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安心と勘違い
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「お疲れ様、良い試合だったよ」
試合後のミーティング、一度明鈴高校に帰ってから全員を集めて話をする。
負けてしまった。点差も二点差と完敗の試合というには惜しい試合。良い試合ではあったが、相手は全員レギュラーというわけでもなく、要所要所で使ってきただけだ。
しかし、最終的には一年生の竜崎流花にやられたことを考えれば完敗と言えよう。
そして先ほどの言葉、何を言えば良いのかわからずに出た言葉だ。『良い試合』と言うのは好きではない。負けたのに良い試合とはどういうことだと、選手だった頃は思っていた。
それでも見ている立場からすれば、そう声をかけるしかない。
実際、良い試合ではあった。
一度退部したとはいえ、最後まで夜空についていこうとしていた由真がいることで打線にも守備にも厚みができた。
八安打とヒットが多かったわけでもない中、要所で繋ぐことで四得点とこれだけを見れば悪くない。
投手陣は、先発の伊澄も五回までは一失点と悪くなく、六回に一度捕まってからもその後は抑えた。ここは早めに投手の切り替えをしておけば失点を抑えられた可能性があるため、ミスというにはハッキリと言えないとはいえ監督である巧はの責任とも言えよう。
棗も苦しんだものの、自分で切り替えることができている。先発で試合を任せるという重圧よりも、作ってきた試合を壊さないという重圧の方が棗にとっては気持ち的に楽な部分もあるのだろうか。それを考えれば継投ありきで先発起用ということも一つ手段と考えておいても良いかもしれない。
黒絵は文句なしだ。無理やりこじつけようと思えばフォアボールを出したことだが、それ以外はしっかりと抑えているため、悪い点と言うほどでもない。伊澄や棗との球速差もあって慣れる前に試合が終わったということもあるのだろうが、それは先発でも相手が慣れる前に降板させたり、二、三イニングのリリーフという起用をすれば問題ともならない。
攻撃に関していえば、期待していた七海、亜澄にヒットが出ず、仮想上位打線を考えて下位打線に起用した陽依、白雪、司が上手く機能しなかった。
ただ、白雪はパワー負けしない遅い球、狩野からヒットを放っているため、技術はあるということはハッキリした。課題として残すのであれば、パワーをつけることだろう。
そして何より、珠姫の復活だ。
話をすれば、相手のファースト、和氣と色々とあったようだが、自分の中で気持ちを切り替えることでイップスを克服したと言ってもいいだろう。
もちろん次の試合ではどうなるかわからないが、珠姫と話をすればそれも問題なさそうでもあり、完全復活と言ってもいいだろう。
そしてもう一つ収穫はあった。
「監督……これ」
ミーティングが終わり、選手たちが試合についての雑談を開始した頃、由真が巧の元にやってきた。
そこで一枚のボロボロの紙切れを渡される。
「これ、もしかして……」
巧はその紙を受け取り、中身を確認する。
折り畳まれ、ぐちゃぐちゃになっているそれには、『入部届』の文字が記載されていた。
「退部してから結構すぐに書いてたんだよ……実は。でもやっぱりタイミングがなくて、私も意地になってたから。タイミングがあればと思ってずっと持ってたらこんなんになっちゃった」
気まずそうに、照れ臭そうに言う由真。
試合前には、「今回はあくまでも仮入部」と念を押されていたため、不安ではあった。それでも再入部を決断してくれた由真に、巧は嬉しさを隠せなかった。
「何にやけてんのさ!」
「すいません、すいません」
照れながら怒る由真に笑いがこみ上げる。クールで怖そうな雰囲気だが、その見た目と裏腹に中身は面白い人だ。
「……なんか知らないけど、みんなタメ口で呼び捨てなんでしょ? 入部するんだから、私もそうしてよ。……仲間外れとか嫌だし」
「はい……いや、わかった。これからよろしく、由真」
巧がそう言うと、由真が手を差し出してくる。巧もそれに応え、手を出して握手を交わす。
少し気恥ずかしい。
そう思っていると、周りの部員が騒ぎ始めた。いつのまにか雑談を中止し、こちらの会話を聞いていたようだ。
「よーし、今から打ち上げだー! 由真の再入部を祝して歓迎会しよう!」
張り切って声を上げたのは夜空だ。しかし、その夜空に美雪先生が軽くチョップを繰り出した。
「だーめ。責任者いないとミーティングに学校使えないからまだだったけど、本当は試合終わってすぐに病院直行したかったんだよ? 多分軽い捻挫だから大丈夫だけど、夜空ちゃんは今から病院行くの」
軽いお説教に、夜空は大して痛くもない頭を抑えながら「はーい」と拗ねている。
「それじゃ、早く教室締めないといけないからみんなも早めに出てね。ちょっとだけ席外すけど、十分くらいで戻るから、戸締りしといてね。……夜空ちゃんも逃げたらしばらく練習させないからね」
そう言いながら教室から出て行く美雪先生。
「練習禁止は嫌だ……」
夜空は「やべぇ、どうしよう」というような表情を浮かべている。逃げなければいいだけなのに。
「そんなに怖かったか……?」
美雪先生は普段優しいが、確かに今怒っていたところを見る限り、怒るとちょっと怖い。そもそもほとんど怒っているところを見ないほど温厚な性格なので、夜空がここまで怯えるのは意外だ。
「一年生の時の話なんだけどさ」
由真が話を切り出し、巧は黙ったままそれを聞く。
「一学期の中間テストの時のテスト期間、普通に部活動停止の期間に勝手に夜空が練習してて、三日くらい練習参加させてもらえてなかったことあったんだよね」
先ほどの脅しは冗談でもなんでもなかったということだ。
「まあ、どっちにしても数日は練習させないけどな」
怪我が完治するまで、そこまで長い期間ではないだろうが、医者から練習禁止を言い渡されればその期間は練習をさせない。
もちろん下半身に負荷をかけないためのトレーニングはさせてさらに上半身を鍛え、パワーアップを図るつもりなので、今からそのメニューについては考えている。
「監督も結構厳しい?」
「いや、俺自身怪我で野球できなくなってるから怪我には注意したいってだけ」
そうだ。無理をすれば今後の野球人生に関わってくる。
もちろん無理をせずに今後一生後悔するとなれば意思を汲むが、たった数日練習を休むだけとなれば否応なしに休ませるだろう。
何故、巧が男子ながら女子野球部の監督をやっているのか由真は知らなかったのかもしれないが、「へー」と言いながら納得した様子だ。
「正直、ハーレム築くために監督してるのかと思ってたけど、結構紳士だよね」
「拗れるの嫌だし手は出さないよ」
言っておいて良かった。言わなければ今後由真から変な目でずっと見られていただろう。
「はぁ……。あ、そういえば今後の日程だけど、また先生にプリント印刷してもらうけど、しばらくは由衣に確認して」
「了解」
話が変な方向に進まないように話を逸らす。実際に伝えておいた方がいいと思ったことでもあったため、ちょうど良かった。
「みんな、明日の練習は今日の反省点を踏まえてのミーティングと練習するから、疲れを取っておくこと。月曜日は休みだけど、火曜日と水曜日も今日の試合から見えた課題をこなしていくのと、投手陣は火曜日と水曜日にピッチング練習始めてくから、月曜日までは肩休めとけよ。……特に伊澄と黒絵」
念のために言っておかないと暴走するだろう。伊澄は不服そうに返事をして、黒絵も渋々といった様子だ。
「明日は九時からだけど、疲れもあるし、まずは改めてミーティングだからギリギリでいいぞ。でも九時ちょうどにはこの教室に入ってろよー」
帰りの支度をしながら、全員が返事をする。
練習量は足りないと以前から思っている。しかし、疲れを取って壊れた筋細胞を修復し、その繰り返しが一番力になると考えている。
