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第三章 エヴァルシア開発編
138 教育の始まりと冒険者ギルド
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――三日後。
エヴァルシア小学校はすでに開校しており、エヴァルシア内に住む満六歳から満十二歳までの子供をすべて集めて、授業が始まっている。
元避難民の女性教師たちは、全員が最優先で“治療済み”だ。
午後からは希望者のみ武術か魔術を学べるようにしていたのだが、結果的に子供たちは全員、どちらかを選択した。男の子は武術、女の子は魔術を選ぶ傾向が強いものの、どちらを選んだ場合でも、最初に走り込みを行うため、すでに子供たち全員に〈身体強化[1]〉が生えている。毎日続ければ三ヶ月ほどでレベル6に到達する計算なので、エヴァルシアの子供たちはBランク冒険者並みのスキルを持つことになる。
あくまで自衛のための力として教えているが、明らかに他の街の子供よりも強くなる。そのため教師陣には、得た力を正しく使うことを徹底して教えてほしいと、強くお願いしてある。
一応、小学校は満十二歳までの義務教育として開校したのだが、満十三歳以上の人たちの中にも、読み書きや計算を学びたいという希望者が少なからずいた。
そこで午後から夜にかけては、満十三歳以上を対象とした授業も小学校で行うことになった。夜間も授業を行っているため、仕事を終えてから通うこともできる。教師陣の負担が心配だったが、「全員とても覚えが早いので、授業がとても楽です」とのことだった。
おそらく、住民全員の指輪や腕輪に〈全スキル経験値アップS〉を付与している影響だろう。仕事をしている人たちも、この恩恵でスキル経験値がどんどん溜まっているはずだ。エヴァルシアは三ヶ月もすればレベル6、一年半もすればレベル7のスキル持ちが当たり前になるだろう。
もっとも、レベル8には〈全スキル経験値アップS〉があっても十年以上かかる。これはまだ先の話だ。ちなみにレベル9となると、同じ条件でも八十年以上必要になるため、ヒューマンの寿命を考えると難しい。
冒険者ギルドも稼働を始めた。ギルド長はレオンだ。
受付嬢をどうするのかと思っていたら、王都冒険者ギルドのサフィラさんが、しばらくの間こちらで新人を育てるために来てくれることになったらしい。サフィラさんは、誰にも言わないことを条件に、うちの屋敷の転移魔法陣を使ってエヴァルシアまで来たそうだ。
サフィラさん以外の受付嬢については、エヴァルシアで募集をかける予定だが、独身の女性となると、まだ“治療”が終わっていない人が多い。そこでエヴァルシア商会と派遣契約を結び、商会に所属するエルフのうち五人を、ひとまず冒険者ギルドで働かせることになっている。ヒューマン中心の冒険者ギルドにエルフがいるのは非常に珍しいため、話題になりそうだ。
俺はレオンと交渉し、エヴァルシア迷宮では十五歳未満でもダンジョンに入れるようにした。ただし、現役冒険者が一名以上同行することが条件だ。
冒険者を志す子供たちもいるため、小学校の武術教諭であるセリーナ、もしくは魔術教諭のナディアに申請を出せば、冒険者付きでダンジョンに潜れるようにしている。
避難民の中にも冒険者は二十四人いたが、彼らは彼らで生活がかかっている。今は子供の面倒を見る余裕はなさそうだったため、子供たちがダンジョンに潜る場合は、当面の間、《万紫千紅》の誰かが同行することになった。
臨時でガラス素材の収集をしてもらっていたシアとリオナだが、今後はその役目を子供たちが担うことになるため、依頼は完了とした。
「で、シアとリオナはどうする? 王都に戻ってオーク狩りを再開するか?」
