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第三章
ネル お姉さんとお別れして試験に復帰する
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「何よそれ……何なのよそれはっ!?」
「その様子だと心当たりはないみたいねん。まあ落ち着いて」
「これが落ち着いてなんていられるもんかっ!? 誰がそんなふざけた事をっ!?」
あたしはたまらずベッドから立ち上がってイザスタに向き直る。
身体に意図的に変身出来ないようリミッターが掛けられていた? つまりこれは体質のせいなんかじゃなくて、誰かが意図的に妨害していたって事。
ふつふつと怒りがこみ上げ、それに呼応するように邪因子が身体から少しずつ吹き上がる。指向性のない邪因子が、内側からテントをバタバタとはためかせる。
これまでいくら邪因子を高めても、あたしは一切変身出来なかった。
他の幹部候補生、さらに言えばそれ未満の一部の一般職員でさえ出来るのに、あたしはそんな奴らを横目で見るしか出来なかった。
それでもお父様は責める事もなかったし、あたしも体質に依るものならばとある程度は自分に折り合いもついた。きっととんでもなく必要邪因子量が多いか、もしくはもうちょっと大きくならないとダメなんだと。
でも、今その前提が一気に覆された。
「あたしが……ぐすっ、あたしがこれまでどんな気持ちで……あああああっ!」
「はいストップ」
目に涙が滲み、怒りに任せて邪因子が一気に溢れ出そうとした時、ぎゅっとイザスタが抱きしめてきた。そのままポンポンとあやすようにあたしの背をさする。
なんだろう? 何でか知らないけど、ちょっと落ち着く。
「落ち着いてってば。……大丈夫。今は怒るより、一つ一つ片付けていきましょっ! ねっ♪」
「…………うん」
確かに、今ここで暴れてもどうしようもないよね。癇癪を起こして暴れ狂うのもレディのやる事じゃないし。
「……ねぇ。もう少し、このままで良い?」
「良いわよん……と言いたい所だけど、ネルちゃんを支えるにはアタシよりもっとうってつけの子達が居るみたいね」
えっ!? それってどういう……。
バサッ!
「ネルさんっ!? 急に滅茶苦茶な邪因子を出してどうしまし……あっ!?」
「ちょっと我がライバル。暴れるにしてももう少し邪因子を抑えめに……あらっ!?」
テントの入り口から慌てて駆け込んできたのはピーターとガーベラ。二人は何故かこっちを見てぽかんとした顔をする。一体何が……ちょっと待って。
あたしはゆっくりと今の状況を整理する。
あたしは今の今まで診察されていた訳で、当然だけど上は薄いシャツ一枚しか着ていない。それを真正面からイザスタに抱きしめられている状態で、しかもちょっぴり涙目。そんな場所を客観的にはたから見ると、
「……ボク……ボク何も見ていませんからっ!? 失礼しましたっ!?」
「あらあら我がライバル。それとイザスタさん。人様のご趣味に口出しはあまりしないのですが、この状況でこれは些かどうかと思いますわよ」
顔を真っ赤にしてそっぽを向くピーターに、扇を口元に当ててジトッとした目で見てくるガーベラ。
いや待ってっ!? これは違うっ!? 違うんだからぁっ!?
