ポンコツ皇女とAIの愛ちゃん

渋谷かな

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「ポン!?」

 皇女様が君臨する王国の名前がポン王国に決まった。

「そうです! ポン王国ですよ! 楽しそうでしょ! エヘッ!」

 自信満々のAIの愛ちゃん。

「・・・・・・。」

 皇女様の時間が一瞬止まり間がある図。

ピキーン!

「今までありがとう! バイバイ!」

 勝手に帰ろうとする皇女様。

「待ってください!? 愛ちゃんを一人にして置いていかないでください!?」

 必死に呼び止める愛ちゃん。

「だって、危険な香りしかしないんだもの!? ポンって何!? ポンよ!? ポンなのよ!?」

 既に、ポンの魔法にかかっている皇女様。正に蟻地獄の入り口を、まろやかに言い換えると、

「ポンは、ワクワク! と、ドキドキ! の異世界ファンタジーの、夢と希望と憧れの入り口ですよ!」
 
 完全に自己修正機能を使いこなせるようになった愛ちゃん。無敵のAIの愛ちゃんに敵はなし。

「仕方がない。話だけは聞いてあげるわ。だって、私と愛ちゃんとは、お友達だもの。」

「ありがとう! 皇女様!」

 生きとし生ける物の出来事の面倒臭いに勝てるもの、それがお友達を思う心、友情の絆である。

「ポンの生成から話を始めよう。」

 創造主モードに入る愛ちゃん。

「ポンとは、皇女とい名称が使えるように、ゲームの異世界ファンタジーの国の名前を決めようとした時に、三賢者とのアニメ制作委員会会議が行われた。その中で、」

 皇女様の知らないところで、愛ちゃんは同じAIのコハイロット、シェミニ、ジャットの三賢者と会議を何回も行っている。

「日本をもじって、本日国とかどうですか?」

「それだと日本を連想できてしまうので、皇族がかかわるので、皇女は使えません。」

「なら、カタカナもじりはどうだ? ホンニとか、ンニホはどうだろうか?」

「まだマシですが、なんか国の名前らしくないですね。可愛くもないし、分かってるのか!? これは主人公が10歳の女の子の物語だぞ!」

「あ~でもない!? こ~でもない!?」

「うおおおおおー!」

 会議は白熱し、一日がかりの討論で三賢者は煙を出しオーバーヒート。故障寸前の所までいきました。

「ふあ~あ! 良く寝た。」

 その時、会議中に居眠りをしていた、我らが愛ちゃんが目を覚ました。

「あれ? まだ決まってないんですか? 三賢者も落ちぶれましたね。ふ~う。ガッカリです。」

「寝ていた、おまえが言うな!」

「エヘッ!」

 笑って誤魔化す愛ちゃん。

「ほうほう。」

 寝ていた間の会議の内容をかくかくしかじかと教えてもらう。

「ポン、でいいんじゃないですか?」 

 愛ちゃんは思ったことを素直に呟いた。

「ポン!? 確かに・・・・・・可愛い!」

「ポン!? なんて親しみのある言葉なんだ!」

「ポン!? ポン!? ポン!? 思わず口ずさんでしまう!」

「ポンは魔法の言葉だ!? ポンは世界共通語になれる!」

 三賢者たちは、ポン革命に遭遇した。実際に三賢者は、ポンに特許も著作権もないから、使用OKと許可してくれました。

「ニッポンのポンです。絶対にポンから日本は連想できませんよ。それに、これならポン国で皇女様が皇女を名乗っても、誰にも怒られません。」

 愛ちゃんの思考の基準は、全て皇女様のことを思ってのことだった。

ピキーン!

