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59話
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次の日。
昨日先輩たちに言われた通り、愛理と話し合う機会を伺うも愛理はもともと友達が多く一人になる場面がなかった。
陽子もずっと愛理といるので、なおさら話しかけづらい。
そんなことをしているうちに放課後になってしまった。
「職員室に用があるから少し時間かかるかも」
「了解。それじゃー昇降口で待ってるから」
「うん」
職員室に用があるらしく、陽子は一人で職員室に向かった。
他の愛理の友達も部活や塾とかあるらしく、みんな教室から出て行った。
一人になる愛理。
真希が一日中待ちわびていたチャンスがやっと巡って来た。
このチャンスを逃せば今日はもうない。それに明日以降あるのかも分からない。
話し合うなら今しかない。
「桐島。ちょっと良いか」
「はぁ、別に良くないんだけど」
真希が愛理に話しかけると案の定というか、愛理は敵意むき出しで真希のことを睨んできた。
だから嫌なのだが、このまま避けていてもなにも解決しないと自分を鼓舞して真希は話を進める。
「牧野のことだ」
「……っ……」
愛理が真希の話を聞かないで拒絶するのは想定内だ。
でも陽子の話だったらまた別だ。
予想通りというか、陽子の話題を振ったらすぐに食いついてくれた。
「牧野のことで話がしたいから少し時間がほしい」
「……分かったわ。でもここだと人が多いから移動するわよ」
真希の作戦は見事に成功し、愛理を教室から連れ出すことに成功した。
いくら友達がいない真希でもこの話は誰もいないところでした方が良いくらい分かる。
だから愛理から人気のないところに移動したのは、真希からしても好都合だった。
この時間帯で人が少ない場所と言えば屋上と裏庭しかないが、上靴の履き替えが面倒だったということもあり真希は屋上に連れていかれる。
「それで陽子の話ってなに? 返事次第じゃタダでは返さないわよ」
屋上に出ると、愛理は真希を睨みつけながら話し始める。
屋上は真希と愛理の貸し切りで、グランドからは運動部の掛け声や吹奏楽部のチューニングの音が聞こえている。
「お前、牧野のことが好きだろ」
「……」
あれ、おかしいな。
愛理が固まっている。
一瞬時が止まってしまったのかと突拍子もないことを考えたが、運動部の掛け声や吹奏楽部のチューニングの音は鳴り響いているので、時は正常に動いている。
話す順番でも間違えてしまっただろうか。
昨日先輩たちに言われた通り、愛理と話し合う機会を伺うも愛理はもともと友達が多く一人になる場面がなかった。
陽子もずっと愛理といるので、なおさら話しかけづらい。
そんなことをしているうちに放課後になってしまった。
「職員室に用があるから少し時間かかるかも」
「了解。それじゃー昇降口で待ってるから」
「うん」
職員室に用があるらしく、陽子は一人で職員室に向かった。
他の愛理の友達も部活や塾とかあるらしく、みんな教室から出て行った。
一人になる愛理。
真希が一日中待ちわびていたチャンスがやっと巡って来た。
このチャンスを逃せば今日はもうない。それに明日以降あるのかも分からない。
話し合うなら今しかない。
「桐島。ちょっと良いか」
「はぁ、別に良くないんだけど」
真希が愛理に話しかけると案の定というか、愛理は敵意むき出しで真希のことを睨んできた。
だから嫌なのだが、このまま避けていてもなにも解決しないと自分を鼓舞して真希は話を進める。
「牧野のことだ」
「……っ……」
愛理が真希の話を聞かないで拒絶するのは想定内だ。
でも陽子の話だったらまた別だ。
予想通りというか、陽子の話題を振ったらすぐに食いついてくれた。
「牧野のことで話がしたいから少し時間がほしい」
「……分かったわ。でもここだと人が多いから移動するわよ」
真希の作戦は見事に成功し、愛理を教室から連れ出すことに成功した。
いくら友達がいない真希でもこの話は誰もいないところでした方が良いくらい分かる。
だから愛理から人気のないところに移動したのは、真希からしても好都合だった。
この時間帯で人が少ない場所と言えば屋上と裏庭しかないが、上靴の履き替えが面倒だったということもあり真希は屋上に連れていかれる。
「それで陽子の話ってなに? 返事次第じゃタダでは返さないわよ」
屋上に出ると、愛理は真希を睨みつけながら話し始める。
屋上は真希と愛理の貸し切りで、グランドからは運動部の掛け声や吹奏楽部のチューニングの音が聞こえている。
「お前、牧野のことが好きだろ」
「……」
あれ、おかしいな。
愛理が固まっている。
一瞬時が止まってしまったのかと突拍子もないことを考えたが、運動部の掛け声や吹奏楽部のチューニングの音は鳴り響いているので、時は正常に動いている。
話す順番でも間違えてしまっただろうか。
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