やっとまた扉が繋がったと連絡が入ったのは、あたしが施術を終えてすぐの事だった。
帰りの扉はあたしがここに来た時の場所にぽつんと立っていて、
「ねぇ。本当にもう行っちゃうの? もっとゆっくりしていきましょうよん! た~っぷりおもてなししちゃうわよ!」
「だ~から試験があるんだってばっ!? 行かなきゃいけないのっ!」
扉の前で思いっきり名残惜しそうな顔でこっちに寄って来るイザスタを、あたしはどうにか腕で押し留める。まあ色々としてもらった事もあるから比較的優しくだけど。
「申し訳ありませんわイザスタさん。ですが私達もこれ以上はゆっくりしていられませんの。どうかお許しくださいませ」
「ボクはもう少しくらいゆっくりしても……分かってます分かってますってネルさんっ!? 急ぐんですよね? 冗談ですからその振り上げた拳をそ~っと下ろしてくださいっ!?」
奇麗な姿勢で別れの挨拶をするガーベラの横で、そんなとぼけた事を言うピーターに軽く睨みを利かす。
時間は大事だ。いくらここに居た分のタイムロスは考慮してくれるとは言え、それでもまだあたし達はチェックポイントを二つしか周っていない。
三つ目の課題の内容はアンドリューから聞いて分かっているけど、正確な場所は分からないから探さなきゃいけないしね。それに何より、
「実際のタイムはさておき、あたしより先にゴールされるのってなんかムカつくじゃない。だからさっさとここを出発して追い上げるよっ!」
「んもうっ! せっかちさんねぇ。じゃあ……はいっ!」
あたしがむんっと気合を入れていると、イザスタが何かの封筒を渡してくる。何なの一体?
「さっきの質問の事なんかをまとめた物よ。試験が終わったらケンちゃんに渡して。これを読んだら絶対力になってくれるから」
別にオジサンに見せなくても、お父様に事の次第を説明すれば妨害者云々も含めて何とかなりそうだけど……まあ良いか。試験の後でオジサンと会う良い口実になるし。あたしは封筒を受け取って荷物に入れる。
「あとこれっ! こっちがアタシの連絡先ねっ! それとこれがウチへ依頼する際の番号っ! あとこっちがお土産の果物の詰め合わせに……」
「いや多いよっ!? こんなに持ってけないってっ!?」
ごちゃっと色々押し付けられた上に、他の二人も渡されて目を白黒させていた。というか依頼って、イザスタもオジサンみたいな雑用係でもやっているんだろうか? ……お揃いでなんか悔しい。
「じゃあ行く前に……えいっ!」
「うわっ!?」
「わぷっ!?」
「私もですのっ!?」
イザスタは急にまたドロドロを呼び出したかと思うと、そのままあたし達を大きく包むように引き寄せてそのまままとめて抱きしめる。
「急にやらないでよ!? びっくりするじゃんっ!」
「うふふふっ! やっぱり良いわねぇっ! こういうのっ! じゃあ最後に皆にアドバイスを。……ネルちゃん。ここで外せたのは右腕だけ。それも外せただけでまだ不安定。多用は避けていざって時だけ使う事。残りは試験が終わってから時間をかけて少しずつね。と言っても使わなくたってネルちゃんは強いでしょうけど」
「分かってるって! ふふん!」
右腕一本でも十分よ! ……へへっ! これを知ったらお父様も喜んでくれる! オジサンも見せたら驚くよ絶対!
「ホントに大丈夫かしらねぇ。じゃあ次ね! ガーベラちゃん。アナタの邪因子コントロールは間違いなく一流よん。だけど、まだ先を目指せる。もし行き詰まるような事があったら、敢えて別の所に目を向けてみるのも良いかもね。もしくは……大切な人に一度相談してみるとかね!」
「行き詰まる……ですか。オ~ッホッホッホっ! まあ私にそのような事があるとは思いたくありませんが、もしもの時はそうさせていただきますわ」
ガーベラは大きく高笑いしながらも、きちんと耳を傾けているみたいだ。
「あとはピーターちゃんなんだけど……あらっ!? ごめんなさい」
「ふがふが……はぁ……はぁ……ああ苦しかった。でも……ちょっぴり嬉しかったりも」
静かだと思ったら、ピーターの奴抱きしめられたままずっとイザスタの胸に顔を埋めてたっ!? ……後でお仕置きだね下僕二号。
