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「ねえ、私とお友達になろうよ。アハッ!」
私は笑顔で目の前にいる女の子に手を差し出した。
「お友達?」
目の前の女の子は、いきなりの展開に戸惑っている。
「そのお友達! ちょっと待った!」
そこに第三の女の子が現れる。
「おまえは何者だ!?」
「私はお友達を悪い世界へ導く、暗い少女ケリアだ!」
「暗い少女!?」
現れたのは悪い少女グループの暗い少女のケリアだった。
「悪いが、そのお友達は私が頂いた!」
「そうはさせないわ! 私のお友達は私が守ってみせる! 私だって○○少女なんだから! ○○少女! チェンジ!」
私は○○少女に変身する。
「鈍感少女! ○○!」
私は自分に合った少女ということで鈍感少女になってしまった。
「鈍感少女!? ケッケッケ! そんな鈍そうな○○少女は聞いたこともないわ!」
「悔しい! 私だって好きで鈍感少女になったんじゃないやいー! 私だって天使少女とか、騎士少女とか、カッコイイ少女になりたかったわー!」
なぜ自分の○○が鈍感なのか分かる気はするが認めたくなかった。
「くそー! 自分がバカにした鈍感少女に負けて悔しがるなよー! 私は怒っているんだからなー! ウッキー!」
「鈍感な上に脳みそは猿か? 残念な○○少女だな。はあ~。」
暗い少女は私を哀れんでため息を吐いた。
「心配してくれるの? あなた意外に良い少女なのね。」
「だ、誰が良い少女だ!? 私は根暗少女で、ボッチ少女で、いじめられっ子少女なんだぞ!」
暗い少女の暗い青春である。
「ケリアちゃん、良かったら私とお友達にならない? アハッ!」
「お、お友達!?」
私の提案に驚き戸惑う暗い少女。
「ああ~! 遂に私にもお友達ができるのね! 幸せ!」
密かに暗い少女はお友達に憧れていた。
「私といれば、私は鈍感だから、いつも笑顔で明るいし、私とお友達だから一人ぼっちじゃなくなるし、いじめられたら、一緒にいじめられるし。」
「そこは一緒にいじめられるじゃなくて、いじめられていたら助けてよ!?」
「アハッ!」
笑って誤魔化す私。
「やはり私たちは戦う運命のようね! 鈍感少女!」
「やめて! ケリアちゃん! 私たちがお友達になれば戦う理由なんか無いんだよ!」
「問答無用!」
しかしお友達が欲しい暗い少女が提案する。
「それより鈍感少女、あなたの名前は何て言うの? ○○ちゃんじゃ、やっぱり話が盛り上がらないんだけど?」
ゲームの主人公は、○○に自分の名前を入力する。しかし文字だけの世界で○○では、いざ、書いてみると厳しいものがある。やはり小説とゲームシナリオは別で制作しなければいけないだろう。
「ええー!? でも私の名前を決めたら、私は○○少女でなくなってしまう!?」「鈍感少女なのに、そういうことはよく気づくんだな。」
「あなたも暗い少女のくせに明るいんですけど。アハッ!」
「アハッ!」
既に分かり合えた感のある鈍感少女と暗い少女。
「そうね、私の名前は通し名前通りでいけば、コリア。鈍感少女コリアよ!」
「え? 韓国少女? それともK-POP少女?」
コリアは韓国を連想させる。
「それいいわね。韓国ドラマも放映権が安いから日本でたくさん放送されてるし、幅広い年代に大人気よ! 決めた! 私の名前はコリアにしよう!」
「不純な動機ね。」
暗い少女が鈍感少女の名前決定に言い放った一言。
「仕切り直しよ! ケリアちゃん! 私とお友達になろう! アハッ!」
「分かったわ! コリアちゃん! 私もあなたとならお友達になれそう! アハッ!」
暗い少女が明るい少女に変身していく。
「ま、眩しい!? ケリアちゃん、その姿は!?」
「お友達が一人もいなかった私にお友達が出来たんだもの。これからの青春、人生は明るく生きるんだ! 私は明るい少女ケリアになったの! アハッ!」
