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第六章 積もった金の使い時はいつか
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キャラクター紹介(第六章時点)
桜井時久
昼間はプレゼントを贈ったり贈られたりとどこかほのぼのする日常だったくせに、夜にヒースを探しに行くことで特大の厄介事に出くわす主人公。
名前を悪ノリして呼んだらボンボーンに絡まれ、ヒースを見つけたと思ったら仮面の男との戦いに巻き込まれ(自分から巻き込まれに行き)、おまけに凶魔化したセプトに執着されるという濃い一夜を過ごす。
今回も割と身体に傷を負いまくっているが、幸いと言うか不幸と言うか“金こそ我が血肉なり”が発動するまで行かずにそのままのダメージを受け続けている。常人ならとっくに倒れるレベルだが、持ち前の耐久力で何とか動ける程度に収まっている。
今回の事でシスター三人娘(特にシーメ)の株が爆上がり中。
アンリエッタ
最近空気と化しつつある女神。周りが濃すぎるのが悪い。というより六章が一日の出来事のため、ほとんど連絡が出来ないのが原因。
ただ最後に同じ相手への愚痴で盛り上がったこともあり、エプリとの仲が少しだけ良好に。
エプリ
今回も徹頭徹尾護衛として活動中。
相変わらず止めても護衛対象自身がトラブルに突っ込んでいくのと、時久以外も護衛する必要が出てきたのでストレスが地味にたまっている。
ただ優先順位自体は彼女の中ではっきり決まっているものの、そもそも護衛対象を自分が死なない程度に、或いは死ぬことになっても何が何でも守るというのが根底にあるので、結局ストレスは主に自分のせい。次に時久のせい。
セプトが凶魔化した際も、ギリギリまで準護衛対象であるセプトも助ける気で動いていた。だが本当の本当にどうしようもなくなった場合、躊躇うことなく仕留める気だったりする。
時久に選んだ防具は完全に実用性を重視している。本人もプレゼントのつもりではなくあくまで護衛対象の身の安全を考えてのことだが、時久以外ならそもそも贈らない(自分からトラブルに突っ込んでいく時久だからこそ)。
……余談だが自分の装備よりも時間をかけて選んだとか。
セプト
相変わらず奴隷として行動していたが、少しずつその精神性は変化しつつある。
しかし今回身体に埋め込まれていた魔石により遂に凶魔化。正確に言うと凶魔化した魔石の核となる特殊な変異をして“凶魔食い”として暴走する。
凶魔化した際に時久への様々な想い(思慕、忠誠、愛情、依存心、執着など)が混じり合って増幅し、凶魔化してもトキヒサだけは名前を忘れつつも認識していた。
それゆえに仕方がなかったとはいえ傷つけてしまったことに酷く動揺し、自責の念から完全に取り込まれかけるものの、仲間達の協力の下凶魔と分離する。
その後教会に担ぎ込まれ現在治療中。時久の呼びかけでどうにか峠は越えた模様。
ちなみにまだ魔石と凶魔食いの一部は身体の中に残っている。それがどうなるかは今後のセプト次第。
ボジョ
今回ず~っと時久の服の中に潜んでいたスライム。実は服の中で、物理耐性と形状変化の能力を活かして常時時久の動きのアシスト(主に衝撃吸収面で)を行っており、時久がほぼ最後まで動き続けていられた事の一因。
ジューネ・コロネル
商人として秘密裏に情報を掴んでいた節がある。だが秘密を漏らす訳にも行かず、伝えられるギリギリの所を時久達に伝え、自身は屋敷に連絡係として残った。
大葉との初対面の時は性格がまるで違うので衝突するも、ビジネスパートナーとしては大葉の事を気に入りつつある。大葉との会話により異世界の存在を知り、どうすれば最も儲かるかを思案中。
アシュ・サード
今回は裏で都市長と一緒にこそこそ動きまくっていた。
男爵邸大量凶魔化事件で凶魔に囲まれるも、ほぼ一人で鬼凶魔五体を軽く仕留めている。
ネーダの尋問の際に都市長と一緒に現れるが、それは頼まれたからでもあり自分が確かめたいことがあったからでもある。
ちなみに確かめたいことが本当だった場合、最悪ジューネとの契約を一時的に破棄してでも動く可能性が僅かにある。……それが自らの責務故に。
ドレファス・ライネル
裏で男爵邸に討ち入りをかけていた人。
今回の一件でメインの目的(凶魔化用魔石の大量摘発)は達したものの、裏で息子が事件に巻き込まれたことや、その件で自分の探していた友人の手がかりが転がり込んできたことで地味に冷静さを欠いている。
事件のあと、ヒースを都市長としてと父親としての態度の両方で向き合っている。つまりはパンチアンドハグ。
ヒース・ライネル
割と今回の騒動の原因。