「ピーターちゃんは珍しい才能があるんだけど、それを活かしきれてないのが問題ね。眼に身体が追いついてないし、邪因子も技術はともかく量は平凡。分析官や技術者の道ならそれで良いけど、幹部を目指すのなら地力をもう少し上げる必要があるわねん。……もし気が向いたら、お姉さんの所にいらっしゃいな。た~っぷりね~っとり付きっきりでレッスンしてあげる!」
「え、遠慮しときます。……ハハハ」
イザスタの獲物を前に舌なめずりするような眼に、ピーターは乾いた笑いをしながら後ずさる。……イザスタめピーターにまで粉を掛けて。やっぱそこら辺注意して見てないと。オジサンに言いつけてやるんだから。
「じゃあアタシからのアドバイスはこれでおしまい! 皆、行ってらっしゃい! 試験頑張ってね! アタシは頑張る子達の味方なのよん!」
その一瞬だけ、タイプはちょっと違うけど、どこかイザスタの姿がオジサンと重なった感じがした。やっぱり似た者同士なんだろうね。
仕方ないか。これならオジサンに近寄るのも、ちょびっとだけは許可してあげても良いかな。うん。ちょびっとだけ。
そう言って軽くウインクをするイザスタに、
「それじゃあね。イザスタお姉さん! また暇になって気が向いたら来てあげるよ! 行ってきます!」
「私が幹部になったら、またご報告に伺いますわ! ごきげんよう」
「えっと……マッサージ、凄く身体が軽くなりました。ありがとうございましたっ!」
あたし達はそう言い返して、帰りの扉に歩いていった。
さあ。狙うは一つ。幹部の座。この手で掴んでやろうじゃないの。
◇◆◇◆◇◆
長らくお待たせいたしましたっ!
急に私事で忙しくなり筆を置いていた不甲斐ない作者でございます。
私事が終わってもどうにも書く気になれず、ついつい他の作品ばかりにかまけていました。
こんな作品ではありますが近々また不定期に書き始める予定です。気が向いたらで良いので、また読んで頂ければ幸いです。
それはそれとして久しぶりのおねだりを。
この話までで面白いとか良かったとか思ってくれる読者様。完結していないからと評価を保留されている読者様。
お気に入り、感想は作家のエネルギー源です。ここぞとばかりに投入していただけるともうやる気がモリモリ湧いてきますので何卒、何卒よろしく!
「その様子だと心当たりはないみたいねん。まあ落ち着いて」
「これが落ち着いてなんていられるもんかっ!? 誰がそんなふざけた事をっ!?」
あたしはたまらずベッドから立ち上がってイザスタに向き直る。
身体に意図的に変身出来ないようリミッターが掛けられていた? つまりこれは体質のせいなんかじゃなくて、誰かが意図的に妨害していたって事。
ふつふつと怒りがこみ上げ、それに呼応するように邪因子が身体から少しずつ吹き上がる。指向性のない邪因子が、内側からテントをバタバタとはためかせる。
これまでいくら邪因子を高めても、あたしは一切変身出来なかった。
他の幹部候補生、さらに言えばそれ未満の一部の一般職員でさえ出来るのに、あたしはそんな奴らを横目で見るしか出来なかった。
それでもお父様は責める事もなかったし、あたしも体質に依るものならばとある程度は自分に折り合いもついた。きっととんでもなく必要邪因子量が多いか、もしくはもうちょっと大きくならないとダメなんだと。
でも、今その前提が一気に覆された。
「あたしが……ぐすっ、あたしがこれまでどんな気持ちで……あああああっ!」
「はいストップ」
目に涙が滲み、怒りに任せて邪因子が一気に溢れ出そうとした時、ぎゅっとイザスタが抱きしめてきた。そのままポンポンとあやすようにあたしの背をさする。
なんだろう? 何でか知らないけど、ちょっと落ち着く。
「落ち着いてってば。……大丈夫。今は怒るより、一つ一つ片付けていきましょっ! ねっ♪」
「…………うん」
確かに、今ここで暴れてもどうしようもないよね。癇癪を起こして暴れ狂うのもレディのやる事じゃないし。
「……ねぇ。もう少し、このままで良い?」
「良いわよん……と言いたい所だけど、ネルちゃんを支えるにはアタシよりもっとうってつけの子達が居るみたいね」
えっ!? それってどういう……。
バサッ!