「そうだよ。私たちはお友達だよ! アハッ!」
鈍感少女と明るい少女はお友達になった。
「ちょっと待ったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時、もう一人最初からいた女の子が大声をあげる。
「私はどうなるのよ!? コリアちゃん!」
「はい!?」
「あなた! 先に私とお友達になろうとしたわよね?」
「はい!?」
「どうして!? どうして敵として現れた暗い少女と仲良くお友達になっているのよ!?」
「あの・・・・・・戦いの流れで。」
「おかしいでしょ!? 私とお友達になって、二人で暗い少女を倒して、二人でお友達ロードをまっしぐらでしょ!?」
「すいません。」
「お友達ロード? ちょっと恥ずかしいかも。」
怒っている女の子のお怒りは激おこマックスである。
「いでよ! 悪いお友達の神よ! 私に力を与えたまえ!」
「なに!? あの禍々しいのは!?」
「あれは!? 悪いお友達の神!?」
普通の女の子の呼びかけに答え悪いお友達の神が現れる。
「私は悪友神。おまえの願いを叶えよう。私とお友達になり、悪い○○少女になるのだ!」
「なります! こいつらに裏切られた私の心は壊れてしまった。今更、正しい○○少女なんかにはなれない。こうなったらグレてやる! ウオー!!!!!!!!」
「よく言った。これで今日からおまえも悪い少女の仲間入りだ。悪い少女になあれー!」
「ギャアアアアアアー!?」
普通の女の子を悪い少女に変えてしまう。
「私の名前はサリア。破壊少女サリアだ! 私を生み出したのはおまえたちだ! おまえたちが私をのけ者にして、はみ子にして仲間外れにしたからだ! おまえたちが私をいじめたからだ! こんなお友達のいない世界何て、ぶっ壊してやる!」
「そ、そんな!?」
悪い少女が誕生するメカニズムができた。
文字数も2000字を超えて長いので。
つづく。
私は笑顔で目の前にいる女の子に手を差し出した。
「お友達?」
目の前の女の子は、いきなりの展開に戸惑っている。
「そのお友達! ちょっと待った!」
そこに第三の女の子が現れる。
「おまえは何者だ!?」
「私はお友達を悪い世界へ導く、暗い少女ケリアだ!」
「暗い少女!?」
現れたのは悪い少女グループの暗い少女のケリアだった。
「悪いが、そのお友達は私が頂いた!」
「そうはさせないわ! 私のお友達は私が守ってみせる! 私だって○○少女なんだから! ○○少女! チェンジ!」
私は○○少女に変身する。
「鈍感少女! ○○!」
私は自分に合った少女ということで鈍感少女になってしまった。
「鈍感少女!? ケッケッケ! そんな鈍そうな○○少女は聞いたこともないわ!」
「悔しい! 私だって好きで鈍感少女になったんじゃないやいー! 私だって天使少女とか、騎士少女とか、カッコイイ少女になりたかったわー!」
なぜ自分の○○が鈍感なのか分かる気はするが認めたくなかった。
「くそー! 自分がバカにした鈍感少女に負けて悔しがるなよー! 私は怒っているんだからなー! ウッキー!」
「鈍感な上に脳みそは猿か? 残念な○○少女だな。はあ~。」
暗い少女は私を哀れんでため息を吐いた。
「心配してくれるの? あなた意外に良い少女なのね。」
「だ、誰が良い少女だ!? 私は根暗少女で、ボッチ少女で、いじめられっ子少女なんだぞ!」
暗い少女の暗い青春である。
「ケリアちゃん、良かったら私とお友達にならない? アハッ!」
「お、お友達!?」
私の提案に驚き戸惑う暗い少女。
「ああ~! 遂に私にもお友達ができるのね! 幸せ!」
密かに暗い少女はお友達に憧れていた。
「私といれば、私は鈍感だから、いつも笑顔で明るいし、私とお友達だから一人ぼっちじゃなくなるし、いじめられたら、一緒にいじめられるし。」