過去の一件がトラウマになっており、極力自分の力のみで仮面の男を追うべく躍起になっていた。そのせいで返り討ちに遭いかけるが、時久達の乱入で事なきを得る。
剣の実力は確かで、ネーダとの戦いは一対一ならヒースがほぼ勝っていた。その後双剣を持ったネーダに劣勢に立たされるも、本来自身の最も得意とする剣盾の戦い方にスイッチして見事勝利。
最終局面では倒れたネーダも助けんと器の大きい所(下手すると自分も危ない所だったが)を見せて無事生還する。
余談だが仮面の男の放った霧の中で、凶魔でもないのにヒースがネーダと戦えていたのは、以前ジューネから買ったペアリングの耐性のおかげだったりする。恋の成就以外では普通に役に立っていた。
大葉鶫
地味に戦闘力の高かった後輩。
実は素の能力が耐久以外であれば時久とトントンかやや上。耐久は思いっきり負けているので短期決戦なら大葉、長期戦なら時久に分がある。
仮面の男との戦いで見せたアレは切り札の一部。ただむやみやたらに見せる物ではないと思っており、それで仲間を連れずに一人で挑んだが裏目に出て逃げられてしまう。
ちなみに切り札を全力で使用した場合……時久は“金こそ我が血肉なり”を使わされることになる。
アーメ、シーメ、ソーメ
普通に強かったシスター三人娘。
長女は弓使い、次女は盾使い、三女は剣士と、本来三人揃うことで互いの弱点を補うタイプ。
同調の加護でノービス全域をカバーできるだけの範囲で互いの存在を感知できるため、故意に離れようとしない限り迷子にはならない。
それを応用して、一人が敢えて的になることでアーメの超長距離射撃を可能とする離れ技があるが、その場合被害を抑える必要があるので基本はシーメが盾で防ぐ的役。
◇◆◇◆◇◆
如何だったでしょうか? 元々別サイトで連載中の拙作『異世界出稼ぎ冒険記 一億貯めるまで帰れません』のリメイクとして始めた作品でしたが、一年以上にわたる長期作品になってしまいました。原作がここまでで100万字を超える長編でしたからね。読み直して書き直すだけでも大変でした。
しかしこうしてどうにか全体の二割近くを削り、その代わりに新たな視点などの話を入れて少しは前よりすっきりしたかと思います。やり遂げられたのも読者様方のおかげです。誠にありがとうございました。
さて。これからの予定ですが、原作に追いついた以上そろそろ原作の方を進めていこうかと思います。またそちらにちょこちょこ続きを上げるかと思いますので、原作の方の読者様もこちらから入った読者様も、お読み頂いて少しでも暇つぶしになれば幸いです。
桜井時久
昼間はプレゼントを贈ったり贈られたりとどこかほのぼのする日常だったくせに、夜にヒースを探しに行くことで特大の厄介事に出くわす主人公。
名前を悪ノリして呼んだらボンボーンに絡まれ、ヒースを見つけたと思ったら仮面の男との戦いに巻き込まれ(自分から巻き込まれに行き)、おまけに凶魔化したセプトに執着されるという濃い一夜を過ごす。
今回も割と身体に傷を負いまくっているが、幸いと言うか不幸と言うか“金こそ我が血肉なり”が発動するまで行かずにそのままのダメージを受け続けている。常人ならとっくに倒れるレベルだが、持ち前の耐久力で何とか動ける程度に収まっている。
今回の事でシスター三人娘(特にシーメ)の株が爆上がり中。
アンリエッタ
最近空気と化しつつある女神。周りが濃すぎるのが悪い。というより六章が一日の出来事のため、ほとんど連絡が出来ないのが原因。
ただ最後に同じ相手への愚痴で盛り上がったこともあり、エプリとの仲が少しだけ良好に。
エプリ
今回も徹頭徹尾護衛として活動中。
相変わらず止めても護衛対象自身がトラブルに突っ込んでいくのと、時久以外も護衛する必要が出てきたのでストレスが地味にたまっている。
ただ優先順位自体は彼女の中ではっきり決まっているものの、そもそも護衛対象を自分が死なない程度に、或いは死ぬことになっても何が何でも守るというのが根底にあるので、結局ストレスは主に自分のせい。次に時久のせい。
セプトが凶魔化した際も、ギリギリまで準護衛対象であるセプトも助ける気で動いていた。だが本当の本当にどうしようもなくなった場合、躊躇うことなく仕留める気だったりする。
時久に選んだ防具は完全に実用性を重視している。本人もプレゼントのつもりではなくあくまで護衛対象の身の安全を考えてのことだが、時久以外ならそもそも贈らない(自分からトラブルに突っ込んでいく時久だからこそ)。
……余談だが自分の装備よりも時間をかけて選んだとか。
セプト
相変わらず奴隷として行動していたが、少しずつその精神性は変化しつつある。
しかし今回身体に埋め込まれていた魔石により遂に凶魔化。正確に言うと凶魔化した魔石の核となる特殊な変異をして“凶魔食い”として暴走する。
