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mittyan13

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19 二大怪獣 東京を襲撃

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 両雄並び立たず。果たして本当なのだろうか?
 子供の頃は、どっちかといえばコミックボンボン派だった。コロコロコミック派はなんとなく手堅いイメージがある。ていうか、最終的にはコロコロの圧勝だったんですけどね!(ボンボンは15年以上前に廃刊…)
 そもそもコロコロは盤石の構えで安定志向の強い味方。どこを切り取ってもどんな読者にでも対応できる懐の深さ。まさに『天地魔闘の構え』とはこのこと。発刊当初から藤子不二雄を有し、「ドラえもん劇場版原作が読みたかったらうちへ!」という、まさしく年に一度のお祭り騒ぎが恒例化されているという圧倒的な強みを持っていた。それ以外の藤子不二雄ものもばっちりだし、若き日の小林よしのりやすがやみつるといった実力派の連載もあった。
 何よりも圧倒的だったのが『時代の流れに沿ったサブカルチャーへの対応』だろう。ビデオゲームから始まり、ラジコンにファミコン、ミニ四駆もコロコロが火付け役だった。そして勝負を決めたのがポケモンとのタイアップ。これ以降は他の追随を許さず、今にしてなお『分厚い少年マンガ誌といえばコロコロコミック』と代名詞化していると言ってもいい。
 対してボンボンはどうだったか?
 コロコロの後発ではあったものの、当時の少年マンガ誌では善戦していたと言いたい。…言いたいだけじゃないぞ!
 出だしは当時の少年たちに「おっ?」と言わせるものがあった。ガンプラブームをきっちりとカバーできていて、まだあまりメジャーではなかったジオラマ作成とか改造とか「俺もいつかはやってみたい…」と思わせる企画が多かった。あの『プラモ狂四郎』もボンボンだ。パーフェクトガンダムに憧憬の眼差しを向けた諸兄よ、あなたのことですぞ!あとガンプラからの派生であるSDガンダムもボンボン発信だし、マンガも連載されていた。
 さらにボンボンが出た頃はすでにファミコンブーム真っ只中だったから『ファミコン風雲児』『ファミ拳リュウ』等、なかなかの名作珍作も多数取り揃えていた。そこのあなた!『ファミコンロッキー』はコロコロだからね!
 他にもコロコロに対抗したナンセンスギャグマンガやちょっと時代を先取りした?ポケバイマンガ等、挑戦者としての熱い生き様と熱意を感じるマンガ誌だった。もう「斬艦刀一振りあれば、俺は戦える!」という真っ向勝負感があった。
 比較してみるとコロコロは『安定の連載陣・かつてのハドソンやタミヤといった企業とのタイアップ』であるのに対し、ボンボンは『世代やキャリアも幅広い連載陣・かつてのバンダイを中心とした企業とのタイアップ』といったところか?正直ボンボンの連載陣に関しては『プラモ狂四郎』のやまと虹一氏以外の作家さんに関する記憶がなくて…自分の中では『ダイヤの原石』として集められた新人さんや無名ながらもキャリアのある作家さんが集められたと前向きな解釈をしています。
 あと構図としても『コロコロ・本流』で『ボンボン・亜流』になるわけで、後発のボンボンは本流に対して「なんかよぅ…」という斜に構えたブラザーの受け皿としてとても効果的だった。なんかちょっと「お前らと同じじゃないんだぜ…」とか「見てる世界が違うんだよ…」とか言いたくなる人の拠り所?うわっ!やべぇな…ボンボンって、中二病の登竜門?
 ちょっと見方を変えると、コロコロとボンボンの対比は『8時だよ全員集合!派』と『俺たちひょうきん族派』の対立と似ている。ついでに言えば『ドラゴンクエスト派』と『ファイナルファンタジー派』の対立というのもあるか。ようするに『先を行く本流に挑む後発の亜流』という図式かな?
 でもボンボンは廃刊してしまった。『8時だよ…』はファミリー層向けとして、『ひょうきん族』はお笑いブームの先駆者として、それぞれ評価されたのに…『ドラクエ』と『FF』に至っては、メーカーが合併して各々をブランドとした展開が続いているのに…
 ボンボンを『中二病の登竜門』と評させていただいたが、どうやったって本流についていけない奴は一定数いる。そういう一定数の受け入れ先として、ボンボンの存在はとても意味があったのではないだろうか?周りにボンボン愛好家があまりいなかったので比較のしようがないのだが、どこかしら一人になりたい空間が欲しくて行き着いたところがボンボンだった、ということは否定できない。結果としてちょっと大人びた『初体験』を済ませた結果、…やっぱり中二病か。俺も同じ目をしている…?
 今回の表題は『帰ってきたウルトラマン』のグドンとツインテールが出てくる回のタイトルより。圧倒的な二大怪獣の前に、どうするMAT?どうするウルトラマン?と後編に続いていく。文中にも色々な『二大』を書いてみたが、自分の中ではやっぱりコロコロもボンボンも『二大』と評したい。前回コロコロに関する記述を出したが、「お前はボンボンもだろう?」という心の声に抗えなかった…
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