和菓子部

やどーる

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第五話「波」

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「大変だったね大丈夫?わたしは「川下 波」っていうのよろしく」
「よろしくお願いします待川光輝です」
「和賀志野 ういろうですよろしくお願いします」
「松村 大ですよろしく」
「和田 恭之亮だ。よろしくな。」
「川上 漣ですよろしく」
「みんなよろしくね(波)」
「川下 波」は佐渡ヶ島で唯一ダンクシュートができるらしい。
 すると後ろからおばあちゃんが来た。
「おい波ちゃん、新しい友達かい」
「あ、おばあちゃん!(波)」
「この人たち函館から大幸知帝国に行こうとして、大きな波に飲み込まれて、ここまできちゃったみたい。(波)」
「そうかい遠いところから大変だったね、わたしはこの子の里親の「髙波 春木」じゃよ」
「よろしくお願いします」
「里親ってどういうこと?」
「私の父親は群馬帝国からここに島流しされてきたんです。(波)」
「その男はここの美人と結婚して波を生んだが、波が三歳になった日に姿を消したんじゃ。一人になった波をわたしが引き取ったんじゃが、こんなばぁばが一人で育てたもんだから「すまほぉ」とか「ネットォ」とか今の子のことが分からんのじゃ(春木)」
「そんなことないよ(波)」
「ありがとう、嬉しいよばぁばは。」
「なるほど大変でしたね」
「いい孫とおばあちゃんだぁぁぁ(ういろう)」
 今まで泣いたことがないういろうが泣いた。
「ういろうさん泣かないで!」
「ういろうが泣いたぁ!!!(大)」
「まあ今日はうちに泊まっていってくれ(春木)」
「いいんですか!(大)」
「いいよいいよ、泊まっていってくれ」
「じゃあお言葉に甘えて」
「ありがとうございます」
「そういえば君等はどうして大幸知帝国に行こうとしてしてたんだ?(春木)」
「和菓子について、カクカク・シカジカ」
「あのぉ~俺は船の中で寝たいんだけどぉ~(恭之亮)」
「そうしたら?(光輝)」
「言われなくてもそうするよ(恭之亮)」
 こうして僕らは2人の家に泊めてもらえる事になった。
 家は古い2階建てで扉を開けると上についている大きなベルが鳴り響いた。
「お邪魔します(和菓子部一同)」
「いらっしゃい(波・春木)」
「みんなは1階の和室に泊まってね(波)」
「私らは2階(波)」
「リビングはこっち(波)」
「6畳の部屋に4人はちょっと狭くない?」
「いいじゃん修学旅行みたいで」
 今日も和菓子部の日課、和菓子しりとりをした。あと波と春木も参加した。
「じゃあ今日は「う」から(漣)」
「う..う..ういろう!(光輝)」
「よんだかぁ?(ういろう)」
「うぐいす餅(春木)」
「ち..ち..ち...ちまき(ういろう)」
「きんつば(波)」
「え!?なんできんつば知ってるの?」
「茶道部だから」
「そうなんだ」
「はぁ?なんかあるかなぁ(大)」
「は…は…?(大)」
「5,4,3」
「やばい!は…?は?」
「2,1…」
「はみがきこぉー!」
「歯磨き粉は和菓子じゃないでしょ」
「しかも食べれないし」
「あ.......」
「まあ口には入るけど(漣)」
「まけたああああああ!!!」
 結果、また大が負けた。
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