「ネルさんっ!? 急に滅茶苦茶な邪因子を出してどうしまし……あっ!?」
「ちょっと我がライバル。暴れるにしてももう少し邪因子を抑えめに……あらっ!?」
テントの入り口から慌てて駆け込んできたのはピーターとガーベラ。二人は何故かこっちを見てぽかんとした顔をする。一体何が……ちょっと待って。
あたしはゆっくりと今の状況を整理する。
あたしは今の今まで診察されていた訳で、当然だけど上は薄いシャツ一枚しか着ていない。それを真正面からイザスタに抱きしめられている状態で、しかもちょっぴり涙目。そんな場所を客観的にはたから見ると、
「……ボク……ボク何も見ていませんからっ!? 失礼しましたっ!?」
「あらあら我がライバル。それとイザスタさん。人様のご趣味に口出しはあまりしないのですが、この状況でこれは些かどうかと思いますわよ」
顔を真っ赤にしてそっぽを向くピーターに、扇を口元に当ててジトッとした目で見てくるガーベラ。
いや待ってっ!? これは違うっ!? 違うんだからぁっ!?
やっとまた扉が繋がったと連絡が入ったのは、あたしが施術を終えてすぐの事だった。
帰りの扉はあたしがここに来た時の場所にぽつんと立っていて、
「ねぇ。本当にもう行っちゃうの? もっとゆっくりしていきましょうよん! た~っぷりおもてなししちゃうわよ!」
「だ~から試験があるんだってばっ!? 行かなきゃいけないのっ!」
扉の前で思いっきり名残惜しそうな顔でこっちに寄って来るイザスタを、あたしはどうにか腕で押し留める。まあ色々としてもらった事もあるから比較的優しくだけど。
「申し訳ありませんわイザスタさん。ですが私達もこれ以上はゆっくりしていられませんの。どうかお許しくださいませ」
「ボクはもう少しくらいゆっくりしても……分かってます分かってますってネルさんっ!? 急ぐんですよね? 冗談ですからその振り上げた拳をそ~っと下ろしてくださいっ!?」
奇麗な姿勢で別れの挨拶をするガーベラの横で、そんなとぼけた事を言うピーターに軽く睨みを利かす。
時間は大事だ。いくらここに居た分のタイムロスは考慮してくれるとは言え、それでもまだあたし達はチェックポイントを二つしか周っていない。
三つ目の課題の内容はアンドリューから聞いて分かっているけど、正確な場所は分からないから探さなきゃいけないしね。それに何より、
「実際のタイムはさておき、あたしより先にゴールされるのってなんかムカつくじゃない。だからさっさとここを出発して追い上げるよっ!」
「んもうっ! せっかちさんねぇ。じゃあ……はいっ!」
あたしがむんっと気合を入れていると、イザスタが何かの封筒を渡してくる。何なの一体?
「さっきの質問の事なんかをまとめた物よ。試験が終わったらケンちゃんに渡して。これを読んだら絶対力になってくれるから」
別にオジサンに見せなくても、お父様に事の次第を説明すれば妨害者云々も含めて何とかなりそうだけど……まあ良いか。試験の後でオジサンと会う良い口実になるし。あたしは封筒を受け取って荷物に入れる。
「あとこれっ! こっちがアタシの連絡先ねっ! それとこれがウチへ依頼する際の番号っ! あとこっちがお土産の果物の詰め合わせに……」
「いや多いよっ!? こんなに持ってけないってっ!?」
ごちゃっと色々押し付けられた上に、他の二人も渡されて目を白黒させていた。というか依頼って、イザスタもオジサンみたいな雑用係でもやっているんだろうか? ……お揃いでなんか悔しい。
「じゃあ行く前に……えいっ!」
「うわっ!?」
「わぷっ!?」
「私もですのっ!?」
イザスタは急にまたドロドロを呼び出したかと思うと、そのままあたし達を大きく包むように引き寄せてそのまままとめて抱きしめる。
「急にやらないでよ!? びっくりするじゃんっ!」
「うふふふっ! やっぱり良いわねぇっ! こういうのっ! じゃあ最後に皆にアドバイスを。……ネルちゃん。ここで外せたのは右腕だけ。それも外せただけでまだ不安定。多用は避けていざって時だけ使う事。残りは試験が終わってから時間をかけて少しずつね。と言っても使わなくたってネルちゃんは強いでしょうけど」
「分かってるって! ふふん!」
右腕一本でも十分よ! ……へへっ! これを知ったらお父様も喜んでくれる! オジサンも見せたら驚くよ絶対!