「いや、ここで地下三十階まで潜ってから決めたい」
シアがそう言い、リオナも頷いて同意する。ほぼ保護者役のエリュシアも了承したので、俺は告げた。
「じゃあ今後はエヴァルシア迷宮に潜るといい。あ、ルビナが二人の武具を作るためにサイズを測りたいって言ってたから、生産区の『ブラスアーム鍛冶工房』に早めに行ってくれ」
「「今から行ってくる!」」
二人はエリュシアを置き去りにして、屋敷を飛び出していった。
「エリュシア、あの二人を頼んだ。おそらくそう遠くないうちに、彼女たちの迎えがリーファリアに来るはずだ。それまで頼む」
「ああ、わかった」
エリュシアはそう答えると、二人を追うように屋敷を出て行った。
続いて、地下三十一階から地下四十階までで肉を狩り尽くしてもらった〈蒼薔薇の刃〉の四人だが、昨日までで、ほぼ二年分相当の肉を確保してくれた。
「ありがとう。おかげで、しばらく肉に困ることはなさそうだ。本当に助かったよ」
「アレス君の役に立てて、私たちも嬉しいです」
〈蒼薔薇の刃〉の四人は、本心からそう言ってくれているようだった。ありがたい。
俺はリーダーのカミラに訊ねる。
「今後、〈蒼薔薇の刃〉はどうするつもりだ?」
「そうですね……本音を言えば『エヴァルシア迷宮』を踏破して、Sランクになりたいところですが。まだ踏破しないほうがいいんですよね?」
「そうだな。それを目指して王都から来ている冒険者たちが、十日後くらいに到着する予定だ。まずは彼らにある程度挑戦させてからになる」
「誰かが先に踏破してしまう可能性はないのですか?」
「うーん……かなり厳しいと思うよ。地下四十一階以降は、こういう構成だからね」
俺は、『エヴァルシア迷宮』地下四十一階以降の構成が記された資料を、四人に見せた。
「えっ……うそでしょ。これ、本当に踏破できるんですか?」
「国からの指令でね。簡単には踏破できない構成になっている。Sランク相当の力がないと、踏破は無理だと思う」
四人は納得した様子だった。
「逆に、アレス君のほうから私たちに頼みたいことはないですか?」
「そうだな……」
以前はエルセリオン王国のダンジョンで、ルビナが使う魔物素材を集めてもらっていた。しかし今は、エヴァルシア商会がエルセリオン王国の冒険者ギルドと契約を結び、定期的に素材が入るようになっている。むしろ今欲しいのは、『エヴァルシア迷宮』で採れる素材だ。
「もう少ししたら、『エヴァルシア迷宮』の紹介動画を撮影する予定なんだ。その際、魔物ごとに倒し方のコツみたいなものを作ると聞いている。地下一階から地下九階までは子供たちが出演するらしいが、それ以降の階層では〈蒼薔薇の刃〉の四人にメインで出てもらいたい」
「「「「ええー!?」」」」
「まあ、そこまで大袈裟なものじゃないから、あまり気にしなくていい。それと、もしよければこのままエヴァルシアでダンジョンに潜っていてほしい。どう伝えればわかりやすいかを考えながら、魔物を倒してもらえると助かる。あと、子供たちがダンジョンに潜る時の同行も、たまにでいいから頼みたい」
「わかりました。とりあえず地下十階から地下三十階までの素材を集めつつ、魔物の研究もしてみます」
「よろしく頼む」
◇
続いて俺は、エヴァルシア中心部にあるエヴァルシア商会本店を訪れていた。
「よう、オルヴェナ。“動画編集機”の使い勝手はどうだ?」
「ええ。あれがあれば、アレスさんにお願いしなくても、これまでと同等の編集は可能ですわ。ただ……使ってみると、他にもやりたい表現や演出が出てくるんですよね。今の機能だけでは、少し物足りないかしら」
……マジか。まだ渡して一日も経っていないのに、もう満足できなくなっているとは。
「まあ、それは追々バージョンアップしていこう。まずは今の編集機に慣れてもらわないと」
「そうですわね」
