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33 プリシラの変化
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プリシラ視点です。
――*――
「ラインハルト殿下ぁー! おはようございますぅ!」
「……ああ、おはよう」
「今日もクールでカッコいいですねっ! じゃあ失礼しますぅー!」
デビュタント・ボールも無事終わり、先週から新学期が始まった。
私は今日も平常運転である。
だが、今までと大きく違う所が三つある。
一つ目は、学園の生徒が何故か少し減ったこと。
二つ目は、私に話しかけてくる令嬢が増えたこと。
三つ目は、ラインハルトの側にエミリアがいないことだ。
一つ目の理由は、噂で聞いた。
どうやら家ぐるみで王家への反乱を企てたとかで、謹慎になっている家が幾つかあるらしい。
デビュタント・ボールの日に私をどこかに閉じ込めた双子の令嬢達も、いつも二人と一緒にいたピザみたいな名前の令嬢も、いなくなった。
もしかしたらエミリアもそうなのかと思って、最近よく話しかけてくれる令嬢に聞いたら、そういう訳ではないらしい。
だが学年も違うし、ラインハルトが全く詳細を話さないし、城勤めの貴族家の子達も知らないそうだ。
きっと私を閉じ込めた件で謹慎になっているのだろう。
二つ目の理由は、意外なものだった。
デビュタント・ボールで私が綺麗なドレスを着て堂々としている姿を見て、皆興味を持ったらしい。
ドレスは城で用意してもらったもので、夜会が終わったら制服に着替えて帰ったと説明した。
ドレスがあまりにも豪華な物だったので、それを着て帰るのが怖くなったのだ。
いつか私も王太子妃として城に入るのだから、それまで置いたままでもいいだろう。
しかし私が予想外だったのは、デビュタント・ボールの日に結局エミリアが指図したと思われる令嬢たちに閉じ込められてしまった事だ。
その後の舞踏会にも夜会にもラインハルトは出席しなかったし、ラインハルトも学園でエミリアの事を話そうとしない所を見ると、本当に険悪になったのだろう。
まるっきり小説通りに進んでいて、私は少しだけ怖くなった。
放課後になり、私はアレクが居るであろう演習場へ向かう。
案の定アレクは剣の素振りをしていた。
私が演習場に足を踏み入れると、アレクは素振りをぴたりと止め、その赤い瞳をこちらに向けた。
「アレク様、こんにちはぁ」
「……久しぶりだな」
「そうですねぇー。今日はアレク様に聞きたい事があってぇ」
「エミリア様の事なら、俺からは話せないぞ」
「ぶぅー。何で分かったんですかぁ」
ホリデーの時にデートしていた話を聞こうと思ったのに。
アレクは肩をすくめている。
質問に答える気も、エミリアについて話す気も無さそうだ。
「他に用がないなら帰ってくれ」
「アレク様冷たいですよぉー! でもぉ、良かったですねぇ」
「は?」
アレクは訝しむように私の目を覗き込んだ。
エミリアとの関係を私がどこまで知っているのか探っているのだろうか。
「ふふふん、順調ですねぇ。私の方は、残念ながらこれからしばらく大きいイベントは無いんですぅ。でもぉ、日々の積み重ねも大事ですよねぇ。協力して下さいねぇ」
「……くれぐれも殿下に失礼がないようにな」
「分かってますよぅ。じゃあまたぁー」
そうして私は演習場を去り、帰路についた。
アレクにはそう言ったが、もう物語も終盤に差し掛かりつつあり、アレクの出番は殆どない。
私の方は、次のテスト前にまたラインハルトに勉強を教わったり、お菓子を渡したり、学園でのちょっとしたイベントが続く。
しばらくしたら私がエディと同居している事が判明し、学園で噂になるが、ラインハルトはそれを許す。
その後はもう最終盤――卒業パーティーだ。
小説通りならラインハルトは私にドレスを贈ってくれるはずだが、私は念のため、茶会に着て行ったドレスをきちんとリメイクする事にした。
