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55話
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「私のために色々と考えてくれてありがとうございます沢田先輩。それにみなさんに話しただけでも少し楽になれました」
先輩三人が自分のことのように色々と考えてくれることが嬉しかった。
だから真希は三人に感謝の気持ちを伝える。
「別に大したことではないさ」
「そうそう。困った時はお互い様だしね」
「少しでも楽になったのなら良かったです」
紗那も清美も麗奈も、本当に優しい先輩である。
その優しさだけでも嬉しい。
「北野さんの話を聞く限り、北野さんが桐島さんに嫌われる理由が分かりませんね。北野さんは基本クラスでは話さないですし」
「そうなんだよなー。なにが原因なのか全く見当がつかない。北野後輩の話を聞く限り、自分からは桐島後輩と話さないらしいからな」
「なんか逆恨みとか?」
先輩三人が真希のために、色々と考え合う。
「私から桐島に話しかけたことなんてありませんし」
真希が記憶している限り、自分から愛理に話しかけた記憶がない。
毎回、愛理の方が真希に絡んでくるのだ。
だから恨みを買う覚えも全くない。
「なるほどな。桐島後輩から一方的に因縁つけてくるわけか」
「私視点そうです」
「それに中学も一緒じゃないと?」
「はい、違います」
「それじゃー前から怨恨という可能性もないわけだ」
紗那はいろんな可能性を考えながら一つ一つ、その可能性を潰していく。
真希視点、自分から愛理に話しかけたことすらなければ、中学が同じだったというわけでもない。
一体、なにが原因で愛理が真希にきつく当たるのか想像もできない。
「そう言えば北野さんって牧野さんというクラスメイトとは話すんですか」
「話すというか、一方的にあっちがは話しかけてくるんです。一人でいたいと言っているのにも関わらずどっかの先輩のように話しかけてきます」
麗奈はまた違った視点から質問をしてくる。
どうやら麗奈は愛理だけではなく陽子の存在も気になるらしい。
真希が陽子について自分が知っている範囲で話すと、麗奈はまた考え込む。
「北野後輩。今あたしがディスられたような気がしたのは気のせいかな」
「気のせいです。鈴木先輩はいつもウザいのでディスってません」
「少し元気になってくるとやはり可愛げがない後輩だな」
「こういう後輩を好きになったのは先輩です。我慢してください」
「くそ~なにも言い返せないのが悔しい」
ディスられていると勘づいた紗那がそれを指摘すると真希は素直に頷いた。
そもそもこんな後輩を好きになったのは紗那の方であり、紗那が悪い。
真希が開き直るとなにも言い返すことができず、紗那は一人唸る。
ちなみに真希だったら絶対こんな後輩を好きにはならないし、仲良くなろうとも思わない。
先輩三人が自分のことのように色々と考えてくれることが嬉しかった。
だから真希は三人に感謝の気持ちを伝える。
「別に大したことではないさ」
「そうそう。困った時はお互い様だしね」
「少しでも楽になったのなら良かったです」
紗那も清美も麗奈も、本当に優しい先輩である。
その優しさだけでも嬉しい。
「北野さんの話を聞く限り、北野さんが桐島さんに嫌われる理由が分かりませんね。北野さんは基本クラスでは話さないですし」
「そうなんだよなー。なにが原因なのか全く見当がつかない。北野後輩の話を聞く限り、自分からは桐島後輩と話さないらしいからな」
「なんか逆恨みとか?」
先輩三人が真希のために、色々と考え合う。
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毎回、愛理の方が真希に絡んでくるのだ。
だから恨みを買う覚えも全くない。
「なるほどな。桐島後輩から一方的に因縁つけてくるわけか」
「私視点そうです」
「それに中学も一緒じゃないと?」
「はい、違います」
「それじゃー前から怨恨という可能性もないわけだ」
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真希視点、自分から愛理に話しかけたことすらなければ、中学が同じだったというわけでもない。
一体、なにが原因で愛理が真希にきつく当たるのか想像もできない。
「そう言えば北野さんって牧野さんというクラスメイトとは話すんですか」
「話すというか、一方的にあっちがは話しかけてくるんです。一人でいたいと言っているのにも関わらずどっかの先輩のように話しかけてきます」
麗奈はまた違った視点から質問をしてくる。
どうやら麗奈は愛理だけではなく陽子の存在も気になるらしい。
真希が陽子について自分が知っている範囲で話すと、麗奈はまた考え込む。
「北野後輩。今あたしがディスられたような気がしたのは気のせいかな」
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「少し元気になってくるとやはり可愛げがない後輩だな」
「こういう後輩を好きになったのは先輩です。我慢してください」
「くそ~なにも言い返せないのが悔しい」
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そもそもこんな後輩を好きになったのは紗那の方であり、紗那が悪い。
真希が開き直るとなにも言い返すことができず、紗那は一人唸る。
ちなみに真希だったら絶対こんな後輩を好きにはならないし、仲良くなろうとも思わない。
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