〇〇少女ワールド 3

渋谷かな

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呪い少女の悲しみ

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「お化け? いいえ、私はおバカです。お友達になろうよ! アハッ!」
 真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「元のオリアちゃんに戻して見せる! あなたを悲しみから解き放つ! インスピレーション!」
 超能力少女の真理亜は土足で他人の心の中に入り込むことができる。
「ここがオリアちゃんの心の中?」
 真理亜はオリアの心の中にやって来た。
「あ!? 犬のうん〇を踏んじゃった・・・・・・。」
「あ!? 鳥のう〇こが降ってきた・・・・・・。」
「あ!? トイレのお水が流れない・・・・・・。」
 なぜか不幸が続くオリア。
「私って、呪われてるんだ・・・・・・。」
 その時、オリアの心の中に何かが生まれる。
「そうさ、おまえは呪われている。」
「誰!?」
 何か声が聞こえてくる。
「私はもう一人のおまえだ。」
「もう一人の私?」
「呪われている、もう一人のオリアだ。おまえの行く所、不幸ばかり起こる。それは全て、おまえの性だ。悪いのはおまえだ。おまえが不幸を引き寄せる。おまえは呪われているんだ! キヒヒヒヒヒー!」
「悪いのは私!? 呪われてるのは私!? 私は悪い子!? 私が悪い!? イヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 こうしてオリアの心は壊れていった。
「たまたま不幸が重なって、自分のことを責めすぎて、もう一つの人格、呪い少女を作りだしてしまったのね。」
 真理亜はオリアの悲しみに触れた。
「お友達を助けたい! 直ぐに私がオリアちゃんを覆う悲しみを蹴り飛ばしてあげる!」
「できるかな!」
「はてはて、ふふん?」
「違うわい!?」
「アハッ!」
 お約束の展開。
「その「呪」の一文字マントは!? まさか!?」
「そのまさかだ。私はオリアの心の中の呪い少女だ!」
 現れたのはオリアの心の中で実態化した、呪い少女だった。
「カッコイイ! その呪いのマント!」
「いいだろう!」
「頂戴。アハッ!」
「○○少女ワールド・オンライン・ショップで限定数量で発売中だ。買ってね。」
「ケチッ。チッ。」
「舌打ちをするな。」
「じゃあ、私のマントも作って。」
「超能力、サイキックとか一文字じゃないし、タイキックロゴ入りマントだと、秋葉原やコミケ、幕張メッセを歩くのは恥ずかしいぞ。」
「リバーシブルにしましょう。」
「おお! 心の友というやつだな!」
「アハ教ティーシャツも作りましょうよ。」
「いいな! 外国人の観光客が買って帰りそうだ。」
「ロナウイルスみたいに、アハ教を全世界の人々に布教させるのよ!」
「○○少女ワールド・オンライン・ショップで絶賛発売中! イベントやコンサートには必ずアハ教信者は着てくるように。」
「ウリアちゃんがいたら、CDではなくアハ教ティーシャツにイベントの入場券をつけて販売しそうだわ。」
「みんな、商売上だな。」
「アハッ!」
「あの尺が無くなったんですけど。」
 長いセールス告知トークにツッコミを入れるアリア。
「しまった!? 呪い少女の私としたことが!? お友達少女と仲良くしてしまった!?」
「アリアちゃん! ツッコミ担当でしょ! もっと早くに止めてよね!」
「ええー!? 悪いのは私ですか!?」
 悲しみのアリア。
 つづく。
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