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しおりを挟む■ ウリ=スゥマド(Ω)
兎族(アナウサギ種)の青年。凡そ23歳。
情報屋のヤグラ=アンルタ(β/栗鼠族)の元で働いて二ヶ月程の新人。
目付きは悪いが笑うと雰囲気は柔らかくなる。
暗い赤茶髪は若干長め。
頭部から白く長い耳が二本生えており、遠くの音をよく聞き取れる。
伸縮自在な爪は、興奮すると長く尖り、肉食獣に襲われた時などに反撃することもある。
手足はモコモコの毛皮に被われ、臀部には、もふり、と丸い尻尾が生えている。
頬から生える髭が表情よりも素直に感情を相手に伝えていることに気付いていない。
脚力には自信があり、体を動かすのが大好きなアクティブさを持つ。
ハムスター族(鼠族の亜種で数は少ない)のフミ=ハンビス(Ω/ジャンガリアン種)とは仲が良く、彼の働く花屋の常連。
気が強く若干おバカ。快感に弱い体質で気持ち良くなると流されてしまう。
Ωを大事に扱う村で生まれ育ったため、狼族の村でのΩへの扱いに腹を立てている。
何年か前に、人間の罠に掛かり怪我をしている狼族の少年を助けたことがある。狼族は神と同意だと教えられているため助けることに何の躊躇もなかったが、助けた少年は逆に戸惑っていた。
食べられてもいいのか、と尋ねる同世代の少年に対し「神の供物になれるならば本望だ」と答えている。
食べられて死ぬと思っていたのが、何故か犯されそうになり、番にすると告げられ、その時になって漸く、村長に発情誘発剤を飲まされたこと自体がおかしなことだと気が付いた。
番になることは嫌だと言い張っていたが、狼族の村で生きていくには族長のカンナの番になるしかないと思い知らされてしまう。Ωを道具のように扱うαを目の当たりにし、ウリに優しく接してくるカンナに絆されている。
人参とキャベツと野苺が大好物で、どんなに怒っていてもご機嫌になってしまう。
■ カンナ=クルハバム(α)
狼族(灰色狼種)の青年。凡そ22歳。
狼族の族長になって半年程。村の掟で、族長は灰色狼種から輩出することになっており、前族長の指名で若いながらに族長にとなった。
平凡な容姿ではあるが、雰囲気が凛としていて綺麗に感じられる。
ストレートの黒髪で邪魔にならないように切り揃えている。
頭部から生える耳と、臀部からのぞく長めの尻尾は灰色。感情の動きで耳と尻尾が勝手に動いてしまう。四本の鋭い犬歯を持つ。
自分から進んで運動はしないが、身体能力は高い。
側近のヤスシ=キルダニア(β/ニホンオオカミ種/ヤスシの死を以て絶滅を迎える種)には、信頼を置いている。あまり村の者を信用していないところがある。
昔、森の中で人間の罠に掛かり怪我をして弱っていたところを、たまたま通り掛かった兎族の少年に救われた。罠を破壊し、怪我の手当てを施してくれた彼に「食べられてもいいのか?」と意地悪く尋ねたが、曇り一つない綺麗な双眸で「神の供物になれるならば本望だ」と告げられた。その瞳に、神としてではなく、一個体として映りたいと思ってしまう。
優しく見えるが、ウリ以外のことに興味のないヤンデレストーカー。目的を果たすためならばどんな汚いことでも躊躇しない。
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