〇〇少女ワールド 2

渋谷かな

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腕相撲

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「次はお約束の握手会の練習よ!」
 ○○少女たちは、ゲームセンターでダンスリズムゲーを、カラオケボックスで演歌を熱唱。続いてアイドルのお約束セクハラ、握手会の練習をする。
「アルコール除菌しなくっちゃ!」
「手が腐る!」
「キモイの触りたくない!」
「呪い殺す!」
 本当はアイドルたちは握手会をしたくない。汚らわしい人間しか来ないからだ。
「みんな! これも全てお金のためです!」
「お金!」
「そうです! キモイおっさんではありません! 全てお金と思って握手しましょう!」
「おお! お金!」
 これがアイドルの本音。
「こっちは金出して握手会のチケットを買ってるんだ! 手くらい触らせろ!」
「俺が握手会で触った子がテレビで笑顔で歌を歌ってる! エへへッ!」
 これがファンの本音。
「アイドルがんばってください!」
「みんなのためにアイドルがんばります!」
 そんな爽やかなアイドル握手会がある訳がない。
「ギャアアアアアアー!」
 いつも自分が襲われないか心配なアイドルと、いつもアイドルが襲われないかハラハラドキドキな警備スタッフだらけが実情である。
「テレビでは純粋でも、裏ではアイドルって汚れているのね。」
 変な所で真実にたどり着いてしまった。お金のためなら汚いオッサンに手を握らせる、それがアイドルだ。裸に女の子と何が違うのだろう? たいして差はない。
「アイドル可哀そう。」
 夢のアイドルは変態音楽プロデューサーやファンの魔の手からは逃げられない。
「吐き気がする。気持ちを切り替えるために3を書いてこよう。アハッ!」
 精神的に感情移入すると気持ちが悪くなる。
 日が変わる。
「ということで、腕相撲大会も○○少女だけ、女だらけの腕相撲大会にしましょう!」
 キモイおっさんと握手したらウイルスに感染してしまうからだ。
「優勝は、呪い少女オリアちゃん!」
 だって握手する前に相手を呪い破裂させて殺すから。アハッ!
「さあ! 無事に腕相撲大会を終わらせたぞ! アハッ!」
 ○○少女たちはダンス、歌、握手、アイドルに必要そうな要素の技術・スキルを手に入れた。
「これでスクール・アイドルになれる! アハッ!」
 なぜにスクールアイドル?
「ということは、カンパニー・アイドルでもいいのか?」
 ○○少女47もアイドルで成り立つのか?
「厳密にアイドルが必要なのか? それともアイドル的要素だけでいいのか?」
 ○○少女ワールドの行きつく先は?
「3も書かねばならぬのに、課題が多すぎる。」
 つづく。
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