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第十四章 最終決戦
怖くなったら思いだして
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お屋敷の灯りを利用し、再び見取り図を開いて目印を確認する。
ここから近いのは、勝手場か……包丁もったお化けが襲ってきたりとかしないよね?!
さっきのろくろ首さんが勝手場で鍵を見たと言ってたし、いかないわけにはいかないか。
縁側へと足を踏み入れ歩いていくと、やけに背後から視線を感じる。
気になって振り返ると、障子の升目全てに目がついていてこちらをじっと見ていた。
あまりの不気味さに、私は短い悲鳴を上げて隣に居たシロの服を縋るように掴んだ。
「どうした?」
「しょ、障子に目が……こっち見てる……っ」
「あ~それは目目連だな。安心しろ、不気味なだけで特に害はない」
「シロ、そういうのは怖くないんだ」
「まぁ、目に見えるだけの不気味なものは燃やせば消し炭に出来るだろ。俺が苦手なのは……」
──ザクッ、ザクッ
その時、前方の勝手場から何かを突き刺すような音が聞こえてきて、横にいたシロが物凄い速さで私の後ろに隠れた。
「なるほど、目に見えない不気味な音が苦手なんだね」
「そ、そうだな……」
「シロ、私が抱っこしていこうか? 耳塞いでてあげるよ」
「じ、自分の足で歩く。あの姿だと、不意打ちに弱いからな」
よくよく考えてみると、今のシロは視覚を封じられてずっと暗闇に居る状態だ。聞こえる物音は全て恐怖の対象になるだろう。それでも必死に耐えて音のする方へ足を進めようとしている。
かなり頑張ってくれているけれど、このペースでは鍵を見つけてクレハの元へ行くのに三時間では足りないだろう。砂時計を見ると、もう三分の一近く砂が落ちてしまっている。
人質になっている皆のことも心配だ。クレハはきっとルールは守る。だからこの砂時計が動いているうちは大丈夫だろうけど、私達が試練をクリア出来なければそれこそ皆の命の保証もない。
何とかしなければ。何とかシロを普通に歩ける状態までする方法を考えるんだ。
暗闇でも怖くない安心できる音があれば、少しはシロの恐怖心を緩和してあげることが出来るかも知れない。
スマホから音楽を鳴らすか? でも、聞き慣れていない音楽じゃ逆効果だろう。他に何か……ずっと鳴り続けていて怖くない安心できる音があれば……そっか、あれだ!
ない知恵を絞り出し、私はある方法を思いつき早速実行に移す。
「ねぇシロ。少しだけでいいから白狐の姿になってもらえないかな?」
「急にどうした?」
「少しだけで良いから、お願い」
「分かった」
白狐の姿になったシロを私はそっと抱き上げた。そして、心臓の音がよく聞こえるように抱きしめる。
「心臓の鼓動、聞こえる?」
「ああ」
「この音も怖い?」
「……怖くない。思い出すな。あの時も、お前がそうやって優しく抱きしめてくれて……助けてくれた。その鼓動が子守歌のように聞こえて、すごく……心地よかった 」
少しだけ抱きしめる力を強めて、私はシロに話しかける。
「よかった……なら、よく覚えてて。私はいつでも隣に居る。だから怖くなったら思い出して。シロは独りじゃないってことを」
「ああ……決して忘れない。この音も、お前のことも……決してな」
「……シロ?」
何かを噛みしめるようにそう口にしたシロに、一抹の不安がこみ上げる。
「もう大丈夫だ。先を急ぐぞ」
だけど言葉にするより先に、シロが変化を解いてしまい前に歩き出したから、私も急いでその後をおいかけた。目を離すとどこか遠くへ行ってしまいそうなその背中を必死に──。
勝手場の前まで来て、シロは何のためらいもなく引き戸を開けた。
血生臭い匂いが充満した勝手場には、能面のような仮面を被った男性が立っていた。その手には真っ赤に染まった包丁が握られており、地面にはなにかの生き物だったと思われる肉片が飛び散っていた。
「次の食材は人間か。さて、どう調理しようかな」
「雑魚に用はない。さっさと鍵を寄越せ」
「雑魚? この僕を……雑魚だと? ふざけるなぁあ!」
シロの言葉に、能面を被った男が怒りを露わにして襲いかかってきた。男が包丁を振り上げた瞬間、シロは衝撃派のようなものを飛ばして男を壁に吹き飛ばす。途端に男は葉っぱへと姿を変え、コトンと何かが床に落ちる音がして床には鍵が転がっていた。
一つ目の鍵を手に入れ次の目的地へ向かう。梅の間と書かれた目的地に近付くにつれ、カタン、カタンと何かを織り込むような物音が聞こえてくる。
けれど、シロは先程までとは打って変わって動じる事なく音に近付き、その場に居た鶴のお化けを倒してしまった。
「シロ、すごいね。怖くないの?」
「ああ、お前が俺から恐怖心を拭ってくれたからな。今度は俺がお前を守る番だ。いつまでも怯えてたんじゃ、格好つかないだろ」
そう言って、少し照れたように笑うシロ。その言葉通り、シロは道中私をお化けから守ってくれた。苦手を克服した彼は次々と目印に居たお化けを倒し、その背中にはすごい気迫がこもっているように感じられた。
砂時計の砂の三分の一近くを残して、気がつけば手元には三つの鍵が揃っていた。後はクレハの待つ南塔を目指すのみだ。場所を確認して、私はシロに話しかける。
「シロ、身体は大丈夫?」
ここまで補充することなく、シロは術を使いながらお化けと戦ってきた。心配になって尋ねると、右手を開いたり閉じたりした後、何かを確認するかのように蒼い炎を灯しながら答えてくれた。
「順応してきたのか、前より力を貯め込める感じがする。程よく消費しながら来たからバランスが取れてきたのかもしれない。力がみなぎってくる感じだ」
秘薬の副作用を心配していたけれど、最初の頃より辛くはなさそうだ。足取りもしっかりしているし、顔色も悪くない。
番人を倒すのに霊力の消費は激しいだろうけど、それが貯め込めるようになった霊力を良い感じで消費して身体にかかる負担を減らしバランスが取れているのだろう。
「一時はどうなることかと思ったけど、本当によかった」
「桜、まだ油断しない方がいい。クレハがこんな生ぬるいまま終わるはずがない」
確かに、シロが苦手を克復してからここまで順調すぎる道のりだった。クレハがこのまま簡単に試練を終わらせるとは考えにくい。最後に多分、また何かを仕掛けているはずだ。
「そうだね、油断せずに行こう。クレハの待つ南塔は、向こうの庭園を抜けないといけないみたい。庭園の真ん中に印があるからきっと、あそこにもお化けが居るはずだよ」
「ああ、分かった。行くぞ」
「うん」
お屋敷から庭園に出ると、シロが驚いたように辺りをキョロキョロと見渡し始めた。そして私の方を振り返り、ほっと安堵の息をもらす。
「どうしたの?」
「クレハが視覚封じを解いたらしい。目が、見えるようになった」
「ちゃんと見える?」
「ああ、お前の顔がはっきりとな」
「よかった!」
秘薬の副作用で見えづらくなっていた視界も元に戻ったようだし、本当に良かった。
でも、何故このタイミングでクレハがシロの視覚を元に戻したのか。そこに何の意図もないとは考えづらい。シロも同じ事を考えているようで、警戒しながら庭園の中へ足を進める。
しばらく歩いて庭園の真ん中辺りまでやってきて、池の周りに設置された大きな庭石の上に人影を発見した。
「生きてたのか、負け犬」
肩まで伸びた鮮やかな金髪をなびかせながら、頭に大きな二本の角が生えた褐色肌の男がそう言って笑いながら立ち上がった。口元から覗く牙は鋭利に尖っていて、噛まれたら物凄く痛そうだ。
「……っ、アクラ。何でお前がここに……」
その男の姿を見て、シロは驚きと怯えが入り交じったような声を上げた。
ここから近いのは、勝手場か……包丁もったお化けが襲ってきたりとかしないよね?!
さっきのろくろ首さんが勝手場で鍵を見たと言ってたし、いかないわけにはいかないか。
縁側へと足を踏み入れ歩いていくと、やけに背後から視線を感じる。
気になって振り返ると、障子の升目全てに目がついていてこちらをじっと見ていた。
あまりの不気味さに、私は短い悲鳴を上げて隣に居たシロの服を縋るように掴んだ。
「どうした?」
「しょ、障子に目が……こっち見てる……っ」
「あ~それは目目連だな。安心しろ、不気味なだけで特に害はない」
「シロ、そういうのは怖くないんだ」
「まぁ、目に見えるだけの不気味なものは燃やせば消し炭に出来るだろ。俺が苦手なのは……」
──ザクッ、ザクッ
その時、前方の勝手場から何かを突き刺すような音が聞こえてきて、横にいたシロが物凄い速さで私の後ろに隠れた。
「なるほど、目に見えない不気味な音が苦手なんだね」
「そ、そうだな……」
「シロ、私が抱っこしていこうか? 耳塞いでてあげるよ」
「じ、自分の足で歩く。あの姿だと、不意打ちに弱いからな」
よくよく考えてみると、今のシロは視覚を封じられてずっと暗闇に居る状態だ。聞こえる物音は全て恐怖の対象になるだろう。それでも必死に耐えて音のする方へ足を進めようとしている。
かなり頑張ってくれているけれど、このペースでは鍵を見つけてクレハの元へ行くのに三時間では足りないだろう。砂時計を見ると、もう三分の一近く砂が落ちてしまっている。
人質になっている皆のことも心配だ。クレハはきっとルールは守る。だからこの砂時計が動いているうちは大丈夫だろうけど、私達が試練をクリア出来なければそれこそ皆の命の保証もない。
何とかしなければ。何とかシロを普通に歩ける状態までする方法を考えるんだ。
暗闇でも怖くない安心できる音があれば、少しはシロの恐怖心を緩和してあげることが出来るかも知れない。
スマホから音楽を鳴らすか? でも、聞き慣れていない音楽じゃ逆効果だろう。他に何か……ずっと鳴り続けていて怖くない安心できる音があれば……そっか、あれだ!
ない知恵を絞り出し、私はある方法を思いつき早速実行に移す。
「ねぇシロ。少しだけでいいから白狐の姿になってもらえないかな?」
「急にどうした?」
「少しだけで良いから、お願い」
「分かった」
白狐の姿になったシロを私はそっと抱き上げた。そして、心臓の音がよく聞こえるように抱きしめる。
「心臓の鼓動、聞こえる?」
「ああ」
「この音も怖い?」
「……怖くない。思い出すな。あの時も、お前がそうやって優しく抱きしめてくれて……助けてくれた。その鼓動が子守歌のように聞こえて、すごく……心地よかった 」
少しだけ抱きしめる力を強めて、私はシロに話しかける。
「よかった……なら、よく覚えてて。私はいつでも隣に居る。だから怖くなったら思い出して。シロは独りじゃないってことを」
「ああ……決して忘れない。この音も、お前のことも……決してな」
「……シロ?」
何かを噛みしめるようにそう口にしたシロに、一抹の不安がこみ上げる。
「もう大丈夫だ。先を急ぐぞ」
だけど言葉にするより先に、シロが変化を解いてしまい前に歩き出したから、私も急いでその後をおいかけた。目を離すとどこか遠くへ行ってしまいそうなその背中を必死に──。
勝手場の前まで来て、シロは何のためらいもなく引き戸を開けた。
血生臭い匂いが充満した勝手場には、能面のような仮面を被った男性が立っていた。その手には真っ赤に染まった包丁が握られており、地面にはなにかの生き物だったと思われる肉片が飛び散っていた。
「次の食材は人間か。さて、どう調理しようかな」
「雑魚に用はない。さっさと鍵を寄越せ」
「雑魚? この僕を……雑魚だと? ふざけるなぁあ!」
シロの言葉に、能面を被った男が怒りを露わにして襲いかかってきた。男が包丁を振り上げた瞬間、シロは衝撃派のようなものを飛ばして男を壁に吹き飛ばす。途端に男は葉っぱへと姿を変え、コトンと何かが床に落ちる音がして床には鍵が転がっていた。
一つ目の鍵を手に入れ次の目的地へ向かう。梅の間と書かれた目的地に近付くにつれ、カタン、カタンと何かを織り込むような物音が聞こえてくる。
けれど、シロは先程までとは打って変わって動じる事なく音に近付き、その場に居た鶴のお化けを倒してしまった。
「シロ、すごいね。怖くないの?」
「ああ、お前が俺から恐怖心を拭ってくれたからな。今度は俺がお前を守る番だ。いつまでも怯えてたんじゃ、格好つかないだろ」
そう言って、少し照れたように笑うシロ。その言葉通り、シロは道中私をお化けから守ってくれた。苦手を克服した彼は次々と目印に居たお化けを倒し、その背中にはすごい気迫がこもっているように感じられた。
砂時計の砂の三分の一近くを残して、気がつけば手元には三つの鍵が揃っていた。後はクレハの待つ南塔を目指すのみだ。場所を確認して、私はシロに話しかける。
「シロ、身体は大丈夫?」
ここまで補充することなく、シロは術を使いながらお化けと戦ってきた。心配になって尋ねると、右手を開いたり閉じたりした後、何かを確認するかのように蒼い炎を灯しながら答えてくれた。
「順応してきたのか、前より力を貯め込める感じがする。程よく消費しながら来たからバランスが取れてきたのかもしれない。力がみなぎってくる感じだ」
秘薬の副作用を心配していたけれど、最初の頃より辛くはなさそうだ。足取りもしっかりしているし、顔色も悪くない。
番人を倒すのに霊力の消費は激しいだろうけど、それが貯め込めるようになった霊力を良い感じで消費して身体にかかる負担を減らしバランスが取れているのだろう。
「一時はどうなることかと思ったけど、本当によかった」
「桜、まだ油断しない方がいい。クレハがこんな生ぬるいまま終わるはずがない」
確かに、シロが苦手を克復してからここまで順調すぎる道のりだった。クレハがこのまま簡単に試練を終わらせるとは考えにくい。最後に多分、また何かを仕掛けているはずだ。
「そうだね、油断せずに行こう。クレハの待つ南塔は、向こうの庭園を抜けないといけないみたい。庭園の真ん中に印があるからきっと、あそこにもお化けが居るはずだよ」
「ああ、分かった。行くぞ」
「うん」
お屋敷から庭園に出ると、シロが驚いたように辺りをキョロキョロと見渡し始めた。そして私の方を振り返り、ほっと安堵の息をもらす。
「どうしたの?」
「クレハが視覚封じを解いたらしい。目が、見えるようになった」
「ちゃんと見える?」
「ああ、お前の顔がはっきりとな」
「よかった!」
秘薬の副作用で見えづらくなっていた視界も元に戻ったようだし、本当に良かった。
でも、何故このタイミングでクレハがシロの視覚を元に戻したのか。そこに何の意図もないとは考えづらい。シロも同じ事を考えているようで、警戒しながら庭園の中へ足を進める。
しばらく歩いて庭園の真ん中辺りまでやってきて、池の周りに設置された大きな庭石の上に人影を発見した。
「生きてたのか、負け犬」
肩まで伸びた鮮やかな金髪をなびかせながら、頭に大きな二本の角が生えた褐色肌の男がそう言って笑いながら立ち上がった。口元から覗く牙は鋭利に尖っていて、噛まれたら物凄く痛そうだ。
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