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第七章 開始
一節 お勉強~年月日編~
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双子の魔力制御の訓練を始めてから一年、一度暴走しているがネックになっているのか、魔力量が多くなるほど苦手な傾向にあり、それを受け止めるルシフェルの疲労は限界を迎えていた。
限界を迎えた彼がどうなっているのかと言うと、丸一日眠り続けている。
その間の四人はと言うと、イネスに教師になってもらって勉強会である。ラジエラは元の世界との差異を埋める為である。
「まずは月の数え方ですね」
この世界は、一年が十ヶ月、一ヶ月は三十日、一日は二十六時間となっている。
一月から順に、始月、芽月、香月、麦月、葉月、海月、天月、朱月、種月、終月となっている。
始月と終月は一年の始まりと終わりから取られている。麦月、種月は主食であるパンの原材料である麦から取っており、種月で種をまき、麦月で収穫である。芽月、香月、葉月、朱月は山で起こる変化から取り、順に芽吹き、花の香り、新緑、紅葉を表している。海月、天月は一年の中で大きな変化を起こすことからつけられ、海月は海の干満差が最大に、天月は衛星の天が最も大きく見える月である。
双子は朱月の生まれで、ラジエラは芽月、ルシフェルは葉月、イネスは天月の生まれである。
双子はこれでようやく誕生日と言うのを正確に把握することになった。
「始月の一日ってなんでその日なの?」
イムの質問にラジエラは答えにくそうな、と言う感想を持った。このような子供独特の疑問には手を焼くのは分かっており、手を焼くということは、自身がきちんとそれを知らないということでもある。
「それはですね、この世界に初めて天使様が降臨されたのがその日だからですよ」
「じゃあ、その年が一年目?」
「そうですよ。アージェ歴といって千八百七十三年が今年ですね」
イネスはあえて気づいたセレを褒めなかった。でないと双子で扱いの差が出てしまうことを気にしたからである。
「ということはその日がアージェ教の始まりということになるのかな?」
「いいえ、これに関しては少しややこしい話になります」
「「ややこしい?」」
双子が同時に聞いた。
単純に言葉の意味が分からないのだ。中身に興味がないのではないが、言葉の意味が分からないので食いつきたいけど、という意思の表れだ。
「話が込み入って理解が難しいって意味だよ」
そんな辞書的な説明してもわかるわけがなく、当然のように双子は首を傾げた。
「要するに難しいってことですよ」
イネスは苦笑しながら端的に説明するのだった。
「難しい話やだー」「やだー」
「大丈夫ですよ、ちゃんとわかるように説明いたしますから」
ごねた双子に対し、頭をなでながらそういうイネスは、教師とは大変だと思い直した。第四聖女と中がいい彼女は、勉強で分からないところをよく教えており慣れてはいる。第四聖女とは六つ年が離れており、今でもプライベートではお姉様と慕われている。
「アージェ教の設立は降臨から数十年ほどかかっています。ですが、要因は天使様の降臨ですから、暦はそちらをとっているというわけです」
争いが頻発し、貧困に喘いでいた等の理由があり、当時の書物から紐解いた結果、アージェ教の設立は約十年遅れたことが分かっているわけだ。アージェ教事態が正式な設立の年を把握しておらず、暦は当時から使われ続けたからこうなっているのだ。
と説明しても今の双子では理解できないのでそういうものと言う風に教えるに止めるのだ。
算術は結果が明確に出て教える方も教わる方も楽だが、こういった歴史や常識は答えを教えるので、小さい子は難しい話を嫌がるのだ。
必要なら後から補完してあげればよく、双子の今後に必要かと言われれば、是であるとは言えないので、掻い摘んで教えると判断したのである。
「因みにアージェ教の『アージェ』は『天使』や『天族』と言う意味の古語ですよ」
「「こご?」」
「古い言葉、昔の言葉と言う意味です。言葉も時代に合わせて進化していきますからね。今度、古語については教えますね。一部の精霊様が古語で話されるので、お二人には必要です」
「「うん」」
学ぶこと自体は嫌いと言うわけではないようだ。寧ろ、わからないことが嫌だと思っている。
ただ、セレに関しては好奇心を刺激するような事でないと身が入り難い節がある。
初めて『お勉強』と言われて、少し嫌な顔をしたのがセレだ。課題を出してそれができればきちんとルシフェルとラジエラが褒めるので、今ではあまり気にするようなことではないが、初めのうちは課題の点数も低かった。
