ライブ!? 軽い文学部のお話 第1期

渋谷かな

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おばあちゃんの切り札はフクロウ

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「犯人は、おまえだ!」
「どうして私が犯人だと分かった!?」
「なぜなら、おまえの頭にフクロウが乗っているからだ!」
「い、いつのまに!?」
「そのフクロウは犯人の頭を好む習性があるんだ。観念するんだな。」
「バレちまったか。そうだ。犯人は俺だ。あいつが悪いんだ。俺のオレンジジュースを勝手に飲むから。」
 こうして名探偵フクロウによって、事件は解決された。

「第一フクロウ投げました!」
「ストライク! バッター、アウト! フクロウ投げたチームの勝ちです。」
 フクロウ野球。
「ドライブ・フクロウ・シュートだ!」
「ゴール! フクロウを蹴ったチームの勝ちです。」
 フクロウサッカー。
「フクロウを転がしました!」
「ストライク! フクロウ・ボウリング! フクロウを投げて勝ちました。」
 フクロウ・ボウリング。フクロウは立派に勝利に貢献したので、動物愛護団体の苦情は受け付けない。

「こいこいこいこい。」
「私、かわいいフクロウが大好き。」
 男はフクロウを手に持っている。男の好きな女はフクロウが好きなので男について行っている。
「さあ、お嬢さん。フクロウと遊びたかったら、車に乗ろうね。」
「はい。フクロウと遊びたい。」
 女は男の車に乗った。
「いっぱいフクロウと遊びたいよね。」
「はい。遊びたいです。」
「なら僕の家に行こう。フクロウがたくさんいるよ。」
「はい。行きます。たくさんのフクロウと遊びたいです。」
 男と女は、男の家に着いた。そして女を部屋にあげる。
「わ~い。たくさんのかわいいフクロウだ。」
「フクロウと遊びたいなら、ここにハンコを押してください。」
「はい。押しました。」
「これで私たちは夫婦です。いっぱい愛し合いましょう。」
「はい。フクロウたちと遊べるなら。私は夫婦になります。」
 完全にフクロウで好きな女を振り向かせた。

「私は魔法使いのフクロウ。なぜかカボチャに魔法をかけないといけない。それでは3択です。私は魔法でカボチャをどうするでしょう? 1、大好物のクルミ。2、きれいな美女フクロウ。3、安眠マスク・フクロウ用。どれでしょう。」
 究極の三択である。
「正解は、4.カボチャに魔法をかけて、太陽を覆ってしまう。そうすれば、世の中から光が消え失せて、夜が広がる。ずっと夜の世界が広がれば、私は好きな時に好きなだけ空を飛ぶことができるのだ。ワッハッハー!」
 魔王使いのフクロウは、性格が歪んでいた。
「カボチャよ! 太陽を覆いつくせ! フク・フク・フクロウ!」
 こうして、世の中から昼が無くなった。月が輝く夜だけの世界になった。
「ね、ね、寝不足だ!?」
 お昼寝タイムの昼間を無くしたことによって、フクロウは睡眠時間が無くなってしまった。

「どうだい? これが正しいフクロウの使い方だよ。」
「zzz。」
「おや? 寝てしまったんだね。 元気な孫を眠らせるには、フクロウの話をするのがいいね。」
 おばあちゃんが「絵本を読んで。」と駄々っ子の孫のために、絵本を読んであげた。孫は気持ち良さそうに夢の世界へ。
「また明日も遊ぼうね。私のかわいい孫や。」
 おばあちゃんの切り札はフクロウであった。

 おしまい。
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