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第六章 赤
第98話 「発端」
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主人が不在の居間で、私とセオ、ノラ、ファブロ王国の王太子ヒューゴは、互いに情報を共有していた。
私とセオが火の精霊に会う必要があること。
聖王国のお家騒動に巻き込まれていること。
そして――
「……ってことがあったにゃ」
ノラの口から語られたのは、九年前の事件。
私の両親と、セオの両親が、『火の精霊の神子』に害されたという事実。
ヒューゴと、彼の父である国王が『火の精霊の神子』であり、九年前はヒューゴも子供だったということ――そして、彼自身が現在、至極冷静で理知的であることを考えると、自ずと火の精霊を暴走させた犯人は絞られる。
ヒューゴは、テーブルに肘を付いて口元で手を組み、無言でノラの話を聞いていた。
ノラの話が終わっても、しばらくの間、誰も声を発せずにいた。
沈黙を破ったのは、やはりヒューゴだった。
「……そうか」
ヒューゴは、目を閉じて深いため息をつく。
「――父が犯した過ちは、そんなにも重いものだったか」
「ヒューゴ殿下……」
ヒューゴは、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
その瞳には、悔しそうな、怒っているような、やり切れない色が滲んでいた。
「……セオ殿、パステル嬢。謝って済むことではないが――父が、すまなかった」
ヒューゴは椅子から立ち上がって、深く深く頭を下げる。
私はセオをちらりと見た。
その金色の瞳には、少しの翳りもない。
セオは、私よりずっと辛い思いをしてきたはずだが――それでも、私と同じ気持ちのようだ。
私たちが聞きたいのは、『謝罪』ではなく、『真実』。
セオはゆっくりと口を開く。
「ヒューゴ殿下、頭をお上げください。殿下が悪いわけではありません。それよりも――何か知っていることがあれば、お教えいただけませんか?」
「……承知した。貴殿らの寛大な心に、感謝する」
ヒューゴは再び椅子に腰を下ろす。
「長い話になるぞ」
私たちが頷いたのを確認すると、ヒューゴは考えを巡らせながら話し始めた。
「事の発端は、二十年前に遡る――父の正妃が、原因不明の眠り病に罹り、目覚めなくなってしまったのだ」
ゆったりと息を吐いて、ヒューゴは一音一音を丁寧に紡いでゆく。
「そうだな、この話をする前に、ファブロ王国の王族について話しておかねばなるまい。私の母は、父の後妻……いや、正妃が生きている以上、側室とでも言った方が正しいな。
正妃が世継ぎを産む前に、眠りに落ちて目覚めなくなってしまったため、父には望まぬ側室が据えられたのだ。母は、十年前の冬に――帰らぬ人となった」
ヒューゴは、眉をぎゅっと寄せ、深くため息をつく。
「母の死んだ日、机の上には遺書が残されていた。中身は――『私ではあなたの愛する女性の代わりにはなれない。彼女の病を治して、どうかあなたの時計の針を進めてほしい』と。
そして、そこに記されていたのは、病を治す方法。それが、『毒蛇を呼び戻すこと』だった」
「……毒蛇? まさか……」
「そう。貴殿らの国で、『毒の精霊』と呼ばれている存在だ。
以前ロイド子爵家の領地だった場所で、九年前から王領になっている湖。そこから聖王国に繋がる岩山の中に、毒蛇の迷宮があったそうだ」
毒の精霊の迷宮は、二十年前にセオの両親と私の母、そしてカイが訪れた場所。私の父と母が出会った場所でもある。
「毒蛇の迷宮は、二十年前にその主人を失い、高く積まれた岩の壁に閉ざされた。その頃だったそうだ。父の正妃、ヴァイオレットが床に伏したのは」
「それって、つまり……」
私は、セオと顔を見合わせた。
