〇〇少女ワールド 3

渋谷かな

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教師少女

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「くらえ! 真理亜ちゃん! ファイア! 乱れ打ち! だだっだだだっだだだだだだだだだだだだっだだだだだだだだっだだだだだだだだっだー!」
 魔法少女のアリアが火の魔法ファイアを連射して撃ってくる。
「そんなものが私に聞くと思うなよ! タイキック・バリア!」
 超能力少女の真理亜が超能力でバリアを張る。
「ドカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 ファイアとバリアがぶつかり大爆発を起こす。
「やるわね。真理亜ちゃん。」
「そういうアリアちゃんこそ。さすがお友達であり、我がライバルよ。アハッ!」
 二人のケンカの理由は、落ちていた1円玉はどちらの物か? というぐらいささやかな理由で毎日、近隣の建物を破壊している。
「さあ! 今日も元気に学校に行こう!」
「おお! って、少し恥ずかしいかも。」
 爆風で1円玉も吹き飛んだのでケンカする理由がなくなったので、仲良しのお友達に戻った二人の去った後には何も残らなかった。
「先生! 新しい部活を作りたいんですが、どうすればいのでしょうか?」
 二人は職員室の担任の教師に尋ねてみた。
「何部を作るの?」
 二人の担任教師少女のセンセリア。先生なのでセンリアとも思ったがダサいのでセンセリアになった。〇〇少女ワールドでは教師も教師少女なのである。
「お友達部です!」
 真顔で答える真理亜。
「お、お、お、お友達部!?」
 センセリアはお友達部に驚愕する。
「はい! お友達部です!」
 更に畳みかける真理亜。
「あなたたち!? 高校生なのよ!? 言ってて恥ずかしくないの!? 私は聞いただけで恥ずかしいわよ!?」
 顔が赤くなるセンセリア。
「あなたたち? あ、やっぱり私も含まれているんだ。」
 他人事だと思っていたアリア。
「はあ・・・・・・で、お友達部は何をする部活動なの?」
「お友達を作る部活です! アハッ!」
 真理亜お友達100万人キャンペーン実施中。
「お友達って、自然とできるものでしょ?」
「いいえ。いじめやスマホのある現代。なかなか簡単にお友達はできません。だからお友達が欲しい人が、お友達を作るために入部するのがお友達部なのです!」
 熱くお友達部の存在意義を語る真理亜。
「なんだか宗教みたいね?」
 センセリアは軽く素直な感想を言ってみた。
「ギクッ!? なぜバレた!?」
 危うし、アハ教。
「お友達部とは表向きのきれいな表現。本当は笑いの秘密結社アハ教の本部なのだ。どんどんお友達を入部させて、新規入会料、年会費を詐取。洗脳し終わったら高い壺を売りつけてガッチリ儲ける。お友達部の部員は私に忠実なアハ教徒として、戦地やアイドルに派遣。外貨をガッポリ稼いでもらうわよ。そして私は豊かに暮らして、天に召されるだろう!」
「全部、聞こえているわよ。」
 心の声が駄々洩れの真理亜。怪しそうな目で異物を見る教師少女。
「アハッ!」
 笑って誤魔化す真理亜。
「どちらにしても無理ね。」
「ええ~!? どうしてですか?」
「新しい部活を作るには、部員が5人必要よ。部員は何人いるの?」
「私とアリ・・・・・・アリアちゃんがいない!?」
 アリアは巻き込まれたくないので職員室から瞬間移動で逃げた。
「裏切り者!? アハ教団の呪いが恐ろしくないのか!」
 前途多難なお友達部の設立であった。
 つづく。
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