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「私の湯飲みが!?」
美代先生は第3話を読んだ。自分の湯飲みが悪魔の歯科助手によって、パキラを植えられ患者さんにプレゼントされていたことを初めて知ったのだった。
「ベーだ。」
「キュル。」
アッカンベーをする歯科助手とパンダ。前回、美代先生の在庫のカップラーメンを自宅に持って帰ったみなみちゃんには前科があったのだ。
「まあいい。誰にもできないことが出来れば、テレビ局の取材も来るし、我が歯科医院の強みなのだ! ワッハッハー!」
不治の虫歯、綾ちゃんの虫歯を治せるのは、世界中を探しても美代歯科医院しかない。正しくは最強の歯科助手みなみちゃんしかいない。
「私は天皇様とも拝謁しているし、日本の総理大臣とも知り合い!? 私すごいじゃないか!?」
美代先生は第4話を読んだ。恐ろしいことに歯科医師モノと畑の違う政治ネタであった。
「皆さんの歯を治したのは、みなみです!」
「キュル!」
手柄の横取りに抗議する歯科助手とパンダ。
「うるさい!? パンパンは、まだ登場してないんだから、抗議するな!?」
「・・・キュル。」
美代先生はパンダ相手にも容赦はない。
「でも先生。どうして過去の作品ばかり読んでいるんですか?」
「それはね。同じ過ちを繰り返さないためだよ。私は予習と復習をしているのだよ! ワッハッハー!」
大人として同じ失敗を繰り返すのは、自分の評価を下げるし、周りの人間に迷惑をかけるので気をつけよう。
「ただ単に登場人物の名前を忘れたから、昔の話を読み返してるだけですよね。」
「キュル。」
「パンパンも、そう思う?」
「キュル。」
みなみちゃんのカワイイ合いの手パンダ健在。
「天下の名医!? 日本の華佗!? グローバルじゃないか!? やっぱり私はすごいのだ! ワッハッハー!」
美代先生は第5話を読んだ。今や日本の歯科医師ドクター美代の名前を知らない者は世界中にいない。
「ドクター美代。」
アフリカの奥地の部族も。
「ドクター美代。」
火星の宇宙人も。
「最強の歯科助手とパンダのおまけのドクター美代。」
奇跡的に、この作品を読んでいる読者も。
「パンパン、おまえを中国人のおっさんの歯から助け出したのよね。」
「キュル。キュルキュル。」
パンパンもおっさんよりも、カワイイみなみちゃんと一緒に温かい布団で眠る方が楽しいと言っている。
「あれ? 私が国連に招待されたのは1、2、3のどれだったっけ?」
色々な作品を書いているので、もう記憶にない。仕事の抱え過ぎには気をつけよう。あと間の空きすぎにも困ったものだ。
「確か・・・もっと後の話ですよ。虫歯パンデミックは。」
「キュル。」
合いの手で鳴き声を入れるだけでカワイイだろうパンパンは反則である。
「読んで書いているから、1話2000字のノルマまで全然届かない!? アアアアア! どうしよう!?」
美代先生は頭を掻きむしり絶叫する。
「文句を言っている時間が長いんですよ。さっさと読んで書けばいいだけなのに。ねー、パンパン。」
「キュル。」
文句を言わず仕事をするものと、文句を言って仕事をしないものとの、仕事ができる人間の差は、ここである。
「芸能人もパンダ好きつながりで来院してるじゃないか!? やっぱり私はスゴイのだ! ワッハッハー!」
美代先生は第6話を読んだ。パンダが好きなタマネギ頭の人だった。歯に挟まっていたタマネギを取り出し、カレーに入れて、美味しく食べた歯科医師と歯科助手とパンダ。
「ここでまた細菌娘の話題が出てるな。よっぽど、中身の無い作品なんだな。」
「先生! そこは違いますよ! 平和なだけです! 平和なだけ!」
「キュル!」
みなみちゃんは虫歯嫌いな純粋な子供たちが、ギイギイ歯を削る歯医者さんを好きになってもらうための絵本・児童書である。・・・たぶん。日本歯科医師会非公認作品である。
「それにしても、朝、出勤前に2000字を軽く書けというのは地獄だな。まったく終わらないぞ!?」
「そうですね。もうフリースタイルは止めて、テンプレ型にしたら、どうですか? 楽ですよ。」
「キュル。」
パンダにまで心配される始末。
「でも、それって、どこかの外科医みたいに、オープニングトークをダラダラやって、毎回、新しい病人を登場させて、私が、後はよろしくって言って逃げて、みなみちゃんが、みなみ! いきます! って言って、最後に必殺技のクリーニング波動砲を撃ち込んで終わりだから、今もやってるよね。」
振り返ってみれば、そうである。
「みなみに治せない虫歯は無い! でどうですか?」
決めゼリフを考える歯科助手。
「キュル。」
OKサインを出すパンダ。
「う~ん。そうだな。後は患者さんをいじれるぐらいだね。虫歯患者に個性を持たせるのか、それとも虫歯に個性を持たせるのか、というところだ。」
「それって綾野綾ちゃんなら、野菜防衛隊の隊長のクセに野菜嫌いで、おやつばかり食べて歯に、虫歯ランドを作るような要注意人物ということですね。」
「そうだよ。」
「それと戦うのは・・・みなみですよね?」
「そうだよ。後はよろしく。」
そう言って、普段通り美代先生は逃げ出した。
「ああ!? また逃げた!?」
「キュル!?」
「はあ・・・やっぱり私が治療するのね・・・。」
「キュル・・・。」
みなみちゃんが治療しなくて誰がやる。やっと2000字突破したのでつづく。
