33 / 57
幹部を縛り首
しおりを挟む
「残りは?」
馬車に追い付いてきたウィルバーに、イゼルダが訊いた。
「幹部が1人――アラミス殿が対応中です」
そう答えながらウィルバーが示したのは、人名と住所が並べられた書類だ。名簿と言ってもいいし、チェックシートと言ってもいいだろう。王都にいる『スネイル』について、どうやら以前から調べはついていたらしい。並んだ名前の、ほとんどにチェックが入っていた。きっと、死亡が確認された者に違いない。
御者台にウィルバーを乗せ、再び馬車が走り出す。向かう先は、アラミスのいる場所。アラミスは、ダンジョンでミルカに会った時、側にいた男だ。ひと目見て『もげろ』と俺は思った。冒険者ギルドのギルマスも嫌っていた。そんな俺たちの嫉妬や嫌悪感と同じだけ女性にもててそうなイケメンだった。いま、改めて彼の顔を思い出し、思う。もげろ。
3回角を曲がったら、アラミスが見えた。
彼が対峙してるのは、なるほど幹部と言われれば納得するしかない、武張った大男だ。俺は、瞠目を余儀なくされる。ネタとかコスプレでなく、袖を破ったジャケットなんてものを着てるワイルドなガイを、まさか現実に見られる日が訪れるだなんて!
「うお、うお、うおおぅ。待てやこらああああっ!!」
憎いほど軽快なステップで逃げるアラミスを、男が豪腕を振り回して追いかける。そしてその後を追う、『黒い代行者』の黒い影。
「当たらないぞ! ほら! もっと来い!」
大振りなフックをかわし、小走りで距離を取る。そうやって逃げることで、アラミスは男を動かし、男が影に追いつかれるのを防いでいるのだった。
どうやら、男をいますぐ殺すつもりは無いらしい。
尋問して、情報を得たりするんだろうな。
(ん、そういえば……)
残ってるのは幹部――アラミスを追いかけてるあの男だけなのだから、『黒い代行者』を使う必要はもう無いんじゃないだろうか。そんなことを考えてたら、ミルカが言った。
「『黒い代行者』は、途中で止められないんです。お母さまの『前払いでOK』はそんなことないのに……未熟故ですわね。お恥ずかしい限りです」
「じゃあ、あの男――わざわざ生かしてるってことは、後で尋問とかするんですよね?」
「そうよお。でもこのままじゃ、ちょっと難しいかな――ねえ、クサリちゃんならどうする?」
と、イゼルダの無茶振り。
もっとも俺も、アイデアが無いわけではない。
「後で、仲間にしたりとかは?」
「訊くだけ訊いたら、これかな」
親指で、首を掻っ切る仕草――だったら、あれでいいか。
御者台のウィルバーに、ちょっとお願いだ。
「では、行ってきます!」
俺は、馬車を飛び出した。
「ご、ごのやどおおおおおおっ!!!」
路上では、男のパンチがまたも避けられ――るかと思われたのだが。
アラミスが、姿勢を崩した。
拳を振り上げながら、男が足元の石を蹴りつけたのだ。普通なら、蹴った足の方が跳ね飛ばされそうな大きな石だ。しかしそれが、真っ直ぐな軌跡でアラミスの顔面へと飛んだ。男の、剛力故だった。
「ぬわわっ!」
ほとんど転がる勢いで、避けるアラミス。その顔の脇を、石が通り過ぎる。そして鼻から10センチも離れてない真正面に、男の拳。次の瞬間、アラミスの顔が真っ赤に染まった。悲鳴が上がる。