じゃあイムはと言うと、ルシフェルやラジエラ、イフリートとお話しするのを楽しく思っている。お勉強はその話の種として捉え、さらには知ることが好きでわからないことは兄妹よく聞く。
とは言え、以前危惧した通りのことが二人に起こっており、運動神経はセレの方が圧倒的に良い状態になっている。なので、今でもイムの手を引くセレと言う構図は変わっていない。
「それに、古語を知っているのはかなりの身分と余裕のある者か、神殿関係者の一部です。お二人が大きくなった時に知っていて話せると、話の内容を聴かれ難くなります。私たちよりかなり便利に使えますでしょうし、お父様のお役に立てるかもしれませんね」
「「頑張って覚えるー」」
父親の役に立てると聞くと元気に答え、定期的に会せていて正解であったとイネスもラジエラもほっとした。
こうしてルシフェルの心労は実を結んでいるわけだが、当の本人は寝込んでいて知らない。
「「始月、芽月、香月、麦月、葉月、海月、天月、朱月、種月、終月」」
復唱して覚える姿を横目に、イネスとラジエラはリラックスモードになった。
「もう、片は付きそう?」
「まだまだですね。かなりごねられています。そろそろ、切り札を切ろうと思っていますので、その内、ユンカース様にもお願いしようかと思っています」
「慎重にね。ミカエラにも話は通してあるから、もしかしたらあの人が出てくるかも」
「ミカエラ様がですか?」
「うん。お兄ちゃんと一緒に降臨したとき、脅してるそうだよ」
確かに『彼が成すことにあなた方が障害にならないようにしてください。そう判断された場合は、分かっていますね?』と言った。
更に別室で教皇と聖母を脅している。こちらは割と直接的で『国もろとも宗教ごとつぶしますので覚悟しておくように』と言っている。
「それに、婚約の報告したときは飛んで喜んでたよ。実際に飛んだわけじゃないけど。天族にもいろいろあるからね。いろいろについては、片が付いて結婚してからだね。まだ、教えられないんだ」
「分かっております。人は卑しい生き物ですから、過去に利用しようとして消されていった国は数が知れません」
「でも命令に従おうとしたんでしょ?」
「それには理由があるんです」
聞けば国外貴族の私生児だと言う。
母親が相続争いに巻き込まれないよう気を回して幼い時から神殿に預けられた。幸い見目もよく、勉強もよくできたので第二聖女まで上り詰めることができた。おかげで、母親の目論見は当たり、聖女となったことでアージェ教と聖国が後ろ盾となって、該当する貴族は手が出せなくなってしまったのだ。
つまり、元が平民で且つ、恩もあるので強く出ることができないわけだ。
「ここぞとばかりに貴族院が利用しにかかってるわけだね」
「はい。アージェ教としては巫を冠した上に、精霊の御子を救う手伝いをし、一時的に匿うと言う実績までできました。過去になかった快挙ですから、それ以上は望まない方針です。望んでしまうと余計な攻撃を生みかねないと言うのもありますね」
一大勢力であっても唯一無二ではないので、難癖を付けられて面倒事に発展するのは目に見えている。嘘だと言うありきたりなものはすでにつけられており、これ以上は一番面倒な『天使を誑かした』『天使の言葉に従えないのか』が待っている。
これはアージェ教と言う宗教としての話だ。
そして、聖国としては話が違い、国民総修道師を掲げているが基本的にアージェ教は関係がないことになっている。その為に、聖母はその一切が政治に関わらないのだ。
「どうせずぶずぶなんでしょ?」
「ええ、私が外交補佐であるのが何よりの証拠です。『政治に天使を関わらせるな、搦め手であっても攻撃とみなす』と言う直接的な警告を貴族院は過去に受けているのですが。おかげで切り札が増えているので、近々ユンカース様と相談します」
「それがいいよ。あれ?聖母様や教皇様はあなたに対する命令は知っているの?」
「私に何も仰らないところを見ると、聖母様はご存じないのでしょう。教皇様には私の胸の内を明かしていますから、協力的に動いてくださっています。もし、婚約や結婚に至るのなら『天使様から出された条件はすべて飲み込む』と仰っていただいています。まだ裏で動いていただいていますが、然るべき時に表に出ていただけることになっています」
ミカエラから直接脅されているのだ。教皇は精力的に動いている。
それでも貴族院がごねているのは、それだけ天使は利用価値が高く、イネスの持つ才能が惜しいのである。また、保守派が命令を出しているのも事態をややこしくしているのだ。おかげで枢機卿の数人が迎合してしまっている。
元々、次期教皇への有力候補と名の上がっていたガエル、だからこそ天使の世話を任されていたのだが、あの時のやらかしが独り歩きしており、発言力が衰えている。その為に時期教皇争いが勃発しており、彼らの中で天使の影響力は半減している。
