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しおりを挟む■ ウルバヌ村
草食系の獣人が寄り添って暮らす、βとΩしか存在しない長閑な村。
古来より狼族を神と崇め、供物を捧げることで村の安全を確保してきた。
直接狼族と会うことの出来る村人は村長のみで、他の者は狼族を見ることなく死んでいく。
大多数をβが占め、Ωは少人数しか存在せず稀有な存在として社会的に保護されている。
数カ月に一度やってくる発情期にも、Ωは特別休暇を許されており、比較的働きやすい環境。
所謂、絶滅危惧種的な扱いを受けているのがΩであり、庇護する立場にあるのがβ。
基本的には、β同士、Ω同士での婚姻がほとんど。
幼い頃から狼族は神だと教えられ、彼等の供物になり死することは栄誉であり名誉あることだと誰もが思っている。
供物になった者の名は特別な墓に刻まれ、多くの村人に手厚く葬られるが、遺るのは名前のみである。
■ ラルーヌ村
狼族のみが暮らす村で、厳しい縦社会。
エリートとして少数のαが社会を支配している。
数としてはβの方が多いがαに逆らうことはなく、自分達が平民である自覚を持っている。
少人数しか存在しないΩは、社会的に地位が低く、奴隷のように扱われているのが現状。
Ωには何をしても許される、そんな風潮の社会で、無理矢理番にしては捨てたり、強姦や輪姦は当たり前。
Ωを蔑むαが多く、酷いことをするのは殆どがαで、βはどちらかと言えば中立的な立場。
ただαに逆らうことはないβなので、命令されれば酷いこともする。
発情期のあるΩは定職にも就くことが難しく、αやβに飼われて生きるしか道のない生きづらい社会。
古来より獲物の捕れなくなる冬季に草食系獣人達の村から捧げられる供物を食べ、その見返りに肉食獣から草食系獣人を護ってきた。
α同士、β同士、Ω同士での婚姻が基本。
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