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【1】
閑話
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(クリストフside)
雲ひとつない青空が広がり、庭先にある木々が地面に色濃く影を落としている。
その上を荒々しく一つの影が通り過ぎてすぐ、パンと甲高い破裂音が響く。
「くそっ」
「まだまだでござりますな」
目元に黒い布を巻いたアルードは構え踏み込んだ体勢のまま、目の前にいる小柄な老人・タロ老師に悪態をついている。アルードの手元にあったはずの木刀は、宙を舞い、はるか後方の芝生へと突き刺さっていた。
「今度こそぜってぇ一撃ぶっこめられたと思ったのにっ」
余程悔しかったらしくアルードは乱暴な動きで地面に座り込んだ。
「おやおや、師に向かって物騒なことをおっしゃいまする」
「はぁ? その気でやれって言ったのは老師だろうが」
「そのようであっても、殺気を漏らしてしまうようでは半人前ですぞ」
「ちっ」
視界のない状態での訓練は、視力以外の感覚器官、聴覚、嗅覚、触覚などを最大限に使用して失った感覚を補う必要がある。それが戦闘となれば相当な精神力が必要なり、訓練といえど長い時間は肉体的疲労にもつながる。
老師に悪態をつきながらも、全身から流れる気怠さが隠しきれておらず、肩が大きく上下に動いている。
そのことは近くにいるタロ老師が一番分かっていることだろう。
「老師っ! もう一回だっ」
息が乱しながら、再戦を宣言するアルードをタロ老師は笑った。
「ほっほっほ。アルードさまは本当にお若い。ですが、このタローは老人でございまする。小休憩をいただきたいく存じます」
「そうか、それもそうか」
勢いを削がれたアルードは少し動きを止めて思案したのち理解したらしく、神妙な顔をして頷く。
「じゃあ、すこし休んだら再開するからな!」
アルードはその代わりと言わんばかりに、タロ老師に訓練再開の約束を取り付けた。遊びの約束でもするように無邪気な表情を浮かべているアルード。その姿がなんだか眩しく見えてしまうのは僕だけではないはずだ。
タロ老師は手のかかる孫との会話を楽しむかのように、ほっほっと笑い声を上げてから返事をしていた。
「相、わかりました」
「絶対だからなっ」
「もちろんでございまする」
タロ老師に念押しで確認をしたアルードは安心したのか、全身の力が抜くように芝生の上にだらりと寝転がった。本人にその自覚がなくとも、疲労が蓄積していることは明白である。
そんなアルードの様子を見ていたタロ老師はふと顔を上げて、こちらに向かって小さく頭を下げた。
僕の視線に気づいていたようだ。手を振り返して、返事とする。
殺気などなくてもタロ老師は人の気配を感じとることができるのだから、何枚も上手の手練れである。
このことをアルードが知れば、もっと悔しがっていたに違いない。そして「休憩などいらない」と豪語していたかもしれない。ただでさえ酷使している、その身体を削り減らしても。
「そんなに無理しなくてもいいのに…」
窓辺から庭の様子を見ていた僕は思わずそう呟いてしまった。
アルード本人から「訓練に集中できないから」と近くにいることは拒否されてしまった上に、一緒に訓練をと提案しても「お前には領主の息子としての仕事があるだろう」と正論を返されてしまった。そのため、こうして時折、遠くから様子を見ることしかできない。
独特の口調をしているタロ老師は海を越えた、遥か遠くにある東の小さな島国出身らしく、体術に特化したシノビだと言う。そのシノビは夜闇の活動にも長けていることから、視力を失ってしまったアルードには最適な指導者だった。今もこうして、アルードは訓練に夢中になっている。
「はぁ」
ある日突然、我が家にやってきたアルード。
その珍しい髪色から他国から誘拐されてきたのではないかという疑惑と、違法労働窟で虫の息ながら生き残った子供だったためだ。領内の孤児院では治療は難しく、また他国の子供であった場合の危険回避もあったが、僕は、一目見た瞬間、アルードに惹かれていた。見た目か、その命の灯火が消えそな儚さか……今でもその理由をうまく説明することができない。
最初は遠慮していただけかもしれないが、その言葉遣いは貴族の子供と言ってもおかしくないほどであった。
だけれど、元気になればなるほど、口の悪さがこぼれるようになった。その変化に、周囲は顔を顰めていたけれど、僕は愛しく思ってしまったんだ。