セオも、私と同じことを考えたようで、口元をきゅっと引き結んで、ヒューゴに質問をする。
「ヒューゴ殿下。国王陛下の正妃ヴァイオレット様は、どういう方だったのですか?」
「――文字通りの『毒婦』だったそうだ。私の生まれる前のことだから、人から聞いた話になるが。
父が毒婦ヴァイオレットを妃に迎える前の数年間、王国では不審死や、不審な病が相次いでいてな。妃候補に上がっていた有力貴族の娘の間で、父に近づきすぎると体調を崩し、最悪死に至るという噂がまことしやかに囁かれていたそうだ。妃候補は、続々とその座を辞退した。
そんな中、父は城に上がっていた侍女の一人を見初めた。――それが父の正妃、毒婦ヴァイオレットだ」
「侍女だった方なのですか」
「ああ。異例ではあったが、妃候補が全員辞退してしまったし、それに……父が、ベタ惚れだったらしい。実際、ヴァイオレットは非常に美しい女性だった。
――そして、例の不審な病に毒婦ヴァイオレットが関与している可能性が浮上したのは、彼女が正式に王妃になってからだ。
当時、彼女を妃として迎えるにあたって、反対する者がたくさんいたであろうことは想像出来るな?」
私とセオは同時に頷いた。
身分を持たない一介の侍女が王妃になるのだ。
妃候補として挙げられていた貴族だけではなく、城で要職に就く者や、他の使用人からのやっかみもあっただろう。
「彼女が王妃となってから、体調を崩す者たちが激増した。それも、あからさまにヴァイオレットを疎んでいた者たちから、順番に。
城の医務官たちが極秘裏にその病について調べたところ、病に冒されていた者全員から、猛毒の毒茸の胞子が、微量に検出された」
「毒茸……」
私の両親が遺した小箱の中に入っていた解毒薬が、毒茸の解毒薬だったはず。
父が二十年前の『毒の精霊』絡みで調合したものだとトマスは言っていた。
「毒茸は、猛毒で扱いが難しい毒物だと聞きました。解毒も難しかったのでは?」
「その通りだ。当時、完璧な解毒薬を作ることが出来たのはただ一人――王国で最も薬草や毒物に詳しかった、デイビッド・ロイド前子爵だ。
ロイド子爵家は、代々薬草やハーブの栽培と加工を生業としてきた貴族家だ――パステル嬢の父、デイビッド殿は、『毒蛇の迷宮』近くで採取された毒茸から解毒薬を調合した。
それ以降は、病に冒されていた者たちの症状も快方に向かい、さらにヴァイオレットが倒れたためだろう、新しく病に罹患する者もぱったりといなくなった」
毒の精霊の力を悪用して、ヴァイオレットが毒茸の胞子をばら撒いていたとしたら、毒の精霊が鎮められた時点で毒による病は終息しただろう。
――しかし、ヴァイオレットが毒の精霊の加護を受けていたとしたら、なぜ精霊の力が絶えたはずのファブロ王国に紛れ込んでいたのだろうか?
だが、今は疑問を差し挟む余地はない。
ヒューゴは、その先を淡々と語っていく。
「先程も言ったように、世継ぎが生まれる前にヴァイオレットが目を覚まさなくなり、父の側室に据えられたのが私の母だ。
――父は、母を愛していなかった。結婚が決まってからも、母が私を身籠った後も、私を産んだ後も。
父は母を顧みず、公務以外の時間は、ずっとヴァイオレットの眠る部屋で過ごした。いつしか母は、精神を病んだ」
ヒューゴは俯き、自嘲した。その瞳には、昏い炎が揺らめいている。
「父は、大切にすべき妻も息子も愛さなかった。ヴァイオレットの元に、心を置き去りにした。そして母は、遺書を認めて、自ら――」
ふう、と大きく息をつき、ヒューゴは瞼を閉じる。
淡々と続けるその声には、冷えきった怒りと、深い後悔がたっぷりと練り込まれていた。
「私は、父が憎い。ひとり現実から逃げてしまった母も憎い。
だが――私には、王太子としての責務がある。今の父は、王国の公務を何一つ行なっていない。九年前、私が七歳の頃から、私が王国を動かしている。