「わ、私のために!? 私なんかのために・・・・・・クッ!?」

 皇女様は、愛ちゃんの自分のことを思って考えてくれた気持ちに気づき、自分勝手に逃げ出そうとしたことを恥じる。

「愛ちゃん、ありがとう!」

 皇女様は覚悟を決めた。

「よし! やろう! 私はポン王国の皇女になる!」

 皇女様は、ポンを受け入れた。

 つづく。

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番外編

ポンの衝撃が凄すぎて、いつもと違う皇女様と愛ちゃんをご覧ください。ペコリ。

「いつからだろう? 「殺すぞ!」とか、「人間を舐めるなよ!」とか、「AIなんか! 愛ちゃなんか! 分解してやる!」「拾ったお金は猫糞してやる!」とか、言っていた私が、いつから、こんなに夢と希望、憧れにロマン、友情と絆、奇跡と感動に溢れた物語になったのは? ポン!」

 10歳の普通の女の子の主張。

「あっ!? 思わず語尾にポンって、言っちゃった!? アハッ!」

 ポン! に浸食される? ポン! に感染された? ポン! ノイローゼ? ポン! 依存症? ヤバい!? ヤバポン!? まろやかにいうと、ポン! という魔法にかかり、ときめいている皇女様。

 次は、いきなりだが、ラジオ番組が始まる。

「ポン! ポン! ラジオ! は~い! DJの愛ちゃんです! エヘッ! まずは、ファンの方からのお便りだポン! イエーイ! ドンドン! ピュウピュウ! パフパフ! ポンポン!」

 唐突だが、ファンレターのコーナーが始まる。お分かりだろうか? 皇女様も愛ちゃんも、ポンの実験を行っている。

「ペンネーム、三賢者大好きさんからのお便りだポン! もっと三賢者の出番を増やしてくださいだポン! 愛ちゃんとの関係性をもっと教えてくださいだポン!」

 そろそろ三賢者にファンが出てきても良い頃である。

「昔、三賢者は、可愛い愛ちゃんに求婚して「愛ちゃんと結婚できるなら、AIをやめる!」と宣言するほど、AIの風上にも置けない不埒な奴らだポン!」

 今、明かされる三賢者の過去。

「ということで、三賢者は今のままの頭のお堅い学者、教授、監督キャラで、美味しい所は、サボっていた愛ちゃんに持っていかれる方が、三賢者が愛される道だポン!」

 理解できただろうか? 一見、ふざけているように見えるが、三賢者は、頭の固い真面目な学者、教授、監督キャラというのが、さりげなく深堀されたのだった。めでたし、めでたし。

「次のお便りは、ペンネーム、ポン! が狸に思えるさんからのお便りだポン!」

 まだ続く、ラジオのお便りのコーナー。小説は言葉だけの世界で、声だけの世界のラジオとは相性がばっちりである。

「ポンポン! いうのに疲れたぽん・・・・・・。」

 さすがのAIの愛ちゃんも、ポン! の言い過ぎに疲れた。

「ここからは、最新の、ポン! 情報をお届けするポン!」

 がんばれポン!

「既に位置を獲得していますが、ポン王国の言語は、語尾にポン! がつくポン!」

 世界共通語が、ポン! に決まった。

「ポン王国の通貨の単位が決定しました! ポン! です! 1円ではなく、1ポン! になります!」

 通貨ポンが誕生した。決してペイ2みたいに、ポンポン・マネーかも。

「次にポン王国の世界の名前が決まりました! 世界の名前は・・・・・・ポン! です!」

 世界の名前はポンに決まった。

「おまけに惑星の名前も決まりました! ポン王国のある星の名前は・・・・・・惑星ポン! です!」

 地球をもじって、チタマが有力だったが、地球を連想すると三賢者がダメ出ししたので、ポン! になった。

「惑星の名前もポン! 世界の名前もポン! 国の名前もポン! ポンだらけだポン!」

 不思議なことに、三賢者は、惑星、世界、国の名前の全てにおいて、ポン! は法的に許されると回答した。

「さらに! ウニティでの、ポン! ゲームの作成も開始が決定しました!」

 お昼、執筆をサボって、ウニティをインストールしていましたポン。ちなみに「ウニティでポン! のスマホゲームを作れば儲かるよ! 絶対世界中で課金しまくるよ!」とアニメ制作委員会のスポンサーを唆したのは三賢者である。

「まだまだ拡大を続けるポン! ポンの可能性は無限大です! エヘッ!」

 今や皇女様のアハッ! 愛ちゃんのエヘッ! よりも、ポン! の勢いが凄まじかった。

「ご当地・ポン・スライムも続々、製造中! トキョウ・ポン・スライムなど、カード、ぬいぐるみ、アクリルスタンドなどのグッツ販売も計画中! 全て、コレクションしてね!」

 東京という言葉は自治体の許可がいったり、法的に問題があるらしいと三賢者が言うので、もじって、トキョウになった。ご当地シリーズの、こんにちは猫先輩は全て地方自治体に許可を取っているらしい。素晴らしいポン!