それに実際、筋肉は破壊と再生を繰り返し、強くなっていくと言われている。
それは、『超回復』という現象だが、四十八から七十八時間の休息が効果的だ。ただ、それでは週に二、三回の練習になってしまうため、巧は練習メニューを組む際にはハードな練習や筋トレを行った後の二、三日は、軽めの練習や技術を向上させる練習、体に覚えさせる練習を組み込み、体に負荷をかけすぎないように気を付けている。
これは巧自身もシニア時代に自主練習をどのようにしていくか悩んでいた際の知識なので、完全に正しいとは言えないが、少なくとも極端に間違っていないだろうとも思っている。
それもあって巧自身、力をつけたのだから。
焦る気持ちもなくはない。ただ、『急がば回れ』という言葉があるように、一見遠回りに見えても、実はそれが一番の近道だったりもする。
明日の練習について考えていると、美雪先生が戻ってきた。
「そろそろみんな外出てねー。気を付けて帰ってください」
その言葉にぞろぞろと部員たちは教室から出ていく。巧も同じくだ。
ただ一つ、巧は安心していた。
練習試合に負けたことによって、落ち込むあまり暗い雰囲気になる可能性も考えていた。それでも考え込みすぎず、適度に反省しながらも次を見据えている部員たちを見て、安心したのだ。
しかし、その安心も巧が楽観的に考えすぎているだけだった。
翌日、日曜日の練習。司の姿はなかった。
試合後のミーティング、一度明鈴高校に帰ってから全員を集めて話をする。
負けてしまった。点差も二点差と完敗の試合というには惜しい試合。良い試合ではあったが、相手は全員レギュラーというわけでもなく、要所要所で使ってきただけだ。
しかし、最終的には一年生の竜崎流花にやられたことを考えれば完敗と言えよう。
そして先ほどの言葉、何を言えば良いのかわからずに出た言葉だ。『良い試合』と言うのは好きではない。負けたのに良い試合とはどういうことだと、選手だった頃は思っていた。
それでも見ている立場からすれば、そう声をかけるしかない。
実際、良い試合ではあった。
一度退部したとはいえ、最後まで夜空についていこうとしていた由真がいることで打線にも守備にも厚みができた。
八安打とヒットが多かったわけでもない中、要所で繋ぐことで四得点とこれだけを見れば悪くない。
投手陣は、先発の伊澄も五回までは一失点と悪くなく、六回に一度捕まってからもその後は抑えた。ここは早めに投手の切り替えをしておけば失点を抑えられた可能性があるため、ミスというにはハッキリと言えないとはいえ監督である巧はの責任とも言えよう。
棗も苦しんだものの、自分で切り替えることができている。先発で試合を任せるという重圧よりも、作ってきた試合を壊さないという重圧の方が棗にとっては気持ち的に楽な部分もあるのだろうか。それを考えれば継投ありきで先発起用ということも一つ手段と考えておいても良いかもしれない。
黒絵は文句なしだ。無理やりこじつけようと思えばフォアボールを出したことだが、それ以外はしっかりと抑えているため、悪い点と言うほどでもない。伊澄や棗との球速差もあって慣れる前に試合が終わったということもあるのだろうが、それは先発でも相手が慣れる前に降板させたり、二、三イニングのリリーフという起用をすれば問題ともならない。
攻撃に関していえば、期待していた七海、亜澄にヒットが出ず、仮想上位打線を考えて下位打線に起用した陽依、白雪、司が上手く機能しなかった。
ただ、白雪はパワー負けしない遅い球、狩野からヒットを放っているため、技術はあるということはハッキリした。課題として残すのであれば、パワーをつけることだろう。
そして何より、珠姫の復活だ。
話をすれば、相手のファースト、和氣と色々とあったようだが、自分の中で気持ちを切り替えることでイップスを克服したと言ってもいいだろう。
もちろん次の試合ではどうなるかわからないが、珠姫と話をすればそれも問題なさそうでもあり、完全復活と言ってもいいだろう。
そしてもう一つ収穫はあった。
「監督……これ」