この動画編集機は、しばらくどこにも販売しない予定だ。つまり、今のところここにある一台しか作っていない。
その代わり、簡易編集機能付きの撮影カメラと映像表示用モニターは、山のように作らされることになった。
エヴァルシア小学校はすでに開校しており、エヴァルシア内に住む満六歳から満十二歳までの子供をすべて集めて、授業が始まっている。
元避難民の女性教師たちは、全員が最優先で“治療済み”だ。
午後からは希望者のみ武術か魔術を学べるようにしていたのだが、結果的に子供たちは全員、どちらかを選択した。男の子は武術、女の子は魔術を選ぶ傾向が強いものの、どちらを選んだ場合でも、最初に走り込みを行うため、すでに子供たち全員に〈身体強化[1]〉が生えている。毎日続ければ三ヶ月ほどでレベル6に到達する計算なので、エヴァルシアの子供たちはBランク冒険者並みのスキルを持つことになる。
あくまで自衛のための力として教えているが、明らかに他の街の子供よりも強くなる。そのため教師陣には、得た力を正しく使うことを徹底して教えてほしいと、強くお願いしてある。
一応、小学校は満十二歳までの義務教育として開校したのだが、満十三歳以上の人たちの中にも、読み書きや計算を学びたいという希望者が少なからずいた。
そこで午後から夜にかけては、満十三歳以上を対象とした授業も小学校で行うことになった。夜間も授業を行っているため、仕事を終えてから通うこともできる。教師陣の負担が心配だったが、「全員とても覚えが早いので、授業がとても楽です」とのことだった。
おそらく、住民全員の指輪や腕輪に〈全スキル経験値アップS〉を付与している影響だろう。仕事をしている人たちも、この恩恵でスキル経験値がどんどん溜まっているはずだ。エヴァルシアは三ヶ月もすればレベル6、一年半もすればレベル7のスキル持ちが当たり前になるだろう。
もっとも、レベル8には〈全スキル経験値アップS〉があっても十年以上かかる。これはまだ先の話だ。ちなみにレベル9となると、同じ条件でも八十年以上必要になるため、ヒューマンの寿命を考えると難しい。
冒険者ギルドも稼働を始めた。ギルド長はレオンだ。
受付嬢をどうするのかと思っていたら、王都冒険者ギルドのサフィラさんが、しばらくの間こちらで新人を育てるために来てくれることになったらしい。サフィラさんは、誰にも言わないことを条件に、うちの屋敷の転移魔法陣を使ってエヴァルシアまで来たそうだ。
サフィラさん以外の受付嬢については、エヴァルシアで募集をかける予定だが、独身の女性となると、まだ“治療”が終わっていない人が多い。そこでエヴァルシア商会と派遣契約を結び、商会に所属するエルフのうち五人を、ひとまず冒険者ギルドで働かせることになっている。ヒューマン中心の冒険者ギルドにエルフがいるのは非常に珍しいため、話題になりそうだ。
俺はレオンと交渉し、エヴァルシア迷宮では十五歳未満でもダンジョンに入れるようにした。ただし、現役冒険者が一名以上同行することが条件だ。
冒険者を志す子供たちもいるため、小学校の武術教諭であるセリーナ、もしくは魔術教諭のナディアに申請を出せば、冒険者付きでダンジョンに潜れるようにしている。
避難民の中にも冒険者は二十四人いたが、彼らは彼らで生活がかかっている。今は子供の面倒を見る余裕はなさそうだったため、子供たちがダンジョンに潜る場合は、当面の間、《万紫千紅》の誰かが同行することになった。
臨時でガラス素材の収集をしてもらっていたシアとリオナだが、今後はその役目を子供たちが担うことになるため、依頼は完了とした。
「で、シアとリオナはどうする? 王都に戻ってオーク狩りを再開するか?」
「いや、ここで地下三十階まで潜ってから決めたい」
シアがそう言い、リオナも頷いて同意する。ほぼ保護者役のエリュシアも了承したので、俺は告げた。