アルードは子供の頃から大人ぶっていて、実際その言動で周囲の大人を困らせていた。かと思えば、今のように子供みたいに、物事に熱中し過ぎる時もある。
しかしながら、その熱中ぶりは異様とも言える。
楽しいから行っている、その部分もあるのはアルードの表情からもわかるけれど、それよりも僕には、生き急いでいるようにしか思えなかった。
幼い頃から、大したお世話をしたつもりもないが、救った父ではなく、息子の僕と一緒にいることを自ら希望した。最初は両親とも怪しんではいただろうけど、いまや家族に等しい存在となっているし、周りに毛を逆立て、警戒している人間に、こんなにも慕われてイヤな気分になる人間はいないだろう。
それにーー自分を返り見ることなく主人を守るなんて、どんなに忠義を果たした人間でも簡単にできることじゃない。運よく命が助かったとしても、その身に一生残る傷を負えば尚更、忠義はいつしか憎しみに変わってもおかしくない話だ。心の綻びは、簡単に闇に囚われてしまう。
だけど、アルードは変わらずに僕の名を呼び、その固くしまった唇をゆるやかに上げる。
僕と一緒にいるためにと、どんなに厳しい訓練にも挑み、努力を惜しまない。
ねぇ、アルード。僕は心配だよ。
決してたくましいとは言えない小柄な体で主人を守る姿はいつしか、本当に命を落としてしまうんじゃないかと。
僕が血で死ぬのは運命だから仕方がないけれど、関係ないアルードを巻き込んでいるんじゃないか、手放してあげた方が本当はいいんじゃないかと。
夜を照らす月のように輝いていた眼差しが今は曇ってしまったと嘆く人がいるけれど、僕には真珠のように見えるよ。どんな宝石にだって負けてはいない。
心配と言いながらも、身を焦がしてくれる君の行動が嬉しいと思う、こんな主人をどうかーー
「クリストフ様、お時間です」
気づけば執事長のジャルディーが傍らにたたずんでいた。
彼はまた違った意味で、気配を消すことに長けている。
「ありがとう」
頂上にあった太陽はすこし落ちて、心地よい風が流れている。頬を撫でる風にうながされるようにアルードの方へ視線を流せば、アルードは芝生の上で寝転がったままだった。目をこらせば胸がゆっくり上下に動いている。そのまま寝入ってしまったようだ。
ジャルディーにアルードをもう少し寝かしてあげるよう、タロ老師への言付けを頼み、その場を離れた。
アルードが仕えるに相応しい主人として、僕は僕なりに報いよう。
雲ひとつない青空が広がり、庭先にある木々が地面に色濃く影を落としている。
その上を荒々しく一つの影が通り過ぎてすぐ、パンと甲高い破裂音が響く。
「くそっ」
「まだまだでござりますな」
目元に黒い布を巻いたアルードは構え踏み込んだ体勢のまま、目の前にいる小柄な老人・タロ老師に悪態をついている。アルードの手元にあったはずの木刀は、宙を舞い、はるか後方の芝生へと突き刺さっていた。
「今度こそぜってぇ一撃ぶっこめられたと思ったのにっ」
余程悔しかったらしくアルードは乱暴な動きで地面に座り込んだ。
「おやおや、師に向かって物騒なことをおっしゃいまする」
「はぁ? その気でやれって言ったのは老師だろうが」
「そのようであっても、殺気を漏らしてしまうようでは半人前ですぞ」
「ちっ」
視界のない状態での訓練は、視力以外の感覚器官、聴覚、嗅覚、触覚などを最大限に使用して失った感覚を補う必要がある。それが戦闘となれば相当な精神力が必要なり、訓練といえど長い時間は肉体的疲労にもつながる。
老師に悪態をつきながらも、全身から流れる気怠さが隠しきれておらず、肩が大きく上下に動いている。
そのことは近くにいるタロ老師が一番分かっていることだろう。
「老師っ! もう一回だっ」
息が乱しながら、再戦を宣言するアルードをタロ老師は笑った。
「ほっほっほ。アルードさまは本当にお若い。ですが、このタローは老人でございまする。小休憩をいただきたいく存じます」
「そうか、それもそうか」
勢いを削がれたアルードは少し動きを止めて思案したのち理解したらしく、神妙な顔をして頷く。
「じゃあ、すこし休んだら再開するからな!」
アルードはその代わりと言わんばかりに、タロ老師に訓練再開の約束を取り付けた。遊びの約束でもするように無邪気な表情を浮かべているアルード。その姿がなんだか眩しく見えてしまうのは僕だけではないはずだ。
タロ老師は手のかかる孫との会話を楽しむかのように、ほっほっと笑い声を上げてから返事をしていた。
「相、わかりました」
「絶対だからなっ」
「もちろんでございまする」