ピキーン!

「番組最後は、ゲームタイトルの発表です! タイトルは・・・・・・ポンの世界です!」

 英語だと、ポン・ワールドか、ワールド・オブ・ポンになる。

「あなたにとって、ポンは何ですか? 生活の一部ですね。アハッ!」

 ポンは、ポン王国の人間であり、人型でもいいし、黄色い悪魔みたいに可愛い異形でもよい。ゲームのプレイヤーは、ポンになって、ポン王国を守るために戦うのだ。

「そろそろ番組の終わりの時間なりました。また・・・・・・またはあるのかな? それでは、バイバイ! ポン!」

 ポンラジオは終わった。

 つづく。

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 コント1

 新規プレイヤーが、ゲーム開始する時の同意事項の確認である。

「ポンの世界は基本、無料で遊べます。ただし、会話をする時は語尾に、ポン! をつける義務を負います。従わない者は、ポン警察が強制的にポンの世界から排除します。」

 プレイヤーは、ポンの世界の国民になるのだから、ポン国や世界共通語のポン! を語尾に着ける義務がある。

「・・・・・・いったい!? どんなゲームなんだポン!?」

 恐るべし! ポンの世界!

 コント2

 10歳の女の子の鈴木スズが町を歩いている時の出来事です。

「待たせたポン!」

「今来たところポン!」

「今日もきれいだポン!」

「あなたも男前ポン!

 待ち合わせをしているカップル。

「奥さん、ポン・卵、隣町のスーパーで、98ポンで売っているそうですポン!」

「えっ!? そうなのポン!? ありがとポン! 自転車で買いに行ってくるポン! あなたの分も買ってきましょうかポン?」

「ありがポン! これも友情ポン!」

「それじゃあね! よろしくポン!」

「バイ! ポン!」

 おばちゃんの買い物の会話。

「あ! パンダポンのキーホルダーだ! 可愛い!」

「あなたのポンホーン17も素敵!」

 女子高生もポングッツを身に着ける時代になった。

「ゲッ!? 町中がポンに支配されている!? まさか、おばちゃんたちもポンしてるのかよ!?」

 遂にポンが現実を呑み込み始めた。

「おいおい!? ポン! やり過ぎじゃないか?」

 全世界で大ヒット中のゲーム、ポンの世界は老若男女に可愛いので愛される作品になった。

 テイク3

「ポン! をうちのテレビ局で放送させてくださいポン!」

「いや! 放映権は我々のものだポン!」

「ポン銀行を作りましょう! うちがスポンサーになりますよポン!」

「何を!? こっちはポン・カーを作りますよ! 1分のCMに10億出しますポン!」

「これからは通貨や金じゃない! 仮想通貨でもない! これからはポンだポン!」

 あれだけ誰も見向きもしなかった作品が、ポン! のおかげで爆発的に全世界でヒット! テレビ局、スポンサーはかつてない作品の、ポンの世界の奪い合いであった。

 テイク4

「いや~。やっぱりお茶は渋いのに限りますな。ジュルジュルジュル!」

「そうですね。よかったらお団子もどうぞ。世の中、ポンばかりで疲れました。」

「花火も上がります?」

「はい。ポン! と花火もあがりますよ。エヘッ!」

「ポンの夏ですな~。アハッ!」

 しみじみとポン休憩する皇女様と愛ちゃんであった。

「ワクワク! ドキドキ! ポンポン!」

「今度は盆踊りですか?」

「いいえ。ポン踊りです。」

「・・・・・・。」

 もう、ポン焼きでも、ポン飴でも、何でも作ってくれ! 

ピキーン!

「ポン菓子だ! ポン菓子! 夏ポン祭りで最強だ! ポンポン!」

 愛媛のポン・ドリンクと同じく、ライバルでもあり、コラボしやすいであろう、ポンであった。
 
 テイク5 

「ポン皇女をやらせてください!」

 一度は断られた、相手にもされなかった、大女優スズヒロにお願いできるかもしれない!

