〇〇少女ワールド 5 夢は天下布武

渋谷かな

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桜が丘少女

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「eスポーツになっちゃった! 〇〇少女ワールド! アハッ!」
 〇〇少女ワールドは大金の賞金が出る戦略シュミレーション・オンラインゲームです。
「お友達になろうよ! アハッ!」
 姉の真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中。
「こんなお姉ちゃんでごめんなさい。ペコッ。」
 良く出来た妹の楓の物語。

「助けてくれ!? 何かおかしいぞ!? 私はこの物語の主人公だぞ!? おまえら、お友達を見捨てるのか!? お友達を見捨てる奴は最低だぞ!?」
 魔女狩りならぬ、真理亜狩りに成功したお友達たち。
「一人の力では無理でも!」
「我ら三人の勇気を合わせれば!」
「不可能はない!」
 三人のお友達は邪神、真理亜を倒すことに成功した。
「毛利元就の三本の矢のエピソードみたいね。助け合えば友情が生まれる! それでこそが、お友達よ。」
 姉が退治されたことに感動する妹。
「キンコンカンコン!」
 そこにインフォメーションが入る。
「何々、笹塚、幡ヶ谷、本町が不可侵条約を結んだって?」
 戦いの舞台、渋谷区は激動の時代であった。
「すいません。」
 そこに一人の少女が現れた。
「勝手に失礼しますよ。」
「次から次へと来客が!? 渋谷区渋谷のセキュリティーはザルだな。」
 警備など所詮は警備している人間の誠意次第である。
「どちら様ですか?」
「私は代官山の悪代官、代官山子(ダイカン・ヤマコ)です。」
 現れた少女は代官山少女だった。
「今日はどういったご用件で? 見ての通り、我々は姉狩りの最中で忙しいので手短にお願いしたいんですが。」
「こらー! 楓! お姉ちゃんを狩るな! このロープを解け!」
 あくまでも縛られている真理亜!
「火のつけ方の本なんてあったかな?」
「ウッキー! ウッキッキー!」
「ホウホケキョウ! ホウホケキョウ!」
 姉狩り祭を楽しんでいるお友達たち。
「面白そうなので私も混ぜてもらえませんか? お友達がいない! 一人ぼっちが寂しいんです! クスン。シクシク。」
 代官山子は一人ぼっちが耐えられない寂しがり屋さんだった。
「では無条件降伏して、私たち渋谷区渋谷に投降するというのね。」
「はい。それに私は恵比寿と東に接していて、いつ攻め滅ぼされるか分からなくて怯えていたんです! それに渋谷区渋谷はおバカなお姉ちゃんとしっかり者の妹さんが切り盛りしていると聞いて、きっと優しいだろうな~と思ってやって来ました。」
「優しい妹か。ニヤッ。」
 まんざらでもない楓。
「それに南平台を落とし、難攻不落のセルリアンタワー東急ホテルも無血開城させたと聞いてます。渋谷区渋谷は順調に領土を拡大していて絶好調ですもの!」
「え!? そうなの!? 知らなかった!?」
「あいつならやりかねん。さすが我が永遠のライバルだ・・・・・・。」
 その頃、桜丘町。
「えー!? 戦いたかったのにな~。ショック。」
 アリアはへこんでいた。
「戦わないで桜丘町も手に入ったんですから、良かったじゃないですか。アリア親ビン。」
「そうです。南平台の東急本社を抑えてしまえば、同じ東急グループのセルリアンタワーも降伏するしかないですからね。さすが! アリア親ビン!」
「はい! 私もアリア親ビンについていきます!」
「いや、私は弟子を取る気はないんだけどな? 困ったな。変な子分ができちゃった。」
 アリアは桜丘町とセルリアンタワー、桜丘町子を手に入れた。
「いいわよ。お友達になっても。」
 再び渋谷区渋谷の宴会場に戻る。 
「ありがとう! これで私もみんなとお友達だ!」
 喜ぶ代官山子。
「ただし、あそこの牧に火をつけてもらおうかしら。それができたら私たちはお友達よ。」
「なんですと!?」
 楓は真理亜のくくられている台の牧に火を付けろという。
「は~い! お安い御用です!」
「やめろ!? おまえ!? ぶっ飛ばすぞ!? 私のタイキックの恐ろしさを見せてやる!」
「サイキックよ! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
 お約束の展開。
「ぽいっ。」
 代官山子は火を真理亜が縛られている下の牧に投げ入れた。
「燃えろ! 燃えろ! 火よ燃えろ!」
 お友達たちは火祭りを楽しんでいる。
「おまえたち!? 覚えていろよ!? 我が肉体は滅んでも!? 我が恨みは消えんからな!? うわあああああー!?」
 炎に包まれる真理亜。
「やったー! これで地球に平和が訪れた!」
「イエーイ!」
「ドンドン! ピュウピュウ! パフパフ!」
 恐怖の大魔王がいなくなり、大喜びのお友達たち。
「残念。お姉ちゃんなら、燃え尽きる瞬間に瞬間移動のテレポーテーションで脱出したわ。」
「なんですと!?」
「ギャアアアアアア!?」
「逃げろ!?」
「敵襲に備えろ!? 対空防御!? 弾幕薄いよ!?」
 魔王の生還を聞くとパニックに陥るお友達たち。
「ああ~、パンケーキは美味しいな。」
 一人優雅にお茶をいただく楓、小学一年生であった。
 つづく。
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