ハリウッド・クエスト 後編

渋谷かな

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アポローン

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「ガオー!?」
 ハリウッドの奥へと移動中に、突然、ジズが苦しみだした。
「どうした? ジズ。これは!? 矢!?」
 ジズには矢が刺さっていた。
「もう、その鳥は助かりませんよ。」
「何者だ!?」
「私の名前はアポローン。芸術の元神でもあり、疫病の神でもあります。」
 アポローンは次の矢を放つ。
「ガオー!?」
「ベヒモス!?」
 今度はベヒモスに矢が当たり苦しみ始めた。
「後はあなたに、この矢を当てれば遊びの時間は終わりです。」
 アポローンは矢を放つ。
「そんな矢など俺には当たらん! 消滅魔法! オール・ディサピアド!」
 スーパービアはアポローンの放った矢を消滅魔法で消す。
「ほ~お、やりますね。たかが消滅魔法なのに、これまで厳しい戦いを繰り返しレベルアップしたのでしょう。厄介ですね。」
 アポローンもスーパービアの実力を認めざるを得なかった。
「いいでしょう。矢による物理攻撃が防がれるのなら、私の美しい音色で間接攻撃で倒してあげましょう。」
 アポローンはキタラーという弦楽器を取り出し演奏を始める。
「うわあああああ!? 耳が!? 耳が痛い!? 割れそうだ!?」
「どうです? 私の死の音色は。」
「こ、こんなもの!? 俺の消滅魔法で消し去ってやる!」
 スーパービアは消滅魔法で音色を消そうとするが音色は消えない。
「私の音色を消すことは不可能ですよ。」
「それならアポローン! おまえを消すだけだ! 消滅魔法! オール・ディサピアド! ファー・アウェー!」
 アスーパービアは消滅魔法をアポローンのいる位置に発生させ、アポローンを倒そうとする。
「やったか!?」
 しかし、アポローンの死の音色は消えない。
「なぜだ!?」
「あなたが消したのは私の幻影です。」
「幻影!?」
「既にあなたの聴覚は私の演奏のために失われているのです。あなたの消滅魔法が私に当たることはないのです。あなたは私に勝てない諦めなさい。」
 アポローンは勝ち誇ったように宣言する。
「なら俺も宣言しよう。俺が攻撃しなくても、おまえは死ぬと。」
「何を寝ぼけたことを。私の美しい音色で頭がおかしくなったのでしょう。可哀そうに。一思いに殺してあげま!? うわあああああ!? なんだ!? なぜこいつらは動くんだ!?」
 アポローンが何者かに襲われている。
「ベヒモスとジズの疫病を消滅させておいた。」
「なんだと!? ギャア!? 助けて!?」
「アポローン、おまえは救いようがない。おまえのような奴は獣に食べられて死ぬのが丁度いい。」
 スーパービアたちはアポローンを倒した。
 つづく。
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