バイトで随分懐も潤ったから、そろそろきちんと仕立て屋に依頼する事が出来る。
ついでにエディも背が少し伸びたのか、作業着の裾がだいぶ短くなってきたから、ドレスと一緒に直してもらおう。
「エディといえば……まだ三ヶ月ぐらいあるけど、誕生日のお祝い、どうしようかしら。去年は王都に引っ越してくる前だったから祝えなかったのよね……。私の誕生日もお祝いしてもらったし、何かしてあげたいな」
エディは幼馴染だが、私は秋生まれ、エディは春生まれで、おおよそ一歳半、年上だ。
次の誕生日でエディは十八歳、成人を迎える。
「大きな節目だもの、何かちゃんとした物を用意しなきゃ」
……しかし、エディが成人かあ。
十八歳。
貴族なら爵位を継ぐ事が可能になり、結婚が許される。
エディは……結婚、するのだろうか。
もしも良い人がいるなら、私は邪魔者ではないだろうか。
私は……私は……。
「そうだ! いいこと思いついたぁ!」
********
「それでぇ、このドレスを古臭く見えない形にリメイクして、裾上げをして欲しいんですぅ」
「うーん、ならここを絞って、肩の部分をこうして……」
私は王都の職人街にある、仕立て屋に来ていた。
エディも裾直しのためという名目で連れてきた。
今はエディは別室で待っている。
「あっ! 素敵ですぅ! そうして下さい!」
「ここにうっすらシミがあるみたいだけど、このくらいの大きさなら余った生地でリボンを作れば隠せそうね。今は大きめのリボンがトレンドだし、どうかしら」
「わぁ! いいですね! お願いしますぅ」
「じゃあそういう形で。もう普段着に着替えて大丈夫よ。あとはもう一人の子の作業着ね」
「あの、それなんですけど……」
私は仕立て屋にある事を耳打ちする。
俄然、彼女は目を輝かせはじめた。
「あら、素敵じゃない! いいわよ、喜んで協力させて。予算はいかほど?」
「ドレスと作業着の仕立ても合わせてこれぐらい……」
仕立て屋は、難しそうに顔を顰めている。
「……今はこれくらいですけど、今月と来月のお給料が入ればこのぐらいになります」
「……うちは古着の買取と販売もやっているから、一番安い物なら何とかなるか。本来はその分の仕立て料もかかるんだけど、可愛いお客さんにサービスしちゃおうかな」
「わぁ! 本当ですか! ありがとうございますぅ!」
「うふふ、じゃあお嬢さんはしばらく向こうで待っててね。彼氏くんの計測を済ませちゃうから」
「か、か、彼氏じゃないですぅ!」
「まあ、可愛い! じゃあ頑張らないとね。……お連れさーん、計測するからこちらへどうぞー」
私は部屋から出て、エディと交代した。
……エディが、彼氏な訳ないじゃない。
エディは平民で、私は貧乏男爵家の娘で、小説では王太子妃になるのよ。
でも、もし……もし王太子妃にならなくても、私はお金持ちの貴族と結婚しなくちゃならないの。
……それが家のため、領地のためなの。
けど、エディは……エディは自由だ。
素敵な人と付き合って、駄目なら別れて、また付き合って、気に入った人と結婚すればいい。
……いいなあ。
私も、こんなしがらみ、無ければよかったのに。
ラインハルトは勿論、とっても素敵だし、今も昔もずーっと憧れているし、大好きだ。
けど……それでいいのかなぁ。
なんだか、もやもやする。
そうしてぼんやりしていると、仕立て屋から声がかかった。
「終わったわよー。じゃあ、ドレスと作業着、お預かりします。今は急ぎの仕立てもないから、作業着は明日には仕上がるわ。ドレスともう一つの件は、少し時間をもらうわよ」
「わかりました! お願いしますぅ!」
「なあプリシラ、もう一つって? 何か頼んだのか?」
「何でもないの、気にしない気にしない!」
「ふーん……?」
「さ、行こ! じゃあ仕立て屋さん、よろしくお願いしますぅ」
「はーい。彼……お連れさんと仲良くね」
「は、はいっ」
仕立て屋の扉を閉め、私達は街へ繰り出した。
もう、あの人また彼氏って言おうとした!
違うって言ってるのに!
