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第六章 積もった金の使い時はいつか
プレゼントは贈る物? 贈られる物?
しおりを挟む焼け焦げた諸々の合計査定額を見せると、バムズさんは驚きながらも喜んでいた。本当にこんなに貰って良いのかと訊かれたぐらいだ。……どうか何も言わず受け取ってほしい。
査定が終わると客としてセプトと店内を見て回る。エプリはその間バムズさんと熱心に装備について話していた。仕事道具に関して妥協を許さず、プロフェッショナルとはこういうものよって奴だな。
「セプトは何か欲しい物は有ったかい?」
「大丈夫。私、あんまり武器、使わないから」
確かにセプトは極端な魔法使い型。直接殴り合うタイプじゃない。かといって他の人が買い物してるのにセプトだけ何もないというのも。
「そっか。じゃあ……これなんかどうだ?」
俺は商品棚の小さな緑色のブローチを手に取った。武器屋にしては可愛らしい品だが、これも商人ギルドから卸された物かもしれない。値段の方も五十デンとリーズナブルだ。……しかしこのブローチどこかで見た事があるような。
「大丈夫。私、欲しくないから」
「にしては一瞬目がそっちに行った気がしたけどなぁ。……じゃあこうしよう。俺が個人的に気に入ったからセプトが持っていてくれ。あと持っているだけじゃ寂しいから時々付けてくれれば尚良しだ」
セプトはまだ断ろうとしていたが、俺が半ば無理を言って渡すと諦めたように受け取った。
相手の都合を考えず勝手にプレゼントするのは褒められたことじゃない。これはどこまでいっても俺の自己満足だ。だけど、ずっと奴隷だからと俺についてきてくれる相手に何か返せないかと、そんな事を考えてしまったんだ。
「センパ~イ。ちょっとちょっと! 来てくださいっす!」
「どうした大葉?」
なんだなんだと駆けつけると、特売品の前で大葉がムフフと何やら悪そうな顔をしていた。
「センパイ。名案が浮かんだっす! これはバムズさんの作じゃないっすけど、一つぐらい掘り出し物があるかもっすよ! センパイの査定パワーで掘り出し物を見つけてガッポガッポっす!」
査定パワーって……だけど実際の値段と査定額は場合によって一致しないのは知っての通りだ。単純に価格より高い査定額を出した物を買えばそれだけで儲けだな。ただ、
「言いたいことは分かる。だけど……それはなんかダメじゃないか?」
考えてみよう。俺がここで査定したとする。だけどそれをバムズさんの目の前でというのはものすごく気がひける。例えるなら古本屋とかでスマホで買取価格を探りながら買うようなもんだ。場所にもよるけどマナー違反だ。
「バムズさんがOK出すとかならまだしも、じゃなきゃ売り物を勝手に査定なんて出来ないよ」
「それもそうっすね。じゃあ聞いてくるっす!」
「えっ!? ちょ、ちょっと待った」
しかし止める間もなく大葉はバムズさんの下へ。まさかいきなり聞きに行くとは。しかも気を悪くするかと思いきや、意外にもわっはっはと笑っている。大葉は軽く話をするとすぐ戻ってきた。
「店内での鑑定系のスキル、加護の使用は問題ないらしいっすよ!」
「別段鑑定されて困るもんは置いとらんからな。……ただそこの特売品はワシの作品じゃないからのう。出来が良いのも悪いのも混じっておるからそこは目利きの腕次第かの。その点をスキルや加護で補うのは仕方のない事じゃわい」
「……ありがとうございます」
バムズさんは良いと言っているが、一応の筋としてきちんと一礼する。少し個人的にはどうかと思うが折角の儲けるチャンス。ご厚意に甘えさせてもらおう。
「じゃあやるとするか。言い出しっぺはしっかり手伝えよ!」
「モチっす! ……ところで儲かった分はあたしの取り分になったりしないっすか?」
「きちんと儲かって、その分だけちゃんと働いたらな。セプトも頼むよ」
「うん」
ある意味これが正しい『万物換金』の金の儲け方なのかもしれないが、ちょっと悩みながらも俺達は査定を開始する。
そして結論から言うと、少しだけ儲けたといった所だ。数個ほど値段より高く売れそうな品が見つかったので、さっきまで皆で見て回った分とまとめて購入することに。
ちなみに証明書がない大葉の分は俺が代わりに買った。その内返してもらうから憶えてろよ!
「う~~ん! 今日は良く働いたっす!」
時刻はもうすぐ午後五時。食べ歩きも終わり、大葉はグッと伸びをしながら言う。
「その分人の金でゴチになりまくったけどな」
「それを言わないでくださいよセンパイ! それを言ったらエプリさんなんかあたしの倍……いや三倍は食べてますって。不公平っすよ!」
「私の食事代は基本トキヒサ持ちの契約だから。権利を行使しているだけよ。……何か問題でも?」
素知らぬ顔をするエプリに俺は苦笑する。大葉よ。誰かと契約する時は食費の項目もしっかり確認した方が良いぞ。いやホントに。
「それにしても……ありがとうございますセンパイ。多分今日はこの世界に来てから一番良い日だったと思うっす」
「そっか。楽しんでもらえたら食べ歩きに誘った甲斐があるってもんだ」
神妙な態度で礼を言う大葉に、俺は敢えて茶化すような態度で返した。今日まで色々あった大葉が一番良い日だと言えるのなら、それは良いことなのだと思う。
「センパイから分け前も貰っちゃったし、今日は奮発してスウィーツなパーリーでもしちゃうっすか? 我慢してた甘味が火を噴いちゃうっすよ!」
「俺が言うのもなんだけど無駄遣いしすぎるなよ。その調子じゃ五千円なんてすぐ無くなっちゃうぞ」
「無駄遣い、ダメ」
「了解了解! 分かってるっすよ!」
この五千円はさっきの儲けの一部を大葉に分配したものだ。元々言われなくとも多少の元手を渡して元の世界の品を出してもらう算段だったので、さっきの大葉の請求は丁度良いタイミングだった。
あとセプトが大葉に注意する様子が微笑ましくて仕方がない。会って間もないけど、関係は意外に上手くいっているようで何よりだ。その点で食べ歩きは正解だったみたいだな。
「……そう言えば、ジューネは結局来なかったわね」
「そうだな。珍しいこともあるもんだ」
この時間になってもジューネは追いついてこなかった。商人ギルドに呼ばれた用事が長引いたのだろうか? 出来れば大葉と顔合わせさせたかったけど仕方がない。
「じゃあそろそろ都市長さんの所に戻るか。買った物の整理や明日に向けて用意もあるしな。……大葉も来るか? 会わせたい人もいるし、証明書の発行も頼めるかもよ?」
「是非伺いますっす! ついでに夕食もご馳走になれればもう言う事ないんすが?」
「ちゃっかりしてるな。まあ夕食くらいなら頼めば何とかなるかもな。まだ時間もあるし」
「そう来なくちゃっす! タダ飯は美味しいっすからね!」
そう言って足取り軽い大葉を加え、俺達は都市長さんの屋敷に一度戻ることにした。のだけど、
「……んっ!?」
歩き出そうとした時、エプリが何かに気がついたように裏路地に繋がる道を見た。
「どうした? 何か気になることでもあったか?」
「……何でもないわ。一瞬都市長の息子がいた気がしたのだけど、気のせいだったかもしれないわね」
「ヒースが?」
もしやまた講義をさぼっているのだろうか? しかしいたような気がするだけで特に姿は見えない。
「どちらにしても一度戻ろう。見間違いならそれで良いし、ヒースでも夕食頃に戻れば問題ないしな」
「…………そうね」
俺達はたいして気にも留めずにその場を後にした。
それなりに儲かり、これからの準備も着々と進んでいる。今日はとても良い一日だった。
そう。ここまでは。
「お帰りなさいませ皆様」
屋敷に戻るとドロイさんが出迎えてくれた。ジューネとヒースの事を聞いてみると、どちらも戻っていないという。やはりさっきエプリが見たのはヒースだったらしい。
帰る途中でエプリが見かけたかもしれないと話すと、ほんの僅かにドロイさんは顔をしかめてすぐまた普段の表情に戻った。場所を尋ねられたので大まかに説明する。
「ありがとうございます。皆様お疲れでしょう。お部屋でおくつろぎくださいませ。夕食の際にはお呼びいたします。……失礼ですがそちらの御方は」
「あっ! すみません。こいつは大葉っていって商談で来てもらったんです。ジューネに立ち会ってもらう予定がすれ違いになっちゃったみたいで」
この理由はここに来る途中で考えたもの。いきなり身分証明書を作ってくださいというのは流石にマズいので、ひとまずジューネも交えて商談を行うという体から少しずつ話を持っていく為だ。
それと今の大葉はジャージの上下ではなく、市場で買ったちょっと良い服を着ているのでパッと見は商人に見えなくもない。ちなみのこの服代も貸しだ。そのうち金が入ったら返してもらう。
「え~っと、ご紹介に与りましたツグミ・オオバっす。どうぞよろしくお願いしますっす!」
