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温泉編
座敷童子
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広間に集まっている霊能力者たちをぐるりと見渡し、女将はゆっくりと言葉を続ける。
「すでに依頼料はお支払い済ですが、捕獲して下さった方には成功報酬として、依頼料の倍額をご用意しております」
女将の『倍額』という単語に、ざわめきが拡がった。
「まずは皆さま、昼食をお召し上がり下さい。お食事をしながら詳しいご説明をお聞きいただければと思います」
広間の扉が開き、仲居さん達がたくさんの料理を運んできた。
壁際のテーブルに並べてゆく。
どうやらブッフェスタイルのようだ。
皆が一斉に料理の方へ動き出すと、女将が説明を始める。
「当館は本日から三日、一般のお客様のご宿泊はありません。どの部屋も厨房も物置も……館内全て出入り自由です。座敷童子は元々別館の奥の間にてお祀りしていたのですが、先週逃げ出され、お姿が見えなくなって一週間になります」
俺は取り皿を手に、ローストビーフの列に並びながらアレクにこそっと声をかけた。
「何て言うか……『お祀り』と『逃げ出す』って単語の組み合わせがしっくり来ないんだけど……」
「……俺もだ」
アレクも俺同様、ちょっと複雑そうに女将の説明を聞いている。
「旅館の敷地自体にも結界が張ってありますので、今のところ敷地内からは出ておらず、どこかにお隠れになっていると思われます。しかし、もし何かのきっかけで敷地側の結界も壊れてしまったら、完全にここを離れてしまわれるでしょう。座敷童子を捕まえて、元の別館奥の間へお戻しいただきたいのです」
別館奥の間と敷地、二重の結界で囲ってたってことか、厳重だな。
順番が来たので、俺はローストビーフを三枚皿に取った。
ついでに、横のフライドポテトと唐揚げもしっかり貰って料理のテーブルから離れる。
「何かご質問やご入用の物があれば、フロント奥の事務所にお声かけ下さい。私も番頭も、そちらに居ります」
女将は優雅に頭を下げ、広間から出て行った。
なんだろう、言葉の使い方……というのか、俺は直感的に女将を苦手なタイプに分類した。
「都築くん。パトラッシュとは仲良くできてますか?」
振り向くと、サンドイッチをのせた皿を手に十和子さんが近づいて来る。
「あ、はい! 俺には全く見えないけど『ハウス』って言えばちゃんと引っ込んでくれるみたいだし、今も……顔出してないですよね?」
「はい。いい子にしてるみたいで安心しました」
柔らかく微笑む十和子さん……相変わらず和服が似合う艶やか美人さんだ。
ここの女将も美人だが全くタイプが違う。
俺は十和子さんの方がずっといい。
「百園さんは元気にしてますか?」
「えぇ。努力家だし、とても筋がいいんですよ。今日も一緒に来たがっていたのですが、高校生の女の子をお泊りで連れ出すわけに行かなくて……」
「なるほど」
百園さん、元気で頑張ってるんだな……良かった!
「……十和子さんは、この依頼どう思いますか?」
俺の問いに、十和子さんは困ったように眉を寄せた。
「私では見つける事は出来ても、強引に連れ戻すのは難しいです。それに、ここに居たくなくてお逃げになったのなら、そっとしておいて差し上げた方がいいのでは……と思います」
相変わらず優しい十和子さん。
俺のモヤモヤをずばり言葉にしてくれた。
「そうですよね……」
店長はどう思っているんだろう。
目をやると、優雅にシャンパンと生ハムをお楽しみ中だ。
……何も聞くまい。
少し離れた場所で一人ぽつんと、何やら考え込んでいる橘が目にとまる。
俺は十和子さんに会釈して離れると、橘の元へと向かった。
「橘、食べないのか?」
「都築さん……僕は今、断食中なので」
「は? 断食? それも修練の一種なのか?」
「はい。二、三ヶ月に一度、一週間ほど断食します」
笑顔でさらりと答える橘。
「――…っ、……お、お前……」
俺は言葉を失った。
千代ちゃんの神社で神降ろしの依り代になった時、三日間お白湯生活だった俺は……世を儚み、店長を恨み、朝から晩まで一日中食べ物のことを考えてイライラしていた。
あの時の辛さは今でも忘れられない。
そんな事を……二、三ヶ月に一度、だと!?