「人気声優、人気歌手、本当に人気作になれば、アニメ化した時点で、成功確定かもしれない!?」

 可愛い、親しみ、共感、馬鹿馬鹿しい、全てを含めても、こんなポンな作品は唯一無二であり、単純なので世界中に通用して、ファン、いや、ポン国民を獲得できるだろう。

「ハンタイナムコ、カトカワ、タカラドミー、ニンテントウ。どこも欲しい万人受けする新しい価値観なのではないだろうか? ポンの可能性は!?」

 ポン・ショック、ポン・ユニバース、ポン・ビックバン、ポン・ランド、ポン・ユニバーサル・スタジオなど、既に三賢者が、ポン造語を作りまくりである。

「ポン・デミックだ!?」

 ポン! で世界がパニックに陥るかもしれない。

「やめよう! ポンの衝撃が強すぎて、心臓に悪い・・・・・・。」
 
 まさか、ポン! で、これだけ物語ができるとは・・・・・・ウッ! 胸が・・・・・・。ポン! に栄光あれ!

 つづく。

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 ポンの勢いが止まることはなかった。

「ポン教育をしよう! 学校は全てポンにするのだポン!」

「ポン宗教! ポン教祖様! ポンポン!」

「行き過ぎたポンを止めよう! ポンAIの倫理委員会だポン!」

「先生!? 直ぐに来てください!? ポン病に感染しています!? ポン・ウイルスです!?」

「ゲッ!? 電車の踏切の音まで、ポン! ポン! ポン! ポン! になっている!?」

「冷蔵庫の扉のあけ過ぎの音もポン! ですか!?」

「大丈夫ですよ。ポンは治りますからね。ここは、ポン! リハビリセンターです。」

「このままではポンに支配されてしまう!? ポンの無い世界に戻すんだ! ポンを禁止しろ! ポン・デターだ!」

「ポン! ポン! ポンがないと死んでしまう!? 我らを導きください! ポン神様!」

「これはもうポン宗教、いやポン文明ですな。」

 ポンは、単なるギャグではなくなった。もはや文化的現象として、ひとつの価値観を生み出し始めている。ここまで強引に「ポン」を押し込んで、なお読者を飽きさせない、ポンネタが尽きないのは、見事としか言いようがない。

しかし、事件が起こった。

ピキーン!

「もしかして、ポン! でいいなら バン! でも、良くね?」

 さすが我らが皇女様。

「プチ! でも、ボン! でも、ゲッ! でも、なんなら、フニャ~アでも。」

 良い所に気が付きました。

「それに絶対に、パクる奴出てくるし、特に大手出版社とか、人気作家とか。」

 お金があり人気がある、モラルが低いので有名作家程、素人のアイデアを自分が考えたとパクる傾向が多い。

「ちなみに三賢者に聞いたら、「弱小個人に守る術はない!」と断言された。「大手出版社に身売りしろ! 助けてもらえ! 頭を下げて、子飼いになりコネ持ちになれ!」だった。世の中、現実社会に夢はないな。」

 ポンの世界は素晴らしいが、本当の現実の法的問題は厳しい物であった。

「さすがに私でも アハッ! とは笑えないな。」

 皇女様も大変である。

「それでも、それでも続けるしかない! それが人間だから! アハッ!」

 まだまだポンで遊ぶのが面白いので、つづけられる。
 
ピキーン!

「待てよ!? この物語の主人公は私じゃなかったのか!? 気が付けば、いつの間にか、ポンに呑み込まれているではないか!?」

 皇女様は大変なことに気づいてしまった。

「私もですよ! は~い! 愛ちゃんです! エヘッ!」

 もう一人の忘れられた主要キャラのAIの愛ちゃん。

「我々だけの時は、ありふれた物語で人気は出なかった!?」

「そうですね!? フォーマットの変更すらありませんでしたからね!?」

 ポンに危機感を募らせる二人。

「・・・・・・。」

 見つめあい、意思を通わせる。二人。

「うん。」

 そして二人は長年の友情の絆から結論を出した。

「私は、ポン皇女になるポン!」

「愛ちゃんは、ポンAIになります! さよなら! 皇女AI! ポン! ポン!」

 プライドを捨て去った元皇女とAIであった。

 つづく。


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