「ホントに大丈夫かしらねぇ。じゃあ次ね! ガーベラちゃん。アナタの邪因子コントロールは間違いなく一流よん。だけど、まだ先を目指せる。もし行き詰まるような事があったら、敢えて別の所に目を向けてみるのも良いかもね。もしくは……大切な人に一度相談してみるとかね!」
「行き詰まる……ですか。オ~ッホッホッホっ! まあ私にそのような事があるとは思いたくありませんが、もしもの時はそうさせていただきますわ」
ガーベラは大きく高笑いしながらも、きちんと耳を傾けているみたいだ。
「あとはピーターちゃんなんだけど……あらっ!? ごめんなさい」
「ふがふが……はぁ……はぁ……ああ苦しかった。でも……ちょっぴり嬉しかったりも」
静かだと思ったら、ピーターの奴抱きしめられたままずっとイザスタの胸に顔を埋めてたっ!? ……後でお仕置きだね下僕二号。
「ピーターちゃんは珍しい才能があるんだけど、それを活かしきれてないのが問題ね。眼に身体が追いついてないし、邪因子も技術はともかく量は平凡。分析官や技術者の道ならそれで良いけど、幹部を目指すのなら地力をもう少し上げる必要があるわねん。……もし気が向いたら、お姉さんの所にいらっしゃいな。た~っぷりね~っとり付きっきりでレッスンしてあげる!」
「え、遠慮しときます。……ハハハ」
イザスタの獲物を前に舌なめずりするような眼に、ピーターは乾いた笑いをしながら後ずさる。……イザスタめピーターにまで粉を掛けて。やっぱそこら辺注意して見てないと。オジサンに言いつけてやるんだから。
「じゃあアタシからのアドバイスはこれでおしまい! 皆、行ってらっしゃい! 試験頑張ってね! アタシは頑張る子達の味方なのよん!」
その一瞬だけ、タイプはちょっと違うけど、どこかイザスタの姿がオジサンと重なった感じがした。やっぱり似た者同士なんだろうね。
仕方ないか。これならオジサンに近寄るのも、ちょびっとだけは許可してあげても良いかな。うん。ちょびっとだけ。
そう言って軽くウインクをするイザスタに、
「それじゃあね。イザスタお姉さん! また暇になって気が向いたら来てあげるよ! 行ってきます!」
「私が幹部になったら、またご報告に伺いますわ! ごきげんよう」
「えっと……マッサージ、凄く身体が軽くなりました。ありがとうございましたっ!」
あたし達はそう言い返して、帰りの扉に歩いていった。
さあ。狙うは一つ。幹部の座。この手で掴んでやろうじゃないの。
◇◆◇◆◇◆
長らくお待たせいたしましたっ!
急に私事で忙しくなり筆を置いていた不甲斐ない作者でございます。
私事が終わってもどうにも書く気になれず、ついつい他の作品ばかりにかまけていました。
こんな作品ではありますが近々また不定期に書き始める予定です。気が向いたらで良いので、また読んで頂ければ幸いです。
それはそれとして久しぶりのおねだりを。
この話までで面白いとか良かったとか思ってくれる読者様。完結していないからと評価を保留されている読者様。
お気に入り、感想は作家のエネルギー源です。ここぞとばかりに投入していただけるともうやる気がモリモリ湧いてきますので何卒、何卒よろしく!
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