「そこは一緒にいじめられるじゃなくて、いじめられていたら助けてよ!?」
「アハッ!」
笑って誤魔化す私。
「やはり私たちは戦う運命のようね! 鈍感少女!」
「やめて! ケリアちゃん! 私たちがお友達になれば戦う理由なんか無いんだよ!」
「問答無用!」
しかしお友達が欲しい暗い少女が提案する。
「それより鈍感少女、あなたの名前は何て言うの? ○○ちゃんじゃ、やっぱり話が盛り上がらないんだけど?」
ゲームの主人公は、○○に自分の名前を入力する。しかし文字だけの世界で○○では、いざ、書いてみると厳しいものがある。やはり小説とゲームシナリオは別で制作しなければいけないだろう。
「ええー!? でも私の名前を決めたら、私は○○少女でなくなってしまう!?」「鈍感少女なのに、そういうことはよく気づくんだな。」
「あなたも暗い少女のくせに明るいんですけど。アハッ!」
「アハッ!」
既に分かり合えた感のある鈍感少女と暗い少女。
「そうね、私の名前は通し名前通りでいけば、コリア。鈍感少女コリアよ!」
「え? 韓国少女? それともK-POP少女?」
コリアは韓国を連想させる。
「それいいわね。韓国ドラマも放映権が安いから日本でたくさん放送されてるし、幅広い年代に大人気よ! 決めた! 私の名前はコリアにしよう!」
「不純な動機ね。」
暗い少女が鈍感少女の名前決定に言い放った一言。
「仕切り直しよ! ケリアちゃん! 私とお友達になろう! アハッ!」
「分かったわ! コリアちゃん! 私もあなたとならお友達になれそう! アハッ!」
暗い少女が明るい少女に変身していく。
「ま、眩しい!? ケリアちゃん、その姿は!?」
「お友達が一人もいなかった私にお友達が出来たんだもの。これからの青春、人生は明るく生きるんだ! 私は明るい少女ケリアになったの! アハッ!」
「そうだよ。私たちはお友達だよ! アハッ!」
鈍感少女と明るい少女はお友達になった。
「ちょっと待ったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時、もう一人最初からいた女の子が大声をあげる。
「私はどうなるのよ!? コリアちゃん!」
「はい!?」
「あなた! 先に私とお友達になろうとしたわよね?」
「はい!?」
「どうして!? どうして敵として現れた暗い少女と仲良くお友達になっているのよ!?」
「あの・・・・・・戦いの流れで。」
「おかしいでしょ!? 私とお友達になって、二人で暗い少女を倒して、二人でお友達ロードをまっしぐらでしょ!?」
「すいません。」
「お友達ロード? ちょっと恥ずかしいかも。」
怒っている女の子のお怒りは激おこマックスである。
「いでよ! 悪いお友達の神よ! 私に力を与えたまえ!」
「なに!? あの禍々しいのは!?」
「あれは!? 悪いお友達の神!?」
普通の女の子の呼びかけに答え悪いお友達の神が現れる。
「私は悪友神。おまえの願いを叶えよう。私とお友達になり、悪い○○少女になるのだ!」
「なります! こいつらに裏切られた私の心は壊れてしまった。今更、正しい○○少女なんかにはなれない。こうなったらグレてやる! ウオー!!!!!!!!」
「よく言った。これで今日からおまえも悪い少女の仲間入りだ。悪い少女になあれー!」
「ギャアアアアアアー!?」
普通の女の子を悪い少女に変えてしまう。
「私の名前はサリア。破壊少女サリアだ! 私を生み出したのはおまえたちだ! おまえたちが私をのけ者にして、はみ子にして仲間外れにしたからだ! おまえたちが私をいじめたからだ! こんなお友達のいない世界何て、ぶっ壊してやる!」
「そ、そんな!?」
悪い少女が誕生するメカニズムができた。
文字数も2000字を超えて長いので。
つづく。
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