「おおおおお、おれ、おで、おでの手がぁあああああっ!!」
男から距離を取り、アラミスが顔を拭った。袖にべったりと着く血と肉片は、彼のものではない。男を見た。男の、手首から先が失われていた。『爆破』のイメージを込め、俺が木剣で叩いたからだった。
黒い影が、すぐそこまで来てた。
「飛んでけええええっ!!」
今度は、尻を叩いた――『暴風』のイメージで。黒い影が、飛び付く寸前だった。男が宙を飛ぶ。2階くらいの高さで。そして着地したのは、20メートルほど先の路上だった。更に、立ち上がろうとする男を――
「ぼうぇええええええっ!」
――男の首を、ロープが締め付ける。ウィルバーが放った、投げ縄だった。俺の依頼した通り、ロープの反対側の先は馬車へと繋がれ、たちまちピンと張ると、男を引きずり始めた。つまり馬車と同じスピードで、黒い影を置き去りにする。
「これで『黒い代行者』に追いつかれずに済みますわね!」
窓から顔を出すミルカは嬉しそうで、夜目にもキラキラ輝いて見えるほどだったのだが、一方、俺はといえば煩悶していた。迷ってしまったのだ。ミルカに、サムズアップして見せるかどうか。
「ふっ、ふざ、ふざっけんなよおお!!」
首を締める輪を、男が無事な手で掴む。子猫が潜り込んだみたいに盛り上がる筋肉。いまにも、ロープを引きちぎらん勢いだ。
かつん、と。
両手の木剣を打ち鳴らし。
俺は、走った。
強化された身体能力で、馬車に追いつき、飛び乗る。
馬車でなく、男へと。
男の腹に乗り、剣を振った。
右肘、左肘、右膝、左膝――4回だ。
「え? ええ……ふええ?」
男は、不思議そうな顔だった。街路に置き去りにされた自分の両手両足が、どんどん離れて小さくなっていく。そんなのを見せられて、自分に何が起こったのか、逆に分からなくなってしまっているのだろう。
両肘両膝を斬り落とされて、痛みも無い。実感なんて、まるで無いに違いない。切り口は『氷結』のイメージで凍りつかされている。
だが、ここからだ。
馬車に引きずられて、ずる剥けになる尻と背中。耐え難い痛みが奴を襲うのは、これからだ。
尋問に、適した時間が訪れる。
馬車に追い付いてきたウィルバーに、イゼルダが訊いた。
「幹部が1人――アラミス殿が対応中です」
そう答えながらウィルバーが示したのは、人名と住所が並べられた書類だ。名簿と言ってもいいし、チェックシートと言ってもいいだろう。王都にいる『スネイル』について、どうやら以前から調べはついていたらしい。並んだ名前の、ほとんどにチェックが入っていた。きっと、死亡が確認された者に違いない。
御者台にウィルバーを乗せ、再び馬車が走り出す。向かう先は、アラミスのいる場所。アラミスは、ダンジョンでミルカに会った時、側にいた男だ。ひと目見て『もげろ』と俺は思った。冒険者ギルドのギルマスも嫌っていた。そんな俺たちの嫉妬や嫌悪感と同じだけ女性にもててそうなイケメンだった。いま、改めて彼の顔を思い出し、思う。もげろ。
3回角を曲がったら、アラミスが見えた。
彼が対峙してるのは、なるほど幹部と言われれば納得するしかない、武張った大男だ。俺は、瞠目を余儀なくされる。ネタとかコスプレでなく、袖を破ったジャケットなんてものを着てるワイルドなガイを、まさか現実に見られる日が訪れるだなんて!