俺は溢れそうになる涙を堪え、何とか笑顔を作った。
「そ、そうだ! この間、橘にそっくりな奴に会ったんだ。あんまり似てたから橘のドッペルゲンガーかと思った」
「僕の? ――…あ、もしかして双子の弟の万里かな。そちらの方に住んでいるはずなので」
「うん、一緒にいる子から『万里』って呼ばれてた」
「元気にしてるかな……」
橘は懐かしむように目線を上げ、少し寂しそうに微笑む。
「あんまり会えないのか?」
「最後に会ったのは父の告別式の時だから、……二年くらい前ですね」
「…………そっか」
店長からある程度の事情は聞いているが、それにしても……二年前ということは、橘はまだ十四歳か。中学二年で父を亡くし、弟ともめったに会えないなんて……。
「じゃあ、弟はお母さんと一緒に暮らしてるのか……」
「いえ……母は体が弱くて、ずっと入院していて……万里は遠縁の親戚でお世話になってるんです」
「…………」
俺は再び溢れそうになる涙をぐっと堪えた。
生意気そうに見えたが、万里も寂しい思いをしてるのかも知れない。
話題を変えよう!
「今回の依頼、橘はどう思う?」
橘は表情を曇らせた。
「実は、『お座敷様』を別館奥の間に閉じ込めたのは橘家の三代前の当主なんです」
「え……?」
「そういう事もあって、今回もご依頼いただいたのですが……」
十和子さん同様、橘もかなり複雑そうだ。
「座敷童子のこと『お座敷様』って呼ぶんだな……」
「どちらかというと、妖よりも神様に近い存在なので……」
神様みたいな存在を閉じ込めたって……さすがは橘のご先祖様。
「都築くん、橘くん」
呼ばれて振り返ると、店長とアレクが十和子さんと一緒に近づいてきた。
「これから別館の奥の間ってとこを見に行こうと思うんだけど、十和子さんも一緒に来るらしい。橘くんもどう?」
「ご一緒させて下さい……!」
橘は礼儀正しくペコリと頭を下げた。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
俺たち五人は大広間を出て別館へと向かった。
他の霊能力者たちも、食事を終えてぼちぼち動き出すようだ。
庭の方へ行く者、本館の中を探す者、大きな露天風呂へと向かう者、それぞればらばらに散らばってゆく。
先ほど番頭さんが一通り案内してくれたおかげで、俺たちは迷う事なく別館へと到着した。
アレクは靴を脱ぎならもキョロキョロしている。絵に描いたような日本建築に興味津々といった様子だ。
俺も靴を脱ぎながら、番頭さんの説明を思い出す。
「ここは普段、客は立ち入り禁止だって言ってたな……」
別館は日本庭園の中に違和感なく溶け込む純日本家屋だった。
趣ある佇まいだが、きちんと手入れされているのだろう、古ぼけた様子はない。
中へ入ると、ぴかぴかに磨かれた床には埃一つ落ちていない。
橘が案内するように先頭を歩く。
「この別館はお座敷様をお祀りするために建てられたものだと聞いています。廊下奥のあの部屋に、お座敷様のための祭壇があるはず……」
橘の説明を聞きながら廊下を進んでゆく。
まるで時が止まっているかのような……時代劇の世界にでも入り込んだみたいだ。
廊下の一番奥は木戸になっていた。
開くと、そこは畳の間だった。
二十帖はありそうだ。
窓はなく外の光がほとんど入って来ないからだろう、とにかく暗い。
大きな祭壇のようなものが目に入る。
そして、祭壇の前には四角く区切られた空間……四本の支柱を寄り合わせた縄で結び、真ん中に小さな座布団が一つ置かれていた。
「え……っと、まさかと思うけど……あの座布団がお座敷様の居場所?」
「はい」
俺の質問に、橘は神妙な表情で小さく頷いた。
「うそ……だろ? だって、こんな――…っ、……」
こんな暗くて陰気くさい部屋、外の景色も見えない……季節すら感じられないじゃないか。
二メートル四方のこんな小さな囲いの中に、一体どれだけ閉じ込めてたっていうんだ!?
「捕まえて連れ戻すって……ここ、に?」
とてもじゃないが信じられない俺の問いに、橘は申し訳なさそうに俯いてしまった。
こんなの『お祀り』なんかじゃない!
まるで座敷牢じゃないか!!