「なあプリシラ、顔、赤くないか? 熱は……ないか」
突然エディがそう言って、私の額に手を当てた。
思わずビクッとしてしまう。
「な、ななな、ないわよ! 急にびっくりするじゃない!」
「ごめんごめん。つい」
「つい、って……」
つい、で触らないでほしい。
ドキッとしちゃうから。
私はぷいっ、と顔を背けてエディから離れようとしたが、エディは逆に私の肩を抱いて自分の方へ引き寄せた。
「な、なに!?」
「ぶつかりそうだったぞ、今。やっぱり熱あるんじゃないか? 買い物は今度にしてまっすぐ帰るか?」
「……だいじょうぶ。ありがと。……ちゃんと歩くから、手、離して」
「お、おう、すまん」
……もう、何なのよ、腹が立つ。
なんでエディにドキドキさせられなきゃいけないのよ。
私がエディの顔を見ると、エディはそっぽを向いて、頭をぽりぽりと掻いているのだった。
――*――
「ラインハルト殿下ぁー! おはようございますぅ!」
「……ああ、おはよう」
「今日もクールでカッコいいですねっ! じゃあ失礼しますぅー!」
デビュタント・ボールも無事終わり、先週から新学期が始まった。
私は今日も平常運転である。
だが、今までと大きく違う所が三つある。
一つ目は、学園の生徒が何故か少し減ったこと。
二つ目は、私に話しかけてくる令嬢が増えたこと。
三つ目は、ラインハルトの側にエミリアがいないことだ。
一つ目の理由は、噂で聞いた。
どうやら家ぐるみで王家への反乱を企てたとかで、謹慎になっている家が幾つかあるらしい。
デビュタント・ボールの日に私をどこかに閉じ込めた双子の令嬢達も、いつも二人と一緒にいたピザみたいな名前の令嬢も、いなくなった。
もしかしたらエミリアもそうなのかと思って、最近よく話しかけてくれる令嬢に聞いたら、そういう訳ではないらしい。
だが学年も違うし、ラインハルトが全く詳細を話さないし、城勤めの貴族家の子達も知らないそうだ。
きっと私を閉じ込めた件で謹慎になっているのだろう。
二つ目の理由は、意外なものだった。
デビュタント・ボールで私が綺麗なドレスを着て堂々としている姿を見て、皆興味を持ったらしい。
ドレスは城で用意してもらったもので、夜会が終わったら制服に着替えて帰ったと説明した。
ドレスがあまりにも豪華な物だったので、それを着て帰るのが怖くなったのだ。
いつか私も王太子妃として城に入るのだから、それまで置いたままでもいいだろう。
しかし私が予想外だったのは、デビュタント・ボールの日に結局エミリアが指図したと思われる令嬢たちに閉じ込められてしまった事だ。
その後の舞踏会にも夜会にもラインハルトは出席しなかったし、ラインハルトも学園でエミリアの事を話そうとしない所を見ると、本当に険悪になったのだろう。
まるっきり小説通りに進んでいて、私は少しだけ怖くなった。
放課後になり、私はアレクが居るであろう演習場へ向かう。
案の定アレクは剣の素振りをしていた。
私が演習場に足を踏み入れると、アレクは素振りをぴたりと止め、その赤い瞳をこちらに向けた。
「アレク様、こんにちはぁ」
「……久しぶりだな」
「そうですねぇー。今日はアレク様に聞きたい事があってぇ」
「エミリア様の事なら、俺からは話せないぞ」
「ぶぅー。何で分かったんですかぁ」
ホリデーの時にデートしていた話を聞こうと思ったのに。
アレクは肩をすくめている。
質問に答える気も、エミリアについて話す気も無さそうだ。
「他に用がないなら帰ってくれ」
「アレク様冷たいですよぉー! でもぉ、良かったですねぇ」
「は?」
アレクは訝しむように私の目を覗き込んだ。
エミリアとの関係を私がどこまで知っているのか探っているのだろうか。
「ふふふん、順調ですねぇ。私の方は、残念ながらこれからしばらく大きいイベントは無いんですぅ。でもぉ、日々の積み重ねも大事ですよねぇ。協力して下さいねぇ」
「……くれぐれも殿下に失礼がないようにな」
「分かってますよぅ。じゃあまたぁー」
そうして私は演習場を去り、帰路についた。
アレクにはそう言ったが、もう物語も終盤に差し掛かりつつあり、アレクの出番は殆どない。
私の方は、次のテスト前にまたラインハルトに勉強を教わったり、お菓子を渡したり、学園でのちょっとしたイベントが続く。
しばらくしたら私がエディと同居している事が判明し、学園で噂になるが、ラインハルトはそれを許す。
その後はもう最終盤――卒業パーティーだ。
小説通りならラインハルトは私にドレスを贈ってくれるはずだが、私は念のため、茶会に着て行ったドレスをきちんとリメイクする事にした。
バイトで随分懐も潤ったから、そろそろきちんと仕立て屋に依頼する事が出来る。
ついでにエディも背が少し伸びたのか、作業着の裾がだいぶ短くなってきたから、ドレスと一緒に直してもらおう。
「エディといえば……まだ三ヶ月ぐらいあるけど、誕生日のお祝い、どうしようかしら。去年は王都に引っ越してくる前だったから祝えなかったのよね……。私の誕生日もお祝いしてもらったし、何かしてあげたいな」
エディは幼馴染だが、私は秋生まれ、エディは春生まれで、おおよそ一歳半、年上だ。
次の誕生日でエディは十八歳、成人を迎える。
「大きな節目だもの、何かちゃんとした物を用意しなきゃ」
……しかし、エディが成人かあ。
十八歳。
貴族なら爵位を継ぐ事が可能になり、結婚が許される。
エディは……結婚、するのだろうか。
もしも良い人がいるなら、私は邪魔者ではないだろうか。
私は……私は……。
「そうだ! いいこと思いついたぁ!」
********
「それでぇ、このドレスを古臭く見えない形にリメイクして、裾上げをして欲しいんですぅ」
「うーん、ならここを絞って、肩の部分をこうして……」
私は王都の職人街にある、仕立て屋に来ていた。
エディも裾直しのためという名目で連れてきた。
今はエディは別室で待っている。
「あっ! 素敵ですぅ! そうして下さい!」
「ここにうっすらシミがあるみたいだけど、このくらいの大きさなら余った生地でリボンを作れば隠せそうね。今は大きめのリボンがトレンドだし、どうかしら」
「わぁ! いいですね! お願いしますぅ」
「じゃあそういう形で。もう普段着に着替えて大丈夫よ。あとはもう一人の子の作業着ね」
「あの、それなんですけど……」
私は仕立て屋にある事を耳打ちする。
俄然、彼女は目を輝かせはじめた。
「あら、素敵じゃない! いいわよ、喜んで協力させて。予算はいかほど?」
「ドレスと作業着の仕立ても合わせてこれぐらい……」
仕立て屋は、難しそうに顔を顰めている。
「……今はこれくらいですけど、今月と来月のお給料が入ればこのぐらいになります」
「……うちは古着の買取と販売もやっているから、一番安い物なら何とかなるか。本来はその分の仕立て料もかかるんだけど、可愛いお客さんにサービスしちゃおうかな」
「わぁ! 本当ですか! ありがとうございますぅ!」
「うふふ、じゃあお嬢さんはしばらく向こうで待っててね。彼氏くんの計測を済ませちゃうから」
「か、か、彼氏じゃないですぅ!」
「まあ、可愛い! じゃあ頑張らないとね。……お連れさーん、計測するからこちらへどうぞー」
私は部屋から出て、エディと交代した。
……エディが、彼氏な訳ないじゃない。
エディは平民で、私は貧乏男爵家の娘で、小説では王太子妃になるのよ。
でも、もし……もし王太子妃にならなくても、私はお金持ちの貴族と結婚しなくちゃならないの。
……それが家のため、領地のためなの。
けど、エディは……エディは自由だ。
素敵な人と付き合って、駄目なら別れて、また付き合って、気に入った人と結婚すればいい。
……いいなあ。
私も、こんなしがらみ、無ければよかったのに。
ラインハルトは勿論、とっても素敵だし、今も昔もずーっと憧れているし、大好きだ。
けど……それでいいのかなぁ。
なんだか、もやもやする。
そうしてぼんやりしていると、仕立て屋から声がかかった。
「終わったわよー。じゃあ、ドレスと作業着、お預かりします。今は急ぎの仕立てもないから、作業着は明日には仕上がるわ。ドレスともう一つの件は、少し時間をもらうわよ」
「わかりました! お願いしますぅ!」
「なあプリシラ、もう一つって? 何か頼んだのか?」
「何でもないの、気にしない気にしない!」
「ふーん……?」
「さ、行こ! じゃあ仕立て屋さん、よろしくお願いしますぅ」
「はーい。彼……お連れさんと仲良くね」
「は、はいっ」
仕立て屋の扉を閉め、私達は街へ繰り出した。
もう、あの人また彼氏って言おうとした!
違うって言ってるのに!
「なあプリシラ、顔、赤くないか? 熱は……ないか」
突然エディがそう言って、私の額に手を当てた。
思わずビクッとしてしまう。
「な、ななな、ないわよ! 急にびっくりするじゃない!」
「ごめんごめん。つい」
「つい、って……」
つい、で触らないでほしい。
ドキッとしちゃうから。
私はぷいっ、と顔を背けてエディから離れようとしたが、エディは逆に私の肩を抱いて自分の方へ引き寄せた。
「な、なに!?」
「ぶつかりそうだったぞ、今。やっぱり熱あるんじゃないか? 買い物は今度にしてまっすぐ帰るか?」
「……だいじょうぶ。ありがと。……ちゃんと歩くから、手、離して」
「お、おう、すまん」
……もう、何なのよ、腹が立つ。
なんでエディにドキドキさせられなきゃいけないのよ。
私がエディの顔を見ると、エディはそっぽを向いて、頭をぽりぽりと掻いているのだった。
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