「うお、うお、うおおぅ。待てやこらああああっ!!」
憎いほど軽快なステップで逃げるアラミスを、男が豪腕を振り回して追いかける。そしてその後を追う、『黒い代行者』の黒い影。
「当たらないぞ! ほら! もっと来い!」
大振りなフックをかわし、小走りで距離を取る。そうやって逃げることで、アラミスは男を動かし、男が影に追いつかれるのを防いでいるのだった。
どうやら、男をいますぐ殺すつもりは無いらしい。
尋問して、情報を得たりするんだろうな。
(ん、そういえば……)
残ってるのは幹部――アラミスを追いかけてるあの男だけなのだから、『黒い代行者』を使う必要はもう無いんじゃないだろうか。そんなことを考えてたら、ミルカが言った。
「『黒い代行者』は、途中で止められないんです。お母さまの『前払いでOK』はそんなことないのに……未熟故ですわね。お恥ずかしい限りです」
「じゃあ、あの男――わざわざ生かしてるってことは、後で尋問とかするんですよね?」
「そうよお。でもこのままじゃ、ちょっと難しいかな――ねえ、クサリちゃんならどうする?」
と、イゼルダの無茶振り。
もっとも俺も、アイデアが無いわけではない。
「後で、仲間にしたりとかは?」
「訊くだけ訊いたら、これかな」
親指で、首を掻っ切る仕草――だったら、あれでいいか。
御者台のウィルバーに、ちょっとお願いだ。
「では、行ってきます!」
俺は、馬車を飛び出した。
「ご、ごのやどおおおおおおっ!!!」
路上では、男のパンチがまたも避けられ――るかと思われたのだが。
アラミスが、姿勢を崩した。
拳を振り上げながら、男が足元の石を蹴りつけたのだ。普通なら、蹴った足の方が跳ね飛ばされそうな大きな石だ。しかしそれが、真っ直ぐな軌跡でアラミスの顔面へと飛んだ。男の、剛力故だった。
「ぬわわっ!」
ほとんど転がる勢いで、避けるアラミス。その顔の脇を、石が通り過ぎる。そして鼻から10センチも離れてない真正面に、男の拳。次の瞬間、アラミスの顔が真っ赤に染まった。悲鳴が上がる。
「おおおおお、おれ、おで、おでの手がぁあああああっ!!」
男から距離を取り、アラミスが顔を拭った。袖にべったりと着く血と肉片は、彼のものではない。男を見た。男の、手首から先が失われていた。『爆破』のイメージを込め、俺が木剣で叩いたからだった。
黒い影が、すぐそこまで来てた。
「飛んでけええええっ!!」
今度は、尻を叩いた――『暴風』のイメージで。黒い影が、飛び付く寸前だった。男が宙を飛ぶ。2階くらいの高さで。そして着地したのは、20メートルほど先の路上だった。更に、立ち上がろうとする男を――
「ぼうぇええええええっ!」
――男の首を、ロープが締め付ける。ウィルバーが放った、投げ縄だった。俺の依頼した通り、ロープの反対側の先は馬車へと繋がれ、たちまちピンと張ると、男を引きずり始めた。つまり馬車と同じスピードで、黒い影を置き去りにする。
「これで『黒い代行者』に追いつかれずに済みますわね!」
窓から顔を出すミルカは嬉しそうで、夜目にもキラキラ輝いて見えるほどだったのだが、一方、俺はといえば煩悶していた。迷ってしまったのだ。ミルカに、サムズアップして見せるかどうか。
「ふっ、ふざ、ふざっけんなよおお!!」
首を締める輪を、男が無事な手で掴む。子猫が潜り込んだみたいに盛り上がる筋肉。いまにも、ロープを引きちぎらん勢いだ。
かつん、と。
両手の木剣を打ち鳴らし。
俺は、走った。
強化された身体能力で、馬車に追いつき、飛び乗る。
馬車でなく、男へと。
男の腹に乗り、剣を振った。
右肘、左肘、右膝、左膝――4回だ。
「え? ええ……ふええ?」
男は、不思議そうな顔だった。街路に置き去りにされた自分の両手両足が、どんどん離れて小さくなっていく。そんなのを見せられて、自分に何が起こったのか、逆に分からなくなってしまっているのだろう。
両肘両膝を斬り落とされて、痛みも無い。実感なんて、まるで無いに違いない。切り口は『氷結』のイメージで凍りつかされている。
だが、ここからだ。
馬車に引きずられて、ずる剥けになる尻と背中。耐え難い痛みが奴を襲うのは、これからだ。
尋問に、適した時間が訪れる。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる