〇〇少女ワールド ２

平塚中継所

「待っていたぞ！　○○少女ども！　俺の名前はウースだ！　使う少年のウースだ！」
　平塚中継所でも○○少年が待ち構えていた。
「うるさい！　考え中だ！」
　全話からの今後の展開を思考中だった。
「え？」
　唖然とする○○少年。
「黙っていろー！」
「ええー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！？」
　置き去りにされる使う少年。
「まず整理をしよう。」
「おお！」
　〇〇少女たちは緊急会議を始めた。
「まずアクセス数が少ないのは、大型のコンテストが終わって一般人が減ったから。」
「そうそうそうそう。」
「また不正の複垢での営業活動が終わったから、複垢も減ったから。」
「そうそうそうそう。」
「よし！　結論として、アクセス数は気にせずに現状維持だ！」
「そうそうそうそう。」
「ネット小説投稿サイトなんて、自己満足だ！」
「そうそうそうそう。」
　こうして結論を出し、不安定になった自律神経を安定させる。
「次に方向性だ。」
「おお！」
　次の議題に移る。
「やはり日常と時事に戻すべきか？」
「そうそうそうそう。」
「ヒットコンテンツのアイドルを入れたのは間違いなのか？」
「そうそうそうそう。」
「ついに「極振り」はエイリアンにプレデター、ガンダムのミーティアまでパクってるんだが、結局はパクリでいいのか？」
「そうそうそうそう。」
「アニメはパクリでできているのか？」
「そうそうそうそう。」
「既に新しいモノがないから、よっぽど生み出せない限り、二番煎じや二匹目のドジョウ狙いは確実。アイドルモノ、艦隊モノとか？」
「そうそうそうそう。」
「なんなんだろうな？　大人の事情？　すごく虚しいな。」
「そうそうそうそう。」
　萎える〇〇少女たち。
「やめるか？　ここで？」
「何をすれば、どこへ行けばいいんだ？」
「それを見つける旅に出よう。」
「おお。」
　疲れ切った○○少女たち。
「あの・・・・・・○○少年のウースなんですけど。」
「タイキック！」
　超能力少女は使う少年を蹴り飛ばした。
「ギャアアアアアアー！？」
　キラーン。使う少年は星になって消えた。
「ああ～スッキリした。アハッ！」
　便秘が解消されたみたいだ。
「さあ！　次は小田原中継所ね！　アハッ！」
　つづく。