デイビッド殿の解毒薬で宰相や大臣の容体が快復していなかったら、ファブロ王国は滅んでいただろう」
――ゆっくりと開いたガーネットの瞳。
冷たく理知的なその輝きは、十六歳とは思えない経験の深さを宿していた。
私とセオが火の精霊に会う必要があること。
聖王国のお家騒動に巻き込まれていること。
そして――
「……ってことがあったにゃ」
ノラの口から語られたのは、九年前の事件。
私の両親と、セオの両親が、『火の精霊の神子』に害されたという事実。
ヒューゴと、彼の父である国王が『火の精霊の神子』であり、九年前はヒューゴも子供だったということ――そして、彼自身が現在、至極冷静で理知的であることを考えると、自ずと火の精霊を暴走させた犯人は絞られる。
ヒューゴは、テーブルに肘を付いて口元で手を組み、無言でノラの話を聞いていた。
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「……そうか」
ヒューゴは、目を閉じて深いため息をつく。
「――父が犯した過ちは、そんなにも重いものだったか」
「ヒューゴ殿下……」
ヒューゴは、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
その瞳には、悔しそうな、怒っているような、やり切れない色が滲んでいた。
「……セオ殿、パステル嬢。謝って済むことではないが――父が、すまなかった」
ヒューゴは椅子から立ち上がって、深く深く頭を下げる。
私はセオをちらりと見た。
その金色の瞳には、少しの翳りもない。
セオは、私よりずっと辛い思いをしてきたはずだが――それでも、私と同じ気持ちのようだ。
私たちが聞きたいのは、『謝罪』ではなく、『真実』。
セオはゆっくりと口を開く。
「ヒューゴ殿下、頭をお上げください。殿下が悪いわけではありません。それよりも――何か知っていることがあれば、お教えいただけませんか?」
「……承知した。貴殿らの寛大な心に、感謝する」
ヒューゴは再び椅子に腰を下ろす。
「長い話になるぞ」
私たちが頷いたのを確認すると、ヒューゴは考えを巡らせながら話し始めた。
「事の発端は、二十年前に遡る――父の正妃が、原因不明の眠り病に罹り、目覚めなくなってしまったのだ」
ゆったりと息を吐いて、ヒューゴは一音一音を丁寧に紡いでゆく。
「そうだな、この話をする前に、ファブロ王国の王族について話しておかねばなるまい。私の母は、父の後妻……いや、正妃が生きている以上、側室とでも言った方が正しいな。
正妃が世継ぎを産む前に、眠りに落ちて目覚めなくなってしまったため、父には望まぬ側室が据えられたのだ。母は、十年前の冬に――帰らぬ人となった」
ヒューゴは、眉をぎゅっと寄せ、深くため息をつく。
「母の死んだ日、机の上には遺書が残されていた。中身は――『私ではあなたの愛する女性の代わりにはなれない。彼女の病を治して、どうかあなたの時計の針を進めてほしい』と。
そして、そこに記されていたのは、病を治す方法。それが、『毒蛇を呼び戻すこと』だった」
「……毒蛇? まさか……」
「そう。貴殿らの国で、『毒の精霊』と呼ばれている存在だ。
以前ロイド子爵家の領地だった場所で、九年前から王領になっている湖。そこから聖王国に繋がる岩山の中に、毒蛇の迷宮があったそうだ」
毒の精霊の迷宮は、二十年前にセオの両親と私の母、そしてカイが訪れた場所。私の父と母が出会った場所でもある。
「毒蛇の迷宮は、二十年前にその主人を失い、高く積まれた岩の壁に閉ざされた。その頃だったそうだ。父の正妃、ヴァイオレットが床に伏したのは」
「それって、つまり……」
私は、セオと顔を見合わせた。
セオも、私と同じことを考えたようで、口元をきゅっと引き結んで、ヒューゴに質問をする。
「ヒューゴ殿下。国王陛下の正妃ヴァイオレット様は、どういう方だったのですか?」
