」
傷さんにそう言われ、俺は少し照れくさくなってしまう。
「いえ、今回の勝利は化ノ物クンがいてくれたからこそなので」
「うんうん。そうかい。しかしすごいねぇ。異形の召喚とは」
「あ、ありがとうございます」
「しかし黒砂も中々本気だね・・」
「確かに。作はそれなりに強いですし、作を一人で倒せる奴となると結構限られてくるんじゃないですか?」
傷さんの言葉に業が同意する。
「ふぅん・・。」
傷さんは何か考えているようで、そこから何も言わなくなってしまった。
「で・・銀髪の男が来たというのは本当か?」
業が尋ねてくる。
「ああ、鉄使いを回収にな。能力はいまいちわからんが」
「そいつの能力は影を操ることだ」
「はぁ!?まじかよ!」
と言うことは突然出てきたりしていたのは影から・・。
「そうか・・。そりゃ強いわな・・」
俺は今さらになって犬神の言葉の意味が分かったような気がした。
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