「ぜっっったい、反対!!」
「そう言うと思った……」
呆れ半分苦笑半分の店長の声が、暗い部屋に変に響いた。
「すでに依頼料はお支払い済ですが、捕獲して下さった方には成功報酬として、依頼料の倍額をご用意しております」
女将の『倍額』という単語に、ざわめきが拡がった。
「まずは皆さま、昼食をお召し上がり下さい。お食事をしながら詳しいご説明をお聞きいただければと思います」
広間の扉が開き、仲居さん達がたくさんの料理を運んできた。
壁際のテーブルに並べてゆく。
どうやらブッフェスタイルのようだ。
皆が一斉に料理の方へ動き出すと、女将が説明を始める。
「当館は本日から三日、一般のお客様のご宿泊はありません。どの部屋も厨房も物置も……館内全て出入り自由です。座敷童子は元々別館の奥の間にてお祀りしていたのですが、先週逃げ出され、お姿が見えなくなって一週間になります」
俺は取り皿を手に、ローストビーフの列に並びながらアレクにこそっと声をかけた。
「何て言うか……『お祀り』と『逃げ出す』って単語の組み合わせがしっくり来ないんだけど……」
「……俺もだ」
アレクも俺同様、ちょっと複雑そうに女将の説明を聞いている。
「旅館の敷地自体にも結界が張ってありますので、今のところ敷地内からは出ておらず、どこかにお隠れになっていると思われます。しかし、もし何かのきっかけで敷地側の結界も壊れてしまったら、完全にここを離れてしまわれるでしょう。座敷童子を捕まえて、元の別館奥の間へお戻しいただきたいのです」
別館奥の間と敷地、二重の結界で囲ってたってことか、厳重だな。
順番が来たので、俺はローストビーフを三枚皿に取った。
ついでに、横のフライドポテトと唐揚げもしっかり貰って料理のテーブルから離れる。
「何かご質問やご入用の物があれば、フロント奥の事務所にお声かけ下さい。私も番頭も、そちらに居ります」
女将は優雅に頭を下げ、広間から出て行った。
なんだろう、言葉の使い方……というのか、俺は直感的に女将を苦手なタイプに分類した。
「都築くん。パトラッシュとは仲良くできてますか?」
振り向くと、サンドイッチをのせた皿を手に十和子さんが近づいて来る。
「あ、はい! 俺には全く見えないけど『ハウス』って言えばちゃんと引っ込んでくれるみたいだし、今も……顔出してないですよね?」
「はい。いい子にしてるみたいで安心しました」
柔らかく微笑む十和子さん……相変わらず和服が似合う艶やか美人さんだ。
ここの女将も美人だが全くタイプが違う。
俺は十和子さんの方がずっといい。
「百園さんは元気にしてますか?」
「えぇ。努力家だし、とても筋がいいんですよ。今日も一緒に来たがっていたのですが、高校生の女の子をお泊りで連れ出すわけに行かなくて……」
「なるほど」
百園さん、元気で頑張ってるんだな……良かった!
「……十和子さんは、この依頼どう思いますか?」
俺の問いに、十和子さんは困ったように眉を寄せた。
「私では見つける事は出来ても、強引に連れ戻すのは難しいです。それに、ここに居たくなくてお逃げになったのなら、そっとしておいて差し上げた方がいいのでは……と思います」
相変わらず優しい十和子さん。
俺のモヤモヤをずばり言葉にしてくれた。
「そうですよね……」
店長はどう思っているんだろう。
目をやると、優雅にシャンパンと生ハムをお楽しみ中だ。
……何も聞くまい。
少し離れた場所で一人ぽつんと、何やら考え込んでいる橘が目にとまる。
俺は十和子さんに会釈して離れると、橘の元へと向かった。
「橘、食べないのか?」
「都築さん……僕は今、断食中なので」
「は? 断食? それも修練の一種なのか?」
「はい。二、三ヶ月に一度、一週間ほど断食します」
笑顔でさらりと答える橘。
「――…っ、……お、お前……」
俺は言葉を失った。
千代ちゃんの神社で神降ろしの依り代になった時、三日間お白湯生活だった俺は……世を儚み、店長を恨み、朝から晩まで一日中食べ物のことを考えてイライラしていた。
あの時の辛さは今でも忘れられない。
そんな事を……二、三ヶ月に一度、だと!?