「じゃあ今後はエヴァルシア迷宮に潜るといい。あ、ルビナが二人の武具を作るためにサイズを測りたいって言ってたから、生産区の『ブラスアーム鍛冶工房』に早めに行ってくれ」
「「今から行ってくる!」」
二人はエリュシアを置き去りにして、屋敷を飛び出していった。
「エリュシア、あの二人を頼んだ。おそらくそう遠くないうちに、彼女たちの迎えがリーファリアに来るはずだ。それまで頼む」
「ああ、わかった」
エリュシアはそう答えると、二人を追うように屋敷を出て行った。
続いて、地下三十一階から地下四十階までで肉を狩り尽くしてもらった〈蒼薔薇の刃〉の四人だが、昨日までで、ほぼ二年分相当の肉を確保してくれた。
「ありがとう。おかげで、しばらく肉に困ることはなさそうだ。本当に助かったよ」
「アレス君の役に立てて、私たちも嬉しいです」
〈蒼薔薇の刃〉の四人は、本心からそう言ってくれているようだった。ありがたい。
俺はリーダーのカミラに訊ねる。
「今後、〈蒼薔薇の刃〉はどうするつもりだ?」
「そうですね……本音を言えば『エヴァルシア迷宮』を踏破して、Sランクになりたいところですが。まだ踏破しないほうがいいんですよね?」
「そうだな。それを目指して王都から来ている冒険者たちが、十日後くらいに到着する予定だ。まずは彼らにある程度挑戦させてからになる」
「誰かが先に踏破してしまう可能性はないのですか?」
「うーん……かなり厳しいと思うよ。地下四十一階以降は、こういう構成だからね」
俺は、『エヴァルシア迷宮』地下四十一階以降の構成が記された資料を、四人に見せた。
「えっ……うそでしょ。これ、本当に踏破できるんですか?」
「国からの指令でね。簡単には踏破できない構成になっている。Sランク相当の力がないと、踏破は無理だと思う」
四人は納得した様子だった。
「逆に、アレス君のほうから私たちに頼みたいことはないですか?」
「そうだな……」
以前はエルセリオン王国のダンジョンで、ルビナが使う魔物素材を集めてもらっていた。しかし今は、エヴァルシア商会がエルセリオン王国の冒険者ギルドと契約を結び、定期的に素材が入るようになっている。むしろ今欲しいのは、『エヴァルシア迷宮』で採れる素材だ。
「もう少ししたら、『エヴァルシア迷宮』の紹介動画を撮影する予定なんだ。その際、魔物ごとに倒し方のコツみたいなものを作ると聞いている。地下一階から地下九階までは子供たちが出演するらしいが、それ以降の階層では〈蒼薔薇の刃〉の四人にメインで出てもらいたい」
「「「「ええー!?」」」」
「まあ、そこまで大袈裟なものじゃないから、あまり気にしなくていい。それと、もしよければこのままエヴァルシアでダンジョンに潜っていてほしい。どう伝えればわかりやすいかを考えながら、魔物を倒してもらえると助かる。あと、子供たちがダンジョンに潜る時の同行も、たまにでいいから頼みたい」
「わかりました。とりあえず地下十階から地下三十階までの素材を集めつつ、魔物の研究もしてみます」
「よろしく頼む」
◇
続いて俺は、エヴァルシア中心部にあるエヴァルシア商会本店を訪れていた。
「よう、オルヴェナ。“動画編集機”の使い勝手はどうだ?」
「ええ。あれがあれば、アレスさんにお願いしなくても、これまでと同等の編集は可能ですわ。ただ……使ってみると、他にもやりたい表現や演出が出てくるんですよね。今の機能だけでは、少し物足りないかしら」
……マジか。まだ渡して一日も経っていないのに、もう満足できなくなっているとは。
「まあ、それは追々バージョンアップしていこう。まずは今の編集機に慣れてもらわないと」
「そうですわね」
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