「……左様でしたか。ようこそおいでいただきましたオオバ様。お部屋をご用意いたしますので少々お待ちを」
「部屋っすか! ありがとうっす!」
ドロイさんは一瞬探るように大葉を見つめたが、特に何も言わず他の使用人達に指示を始める。……やっぱり服と身だしなみを整えただけじゃ商人じゃないって感づかれたかな? だけどこれから本当に商人になるかもなので見逃していただきたい。
部屋を見てくるという大葉と別れ、ひとまず俺の部屋に集まる。
「え~っと資源回収の純益が六千百二十デン。そこから食い歩きの分とバムズさんの店で買った分、大葉の服代にエプリに払う契約料、貯蓄用を差っ引いて……良い感じで黒字だな」
大まかに計算し終わると、俺は息を吐いて椅子にもたれかかる。体力は加護でまだ余裕があるけど、それとは別に精神的な疲れはあるのだ。
横目でチラリとセプトを見ると、夕食前に自分の袋から果物を摘まんでいるボジョを優しく撫でている。その服の左胸には、今日買った何かの動物を模した緑色のブローチが光っていた。
時々そっと触れて満足そうな顔(分かりづらいが)をしているから、少なくとも嫌がってはいないようでホッとする。
「……また無駄遣いかしら?」
いつの間にか横にいたエプリが、どこか皮肉気な顔でそう言った。見ればエプリも今日買った品、革製の手袋と胸当てを身に着けている。まずある程度使う事で身体に馴染ませるらしい。
「無駄なんかじゃないさ。少なくとも俺にとってはな」
「……ふっ! 分かってるわ。からかっただけよ。……あのブローチ、弱いけど魔力を流すと少し光るようになっている。闇属性を考えれば光源があった方が活用の幅が広がるもの。悪くない物よ」
えっ!? あのブローチそんな効果があったの? 何となくセプトが視線を向けてたから手に取っただけだったんだけど。
「……知らなかったようね。金があるからと適当に使いすぎるのは考え物だと思うけど?」
「そうだな。だけど……セプトはあの性格だから自分から何か欲しいなんて言わないだろ。今回はたまたま欲しそうに見ていた物が俺でも手が届く値段だったからこれ幸いと買っただけさ」
「……まあ有用な物だったから良しとしましょうか」
エプリもセプトの方をチラリと見て、分かってくれたのかそこで言葉を切る。最近財布を握られかけている気がするな。
「……それで? 自分の分は買わなかったの? 転売用の分や私達の分ばかりで」
「俺はいいよ別に。元々頑丈なの知ってるだろ? 武器だってロマンだとは思うけど使う予定はないしな。貯金箱振り回す方が性に合ってるよ」
「……はぁ。セプトもそうだけど、アナタも自分の事に対して無頓着過ぎね。……ほらっ!」
「うわっと!? これは?」
投げ渡されたのはエプリが身に着けている物と似た革製の胸当てだ。ただサイズが若干大きいし少し厚みがある。もしかして俺用か?
「アナタが頑丈なのは知ってるけど、だからと言って痛みがない訳ではないでしょう? 防具くらいは用意しておきなさい。……いざという時の為にね」
「エプリ。俺の事を心配してくれていたのか?」
「当然でしょう? アナタみたいなヒトの護衛はいくら用心しても足りないもの。……今回は私が用意したけど、時々自分でも用意することね」
なんだろう? この胸が暖かくなる感じは。なんか手のかかる雇い主扱いされているが、そこは実際そうなので気にしない。早速身に着けてみなければ!
「よっ……と。おっ! 動きやすいし良い感じだ」
「トキヒサ。とても、似合ってる」
「伸縮性があって衝撃に強いホッピングガゼルの革製だから動きも邪魔しないし、ちょっとした打撃くらいなら半減させるわ。……いつもとは言わないけど、出来るだけ服の下にでも着こんでおくことね」
「分かったよエプリ! プレゼントありがとうな」
俺のことを思ってというのが胸に沁みる。大事に使わないとな。
「……それと、トキヒサ持ちで会計は済んでいるから。プレゼントではないから間違えないようにね」
代金俺持ちかいっ!? まあ俺の事を考えて選んでくれたのは確かだし使わせてもらうけどな。
「それでも……やっぱり、ありがとうな」
俺がそう言うと、エプリはふいっと顔を背けてまた自分の分の調整に戻った。……もしかして照れてたりするのかね? 顔を見てみたいと思ったが、どちらにせよ風弾が飛んできそうなので止めておこう。
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