15 / 103
アスモデウス
しおりを挟む
「死なないで! ロザリー!」
スーパービアの攻撃を受けて、ロザリーの命が風前の灯火だった。
「アロア・・・・・・大好きだよ・・・・・・。」
「私も好きだよ! ロザリー!」
アロアはロザリーとの別れに大粒の涙を零している。
「・・・・・・。」
そしてロザリーは息を引き取った。
「ウエエエエ~ン! ロザリー!」
悲しみのアロアが大声で泣き叫ぶ。
「こんなのって!? こんなのって!?」
セーラ姫も見るに耐えれない光景であった。
「復活ー!」
その時、ロザリーが脱皮をしたかのように蘇った。
「え!? ロザリーが生き返った!?」」
アロアもセーラも全員が顔から目が出るほど驚いた。
「正確には、ルシファー様がいなくなって弱った上級天使をやめて、魔王サタンを力の源にする悪魔レヴィアタンに戻ったといった方が正解ね。さようなら竜神リヴァイアサン生活。竜神様と人々に祀られる生活も悪くはなかったわ。」
ロザリーは悪魔レヴィアタンになった。
「良かった! ロザリーだ! ロザリーだ!」
「アロア、私たちはいつも一緒だ。」
アロアは悪魔でもロザリーはロザリーなので喜んだ。
「それにしても悪魔の力が弱いな。強くなったり弱くなったり不安定なのはどうしてだろう?」
魔王サタンは健在だが、悪魔レヴィアタンの力は波があった。
「それはサタンが窮地に追いやられているからだ。」
その時、上から目線の声がした。
「おまえは!? ・・・・・・女の子!?」
現れたのはカワイイ女の子だった。
「失礼な! 私は色欲のアスモデウスである!」
色欲とはお色気担当である。
「ロリコンですか? 児童ポルノは禁止ですよ!」
「仕方がないだろう!? 前の戦いで私の先祖が死んで新しく生まれたんだから!?」
ということで、色欲のアスモデウスは4、5歳の女の子である。
「それに魔王サタンが魔物から攻められたりして、求心力が下がっている。その性で精神状態が不安定になり、悪魔の力が強くなったり弱くなったり不安定になっているのだ。」
レヴィアタンだけでなく、全ての魔物の力がアンバランスになっている。
「私はあなた方を迎えに来ただけだ。魔王サタンが会いたがっている。」
「そうね。冥界へ行くのに魔界は通らないといけないから、魔王に会いに行きましょう。」
こうして俺たちは魔王サタンの待つ魔王城に向かうことにした。
「こ、これが魔王城!? 魔物だらけじゃないか!?」
俺たちが魔王サタンの城に着いて見たものは、魔王城が魔物たちに取り囲まれている姿だった。
つづく。
スーパービアの攻撃を受けて、ロザリーの命が風前の灯火だった。
「アロア・・・・・・大好きだよ・・・・・・。」
「私も好きだよ! ロザリー!」
アロアはロザリーとの別れに大粒の涙を零している。
「・・・・・・。」
そしてロザリーは息を引き取った。
「ウエエエエ~ン! ロザリー!」
悲しみのアロアが大声で泣き叫ぶ。
「こんなのって!? こんなのって!?」
セーラ姫も見るに耐えれない光景であった。
「復活ー!」
その時、ロザリーが脱皮をしたかのように蘇った。
「え!? ロザリーが生き返った!?」」
アロアもセーラも全員が顔から目が出るほど驚いた。
「正確には、ルシファー様がいなくなって弱った上級天使をやめて、魔王サタンを力の源にする悪魔レヴィアタンに戻ったといった方が正解ね。さようなら竜神リヴァイアサン生活。竜神様と人々に祀られる生活も悪くはなかったわ。」
ロザリーは悪魔レヴィアタンになった。
「良かった! ロザリーだ! ロザリーだ!」
「アロア、私たちはいつも一緒だ。」
アロアは悪魔でもロザリーはロザリーなので喜んだ。
「それにしても悪魔の力が弱いな。強くなったり弱くなったり不安定なのはどうしてだろう?」
魔王サタンは健在だが、悪魔レヴィアタンの力は波があった。
「それはサタンが窮地に追いやられているからだ。」
その時、上から目線の声がした。
「おまえは!? ・・・・・・女の子!?」
現れたのはカワイイ女の子だった。
「失礼な! 私は色欲のアスモデウスである!」
色欲とはお色気担当である。
「ロリコンですか? 児童ポルノは禁止ですよ!」
「仕方がないだろう!? 前の戦いで私の先祖が死んで新しく生まれたんだから!?」
ということで、色欲のアスモデウスは4、5歳の女の子である。
「それに魔王サタンが魔物から攻められたりして、求心力が下がっている。その性で精神状態が不安定になり、悪魔の力が強くなったり弱くなったり不安定になっているのだ。」
レヴィアタンだけでなく、全ての魔物の力がアンバランスになっている。
「私はあなた方を迎えに来ただけだ。魔王サタンが会いたがっている。」
「そうね。冥界へ行くのに魔界は通らないといけないから、魔王に会いに行きましょう。」
こうして俺たちは魔王サタンの待つ魔王城に向かうことにした。
「こ、これが魔王城!? 魔物だらけじゃないか!?」
俺たちが魔王サタンの城に着いて見たものは、魔王城が魔物たちに取り囲まれている姿だった。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
押しつけられた身代わり婚のはずが、最上級の溺愛生活が待っていました
cheeery
恋愛
名家・御堂家の次女・澪は、一卵性双生の双子の姉・零と常に比較され、冷遇されて育った。社交界で華やかに振る舞う姉とは対照的に、澪は人前に出されることもなく、ひっそりと生きてきた。
そんなある日、姉の零のもとに日本有数の財閥・凰条一真との縁談が舞い込む。しかし凰条一真の悪いウワサを聞きつけた零は、「ブサイクとの結婚なんて嫌」と当日に逃亡。
双子の妹、澪に縁談を押し付ける。
両親はこんな機会を逃すわけにはいかないと、顔が同じ澪に姉の代わりになるよう言って送り出す。
「はじめまして」
そうして出会った凰条一真は、冷徹で金に汚いという噂とは異なり、端正な顔立ちで品位のある落ち着いた物腰の男性だった。
なんてカッコイイ人なの……。
戸惑いながらも、澪は姉の零として振る舞うが……澪は一真を好きになってしまって──。
「澪、キミを探していたんだ」
「キミ以外はいらない」
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる