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3.やっぱり
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「アイちゃんちに置いとかせてよ! お父さんのみでしょ。ばれてもそこまでは」
ものすごい妙案を思いついたように四月一日がまくしたてたところに矢島が参戦。
「なになに?」
矢島は即座に大賛成。目を輝かせてこっちを見ている。
ため息をつくと、
「ため息つく理由が分からん。お前も読めるしいいじゃん」
「そうだよアイちゃん。むしろダメな理由がわかんないよ」
理の当然のように二人して圧をかける。
普段からただでさえ重たい口がますます開きにくい。
「お前自分だけピュア気取ろうってのかよ。てか、自分のとかもあんだろ」
「いや、ない」
間髪容れずに返事をすると、二人とも俺をさっきまで以上に凝視した。
「ぇえ!? せっかく男親一人世帯なのに?」
四月一日が声を上げる。
あまりの視線の強さに合わせにくかった目を、そろそろと四月一日と矢島の二人に向けた。
二人は俺の言葉を待っている。
「見つかるのはともかく、見つかったときに親父に俺の好みとか癖(へき)とか伝わるのが嫌」
「「確かに」」
二人同時に見事な納得顔になった。
俺は言葉をつづけた。
「親父のがないか探したこともあったけど見つかんなかった。
しかも親父、むしゃくしゃすると急に家中の大掃除する人で。
そういう時部屋に入るなって言っても無駄なんだ。
お前が掃除しないからとか、もうなんだかんだ難癖付けて逆切れされる。
俺だって自分用のパソコンもスマホもねぇから部屋に本置いときてぇわ」
「じゃどーしてんの?」
真顔で聞いてくる矢島に、小声で答える。
「夕食の準備後から親父の帰宅前の隙間時間にパソコンから画像とか動画とかを見て、脳裏に焼き付けてパソコンの履歴を消し、記憶の中の映像だけ部屋に持ち帰る」
「え? 親仕事でいないんじゃないの?」
「親の帰宅がずれたりとかその他いろいろな可能性を下げるためだ。
ヒヤリハット対策ってやつだ」
「えぇ? いや、でもさ。
そもそも、見てたらこう、体に諸症状が出るんじゃ」
矢島がなぜかその場で駆け足しながらこっちを見てくる。
「根性」
本当になんの修行だろう。こんな思春期真っただ中っぽい方法しか俺には残っていない。
聞いた矢島は大いに感動しているようだ。
駆け足をやめ、今やピタリと直立している。
「お前すげえな。俺できねえ。尊敬するわマジで」
本気の尊敬のまなざしは、いまにも敬礼すらしてしまいそうに見えた。
「やめてくれ」
睨んだところに四月一日がため息をつくように言った。
「難しいねぇ」
黙って三人で腕組み。
もう担任が来そうな時間だ。
席に戻りながら、田中のことを考える。
女親がいて一人っ子なのに、エロ本買って自分で持ってるわけだ。
すげえ、のか?
いや、四月一日のお兄さん同様親バレに気づいていないこともあり得る。
事情を知りたいが、接点がなすぎて無理だ。
コウダとの六界探訪に一番入れたかったのだが、田中のバックを間違いなくとれる瞬間が今のところ見つからない。
あと一か月程度の間、日々田中に目を向けようと思った矢先、四月一日にばれた。
どうしたもんか。
まあまだ時間はある。今日死ななければ。
学校の授業はいつも通り面白くもなく過ぎ、夜雨になるとかいう天気予報だけ多少心配になった。
今日は一回家に帰ってコウダと事前の打ち合わせをし、いつも安藤さんが学校帰りにわざわざ自宅を通り過ぎてまで向かう野良猫出没スポットに足を向ける予定だった。
コウダが家に来ることになるわけだけど、お茶菓子とかいるかな。
その前に今日はじいちゃんさんの月命日だ。
もう他界して半年になるか。
盆が終わってばたばたが済んだ後、安心して危うく忘れそうになっていた。
仏壇用の花買って帰ろう。親父がうるさい。
信心深くもないくせになんでか口を出してくる。
仏壇なんてない家のほうが多いので、前に矢島と四月一日に話したらピンとこない顔をされた。
持っている小銭を確認し、そのまま寄り道できそうだと把握すると、いつもの道の手前で右に曲がる。
十字路の角にある『フラワー・アンジー』の看板。
コンビニで買ってもいいのだが、じいちゃんが世話になったのもあって、いつもここで花を買っていた。
奥で爺がテレビを見ている。いつものケーブルテレビの時代劇だろう。音がでかく、店先までちょっと聞こえる。
いいとこでお客さんが来ても振り返ったら画面が見えるように、テレビはこちらを向いていた。
それでいいのかという言葉がいつもちょっとだけよぎるが、不便なく用は済むからいいかとそれ以上気にしないことにしている。
俺が大きめの声でこんにちはーと声をかけると、おお、と気づいて立ち上がった。
手に取った花束を差し出すと、首をかしげる。
「まだ早ぇんじゃねぇか」
「え? 今日でしょ」
「金曜日だろ」
かぶりを振って壁のカレンダーを指さした。
もちろん花の写真と業者の名前入り。
指の先にある数字を見る。
あ、しまった。
「だろ? 俺ぁ間違えるわけねぇもん」
ふんぞり返っている。
安藤の爺とじいちゃんとは幼馴染でずっとこの辺で暮らしており、本当に仲が良かった。
先々月安藤さんのお祖母ちゃんが代わりに店番していた時には、『あれからしゅんとしちゃってねぇ』なんてしみじみ言っていたくらいだ。
「まひろ、せっかくじいさんがつけてくれた名前が台無しじゃねぇか。しっかりしろよ」
『息子の宏海(ひろみ)は時々間抜けなところが治らないから、「ま」が抜けないように「真宏(まひろ)」にしたんだ』と昔じいちゃんから聞いている。
じいちゃんの押しだけだったら親父は流石に嫌がったろう。
憶測だけど、母さんがじいちゃん側から寄り切りしたのが決まり手と踏んでいた。
花束をもとに戻し、出した小銭を片付ける。
「明日また来る」
忘れんなよー、と言いながら、爺は時代劇鑑賞の定位置に戻っていった。
俺やっぱテンパってる。
惰性に頼って歩くと帰り道を間違える気がした。
周りを見ながら間違いなく自分の家に着くその小道を曲がる。
玄関から上がって、鞄をダイニングの椅子に置くと、忘れそうだからすぐに部屋に上がって着替えた。
事前指定に割と近い色の濃いGパンに黒の長袖Tシャツ。
学ランで大丈夫と言われていたが、破れたり汚れたりしたら明日困るから。
ダイニングに舞い戻って落ち着かないまま冷蔵庫に手を伸ばし、ドアをつかむ。
その左手が目に映ってしまった。
一旦冷蔵庫から手を放す。
そしてもう一度、今度は左手をしっかり開いて観察した。
小指の先っちょ、爪のそばが透けている。
コウダは10日くらいって言ってた気がするけど、こんなに早く。
触ると輪郭はしっかりあるように思う。
今度は勢いよく冷蔵庫のドアを掴んで開き、麦茶を取り出してその辺にあるマグカップに入れてとりあえず一気飲み。
二杯目を注いでうなだれる。
なんか食おう。もうちょっとシャキっとするかも。
左開きの棚なのにわざわざつかみにくい左手で開いて、今ある自分の手を確認する。
開いた棚の中には何も入っていなかった。
…お茶菓子、買い忘れた。
ものすごい妙案を思いついたように四月一日がまくしたてたところに矢島が参戦。
「なになに?」
矢島は即座に大賛成。目を輝かせてこっちを見ている。
ため息をつくと、
「ため息つく理由が分からん。お前も読めるしいいじゃん」
「そうだよアイちゃん。むしろダメな理由がわかんないよ」
理の当然のように二人して圧をかける。
普段からただでさえ重たい口がますます開きにくい。
「お前自分だけピュア気取ろうってのかよ。てか、自分のとかもあんだろ」
「いや、ない」
間髪容れずに返事をすると、二人とも俺をさっきまで以上に凝視した。
「ぇえ!? せっかく男親一人世帯なのに?」
四月一日が声を上げる。
あまりの視線の強さに合わせにくかった目を、そろそろと四月一日と矢島の二人に向けた。
二人は俺の言葉を待っている。
「見つかるのはともかく、見つかったときに親父に俺の好みとか癖(へき)とか伝わるのが嫌」
「「確かに」」
二人同時に見事な納得顔になった。
俺は言葉をつづけた。
「親父のがないか探したこともあったけど見つかんなかった。
しかも親父、むしゃくしゃすると急に家中の大掃除する人で。
そういう時部屋に入るなって言っても無駄なんだ。
お前が掃除しないからとか、もうなんだかんだ難癖付けて逆切れされる。
俺だって自分用のパソコンもスマホもねぇから部屋に本置いときてぇわ」
「じゃどーしてんの?」
真顔で聞いてくる矢島に、小声で答える。
「夕食の準備後から親父の帰宅前の隙間時間にパソコンから画像とか動画とかを見て、脳裏に焼き付けてパソコンの履歴を消し、記憶の中の映像だけ部屋に持ち帰る」
「え? 親仕事でいないんじゃないの?」
「親の帰宅がずれたりとかその他いろいろな可能性を下げるためだ。
ヒヤリハット対策ってやつだ」
「えぇ? いや、でもさ。
そもそも、見てたらこう、体に諸症状が出るんじゃ」
矢島がなぜかその場で駆け足しながらこっちを見てくる。
「根性」
本当になんの修行だろう。こんな思春期真っただ中っぽい方法しか俺には残っていない。
聞いた矢島は大いに感動しているようだ。
駆け足をやめ、今やピタリと直立している。
「お前すげえな。俺できねえ。尊敬するわマジで」
本気の尊敬のまなざしは、いまにも敬礼すらしてしまいそうに見えた。
「やめてくれ」
睨んだところに四月一日がため息をつくように言った。
「難しいねぇ」
黙って三人で腕組み。
もう担任が来そうな時間だ。
席に戻りながら、田中のことを考える。
女親がいて一人っ子なのに、エロ本買って自分で持ってるわけだ。
すげえ、のか?
いや、四月一日のお兄さん同様親バレに気づいていないこともあり得る。
事情を知りたいが、接点がなすぎて無理だ。
コウダとの六界探訪に一番入れたかったのだが、田中のバックを間違いなくとれる瞬間が今のところ見つからない。
あと一か月程度の間、日々田中に目を向けようと思った矢先、四月一日にばれた。
どうしたもんか。
まあまだ時間はある。今日死ななければ。
学校の授業はいつも通り面白くもなく過ぎ、夜雨になるとかいう天気予報だけ多少心配になった。
今日は一回家に帰ってコウダと事前の打ち合わせをし、いつも安藤さんが学校帰りにわざわざ自宅を通り過ぎてまで向かう野良猫出没スポットに足を向ける予定だった。
コウダが家に来ることになるわけだけど、お茶菓子とかいるかな。
その前に今日はじいちゃんさんの月命日だ。
もう他界して半年になるか。
盆が終わってばたばたが済んだ後、安心して危うく忘れそうになっていた。
仏壇用の花買って帰ろう。親父がうるさい。
信心深くもないくせになんでか口を出してくる。
仏壇なんてない家のほうが多いので、前に矢島と四月一日に話したらピンとこない顔をされた。
持っている小銭を確認し、そのまま寄り道できそうだと把握すると、いつもの道の手前で右に曲がる。
十字路の角にある『フラワー・アンジー』の看板。
コンビニで買ってもいいのだが、じいちゃんが世話になったのもあって、いつもここで花を買っていた。
奥で爺がテレビを見ている。いつものケーブルテレビの時代劇だろう。音がでかく、店先までちょっと聞こえる。
いいとこでお客さんが来ても振り返ったら画面が見えるように、テレビはこちらを向いていた。
それでいいのかという言葉がいつもちょっとだけよぎるが、不便なく用は済むからいいかとそれ以上気にしないことにしている。
俺が大きめの声でこんにちはーと声をかけると、おお、と気づいて立ち上がった。
手に取った花束を差し出すと、首をかしげる。
「まだ早ぇんじゃねぇか」
「え? 今日でしょ」
「金曜日だろ」
かぶりを振って壁のカレンダーを指さした。
もちろん花の写真と業者の名前入り。
指の先にある数字を見る。
あ、しまった。
「だろ? 俺ぁ間違えるわけねぇもん」
ふんぞり返っている。
安藤の爺とじいちゃんとは幼馴染でずっとこの辺で暮らしており、本当に仲が良かった。
先々月安藤さんのお祖母ちゃんが代わりに店番していた時には、『あれからしゅんとしちゃってねぇ』なんてしみじみ言っていたくらいだ。
「まひろ、せっかくじいさんがつけてくれた名前が台無しじゃねぇか。しっかりしろよ」
『息子の宏海(ひろみ)は時々間抜けなところが治らないから、「ま」が抜けないように「真宏(まひろ)」にしたんだ』と昔じいちゃんから聞いている。
じいちゃんの押しだけだったら親父は流石に嫌がったろう。
憶測だけど、母さんがじいちゃん側から寄り切りしたのが決まり手と踏んでいた。
花束をもとに戻し、出した小銭を片付ける。
「明日また来る」
忘れんなよー、と言いながら、爺は時代劇鑑賞の定位置に戻っていった。
俺やっぱテンパってる。
惰性に頼って歩くと帰り道を間違える気がした。
周りを見ながら間違いなく自分の家に着くその小道を曲がる。
玄関から上がって、鞄をダイニングの椅子に置くと、忘れそうだからすぐに部屋に上がって着替えた。
事前指定に割と近い色の濃いGパンに黒の長袖Tシャツ。
学ランで大丈夫と言われていたが、破れたり汚れたりしたら明日困るから。
ダイニングに舞い戻って落ち着かないまま冷蔵庫に手を伸ばし、ドアをつかむ。
その左手が目に映ってしまった。
一旦冷蔵庫から手を放す。
そしてもう一度、今度は左手をしっかり開いて観察した。
小指の先っちょ、爪のそばが透けている。
コウダは10日くらいって言ってた気がするけど、こんなに早く。
触ると輪郭はしっかりあるように思う。
今度は勢いよく冷蔵庫のドアを掴んで開き、麦茶を取り出してその辺にあるマグカップに入れてとりあえず一気飲み。
二杯目を注いでうなだれる。
なんか食おう。もうちょっとシャキっとするかも。
左開きの棚なのにわざわざつかみにくい左手で開いて、今ある自分の手を確認する。
開いた棚の中には何も入っていなかった。
…お茶菓子、買い忘れた。
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