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死の呪文少女
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「悲しみを蹴り飛ばす! 〇〇少女ワールド! お友達になろう! アハッ!」
真理亜、お友達1億人キャンペーン実施中!
「分かった! 問題が!」
真理亜は何かに気がついた。
「主役の私の目線で物語を進めなければいけないのに、どいつもこいつも私より目立ち過ぎだ!」
ただの嫉妬である。
「それなら私たちはどうなるのよ?」
「お母さん!? 楓!?」
母のひばりと妹の楓が現れる。
「私たちはほとんど出番が無いのよ! お父さんやお兄ちゃんは一度も出てないのよ!」
「そうだ! 私はお姉ちゃんの妹だぞ! それでも出番が回ってこないなんて、悲しすぎるぜ!」
6人の自然属性少女編にいったので家族に出番はなかった。
「悲しいね・・・・・・アハッ!」
「笑って誤魔化すな!」
お約束の展開である。
「そんなことをいったら私だって、まだ一度もタイキックをお見舞いしてないわ。」
「それもツッコミ役の楓がいなかったからだよ。」
「あ、そっか。納得。」
妙な所は素直に納得する真理亜。
「これからは家族愛だ!」
「よく言った! 真理亜! それでこそ我が娘!」
「お姉ちゃん! カッコイイ!」
一致団結する大神家。
「ピーンポン。お邪魔します。」
そこに一人の少女がやって来た。
「どちら様ですか?」
「隣のアリア様のお使いの死の呪文少女デスリアです。」
「いらっしゃいませ。」
お隣の魔法少女の使い魔だった。魔法少女のアリアは呪文を少女に擬人化させ、お友達の数を無限に増やしている。そういえば〇〇少女ワールドの○○は無限という意味でも使っている。
「ということで。」
「どういうことだよ!?」
「死んでください! くらえ! 大神真理亜! 我がマスターのために! 死の呪文! デス! 命を狩れ! 死神よ!」
いきなりデスリアは真理亜を攻撃してきた。
「はい。命を頂きます。」
死の呪文で死神が現れた。
「ギャアアアアアアー!? やられた!?」
「お姉ちゃん!?」
苦しむ真理亜を心配する楓。
「あれ? 何ともない?」
しかし死の呪文は真理亜には効かなかった。
「死神がお姉ちゃんのおバカ加減に恐れをなして逃げていったわ。」
「そんなバカな!? 私の死の呪文が効かないだと!?」
「どうだ! 私の実力は! 私にはアハ教のご加護があるのだ! アハッ!」
恐るべし!? アハ教。
「バカはかぜをひかないからね。」
死もかぜも同義で母親に捉えられている。
「さあ、死の呪文少女。私に歯向かったことを後悔するがいい! 私のタイキックが火を吹くぜ!」
「タイキック! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
笑って誤魔化す、お約束の展開。
「これよ! この展開よ!」
「お姉ちゃん! 帰って来れたね!」
「一話完結のギャグモノとしては、完璧なオチよ!」
大神家は少しズレている所で一致団結した。
「くらえ! 死の呪文! これが私のタイキックだ!」
「ギャアアアアアアー!? アリア様!? お助け下さい!?」
真理亜は足に超能力を集中させタイキックを放つ態勢に入る。
「そこまでだ!」
「あなたたちは何者!?」
そこに2人の少女が現れる。
「私は我が主、アリア様の忠実なる呪文少女。核爆弾呪文少女のニュークリアリアだ。」
「同じくマスターアリアの生み出した美しき原子爆弾呪文少女のアトミックボムリアだ。」
現れた新たな二人の呪文少女。
「やったー! 援軍だ!」
喜ぶ死の呪文少女。
「こらー! おまえたち一話完結の長寿アニメを目指してるんだから、出てくるな! 尺が無くなるだろう!」
「しかも、こいつら原子爆弾と核爆弾の違いが分からないから、調べるのが面倒臭くて二人登場ね。」
「さらに呪文少女になってるけど、将来、兵器少女ができたら、こいつら呪文少女から兵器少女にお引越し確定よね。どうするの?」
よくしゃべり、よくダメだしする大神家。
「出てきてすいません。」
「反省します。蹴られると痛いので帰ります。」
アトミックボムリアとニュークリアリアは素直に帰って行った。
「え!? おい!? 私を置いていくなよ!?」
「ごめんね。デスリア。あなたをタイキックで蹴り飛ばさないと、物語が成立しないの。」
「そ、そんな!?」
真理亜は再び超能力を足に集中させる。
「星になれ! デスリア! これが私のタイキックだ!」
「ギャアアアアアアー!?」
真理亜のタイキックが炸裂する。
「さようならー!」
遥か彼方に蹴り飛ばされたデスリアは星になった。
「また来週。アハッ!」
「次回に続くでいいんじゃない?」
「それよりあなたたちご飯よ。」
「わ~い! ご飯! ご飯!」
「お母さん、今日のおかずは何?」
「カレーよ。」
「やったー! カレーだ! カレーだ! 嬉しいな! アハッ!」
大神家に平和が訪れた。
つづく。
真理亜、お友達1億人キャンペーン実施中!
