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26話
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別にジュースを奢ってもらえるので真希にデメリットはない。
それにこんなことで時間を浪費する方が無駄である。
その瞬間、なぜか紗那の顔に笑顔が咲く。
「そうか。それじゃー一階の自販機に行くか」
ということで真希たちは一階にある自動販売機へと向かった。
「北野後輩はどのジュースが良い?」
「それではこれでお願いします」
「分かった」
一階にある自動販売機で真希は紗那にオレンジ百パーセントの紙パックのジュースを買ってもらい、紗那は紙パックのバナナオレを買う。
その後、近くにあったベンチに二人で腰を下ろす。
「ありがとうございます鈴木先輩」
「いや、これは手伝ってもらったお礼だから礼はいらないよ」
手伝ったお礼とはいえジュースを買ってもらったので真希は紗那にお礼を伝える。
だがその礼は不要だったらしい。
確かに手伝ってくれたお礼としてジュースを買ってもらったのにそれにお礼を言うのは確かにおかしい。
その後、二人はパックにストローを差してジュースを飲む。
オレンジ百パーセントということもあり、甘みの中にある酸味がアクセントとなっていておいしい。
「まさかあたしが日直の時に限ってこんな雑用を頼まれるとは不運だった」
「今日日直だったんですね。でも日直でもさすがにポスター貼りは日直の業務外じゃありませんよね」
紗那がポスター貼りをしていたのは日直の雑用らしい。
でもそこまで日直の仕事だっただろうか。
真希の記憶では日直がポスター貼りをしていた記憶はない。
「北野後輩の言う通りポスター貼りは日直の仕事じゃないよ。それは担任の仕事だったんだがこの後職員会議があるのにも関わらず今日中に貼らないといけないポスターを貼り忘れていたそうだ」
「……なんというか計画性のない先生ですよね」
紗那の話を聞いた真希は、先生の計画性がなさ過ぎて呆れてしまった。
高校生の真希が社会人の先生に向かってこんなことを思うのは傲慢かもしれないが、もっと大人なんだからしっかりしてほしいと思う。
「さすがに土下座されたらあたしも引き受けないわけにはいかないだろう」
「……お疲れ様です」
大人である先生に土下座されたらさすがの紗那も断り切れなかったらしい。
真希は紗那の気持ちを慮り、気休めの言葉をかける。
「んふふ、なんやかんや言って北野後輩は可愛げはないが優しい後輩だな」
「それ、褒めてるんですか、貶してるんですか」
「もちろん褒めてるとも。優しい後輩だって」
紗那は一応真希のことを褒めているらしいが、『可愛げのない』は余計である。
それを真希が指摘すると真面目な顔で、自分の思いを伝える。
だったら『優しい後輩』とだけ言えば良いのに。
それにこんなことで時間を浪費する方が無駄である。
その瞬間、なぜか紗那の顔に笑顔が咲く。
「そうか。それじゃー一階の自販機に行くか」
ということで真希たちは一階にある自動販売機へと向かった。
「北野後輩はどのジュースが良い?」
「それではこれでお願いします」
「分かった」
一階にある自動販売機で真希は紗那にオレンジ百パーセントの紙パックのジュースを買ってもらい、紗那は紙パックのバナナオレを買う。
その後、近くにあったベンチに二人で腰を下ろす。
「ありがとうございます鈴木先輩」
「いや、これは手伝ってもらったお礼だから礼はいらないよ」
手伝ったお礼とはいえジュースを買ってもらったので真希は紗那にお礼を伝える。
だがその礼は不要だったらしい。
確かに手伝ってくれたお礼としてジュースを買ってもらったのにそれにお礼を言うのは確かにおかしい。
その後、二人はパックにストローを差してジュースを飲む。
オレンジ百パーセントということもあり、甘みの中にある酸味がアクセントとなっていておいしい。
「まさかあたしが日直の時に限ってこんな雑用を頼まれるとは不運だった」
「今日日直だったんですね。でも日直でもさすがにポスター貼りは日直の業務外じゃありませんよね」
紗那がポスター貼りをしていたのは日直の雑用らしい。
でもそこまで日直の仕事だっただろうか。
真希の記憶では日直がポスター貼りをしていた記憶はない。
「北野後輩の言う通りポスター貼りは日直の仕事じゃないよ。それは担任の仕事だったんだがこの後職員会議があるのにも関わらず今日中に貼らないといけないポスターを貼り忘れていたそうだ」
「……なんというか計画性のない先生ですよね」
紗那の話を聞いた真希は、先生の計画性がなさ過ぎて呆れてしまった。
高校生の真希が社会人の先生に向かってこんなことを思うのは傲慢かもしれないが、もっと大人なんだからしっかりしてほしいと思う。
「さすがに土下座されたらあたしも引き受けないわけにはいかないだろう」
「……お疲れ様です」
大人である先生に土下座されたらさすがの紗那も断り切れなかったらしい。
真希は紗那の気持ちを慮り、気休めの言葉をかける。
「んふふ、なんやかんや言って北野後輩は可愛げはないが優しい後輩だな」
「それ、褒めてるんですか、貶してるんですか」
「もちろん褒めてるとも。優しい後輩だって」
紗那は一応真希のことを褒めているらしいが、『可愛げのない』は余計である。
それを真希が指摘すると真面目な顔で、自分の思いを伝える。
だったら『優しい後輩』とだけ言えば良いのに。
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