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78話
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「別に愛理たちには迷惑かけてないだろ」
「かけてるから言ってるの。そんなに暇なしにため息吐いてたら周りのみんなも迷惑でしょ。真希だって周りで暇なしため息吐いてたり睨まれたら迷惑でしょ」
「……確かに迷惑だな」
「でしょ」
真希自身、ため息を吐いているだけだから誰もなにも思わないと思っていたがそうではないらしい。
確かに愛理の言う通り、真希の周りでため息を吐いたり睨んでくる人がいたら迷惑だ。
実際、最近そういう迷惑を被ったばかりである。
周りに迷惑をかけている自覚をした真希は潔く、それを認める。
「ずっと一人で悩んでも解決できないんでしょ。なら相談しなさいよ。真面目に悩んでるなら真剣に聞いてあげるから」
「愛理ちゃんの言う通りだよ。力になれるか分からないけど、悩み事って人に話すだけでも楽になれるよ。もちろん、強制じゃないけど……」
愛理も陽子も本気で真希のことを心配していた。
この時、真希は愛理の件で悩んでいた時のことを思い出す。
あの時も誰にも相談せずに一人悩んでいた。
そのせいで、キャパオーバーを起こし紗那たちにはかなり迷惑をかけてしまった。
それに気づいた紗那たちは真希の相談に乗ってくれた。
そのおかげで、真希は愛理と向き合う覚悟ができ、無事愛理と分かり合うことができた。
今の状況もその状況に酷似していた。
一人で悩んでいるだけではなにも解決しない。
誰かに相談することで解決できることもある。
あの時学んだはずなのに、真希はすっかり忘れていた。
本当に自分は馬鹿である。
「……愛理、陽子。少し私の話を聞いてくれないか」
真希は二人に相談する決意を固める。
その言葉を聞いた陽子は少し嬉しそうな表情を浮かべ、愛理も茶化すことなく真剣な表情で真希の話を聞く。
「別に二人であのキスのことは忘れることにしたんだから、真希も忘れてなかったことにすれば解決じゃん」
真希が話し終えると、愛理が一言で結論を出す。
「うん、そうだね。今の話を聞くと鈴木先輩も事故だって分かってるし。いつも通りに接すれば大丈夫だと思う」
陽子も愛理と同じ意見らしい。
「でも鈴木先輩に会うとやっぱり意識しちゃうし……それに鈴木先輩も意識してるのか、あまり話しかけてこないし」
紗那も意識しなくても良いと言っているんだから、意識しないで今まで通り普通に接する方が良いのは分かっている。
頭では分かっているのに、心がついていかない。
「っていうかなんで先輩頼りなのっ。自分から話しかけにいけば良いじゃん」
愛理に指摘されるまでなんで気づかなかったのだろう。
いつも紗那が話を主導してくれていたおかげで、勝手には会話は紗那がリードしてくれるものとばかり思っていた。
でも違った。
真希が主導で話しかけても良いのだ。
「かけてるから言ってるの。そんなに暇なしにため息吐いてたら周りのみんなも迷惑でしょ。真希だって周りで暇なしため息吐いてたり睨まれたら迷惑でしょ」
「……確かに迷惑だな」
「でしょ」
真希自身、ため息を吐いているだけだから誰もなにも思わないと思っていたがそうではないらしい。
確かに愛理の言う通り、真希の周りでため息を吐いたり睨んでくる人がいたら迷惑だ。
実際、最近そういう迷惑を被ったばかりである。
周りに迷惑をかけている自覚をした真希は潔く、それを認める。
「ずっと一人で悩んでも解決できないんでしょ。なら相談しなさいよ。真面目に悩んでるなら真剣に聞いてあげるから」
「愛理ちゃんの言う通りだよ。力になれるか分からないけど、悩み事って人に話すだけでも楽になれるよ。もちろん、強制じゃないけど……」
愛理も陽子も本気で真希のことを心配していた。
この時、真希は愛理の件で悩んでいた時のことを思い出す。
あの時も誰にも相談せずに一人悩んでいた。
そのせいで、キャパオーバーを起こし紗那たちにはかなり迷惑をかけてしまった。
それに気づいた紗那たちは真希の相談に乗ってくれた。
そのおかげで、真希は愛理と向き合う覚悟ができ、無事愛理と分かり合うことができた。
今の状況もその状況に酷似していた。
一人で悩んでいるだけではなにも解決しない。
誰かに相談することで解決できることもある。
あの時学んだはずなのに、真希はすっかり忘れていた。
本当に自分は馬鹿である。
「……愛理、陽子。少し私の話を聞いてくれないか」
真希は二人に相談する決意を固める。
その言葉を聞いた陽子は少し嬉しそうな表情を浮かべ、愛理も茶化すことなく真剣な表情で真希の話を聞く。
「別に二人であのキスのことは忘れることにしたんだから、真希も忘れてなかったことにすれば解決じゃん」
真希が話し終えると、愛理が一言で結論を出す。
「うん、そうだね。今の話を聞くと鈴木先輩も事故だって分かってるし。いつも通りに接すれば大丈夫だと思う」
陽子も愛理と同じ意見らしい。
「でも鈴木先輩に会うとやっぱり意識しちゃうし……それに鈴木先輩も意識してるのか、あまり話しかけてこないし」
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頭では分かっているのに、心がついていかない。
「っていうかなんで先輩頼りなのっ。自分から話しかけにいけば良いじゃん」
愛理に指摘されるまでなんで気づかなかったのだろう。
いつも紗那が話を主導してくれていたおかげで、勝手には会話は紗那がリードしてくれるものとばかり思っていた。
でも違った。
真希が主導で話しかけても良いのだ。
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