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17話
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「鈴木先輩は赤点ギリギリじゃないんですね。意外です」
「まさか北野後輩に清美と同類に見られていたんて。悲しいぞ。普通に毎回平均以上点数は取っている」
「紗那、それはあたしに対して失礼だぞー」
紗那と清美は似た者同士と見ていた真希は、てっきり紗那も毎回赤点ギリギリだと思っていたが勉強は結構できるらしい。
本当に意外だった。
清美が紗那に抗議していたが馬鹿の言うことは聞かなくても良いだろう。
「ちなみにこの中で一番頭が良いのは麗奈だ。毎回トップ五には入っている」
「やはりそうですか。納得です」
「自慢しているようで嫌な女みたいですが、この中では私が一番勉強できますね」
見た目通りと言ったら失礼かもしれないが、この三年生の中で一番頭が良い先輩は麗奈らしい。
真希の予想通りである。
「別に頭が良くても悪くてもその人の個性なので嫌な女だとは思いませんよ」
世の中には頭が良い人もいれば頭が悪い人もいる。
それはその個人の個性であり、否定されるものではない。
「……あ、ありがとうございます」
後輩にフォローされるとは思っていなかったのか、麗奈はハニカむ。
「良いこと言うじゃーん北野ー。さっきは馬鹿だと言われてショックだったけど見直したわー」
馬鹿でもそれを肯定されて嬉しいのか清美の声は弾んでいる。
「誰にだって得意不得意はあるので、勉強が不得意だからと言ってダメだとは思いません。ただし勉強は多かれ少なかれ社会に出ても影響があり、仕事の勉強や業務内容を覚えないと仕事はできないので学習能力は必要だと思います。だから学校のテストの赤点は本当に最低ラインなので赤点を取るのはさすがにヤバいとは思います」
誰だってそうだが、人には得意不得意がある。
だから勉強ができなくても、真希はダメだとは思わない。
ただし、勉強は社会に出てからも多かれ少なかれ使う知識であり、社会に出てからも仕事をするための知識を勉強しなければ仕事はできないため、最低ラインの学習能力は必要だと真希は考えている。
「「「……」」」
「?どうしました先輩方。私、なにか変なこと言いましたか」
急に静かになった三人を見て真希は三人に恐る恐る質問をする。
先輩に対してなにか間違ったことを言ってしまったのではないか、それともなにか失礼なことを言ってしまったのではないかと不安になる。
「いや~、北野後輩って大人と言うかよく考えているんだな~というか脱帽したよ。ますます気に入ったよ」
「あたし全然北野の言ってること分からないけど凄いこと言ってるのは分かる。あたしそんな考え方できないもん」
「清美はせめて北野さんが言うことを理解できるぐらいには成長してください。高校三年生なんですから」
別に気に入られるために言ったわけではないのに、紗那に気に入られてしまった。
人は偏差値が二十離れていると会話が成立しなかったり、言っていることが分からないと言われているが清美はその例だろう。
そんな清美を見て麗奈はため息をこぼしている。
「まさか北野後輩に清美と同類に見られていたんて。悲しいぞ。普通に毎回平均以上点数は取っている」
「紗那、それはあたしに対して失礼だぞー」
紗那と清美は似た者同士と見ていた真希は、てっきり紗那も毎回赤点ギリギリだと思っていたが勉強は結構できるらしい。
本当に意外だった。
清美が紗那に抗議していたが馬鹿の言うことは聞かなくても良いだろう。
「ちなみにこの中で一番頭が良いのは麗奈だ。毎回トップ五には入っている」
「やはりそうですか。納得です」
「自慢しているようで嫌な女みたいですが、この中では私が一番勉強できますね」
見た目通りと言ったら失礼かもしれないが、この三年生の中で一番頭が良い先輩は麗奈らしい。
真希の予想通りである。
「別に頭が良くても悪くてもその人の個性なので嫌な女だとは思いませんよ」
世の中には頭が良い人もいれば頭が悪い人もいる。
それはその個人の個性であり、否定されるものではない。
「……あ、ありがとうございます」
後輩にフォローされるとは思っていなかったのか、麗奈はハニカむ。
「良いこと言うじゃーん北野ー。さっきは馬鹿だと言われてショックだったけど見直したわー」
馬鹿でもそれを肯定されて嬉しいのか清美の声は弾んでいる。
「誰にだって得意不得意はあるので、勉強が不得意だからと言ってダメだとは思いません。ただし勉強は多かれ少なかれ社会に出ても影響があり、仕事の勉強や業務内容を覚えないと仕事はできないので学習能力は必要だと思います。だから学校のテストの赤点は本当に最低ラインなので赤点を取るのはさすがにヤバいとは思います」
誰だってそうだが、人には得意不得意がある。
だから勉強ができなくても、真希はダメだとは思わない。
ただし、勉強は社会に出てからも多かれ少なかれ使う知識であり、社会に出てからも仕事をするための知識を勉強しなければ仕事はできないため、最低ラインの学習能力は必要だと真希は考えている。
「「「……」」」
「?どうしました先輩方。私、なにか変なこと言いましたか」
急に静かになった三人を見て真希は三人に恐る恐る質問をする。
先輩に対してなにか間違ったことを言ってしまったのではないか、それともなにか失礼なことを言ってしまったのではないかと不安になる。
「いや~、北野後輩って大人と言うかよく考えているんだな~というか脱帽したよ。ますます気に入ったよ」
「あたし全然北野の言ってること分からないけど凄いこと言ってるのは分かる。あたしそんな考え方できないもん」
「清美はせめて北野さんが言うことを理解できるぐらいには成長してください。高校三年生なんですから」
別に気に入られるために言ったわけではないのに、紗那に気に入られてしまった。
人は偏差値が二十離れていると会話が成立しなかったり、言っていることが分からないと言われているが清美はその例だろう。
そんな清美を見て麗奈はため息をこぼしている。
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