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20 わたしは本当に、出たらメダルを取れると確実に思っています。
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みんなと一緒じゃなきゃ駄目なのか?意味もなくそんなことをずっと考えている。
もうすぐパリオリンピックが開幕となるが、ここで一つ問いたい。「みんな、そんなにオリンピック好き?」と。
正直に言ってしまうと、もう一般常識とかちょっとした新聞の見出しレベルの情報があればいいんじゃないか?とさえ思えてくる。はっきり言えば興味がまったくない。むしろ「どの局も同じ内容しかやってない…」と、たまった本とか録画した番組とかをやっつけちまうか…という気分だ。
これでも最初からそこまで無関心だったわけではない。自分の子供の頃は森末慎二の体操金メダルとか、鈴木大地の競泳金メダルとか、ちゃんと中継を見ていたのを意外なぐらいちゃんと覚えていた。まあ当時の自分にチャンネルを自由にする権限などないから、上意下達のごとく親兄弟が見たい番組がその時のすべてだった。『チャンネル争い』って、今の時代にはありえないのかねぇ…
明確にロス、ソウル以降のメダリストとかがさっぱりなので、多分このあたりから自分の中では『どっちでもいいもの』になっていたのかもしれない。だいたい高校生ぐらいかな?わかんないんで調べたらちょうどバルセロナオリンピックだった。メダルを取ったのが競泳金の岩崎恭子…指摘されるとたしかに思い出した。他にも有森・松野の女子マラソン代表争いとか、色々あったな…
ただ同年に起こった別のスポーツ絡みの事件のほうが印象が強い。かの有名な『甲子園・松井秀喜連続敬遠事件』である。オリンピックと甲子園がほぼ同時期に開催されていて、なんかとにかくお茶の間で絶え間なく何かのスポーツ中継を見ていたような気がする。日本が出てない競技の時は甲子園と、お茶の間はバルセロナと大阪を行ったり来たりである。桃鉄の特急カードよりも早い移動だ。
『敬遠事件』に関しては、ここでは触れない。この作戦を実行した明徳義塾の馬淵監督は、今では高校野球界屈指の名将と言われ、高校生中心の世界大会で日本を優勝に導いたりもしている。この人で検索をかけると、その指導方法や敬遠事件の内輪話まで、すごい情報量が出てくる。当時はボロクソに言われていただけに、ぜひググっていただきたい。
そのころの自分は進路とか成績のことなど、考えることがたくさんあった。夏休み中の田舎の少年ではあったが、自分の初体験の心配とか隠しておいた『アクションカメラ』の位置が変わっている?とか、それなりに考えることがあったのですよ。だいたい十代のオスの考えなんて今も昔も変わらんよ…
そんな時に地方予選決勝のTV中継で、松井の打席をみる機会があった。確か満塁で松井の打席だった(自身の記憶なので記録と違うことはご了承願いたい)。そしてその実力通りの一発が出る。当時はヘタなりに運動部にいたので、「期待されているところで結果を出せるのは、間違いなく実力がある証拠だな」と正直に思った。悔しいとかそういう感情はなく、もう『見ている世界が違う』というやつだ。自分と同列で語れるレベルではない。スケールの違いにただ圧倒された。
そこで親からかけられた言葉が今でも心に残っている。
「あんたと同い年なのに、なんかやってやろうとか思わないんかい?」
その言葉に対して、本音で「興味がない」と答えたのを覚えている。諦めとかふて腐れは一切ない。ただ「自分にはなれないし、目指すべき場所はあそこではない」という認識だけがはっきりできた。
親は親で「なんだいあんたは!」と勝手になんか言ってたが、このあたりのやり取りから自分の中で『親と一緒にTVを見ているとろくなことを言われない』というしこりができたのだろうか?それ以降オリンピック以外の国を挙げて(?)盛り上がるワールドカップとか、そういうのも含めて興味がなくなった。ニュースとかで結果を見て、それを確認して人との話に合わせる。それぐらいの認識しかなくなった。
正直に言えばついこの前のWBCでさえも、「いい加減、他の話題に触れてほしい…」とさえ思っていた。補足しておくと、相方も自分と同じであるおかげか、こういう『国を挙げての一大大会関係』で揉めることはない。
周りに話したことがないので、社会的な認知度として自分のような人間がどうとらえられているのか?多分人によっては『非国民』とか言ってくるんじゃないだろうか?と思える無関心さだろう。ただ「意外と多いんじゃない?」と本音では思う。だって『誰かがメダルを取っても、自分の暮らしが良くなるわけじゃない』もん。自分のことは自分でやらないと。いちいちオリンピックだ、ワールドカップだと、休んでらんないっすよ。