「――文字通りの『毒婦』だったそうだ。私の生まれる前のことだから、人から聞いた話になるが。
父が毒婦ヴァイオレットを妃に迎える前の数年間、王国では不審死や、不審な病が相次いでいてな。妃候補に上がっていた有力貴族の娘の間で、父に近づきすぎると体調を崩し、最悪死に至るという噂がまことしやかに囁かれていたそうだ。妃候補は、続々とその座を辞退した。
そんな中、父は城に上がっていた侍女の一人を見初めた。――それが父の正妃、毒婦ヴァイオレットだ」
「侍女だった方なのですか」
「ああ。異例ではあったが、妃候補が全員辞退してしまったし、それに……父が、ベタ惚れだったらしい。実際、ヴァイオレットは非常に美しい女性だった。
――そして、例の不審な病に毒婦ヴァイオレットが関与している可能性が浮上したのは、彼女が正式に王妃になってからだ。
当時、彼女を妃として迎えるにあたって、反対する者がたくさんいたであろうことは想像出来るな?」
私とセオは同時に頷いた。
身分を持たない一介の侍女が王妃になるのだ。
妃候補として挙げられていた貴族だけではなく、城で要職に就く者や、他の使用人からのやっかみもあっただろう。
「彼女が王妃となってから、体調を崩す者たちが激増した。それも、あからさまにヴァイオレットを疎んでいた者たちから、順番に。
城の医務官たちが極秘裏にその病について調べたところ、病に冒されていた者全員から、猛毒の毒茸の胞子が、微量に検出された」
「毒茸……」
私の両親が遺した小箱の中に入っていた解毒薬が、毒茸の解毒薬だったはず。
父が二十年前の『毒の精霊』絡みで調合したものだとトマスは言っていた。
「毒茸は、猛毒で扱いが難しい毒物だと聞きました。解毒も難しかったのでは?」
「その通りだ。当時、完璧な解毒薬を作ることが出来たのはただ一人――王国で最も薬草や毒物に詳しかった、デイビッド・ロイド前子爵だ。
ロイド子爵家は、代々薬草やハーブの栽培と加工を生業としてきた貴族家だ――パステル嬢の父、デイビッド殿は、『毒蛇の迷宮』近くで採取された毒茸から解毒薬を調合した。
それ以降は、病に冒されていた者たちの症状も快方に向かい、さらにヴァイオレットが倒れたためだろう、新しく病に罹患する者もぱったりといなくなった」
毒の精霊の力を悪用して、ヴァイオレットが毒茸の胞子をばら撒いていたとしたら、毒の精霊が鎮められた時点で毒による病は終息しただろう。
――しかし、ヴァイオレットが毒の精霊の加護を受けていたとしたら、なぜ精霊の力が絶えたはずのファブロ王国に紛れ込んでいたのだろうか?
だが、今は疑問を差し挟む余地はない。
ヒューゴは、その先を淡々と語っていく。
「先程も言ったように、世継ぎが生まれる前にヴァイオレットが目を覚まさなくなり、父の側室に据えられたのが私の母だ。
――父は、母を愛していなかった。結婚が決まってからも、母が私を身籠った後も、私を産んだ後も。
父は母を顧みず、公務以外の時間は、ずっとヴァイオレットの眠る部屋で過ごした。いつしか母は、精神を病んだ」
ヒューゴは俯き、自嘲した。その瞳には、昏い炎が揺らめいている。
「父は、大切にすべき妻も息子も愛さなかった。ヴァイオレットの元に、心を置き去りにした。そして母は、遺書を認めて、自ら――」
ふう、と大きく息をつき、ヒューゴは瞼を閉じる。
淡々と続けるその声には、冷えきった怒りと、深い後悔がたっぷりと練り込まれていた。
「私は、父が憎い。ひとり現実から逃げてしまった母も憎い。
だが――私には、王太子としての責務がある。今の父は、王国の公務を何一つ行なっていない。九年前、私が七歳の頃から、私が王国を動かしている。
デイビッド殿の解毒薬で宰相や大臣の容体が快復していなかったら、ファブロ王国は滅んでいただろう」
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