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42話
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「そうだ。なら仲良くなるためにもっとお互いのことを知れば良いじゃん」
「それだー。もっと深くお互いのことを知れば、仲直りできるかも」
「そうそう。それならもっと仲良くなるために本音を相手に伝えるのが一番良いよね」
「うんうん、そうだね。ぶつからないと相手に伝わらないもんね」
さっきの話から急展開が起こり、話についていけない瑞希。
それは撫子も同じらしく、口を挟むことなく目の前で青春を始めてしまった二人を傍観していた。
「僕じゃきっと話を聞いてくれないから柊、頼んでも良いかな?」
「お願い瑞希ちゃん。あたしたちに力を貸してっ」
帆波は優しい口調で瑞希に頼み、舞は一生懸命頭を下げて必死に頼み込む。
この依頼はサポート部という部活で受けた依頼である。
最初から瑞希たちに拒否権はない。
「分かった。その代わり私たちは呼び出すところまでだからな。それから以降のことは二人でなんとかしてくれ」
椿とまた話すことは苦痛以外のなにものでもないが、やるしかない。
あんな我がまま男の娘、もう二度と口も聞きたくない。
でもこれを断って部活の活動記録に傷がついたらそれこそ最悪である。
最悪、尚美の職権乱用で廃部になる可能性だってゼロではない。
そうなったら、放課後は部活地獄が待っている。
部活で時間を取られるなんて死んでもごめんである。
「それじゃー頑張ってね柊さん」
「なに逃げようとしてるんだ白鳥。お前も手伝うんだよ」
「ちっ、バレちゃったわ」
「今、舌打ちしただろ。聞こえてるからな」
どさくさに紛れてバックレようとする撫子を逃げないように捕まえる瑞希。
自分だけ逃げようとするなんてそれは問屋が卸さない。
撫子は本当にバックレるつもりだったのか、憎しみのこもった舌打ちを瑞希に飛ばす。
奥ゆかしい女の子だと思っていたが撫子は結構腹黒い女の子なのではと思う瑞希だった。
「それだー。もっと深くお互いのことを知れば、仲直りできるかも」
「そうそう。それならもっと仲良くなるために本音を相手に伝えるのが一番良いよね」
「うんうん、そうだね。ぶつからないと相手に伝わらないもんね」
さっきの話から急展開が起こり、話についていけない瑞希。
それは撫子も同じらしく、口を挟むことなく目の前で青春を始めてしまった二人を傍観していた。
「僕じゃきっと話を聞いてくれないから柊、頼んでも良いかな?」
「お願い瑞希ちゃん。あたしたちに力を貸してっ」
帆波は優しい口調で瑞希に頼み、舞は一生懸命頭を下げて必死に頼み込む。
この依頼はサポート部という部活で受けた依頼である。
最初から瑞希たちに拒否権はない。
「分かった。その代わり私たちは呼び出すところまでだからな。それから以降のことは二人でなんとかしてくれ」
椿とまた話すことは苦痛以外のなにものでもないが、やるしかない。
あんな我がまま男の娘、もう二度と口も聞きたくない。
でもこれを断って部活の活動記録に傷がついたらそれこそ最悪である。
最悪、尚美の職権乱用で廃部になる可能性だってゼロではない。
そうなったら、放課後は部活地獄が待っている。
部活で時間を取られるなんて死んでもごめんである。
「それじゃー頑張ってね柊さん」
「なに逃げようとしてるんだ白鳥。お前も手伝うんだよ」
「ちっ、バレちゃったわ」
「今、舌打ちしただろ。聞こえてるからな」
どさくさに紛れてバックレようとする撫子を逃げないように捕まえる瑞希。
自分だけ逃げようとするなんてそれは問屋が卸さない。
撫子は本当にバックレるつもりだったのか、憎しみのこもった舌打ちを瑞希に飛ばす。
奥ゆかしい女の子だと思っていたが撫子は結構腹黒い女の子なのではと思う瑞希だった。
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