凶魔化した際に時久への様々な想い(思慕、忠誠、愛情、依存心、執着など)が混じり合って増幅し、凶魔化してもトキヒサだけは名前を忘れつつも認識していた。
それゆえに仕方がなかったとはいえ傷つけてしまったことに酷く動揺し、自責の念から完全に取り込まれかけるものの、仲間達の協力の下凶魔と分離する。
その後教会に担ぎ込まれ現在治療中。時久の呼びかけでどうにか峠は越えた模様。
ちなみにまだ魔石と凶魔食いの一部は身体の中に残っている。それがどうなるかは今後のセプト次第。
ボジョ
今回ず~っと時久の服の中に潜んでいたスライム。実は服の中で、物理耐性と形状変化の能力を活かして常時時久の動きのアシスト(主に衝撃吸収面で)を行っており、時久がほぼ最後まで動き続けていられた事の一因。
ジューネ・コロネル
商人として秘密裏に情報を掴んでいた節がある。だが秘密を漏らす訳にも行かず、伝えられるギリギリの所を時久達に伝え、自身は屋敷に連絡係として残った。
大葉との初対面の時は性格がまるで違うので衝突するも、ビジネスパートナーとしては大葉の事を気に入りつつある。大葉との会話により異世界の存在を知り、どうすれば最も儲かるかを思案中。
アシュ・サード
今回は裏で都市長と一緒にこそこそ動きまくっていた。
男爵邸大量凶魔化事件で凶魔に囲まれるも、ほぼ一人で鬼凶魔五体を軽く仕留めている。
ネーダの尋問の際に都市長と一緒に現れるが、それは頼まれたからでもあり自分が確かめたいことがあったからでもある。
ちなみに確かめたいことが本当だった場合、最悪ジューネとの契約を一時的に破棄してでも動く可能性が僅かにある。……それが自らの責務故に。
ドレファス・ライネル
裏で男爵邸に討ち入りをかけていた人。
今回の一件でメインの目的(凶魔化用魔石の大量摘発)は達したものの、裏で息子が事件に巻き込まれたことや、その件で自分の探していた友人の手がかりが転がり込んできたことで地味に冷静さを欠いている。
事件のあと、ヒースを都市長としてと父親としての態度の両方で向き合っている。つまりはパンチアンドハグ。
ヒース・ライネル
割と今回の騒動の原因。
過去の一件がトラウマになっており、極力自分の力のみで仮面の男を追うべく躍起になっていた。そのせいで返り討ちに遭いかけるが、時久達の乱入で事なきを得る。
剣の実力は確かで、ネーダとの戦いは一対一ならヒースがほぼ勝っていた。その後双剣を持ったネーダに劣勢に立たされるも、本来自身の最も得意とする剣盾の戦い方にスイッチして見事勝利。
最終局面では倒れたネーダも助けんと器の大きい所(下手すると自分も危ない所だったが)を見せて無事生還する。
余談だが仮面の男の放った霧の中で、凶魔でもないのにヒースがネーダと戦えていたのは、以前ジューネから買ったペアリングの耐性のおかげだったりする。恋の成就以外では普通に役に立っていた。
大葉鶫
地味に戦闘力の高かった後輩。
実は素の能力が耐久以外であれば時久とトントンかやや上。耐久は思いっきり負けているので短期決戦なら大葉、長期戦なら時久に分がある。
仮面の男との戦いで見せたアレは切り札の一部。ただむやみやたらに見せる物ではないと思っており、それで仲間を連れずに一人で挑んだが裏目に出て逃げられてしまう。
ちなみに切り札を全力で使用した場合……時久は“金こそ我が血肉なり”を使わされることになる。
アーメ、シーメ、ソーメ
普通に強かったシスター三人娘。
長女は弓使い、次女は盾使い、三女は剣士と、本来三人揃うことで互いの弱点を補うタイプ。
同調の加護でノービス全域をカバーできるだけの範囲で互いの存在を感知できるため、故意に離れようとしない限り迷子にはならない。
それを応用して、一人が敢えて的になることでアーメの超長距離射撃を可能とする離れ技があるが、その場合被害を抑える必要があるので基本はシーメが盾で防ぐ的役。
◇◆◇◆◇◆
如何だったでしょうか? 元々別サイトで連載中の拙作『異世界出稼ぎ冒険記 一億貯めるまで帰れません』のリメイクとして始めた作品でしたが、一年以上にわたる長期作品になってしまいました。原作がここまでで100万字を超える長編でしたからね。読み直して書き直すだけでも大変でした。
しかしこうしてどうにか全体の二割近くを削り、その代わりに新たな視点などの話を入れて少しは前よりすっきりしたかと思います。やり遂げられたのも読者様方のおかげです。誠にありがとうございました。
さて。これからの予定ですが、原作に追いついた以上そろそろ原作の方を進めていこうかと思います。またそちらにちょこちょこ続きを上げるかと思いますので、原作の方の読者様もこちらから入った読者様も、お読み頂いて少しでも暇つぶしになれば幸いです。
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