「分かった! 問題が!」
真理亜は何かに気がついた。
「主役の私の目線で物語を進めなければいけないのに、どいつもこいつも私より目立ち過ぎだ!」
ただの嫉妬である。
「それなら私たちはどうなるのよ?」
「お母さん!? 楓!?」
母のひばりと妹の楓が現れる。
「私たちはほとんど出番が無いのよ! お父さんやお兄ちゃんは一度も出てないのよ!」
「そうだ! 私はお姉ちゃんの妹だぞ! それでも出番が回ってこないなんて、悲しすぎるぜ!」
6人の自然属性少女編にいったので家族に出番はなかった。
「悲しいね・・・・・・アハッ!」
「笑って誤魔化すな!」
お約束の展開である。
「そんなことをいったら私だって、まだ一度もタイキックをお見舞いしてないわ。」
「それもツッコミ役の楓がいなかったからだよ。」
「あ、そっか。納得。」
妙な所は素直に納得する真理亜。
「これからは家族愛だ!」
「よく言った! 真理亜! それでこそ我が娘!」
「お姉ちゃん! カッコイイ!」
一致団結する大神家。
「ピーンポン。お邪魔します。」
そこに一人の少女がやって来た。
「どちら様ですか?」
「隣のアリア様のお使いの死の呪文少女デスリアです。」
「いらっしゃいませ。」
お隣の魔法少女の使い魔だった。魔法少女のアリアは呪文を少女に擬人化させ、お友達の数を無限に増やしている。そういえば〇〇少女ワールドの○○は無限という意味でも使っている。
「ということで。」
「どういうことだよ!?」
「死んでください! くらえ! 大神真理亜! 我がマスターのために! 死の呪文! デス! 命を狩れ! 死神よ!」
いきなりデスリアは真理亜を攻撃してきた。
「はい。命を頂きます。」
死の呪文で死神が現れた。
「ギャアアアアアアー!? やられた!?」
「お姉ちゃん!?」
苦しむ真理亜を心配する楓。
「あれ? 何ともない?」
しかし死の呪文は真理亜には効かなかった。
「死神がお姉ちゃんのおバカ加減に恐れをなして逃げていったわ。」
「そんなバカな!? 私の死の呪文が効かないだと!?」
「どうだ! 私の実力は! 私にはアハ教のご加護があるのだ! アハッ!」
恐るべし!? アハ教。
「バカはかぜをひかないからね。」
死もかぜも同義で母親に捉えられている。
「さあ、死の呪文少女。私に歯向かったことを後悔するがいい! 私のタイキックが火を吹くぜ!」
「タイキック! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
笑って誤魔化す、お約束の展開。
「これよ! この展開よ!」
「お姉ちゃん! 帰って来れたね!」
「一話完結のギャグモノとしては、完璧なオチよ!」
大神家は少しズレている所で一致団結した。
「くらえ! 死の呪文! これが私のタイキックだ!」
「ギャアアアアアアー!? アリア様!? お助け下さい!?」
真理亜は足に超能力を集中させタイキックを放つ態勢に入る。
「そこまでだ!」
「あなたたちは何者!?」
そこに2人の少女が現れる。
「私は我が主、アリア様の忠実なる呪文少女。核爆弾呪文少女のニュークリアリアだ。」
「同じくマスターアリアの生み出した美しき原子爆弾呪文少女のアトミックボムリアだ。」
現れた新たな二人の呪文少女。
「やったー! 援軍だ!」
喜ぶ死の呪文少女。
「こらー! おまえたち一話完結の長寿アニメを目指してるんだから、出てくるな! 尺が無くなるだろう!」
「しかも、こいつら原子爆弾と核爆弾の違いが分からないから、調べるのが面倒臭くて二人登場ね。」
「さらに呪文少女になってるけど、将来、兵器少女ができたら、こいつら呪文少女から兵器少女にお引越し確定よね。どうするの?」
よくしゃべり、よくダメだしする大神家。
「出てきてすいません。」
「反省します。蹴られると痛いので帰ります。」
アトミックボムリアとニュークリアリアは素直に帰って行った。
「え!? おい!? 私を置いていくなよ!?」
「ごめんね。デスリア。あなたをタイキックで蹴り飛ばさないと、物語が成立しないの。」
「そ、そんな!?」
真理亜は再び超能力を足に集中させる。
「星になれ! デスリア! これが私のタイキックだ!」
「ギャアアアアアアー!?」
真理亜のタイキックが炸裂する。
「さようならー!」
遥か彼方に蹴り飛ばされたデスリアは星になった。
「また来週。アハッ!」
「次回に続くでいいんじゃない?」
「それよりあなたたちご飯よ。」
「わ~い! ご飯! ご飯!」
「お母さん、今日のおかずは何?」
「カレーよ。」
「やったー! カレーだ! カレーだ! 嬉しいな! アハッ!」
大神家に平和が訪れた。
つづく。
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