いつの時代でもめんどくさい人間はいるものだと、しみじみ思うのだった。
限界を迎えた彼がどうなっているのかと言うと、丸一日眠り続けている。
その間の四人はと言うと、イネスに教師になってもらって勉強会である。ラジエラは元の世界との差異を埋める為である。
「まずは月の数え方ですね」
この世界は、一年が十ヶ月、一ヶ月は三十日、一日は二十六時間となっている。
一月から順に、始月、芽月、香月、麦月、葉月、海月、天月、朱月、種月、終月となっている。
始月と終月は一年の始まりと終わりから取られている。麦月、種月は主食であるパンの原材料である麦から取っており、種月で種をまき、麦月で収穫である。芽月、香月、葉月、朱月は山で起こる変化から取り、順に芽吹き、花の香り、新緑、紅葉を表している。海月、天月は一年の中で大きな変化を起こすことからつけられ、海月は海の干満差が最大に、天月は衛星の天が最も大きく見える月である。
双子は朱月の生まれで、ラジエラは芽月、ルシフェルは葉月、イネスは天月の生まれである。
双子はこれでようやく誕生日と言うのを正確に把握することになった。
「始月の一日ってなんでその日なの?」
イムの質問にラジエラは答えにくそうな、と言う感想を持った。このような子供独特の疑問には手を焼くのは分かっており、手を焼くということは、自身がきちんとそれを知らないということでもある。
「それはですね、この世界に初めて天使様が降臨されたのがその日だからですよ」
「じゃあ、その年が一年目?」
「そうですよ。アージェ歴といって千八百七十三年が今年ですね」
イネスはあえて気づいたセレを褒めなかった。でないと双子で扱いの差が出てしまうことを気にしたからである。
「ということはその日がアージェ教の始まりということになるのかな?」
「いいえ、これに関しては少しややこしい話になります」
「「ややこしい?」」
双子が同時に聞いた。
単純に言葉の意味が分からないのだ。中身に興味がないのではないが、言葉の意味が分からないので食いつきたいけど、という意思の表れだ。
「話が込み入って理解が難しいって意味だよ」
そんな辞書的な説明してもわかるわけがなく、当然のように双子は首を傾げた。
「要するに難しいってことですよ」
イネスは苦笑しながら端的に説明するのだった。
「難しい話やだー」「やだー」
「大丈夫ですよ、ちゃんとわかるように説明いたしますから」
ごねた双子に対し、頭をなでながらそういうイネスは、教師とは大変だと思い直した。第四聖女と中がいい彼女は、勉強で分からないところをよく教えており慣れてはいる。第四聖女とは六つ年が離れており、今でもプライベートではお姉様と慕われている。
「アージェ教の設立は降臨から数十年ほどかかっています。ですが、要因は天使様の降臨ですから、暦はそちらをとっているというわけです」
争いが頻発し、貧困に喘いでいた等の理由があり、当時の書物から紐解いた結果、アージェ教の設立は約十年遅れたことが分かっているわけだ。アージェ教事態が正式な設立の年を把握しておらず、暦は当時から使われ続けたからこうなっているのだ。
と説明しても今の双子では理解できないのでそういうものと言う風に教えるに止めるのだ。
算術は結果が明確に出て教える方も教わる方も楽だが、こういった歴史や常識は答えを教えるので、小さい子は難しい話を嫌がるのだ。
必要なら後から補完してあげればよく、双子の今後に必要かと言われれば、是であるとは言えないので、掻い摘んで教えると判断したのである。
「因みにアージェ教の『アージェ』は『天使』や『天族』と言う意味の古語ですよ」
「「こご?」」
「古い言葉、昔の言葉と言う意味です。言葉も時代に合わせて進化していきますからね。今度、古語については教えますね。一部の精霊様が古語で話されるので、お二人には必要です」
「「うん」」
学ぶこと自体は嫌いと言うわけではないようだ。寧ろ、わからないことが嫌だと思っている。
ただ、セレに関しては好奇心を刺激するような事でないと身が入り難い節がある。
初めて『お勉強』と言われて、少し嫌な顔をしたのがセレだ。課題を出してそれができればきちんとルシフェルとラジエラが褒めるので、今ではあまり気にするようなことではないが、初めのうちは課題の点数も低かった。
じゃあイムはと言うと、ルシフェルやラジエラ、イフリートとお話しするのを楽しく思っている。お勉強はその話の種として捉え、さらには知ることが好きでわからないことは兄妹よく聞く。
とは言え、以前危惧した通りのことが二人に起こっており、運動神経はセレの方が圧倒的に良い状態になっている。なので、今でもイムの手を引くセレと言う構図は変わっていない。
「それに、古語を知っているのはかなりの身分と余裕のある者か、神殿関係者の一部です。お二人が大きくなった時に知っていて話せると、話の内容を聴かれ難くなります。私たちよりかなり便利に使えますでしょうし、お父様のお役に立てるかもしれませんね」
「「頑張って覚えるー」」
父親の役に立てると聞くと元気に答え、定期的に会せていて正解であったとイネスもラジエラもほっとした。
こうしてルシフェルの心労は実を結んでいるわけだが、当の本人は寝込んでいて知らない。
「「始月、芽月、香月、麦月、葉月、海月、天月、朱月、種月、終月」」
復唱して覚える姿を横目に、イネスとラジエラはリラックスモードになった。
「もう、片は付きそう?」
「まだまだですね。かなりごねられています。そろそろ、切り札を切ろうと思っていますので、その内、ユンカース様にもお願いしようかと思っています」
「慎重にね。ミカエラにも話は通してあるから、もしかしたらあの人が出てくるかも」
「ミカエラ様がですか?」
「うん。お兄ちゃんと一緒に降臨したとき、脅してるそうだよ」
確かに『彼が成すことにあなた方が障害にならないようにしてください。そう判断された場合は、分かっていますね?』と言った。
更に別室で教皇と聖母を脅している。こちらは割と直接的で『国もろとも宗教ごとつぶしますので覚悟しておくように』と言っている。
「それに、婚約の報告したときは飛んで喜んでたよ。実際に飛んだわけじゃないけど。天族にもいろいろあるからね。いろいろについては、片が付いて結婚してからだね。まだ、教えられないんだ」
「分かっております。人は卑しい生き物ですから、過去に利用しようとして消されていった国は数が知れません」
「でも命令に従おうとしたんでしょ?」
「それには理由があるんです」
聞けば国外貴族の私生児だと言う。
母親が相続争いに巻き込まれないよう気を回して幼い時から神殿に預けられた。幸い見目もよく、勉強もよくできたので第二聖女まで上り詰めることができた。おかげで、母親の目論見は当たり、聖女となったことでアージェ教と聖国が後ろ盾となって、該当する貴族は手が出せなくなってしまったのだ。
つまり、元が平民で且つ、恩もあるので強く出ることができないわけだ。
「ここぞとばかりに貴族院が利用しにかかってるわけだね」
「はい。アージェ教としては巫を冠した上に、精霊の御子を救う手伝いをし、一時的に匿うと言う実績までできました。過去になかった快挙ですから、それ以上は望まない方針です。望んでしまうと余計な攻撃を生みかねないと言うのもありますね」
一大勢力であっても唯一無二ではないので、難癖を付けられて面倒事に発展するのは目に見えている。嘘だと言うありきたりなものはすでにつけられており、これ以上は一番面倒な『天使を誑かした』『天使の言葉に従えないのか』が待っている。
これはアージェ教と言う宗教としての話だ。
そして、聖国としては話が違い、国民総修道師を掲げているが基本的にアージェ教は関係がないことになっている。その為に、聖母はその一切が政治に関わらないのだ。
「どうせずぶずぶなんでしょ?」
「ええ、私が外交補佐であるのが何よりの証拠です。『政治に天使を関わらせるな、搦め手であっても攻撃とみなす』と言う直接的な警告を貴族院は過去に受けているのですが。おかげで切り札が増えているので、近々ユンカース様と相談します」
「それがいいよ。あれ?聖母様や教皇様はあなたに対する命令は知っているの?」
「私に何も仰らないところを見ると、聖母様はご存じないのでしょう。教皇様には私の胸の内を明かしていますから、協力的に動いてくださっています。もし、婚約や結婚に至るのなら『天使様から出された条件はすべて飲み込む』と仰っていただいています。まだ裏で動いていただいていますが、然るべき時に表に出ていただけることになっています」
ミカエラから直接脅されているのだ。教皇は精力的に動いている。
それでも貴族院がごねているのは、それだけ天使は利用価値が高く、イネスの持つ才能が惜しいのである。また、保守派が命令を出しているのも事態をややこしくしているのだ。おかげで枢機卿の数人が迎合してしまっている。
元々、次期教皇への有力候補と名の上がっていたガエル、だからこそ天使の世話を任されていたのだが、あの時のやらかしが独り歩きしており、発言力が衰えている。その為に時期教皇争いが勃発しており、彼らの中で天使の影響力は半減している。
いつの時代でもめんどくさい人間はいるものだと、しみじみ思うのだった。
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