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一章:出逢い

プロローグ

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   大幅に編集しました。

   今後ともお付き合いいただければ幸いです。


***


   20✕✕年○年□□日正午

   都内のとある進学校。


   生徒達は迫り来る中間考査へ向け、一心不乱に参考書を見つめていた。

   彼等は、勉強、部活、友人、恋愛など、様々な悩みを抱えながらも、日々青春を謳歌している。

   しかし、変化のない平和な日々はどこか退屈だ。


   皆、大きな変化を求めている。




   では、その変化を思わず与えられた者達はどうなるのであろうか。





 


   この日、多くの人間が跡形もなく行方不明になった。


   この出来事は世界中で報じられ、様々な憶測が飛び交うこととなった。

   
   懸命な捜索活動も行われたが、誰一人として見つかることは無く、被害者の家族らは悲しみにくれたのだ。








   これは、1年C組の全員が突如から消えたことから始まる物語である。


















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