精霊の港 外伝「兵長の憂うつ」

おしまいに

読んで頂きありがとうございます

　本作を最後まで読んでいただきありがとうございました。

　兵長のパンツを脱がそうという思いから発足して出来上がったR-18短編「兵長の憂うつ」、本編の「精霊の港」のイケイケストーリーとは異なる兵長主役のダウナーぎみなストーリー。彼の性格上シリアス進行だったのですが、エピローグのタイトルでふざけてしまいました。シヴィルの行動にうろたえ、あんなことやこんなことをされてしまう兵長でした。

「Prayer for loves」の「Prayer（プレイヤー）」は祈りや祈る人を指し、カタカナ表記だと選手や奏者の「Player（プレイヤー）」と似通うため英語表記です。そして若干シヴィルの想いも出張してきています。本編の閑話「シヴィルのひとりごと」と対になり、彼らのクエスチョンとアンサーな話なのかと想像をめぐらせつつ現在進行形で終わります。

　ツァルニの片思いと心のすきまに入ってくるシヴィル、だいたいミナトの服を脱がせたりツァルニのパンツをおろすラルフのせいだと作者は思ってます。イリアスまで入ってくると３角関係どころか４角、５角になってふくざつ、がんばって貞操を守ってください兵長！



――――風見鶏 Kazamidori