タロ老師に念押しで確認をしたアルードは安心したのか、全身の力が抜くように芝生の上にだらりと寝転がった。本人にその自覚がなくとも、疲労が蓄積していることは明白である。
そんなアルードの様子を見ていたタロ老師はふと顔を上げて、こちらに向かって小さく頭を下げた。
僕の視線に気づいていたようだ。手を振り返して、返事とする。
殺気などなくてもタロ老師は人の気配を感じとることができるのだから、何枚も上手の手練れである。
このことをアルードが知れば、もっと悔しがっていたに違いない。そして「休憩などいらない」と豪語していたかもしれない。ただでさえ酷使している、その身体を削り減らしても。
「そんなに無理しなくてもいいのに…」
窓辺から庭の様子を見ていた僕は思わずそう呟いてしまった。
アルード本人から「訓練に集中できないから」と近くにいることは拒否されてしまった上に、一緒に訓練をと提案しても「お前には領主の息子としての仕事があるだろう」と正論を返されてしまった。そのため、こうして時折、遠くから様子を見ることしかできない。
独特の口調をしているタロ老師は海を越えた、遥か遠くにある東の小さな島国出身らしく、体術に特化したシノビだと言う。そのシノビは夜闇の活動にも長けていることから、視力を失ってしまったアルードには最適な指導者だった。今もこうして、アルードは訓練に夢中になっている。
「はぁ」
ある日突然、我が家にやってきたアルード。
その珍しい髪色から他国から誘拐されてきたのではないかという疑惑と、違法労働窟で虫の息ながら生き残った子供だったためだ。領内の孤児院では治療は難しく、また他国の子供であった場合の危険回避もあったが、僕は、一目見た瞬間、アルードに惹かれていた。見た目か、その命の灯火が消えそな儚さか……今でもその理由をうまく説明することができない。
最初は遠慮していただけかもしれないが、その言葉遣いは貴族の子供と言ってもおかしくないほどであった。
だけれど、元気になればなるほど、口の悪さがこぼれるようになった。その変化に、周囲は顔を顰めていたけれど、僕は愛しく思ってしまったんだ。
アルードは子供の頃から大人ぶっていて、実際その言動で周囲の大人を困らせていた。かと思えば、今のように子供みたいに、物事に熱中し過ぎる時もある。
しかしながら、その熱中ぶりは異様とも言える。
楽しいから行っている、その部分もあるのはアルードの表情からもわかるけれど、それよりも僕には、生き急いでいるようにしか思えなかった。
幼い頃から、大したお世話をしたつもりもないが、救った父ではなく、息子の僕と一緒にいることを自ら希望した。最初は両親とも怪しんではいただろうけど、いまや家族に等しい存在となっているし、周りに毛を逆立て、警戒している人間に、こんなにも慕われてイヤな気分になる人間はいないだろう。
それにーー自分を返り見ることなく主人を守るなんて、どんなに忠義を果たした人間でも簡単にできることじゃない。運よく命が助かったとしても、その身に一生残る傷を負えば尚更、忠義はいつしか憎しみに変わってもおかしくない話だ。心の綻びは、簡単に闇に囚われてしまう。
だけど、アルードは変わらずに僕の名を呼び、その固くしまった唇をゆるやかに上げる。
僕と一緒にいるためにと、どんなに厳しい訓練にも挑み、努力を惜しまない。
ねぇ、アルード。僕は心配だよ。
決してたくましいとは言えない小柄な体で主人を守る姿はいつしか、本当に命を落としてしまうんじゃないかと。
僕が血で死ぬのは運命だから仕方がないけれど、関係ないアルードを巻き込んでいるんじゃないか、手放してあげた方が本当はいいんじゃないかと。
夜を照らす月のように輝いていた眼差しが今は曇ってしまったと嘆く人がいるけれど、僕には真珠のように見えるよ。どんな宝石にだって負けてはいない。
心配と言いながらも、身を焦がしてくれる君の行動が嬉しいと思う、こんな主人をどうかーー
「クリストフ様、お時間です」
気づけば執事長のジャルディーが傍らにたたずんでいた。
彼はまた違った意味で、気配を消すことに長けている。
「ありがとう」
頂上にあった太陽はすこし落ちて、心地よい風が流れている。頬を撫でる風にうながされるようにアルードの方へ視線を流せば、アルードは芝生の上で寝転がったままだった。目をこらせば胸がゆっくり上下に動いている。そのまま寝入ってしまったようだ。
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