俺は溢れそうになる涙を堪え、何とか笑顔を作った。
「そ、そうだ! この間、橘にそっくりな奴に会ったんだ。あんまり似てたから橘のドッペルゲンガーかと思った」
「僕の? ――…あ、もしかして双子の弟の万里かな。そちらの方に住んでいるはずなので」
「うん、一緒にいる子から『万里』って呼ばれてた」
「元気にしてるかな……」
橘は懐かしむように目線を上げ、少し寂しそうに微笑む。
「あんまり会えないのか?」
「最後に会ったのは父の告別式の時だから、……二年くらい前ですね」
「…………そっか」
店長からある程度の事情は聞いているが、それにしても……二年前ということは、橘はまだ十四歳か。中学二年で父を亡くし、弟ともめったに会えないなんて……。
「じゃあ、弟はお母さんと一緒に暮らしてるのか……」
「いえ……母は体が弱くて、ずっと入院していて……万里は遠縁の親戚でお世話になってるんです」
「…………」
俺は再び溢れそうになる涙をぐっと堪えた。
生意気そうに見えたが、万里も寂しい思いをしてるのかも知れない。
話題を変えよう!
「今回の依頼、橘はどう思う?」
橘は表情を曇らせた。
「実は、『お座敷様』を別館奥の間に閉じ込めたのは橘家の三代前の当主なんです」
「え……?」
「そういう事もあって、今回もご依頼いただいたのですが……」
十和子さん同様、橘もかなり複雑そうだ。
「座敷童子のこと『お座敷様』って呼ぶんだな……」
「どちらかというと、妖よりも神様に近い存在なので……」
神様みたいな存在を閉じ込めたって……さすがは橘のご先祖様。
「都築くん、橘くん」
呼ばれて振り返ると、店長とアレクが十和子さんと一緒に近づいてきた。
「これから別館の奥の間ってとこを見に行こうと思うんだけど、十和子さんも一緒に来るらしい。橘くんもどう?」
「ご一緒させて下さい……!」
橘は礼儀正しくペコリと頭を下げた。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
俺たち五人は大広間を出て別館へと向かった。
他の霊能力者たちも、食事を終えてぼちぼち動き出すようだ。
庭の方へ行く者、本館の中を探す者、大きな露天風呂へと向かう者、それぞればらばらに散らばってゆく。
先ほど番頭さんが一通り案内してくれたおかげで、俺たちは迷う事なく別館へと到着した。
アレクは靴を脱ぎならもキョロキョロしている。絵に描いたような日本建築に興味津々といった様子だ。
俺も靴を脱ぎながら、番頭さんの説明を思い出す。
「ここは普段、客は立ち入り禁止だって言ってたな……」
別館は日本庭園の中に違和感なく溶け込む純日本家屋だった。
趣ある佇まいだが、きちんと手入れされているのだろう、古ぼけた様子はない。
中へ入ると、ぴかぴかに磨かれた床には埃一つ落ちていない。
橘が案内するように先頭を歩く。
「この別館はお座敷様をお祀りするために建てられたものだと聞いています。廊下奥のあの部屋に、お座敷様のための祭壇があるはず……」
橘の説明を聞きながら廊下を進んでゆく。
まるで時が止まっているかのような……時代劇の世界にでも入り込んだみたいだ。
廊下の一番奥は木戸になっていた。
開くと、そこは畳の間だった。
二十帖はありそうだ。
窓はなく外の光がほとんど入って来ないからだろう、とにかく暗い。
大きな祭壇のようなものが目に入る。
そして、祭壇の前には四角く区切られた空間……四本の支柱を寄り合わせた縄で結び、真ん中に小さな座布団が一つ置かれていた。
「え……っと、まさかと思うけど……あの座布団がお座敷様の居場所?」
「はい」
俺の質問に、橘は神妙な表情で小さく頷いた。
「うそ……だろ? だって、こんな――…っ、……」
こんな暗くて陰気くさい部屋、外の景色も見えない……季節すら感じられないじゃないか。
二メートル四方のこんな小さな囲いの中に、一体どれだけ閉じ込めてたっていうんだ!?
「捕まえて連れ戻すって……ここ、に?」
とてもじゃないが信じられない俺の問いに、橘は申し訳なさそうに俯いてしまった。
こんなの『お祀り』なんかじゃない!
まるで座敷牢じゃないか!!
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