今回の表題はソウルオリンピック女子マラソン代表選考の際に、松野明美氏が「自分をオリンピックに出してくれ」と会見で語った際の一言。本当にあの人が?と思えるが、松野さんの語り口調で再現してみるとしっくりきます。
もうすぐパリオリンピックが開幕となるが、ここで一つ問いたい。「みんな、そんなにオリンピック好き?」と。
正直に言ってしまうと、もう一般常識とかちょっとした新聞の見出しレベルの情報があればいいんじゃないか?とさえ思えてくる。はっきり言えば興味がまったくない。むしろ「どの局も同じ内容しかやってない…」と、たまった本とか録画した番組とかをやっつけちまうか…という気分だ。
これでも最初からそこまで無関心だったわけではない。自分の子供の頃は森末慎二の体操金メダルとか、鈴木大地の競泳金メダルとか、ちゃんと中継を見ていたのを意外なぐらいちゃんと覚えていた。まあ当時の自分にチャンネルを自由にする権限などないから、上意下達のごとく親兄弟が見たい番組がその時のすべてだった。『チャンネル争い』って、今の時代にはありえないのかねぇ…
明確にロス、ソウル以降のメダリストとかがさっぱりなので、多分このあたりから自分の中では『どっちでもいいもの』になっていたのかもしれない。だいたい高校生ぐらいかな?わかんないんで調べたらちょうどバルセロナオリンピックだった。メダルを取ったのが競泳金の岩崎恭子…指摘されるとたしかに思い出した。他にも有森・松野の女子マラソン代表争いとか、色々あったな…
ただ同年に起こった別のスポーツ絡みの事件のほうが印象が強い。かの有名な『甲子園・松井秀喜連続敬遠事件』である。オリンピックと甲子園がほぼ同時期に開催されていて、なんかとにかくお茶の間で絶え間なく何かのスポーツ中継を見ていたような気がする。日本が出てない競技の時は甲子園と、お茶の間はバルセロナと大阪を行ったり来たりである。桃鉄の特急カードよりも早い移動だ。
『敬遠事件』に関しては、ここでは触れない。この作戦を実行した明徳義塾の馬淵監督は、今では高校野球界屈指の名将と言われ、高校生中心の世界大会で日本を優勝に導いたりもしている。この人で検索をかけると、その指導方法や敬遠事件の内輪話まで、すごい情報量が出てくる。当時はボロクソに言われていただけに、ぜひググっていただきたい。
そのころの自分は進路とか成績のことなど、考えることがたくさんあった。夏休み中の田舎の少年ではあったが、自分の初体験の心配とか隠しておいた『アクションカメラ』の位置が変わっている?とか、それなりに考えることがあったのですよ。だいたい十代のオスの考えなんて今も昔も変わらんよ…
そんな時に地方予選決勝のTV中継で、松井の打席をみる機会があった。確か満塁で松井の打席だった(自身の記憶なので記録と違うことはご了承願いたい)。そしてその実力通りの一発が出る。当時はヘタなりに運動部にいたので、「期待されているところで結果を出せるのは、間違いなく実力がある証拠だな」と正直に思った。悔しいとかそういう感情はなく、もう『見ている世界が違う』というやつだ。自分と同列で語れるレベルではない。スケールの違いにただ圧倒された。
そこで親からかけられた言葉が今でも心に残っている。
「あんたと同い年なのに、なんかやってやろうとか思わないんかい?」
その言葉に対して、本音で「興味がない」と答えたのを覚えている。諦めとかふて腐れは一切ない。ただ「自分にはなれないし、目指すべき場所はあそこではない」という認識だけがはっきりできた。
親は親で「なんだいあんたは!」と勝手になんか言ってたが、このあたりのやり取りから自分の中で『親と一緒にTVを見ているとろくなことを言われない』というしこりができたのだろうか?それ以降オリンピック以外の国を挙げて(?)盛り上がるワールドカップとか、そういうのも含めて興味がなくなった。ニュースとかで結果を見て、それを確認して人との話に合わせる。それぐらいの認識しかなくなった。
正直に言えばついこの前のWBCでさえも、「いい加減、他の話題に触れてほしい…」とさえ思っていた。補足しておくと、相方も自分と同じであるおかげか、こういう『国を挙げての一大大会関係』で揉めることはない。
周りに話したことがないので、社会的な認知度として自分のような人間がどうとらえられているのか?多分人によっては『非国民』とか言ってくるんじゃないだろうか?と思える無関心さだろう。ただ「意外と多いんじゃない?」と本音では思う。だって『誰かがメダルを取っても、自分の暮らしが良くなるわけじゃない』もん。自分のことは自分でやらないと。いちいちオリンピックだ、ワールドカップだと、休んでらんないっすよ。
今回の表題はソウルオリンピック女子マラソン代表選考の際に、松野明美氏が「自分をオリンピックに出してくれ」と会見で語った際の一言。本当にあの人が?と思えるが、松野さんの語り口調で再現してみるとしっくりきます。
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