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僕の天使アンドリュー(sideジョエル)
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産まれて、生きてきて、気付いた時にはもう彼のことしか考えてなかった。
古い思い出の中の彼は、兄さんを囲んで物々しく難しい話をしている人々の集団の中にいて。
黒くサラサラの髪を撫でつけ、幼くとも神経質そうな線の細い造りの白い顔に、夜空のような静かな藍の瞳。痩せてひょろ長い身体で手一杯に荷物を持ちながら、僕を見つけるとその気難しげな無表情の唇の端をほんの少し緩ませてくれる。
他の人間の邪魔といわんばかりの視線との違いは、明らかだった。
誰もが夢見ている兄の周囲の輪とは離れてしまうのに、僕の隣で僕の世話をする。その目には苛立ちはなくて、時折覗かせる柔らかな表情は、大人びた容貌と似つかわずに可愛らしかった。
今日も明日も明後日も会いたい。朝も昼も夜も会いたい。
『結婚』というものを知ったその日に、僕は彼にプロポーズした。兄さんの側ではなく、僕の側にいて欲しかったから。
アンドリューは笑って、僕をいなした。まるで相手にしていなかった。
アンディはどんどん優秀になって、兄の一番側に仕えるようになった。
それが悔しくて、僕は十歳の時、兄さんへ、彼を僕の従者に欲しいと強請った。
また、相手にすらしてもらえないかもしれない。
彼がどれだけ努力を重ねて、今の地位にいるのかを知っていた。それは、僕の我儘で買えるものじゃない。だから、ダメかもしれない。
じりじりと胸が焦げ付いて、指先が震えた。
「謹んで、拝命いたします」
普段と変わらない畏まった様子で答えたアンドリューの表情は、凪いでいた。何の恨みも未練もないかのようだった。
その時の歓喜を、僕は一生忘れないと思う。
アンドリューが、欲しい。全部僕のものにしたい。君はどこまで叶えてくれるの?
想いは膨れ上がる一途。以降、未だに衰えた事はない。
僕は、兄さんが嫌いじゃない。
あの人は、昔から稀代の変人だと思う。幼い時?ああ、あの人が幼かったことなんてないが。僕が兄さんと初めて話したのは、朝の支度をいかに効率的に最低限のコストで行う日程を組み立てるかなんて意味の分からない話だった気がする。おそらく僕が三歳、兄さんが五歳くらいの時だ。無駄が多すぎるなんて言っては、アンディの兄であるブラッドに叱られていた。
だけど悪い人ではない。ただ変人なだけだ。そして、変人なりの天才なのだ。
幼い頃は兄さんに色々くだらない悪戯を仕掛けられたり、からかわれたりもしたけど。基本的に悪意はなくてとても優しい。
そして僕は、やられたらやり返している。お茶会でふりふりのドレスを着せられた腹いせに、時計を隠して人を遠ざけて側付き皆が扉の前に勢ぞろいするまで寝坊させてみたりと、そういうふざけ合いをする仲なのだ。兄さんには本当はそんな仕方ない一面もある。
お互いに執事長のハリソンからしこたま叱られる。そんな時には僕をかばって悪かったなんて謝ってくれるお人好しなところも。
僕は兄さんを変人だと思うし、それなりに尊敬もしてるけど、周囲のように崇拝はしていない。
だからこそなのか、アンドリューを兄さんにとられるのは、我慢がならない。そんな気がないのは分かってる。だけど、反骨心はメラメラ燃えていた。
「僕は働きたくない。兄さんが全部何とかするからいいじゃんか。一緒に死ぬまで養って貰おう、アンディ」
そう言うと、アンドリューは心底困った顔をする。
働く事は、兄さんに並び立つことだ。僕はあんな変人と一緒の土台に立つつもりはない。同じ場所に立ったら、アンディが取られてしまうかもしれない。元々は兄さんが自分の側近にするために育てた人間だったのだ。
だけど、兄さんは価値がない人間には、価値を持たせる人間だと知っている。
僕には王家のスペアと言われるドミニスアーナ公爵家の次男なんて肩書きがある。政治に関わりたくない。社交界に関わりたくない。領地経営なんかしたくない。何もかも我儘で切り抜けてきたけれど、もし本当に役に立たなかったならば。
多分、僕は肩書きで売られるだろう。どこぞの国か、どこぞの貴族か。婿としてドミニスアーナ公爵家の次男には需要も価値もある。
だから、仕方ない。多少は踊らされて、仕事なんてものをするのも。
兄さんが寄越してきた書類は、かなりの国家機密文書。国内の貴族と外国の癒着、贈賄、不正の証。こんなもの送ってくるなよと言いたい。それも、それを纏め上げる事務作業を依頼の名目にしていたけれど、本当は多分違う。
そこに記されている情報を元に、上手い事やれと。
つまり、そこな貴族の尻尾を掴む、もしくは尻尾が白昼堂々に躍り出るようにしろということだろう。
本当に非常識で迷惑な兄だ。だが、公爵家でアンディとのうのうと幸せな生活をするためには、まあ仕方ないか。
近々王都に忍び込む必要がありそうだ。思わずため息が零れた。この心労、心のダメージはアンドリューに癒してもらうしかないだろう。
真面目に働いたご褒美を強請ってアンドリューに詰め寄る。
アンドリューは僕の顔が好きだと思う。時々みとれているって、気づいている。だけど、やすやすと堕ちてはくれない。
「ここで、ハグだけ…」
そんなのはもちろん嘘だけど。少し疲れたように眉根を寄せる姿を見ると胸が痛い。
僕が欲しいのはアンドリューだけなのに。この公爵邸の従僕たちの中にだって、僕が望めば喜んで身を捧げる者たちはきっと多くいるのに。唯一欲しいものが、手に入らない。
信用を失うようなことをしてきた自業自得なのはわかってるけど。そんなに避けなくたっていいじゃんか。
そう思うと心が荒んだ。
ふんわりと手が伸ばされて。アンディの清潔な匂いに包まれて。思わず反射的に抱きしめる。罠とわかっても手を伸ばしてくれるその優しさが愛おしい。
彼に触れることができて我慢なんてできる訳がなくて、即座に押し倒した。
全部、欲しい。
「アンドリュー、好き……、アンディが、欲しい。お願い、アンディ…」
頬を擦り付ける胸元から、涼しい顔とは異なって乱れた心音が聞こえる。ひどく焦らされている。欲しい。奪いたい。だけど、そうしてしまえばきっと、アンドリューは永遠に手に入らない。
「アンディーと、キスしたい……」
その無垢な唇を奪いたい。めちゃめちゃに蹂躙して、平静な呼吸を乱したい。
宥めるように背を撫でる掌。僕の手から逃れる方法を模索しながら、決して見離せもしない、優しすぎる掌。
「それは出来ないと申し上げたはずです」
普段と変わらないトーンのはずの言葉は、少し震えて上擦んでいる。白い肌の端、耳元がほんのりと赤く色づいているのに、きっと本人は気づいていない。
ああ、本当に可愛い。
平然とした顔をしながらも僕に乱されてるアンドリューが愛しい。僕が彼の興奮を誘っている、それだけで堪らなく心が煽られた。
つれない言葉を冷たく綴ろうとしながらも、逸っている鼓動。朱の差した肌。乱れを隠しきれない呼吸。熱い身体。瞳に滲む、欲の色。
もっと乱したい。だけど、まだ届かない。
僕の見た目が天使だって?本当に美しいのは、無垢で純白な天使は、アンドリューだ。
身体を密着させたまま、自慰を見せつける。
ただなされるがままに肌を寄せたまま、僕を見つめる瞳は欲情に滲んでいる。
彼は決して僕を受け入れない。でも、強請る言葉を吐く度に、その肌はどんどん熱くなる。そんな色っぽい顔して、本当に自分で気づいてないんだろうか。
肩を上下して、言葉を上ずらせて、肌を薄紅に染めて、詰めた息を震わせて吐く。ぴったりと寄せた脚に、硬く肌を押す隠しきれない彼の高揚を感じ取る。必死に言い募っているような拒絶なんてそこにはない。もう彼はすっかりと、僕の手に囚われている。
本当に、なんて可愛いんだろう。
いつかは全部、僕のものにしたい。だけど、まだ届かないから。
アンドリューの身体に吐き出して、清い肌を僕の欲で汚す。
こうして眠ってしまえば、君は僕の匂いを漂わせたまま、朝まで逃れられない。
可愛いアンディー、はやく僕のものになって。
僕が願うのは、ただそれだけだ。
夜が明けて。少し照れを残したままの、げんなり顔のアンドリューにお風呂の準備をして貰いながら、僕は頭のなかで憂鬱な算段を立てる。
明日には公爵領を出て、王都へと向かうのがベスト。アンドリューとは、一週間は会えないだろう。
ああ、働きたくない。本当に面倒くさい。彼との時間を邪魔するものなんて。
兄さんが僕たちを何も言わずに養っていなかったら、こんな事をしてやる義理はないんだけど。
わかってやってる変人な奇才と、面と向かって争うなんて下手を撃つつもりはない。
要するに、兄さんのお眼鏡に叶えば、一生アンディと幸せに添い遂げてもいいって事だよね?
僕にもアンドリューにも婚姻の話が来ないことも。引き離すような仕事を紹介されないことも。全部僕の出方次第ってことでしょう?
仕方ないから、このジョエル・ローシェ、全力を尽くして貴方の思惑に従いますよ。
一生引きこもって寄生して、幸せに過ごすためにね。
古い思い出の中の彼は、兄さんを囲んで物々しく難しい話をしている人々の集団の中にいて。
黒くサラサラの髪を撫でつけ、幼くとも神経質そうな線の細い造りの白い顔に、夜空のような静かな藍の瞳。痩せてひょろ長い身体で手一杯に荷物を持ちながら、僕を見つけるとその気難しげな無表情の唇の端をほんの少し緩ませてくれる。
他の人間の邪魔といわんばかりの視線との違いは、明らかだった。
誰もが夢見ている兄の周囲の輪とは離れてしまうのに、僕の隣で僕の世話をする。その目には苛立ちはなくて、時折覗かせる柔らかな表情は、大人びた容貌と似つかわずに可愛らしかった。
今日も明日も明後日も会いたい。朝も昼も夜も会いたい。
『結婚』というものを知ったその日に、僕は彼にプロポーズした。兄さんの側ではなく、僕の側にいて欲しかったから。
アンドリューは笑って、僕をいなした。まるで相手にしていなかった。
アンディはどんどん優秀になって、兄の一番側に仕えるようになった。
それが悔しくて、僕は十歳の時、兄さんへ、彼を僕の従者に欲しいと強請った。
また、相手にすらしてもらえないかもしれない。
彼がどれだけ努力を重ねて、今の地位にいるのかを知っていた。それは、僕の我儘で買えるものじゃない。だから、ダメかもしれない。
じりじりと胸が焦げ付いて、指先が震えた。
「謹んで、拝命いたします」
普段と変わらない畏まった様子で答えたアンドリューの表情は、凪いでいた。何の恨みも未練もないかのようだった。
その時の歓喜を、僕は一生忘れないと思う。
アンドリューが、欲しい。全部僕のものにしたい。君はどこまで叶えてくれるの?
想いは膨れ上がる一途。以降、未だに衰えた事はない。
僕は、兄さんが嫌いじゃない。
あの人は、昔から稀代の変人だと思う。幼い時?ああ、あの人が幼かったことなんてないが。僕が兄さんと初めて話したのは、朝の支度をいかに効率的に最低限のコストで行う日程を組み立てるかなんて意味の分からない話だった気がする。おそらく僕が三歳、兄さんが五歳くらいの時だ。無駄が多すぎるなんて言っては、アンディの兄であるブラッドに叱られていた。
だけど悪い人ではない。ただ変人なだけだ。そして、変人なりの天才なのだ。
幼い頃は兄さんに色々くだらない悪戯を仕掛けられたり、からかわれたりもしたけど。基本的に悪意はなくてとても優しい。
そして僕は、やられたらやり返している。お茶会でふりふりのドレスを着せられた腹いせに、時計を隠して人を遠ざけて側付き皆が扉の前に勢ぞろいするまで寝坊させてみたりと、そういうふざけ合いをする仲なのだ。兄さんには本当はそんな仕方ない一面もある。
お互いに執事長のハリソンからしこたま叱られる。そんな時には僕をかばって悪かったなんて謝ってくれるお人好しなところも。
僕は兄さんを変人だと思うし、それなりに尊敬もしてるけど、周囲のように崇拝はしていない。
だからこそなのか、アンドリューを兄さんにとられるのは、我慢がならない。そんな気がないのは分かってる。だけど、反骨心はメラメラ燃えていた。
「僕は働きたくない。兄さんが全部何とかするからいいじゃんか。一緒に死ぬまで養って貰おう、アンディ」
そう言うと、アンドリューは心底困った顔をする。
働く事は、兄さんに並び立つことだ。僕はあんな変人と一緒の土台に立つつもりはない。同じ場所に立ったら、アンディが取られてしまうかもしれない。元々は兄さんが自分の側近にするために育てた人間だったのだ。
だけど、兄さんは価値がない人間には、価値を持たせる人間だと知っている。
僕には王家のスペアと言われるドミニスアーナ公爵家の次男なんて肩書きがある。政治に関わりたくない。社交界に関わりたくない。領地経営なんかしたくない。何もかも我儘で切り抜けてきたけれど、もし本当に役に立たなかったならば。
多分、僕は肩書きで売られるだろう。どこぞの国か、どこぞの貴族か。婿としてドミニスアーナ公爵家の次男には需要も価値もある。
だから、仕方ない。多少は踊らされて、仕事なんてものをするのも。
兄さんが寄越してきた書類は、かなりの国家機密文書。国内の貴族と外国の癒着、贈賄、不正の証。こんなもの送ってくるなよと言いたい。それも、それを纏め上げる事務作業を依頼の名目にしていたけれど、本当は多分違う。
そこに記されている情報を元に、上手い事やれと。
つまり、そこな貴族の尻尾を掴む、もしくは尻尾が白昼堂々に躍り出るようにしろということだろう。
本当に非常識で迷惑な兄だ。だが、公爵家でアンディとのうのうと幸せな生活をするためには、まあ仕方ないか。
近々王都に忍び込む必要がありそうだ。思わずため息が零れた。この心労、心のダメージはアンドリューに癒してもらうしかないだろう。
真面目に働いたご褒美を強請ってアンドリューに詰め寄る。
アンドリューは僕の顔が好きだと思う。時々みとれているって、気づいている。だけど、やすやすと堕ちてはくれない。
「ここで、ハグだけ…」
そんなのはもちろん嘘だけど。少し疲れたように眉根を寄せる姿を見ると胸が痛い。
僕が欲しいのはアンドリューだけなのに。この公爵邸の従僕たちの中にだって、僕が望めば喜んで身を捧げる者たちはきっと多くいるのに。唯一欲しいものが、手に入らない。
信用を失うようなことをしてきた自業自得なのはわかってるけど。そんなに避けなくたっていいじゃんか。
そう思うと心が荒んだ。
ふんわりと手が伸ばされて。アンディの清潔な匂いに包まれて。思わず反射的に抱きしめる。罠とわかっても手を伸ばしてくれるその優しさが愛おしい。
彼に触れることができて我慢なんてできる訳がなくて、即座に押し倒した。
全部、欲しい。
「アンドリュー、好き……、アンディが、欲しい。お願い、アンディ…」
頬を擦り付ける胸元から、涼しい顔とは異なって乱れた心音が聞こえる。ひどく焦らされている。欲しい。奪いたい。だけど、そうしてしまえばきっと、アンドリューは永遠に手に入らない。
「アンディーと、キスしたい……」
その無垢な唇を奪いたい。めちゃめちゃに蹂躙して、平静な呼吸を乱したい。
宥めるように背を撫でる掌。僕の手から逃れる方法を模索しながら、決して見離せもしない、優しすぎる掌。
「それは出来ないと申し上げたはずです」
普段と変わらないトーンのはずの言葉は、少し震えて上擦んでいる。白い肌の端、耳元がほんのりと赤く色づいているのに、きっと本人は気づいていない。
ああ、本当に可愛い。
平然とした顔をしながらも僕に乱されてるアンドリューが愛しい。僕が彼の興奮を誘っている、それだけで堪らなく心が煽られた。
つれない言葉を冷たく綴ろうとしながらも、逸っている鼓動。朱の差した肌。乱れを隠しきれない呼吸。熱い身体。瞳に滲む、欲の色。
もっと乱したい。だけど、まだ届かない。
僕の見た目が天使だって?本当に美しいのは、無垢で純白な天使は、アンドリューだ。
身体を密着させたまま、自慰を見せつける。
ただなされるがままに肌を寄せたまま、僕を見つめる瞳は欲情に滲んでいる。
彼は決して僕を受け入れない。でも、強請る言葉を吐く度に、その肌はどんどん熱くなる。そんな色っぽい顔して、本当に自分で気づいてないんだろうか。
肩を上下して、言葉を上ずらせて、肌を薄紅に染めて、詰めた息を震わせて吐く。ぴったりと寄せた脚に、硬く肌を押す隠しきれない彼の高揚を感じ取る。必死に言い募っているような拒絶なんてそこにはない。もう彼はすっかりと、僕の手に囚われている。
本当に、なんて可愛いんだろう。
いつかは全部、僕のものにしたい。だけど、まだ届かないから。
アンドリューの身体に吐き出して、清い肌を僕の欲で汚す。
こうして眠ってしまえば、君は僕の匂いを漂わせたまま、朝まで逃れられない。
可愛いアンディー、はやく僕のものになって。
僕が願うのは、ただそれだけだ。
夜が明けて。少し照れを残したままの、げんなり顔のアンドリューにお風呂の準備をして貰いながら、僕は頭のなかで憂鬱な算段を立てる。
明日には公爵領を出て、王都へと向かうのがベスト。アンドリューとは、一週間は会えないだろう。
ああ、働きたくない。本当に面倒くさい。彼との時間を邪魔するものなんて。
兄さんが僕たちを何も言わずに養っていなかったら、こんな事をしてやる義理はないんだけど。
わかってやってる変人な奇才と、面と向かって争うなんて下手を撃つつもりはない。
要するに、兄さんのお眼鏡に叶えば、一生アンディと幸せに添い遂げてもいいって事だよね?
僕にもアンドリューにも婚姻の話が来ないことも。引き離すような仕事を紹介されないことも。全部僕の出方次第ってことでしょう?
仕方ないから、このジョエル・ローシェ、全力を尽くして貴方の思惑に従いますよ。
一生引きこもって寄生して、幸せに過ごすためにね。
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