つづく。
美代先生は第3話を読んだ。自分の湯飲みが悪魔の歯科助手によって、パキラを植えられ患者さんにプレゼントされていたことを初めて知ったのだった。
「ベーだ。」
「キュル。」
アッカンベーをする歯科助手とパンダ。前回、美代先生の在庫のカップラーメンを自宅に持って帰ったみなみちゃんには前科があったのだ。
「まあいい。誰にもできないことが出来れば、テレビ局の取材も来るし、我が歯科医院の強みなのだ! ワッハッハー!」
不治の虫歯、綾ちゃんの虫歯を治せるのは、世界中を探しても美代歯科医院しかない。正しくは最強の歯科助手みなみちゃんしかいない。
「私は天皇様とも拝謁しているし、日本の総理大臣とも知り合い!? 私すごいじゃないか!?」
美代先生は第4話を読んだ。恐ろしいことに歯科医師モノと畑の違う政治ネタであった。
「皆さんの歯を治したのは、みなみです!」
「キュル!」
手柄の横取りに抗議する歯科助手とパンダ。
「うるさい!? パンパンは、まだ登場してないんだから、抗議するな!?」
「・・・キュル。」
美代先生はパンダ相手にも容赦はない。
「でも先生。どうして過去の作品ばかり読んでいるんですか?」
「それはね。同じ過ちを繰り返さないためだよ。私は予習と復習をしているのだよ! ワッハッハー!」
大人として同じ失敗を繰り返すのは、自分の評価を下げるし、周りの人間に迷惑をかけるので気をつけよう。
「ただ単に登場人物の名前を忘れたから、昔の話を読み返してるだけですよね。」
「キュル。」
「パンパンも、そう思う?」
「キュル。」
みなみちゃんのカワイイ合いの手パンダ健在。
「天下の名医!? 日本の華佗!? グローバルじゃないか!? やっぱり私はすごいのだ! ワッハッハー!」
美代先生は第5話を読んだ。今や日本の歯科医師ドクター美代の名前を知らない者は世界中にいない。
「ドクター美代。」
アフリカの奥地の部族も。
「ドクター美代。」
火星の宇宙人も。
「最強の歯科助手とパンダのおまけのドクター美代。」
奇跡的に、この作品を読んでいる読者も。
「パンパン、おまえを中国人のおっさんの歯から助け出したのよね。」
「キュル。キュルキュル。」
パンパンもおっさんよりも、カワイイみなみちゃんと一緒に温かい布団で眠る方が楽しいと言っている。
「あれ? 私が国連に招待されたのは1、2、3のどれだったっけ?」
色々な作品を書いているので、もう記憶にない。仕事の抱え過ぎには気をつけよう。あと間の空きすぎにも困ったものだ。
「確か・・・もっと後の話ですよ。虫歯パンデミックは。」
「キュル。」
合いの手で鳴き声を入れるだけでカワイイだろうパンパンは反則である。
「読んで書いているから、1話2000字のノルマまで全然届かない!? アアアアア! どうしよう!?」
美代先生は頭を掻きむしり絶叫する。
「文句を言っている時間が長いんですよ。さっさと読んで書けばいいだけなのに。ねー、パンパン。」
「キュル。」
文句を言わず仕事をするものと、文句を言って仕事をしないものとの、仕事ができる人間の差は、ここである。
「芸能人もパンダ好きつながりで来院してるじゃないか!? やっぱり私はスゴイのだ! ワッハッハー!」
美代先生は第6話を読んだ。パンダが好きなタマネギ頭の人だった。歯に挟まっていたタマネギを取り出し、カレーに入れて、美味しく食べた歯科医師と歯科助手とパンダ。
「ここでまた細菌娘の話題が出てるな。よっぽど、中身の無い作品なんだな。」
「先生! そこは違いますよ! 平和なだけです! 平和なだけ!」
「キュル!」
みなみちゃんは虫歯嫌いな純粋な子供たちが、ギイギイ歯を削る歯医者さんを好きになってもらうための絵本・児童書である。・・・たぶん。日本歯科医師会非公認作品である。
「それにしても、朝、出勤前に2000字を軽く書けというのは地獄だな。まったく終わらないぞ!?」
「そうですね。もうフリースタイルは止めて、テンプレ型にしたら、どうですか? 楽ですよ。」
「キュル。」
パンダにまで心配される始末。
「でも、それって、どこかの外科医みたいに、オープニングトークをダラダラやって、毎回、新しい病人を登場させて、私が、後はよろしくって言って逃げて、みなみちゃんが、みなみ! いきます! って言って、最後に必殺技のクリーニング波動砲を撃ち込んで終わりだから、今もやってるよね。」
振り返ってみれば、そうである。
「みなみに治せない虫歯は無い! でどうですか?」
決めゼリフを考える歯科助手。
「キュル。」
OKサインを出すパンダ。
「う~ん。そうだな。後は患者さんをいじれるぐらいだね。虫歯患者に個性を持たせるのか、それとも虫歯に個性を持たせるのか、というところだ。」
「それって綾野綾ちゃんなら、野菜防衛隊の隊長のクセに野菜嫌いで、おやつばかり食べて歯に、虫歯ランドを作るような要注意人物ということですね。」
「そうだよ。」
「それと戦うのは・・・みなみですよね?」
「そうだよ。後はよろしく。」
そう言って、普段通り美代先生は逃げ出した。
「ああ!? また逃げた!?」
「キュル!?」
「はあ・・・やっぱり私が治療するのね・・・。」
「キュル・・・。」
みなみちゃんが治療しなくて誰がやる。やっと2000字突破したのでつづく。
つづく。
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