ミーティングが終わり、選手たちが試合についての雑談を開始した頃、由真が巧の元にやってきた。
そこで一枚のボロボロの紙切れを渡される。
「これ、もしかして……」
巧はその紙を受け取り、中身を確認する。
折り畳まれ、ぐちゃぐちゃになっているそれには、『入部届』の文字が記載されていた。
「退部してから結構すぐに書いてたんだよ……実は。でもやっぱりタイミングがなくて、私も意地になってたから。タイミングがあればと思ってずっと持ってたらこんなんになっちゃった」
気まずそうに、照れ臭そうに言う由真。
試合前には、「今回はあくまでも仮入部」と念を押されていたため、不安ではあった。それでも再入部を決断してくれた由真に、巧は嬉しさを隠せなかった。
「何にやけてんのさ!」
「すいません、すいません」
照れながら怒る由真に笑いがこみ上げる。クールで怖そうな雰囲気だが、その見た目と裏腹に中身は面白い人だ。
「……なんか知らないけど、みんなタメ口で呼び捨てなんでしょ? 入部するんだから、私もそうしてよ。……仲間外れとか嫌だし」
「はい……いや、わかった。これからよろしく、由真」
巧がそう言うと、由真が手を差し出してくる。巧もそれに応え、手を出して握手を交わす。
少し気恥ずかしい。
そう思っていると、周りの部員が騒ぎ始めた。いつのまにか雑談を中止し、こちらの会話を聞いていたようだ。
「よーし、今から打ち上げだー! 由真の再入部を祝して歓迎会しよう!」
張り切って声を上げたのは夜空だ。しかし、その夜空に美雪先生が軽くチョップを繰り出した。
「だーめ。責任者いないとミーティングに学校使えないからまだだったけど、本当は試合終わってすぐに病院直行したかったんだよ? 多分軽い捻挫だから大丈夫だけど、夜空ちゃんは今から病院行くの」
軽いお説教に、夜空は大して痛くもない頭を抑えながら「はーい」と拗ねている。
「それじゃ、早く教室締めないといけないからみんなも早めに出てね。ちょっとだけ席外すけど、十分くらいで戻るから、戸締りしといてね。……夜空ちゃんも逃げたらしばらく練習させないからね」
そう言いながら教室から出て行く美雪先生。
「練習禁止は嫌だ……」
夜空は「やべぇ、どうしよう」というような表情を浮かべている。逃げなければいいだけなのに。
「そんなに怖かったか……?」
美雪先生は普段優しいが、確かに今怒っていたところを見る限り、怒るとちょっと怖い。そもそもほとんど怒っているところを見ないほど温厚な性格なので、夜空がここまで怯えるのは意外だ。
「一年生の時の話なんだけどさ」
由真が話を切り出し、巧は黙ったままそれを聞く。
「一学期の中間テストの時のテスト期間、普通に部活動停止の期間に勝手に夜空が練習してて、三日くらい練習参加させてもらえてなかったことあったんだよね」
先ほどの脅しは冗談でもなんでもなかったということだ。
「まあ、どっちにしても数日は練習させないけどな」
怪我が完治するまで、そこまで長い期間ではないだろうが、医者から練習禁止を言い渡されればその期間は練習をさせない。
もちろん下半身に負荷をかけないためのトレーニングはさせてさらに上半身を鍛え、パワーアップを図るつもりなので、今からそのメニューについては考えている。
「監督も結構厳しい?」
「いや、俺自身怪我で野球できなくなってるから怪我には注意したいってだけ」
そうだ。無理をすれば今後の野球人生に関わってくる。
もちろん無理をせずに今後一生後悔するとなれば意思を汲むが、たった数日練習を休むだけとなれば否応なしに休ませるだろう。
何故、巧が男子ながら女子野球部の監督をやっているのか由真は知らなかったのかもしれないが、「へー」と言いながら納得した様子だ。
「正直、ハーレム築くために監督してるのかと思ってたけど、結構紳士だよね」
「拗れるの嫌だし手は出さないよ」
言っておいて良かった。言わなければ今後由真から変な目でずっと見られていただろう。
「はぁ……。あ、そういえば今後の日程だけど、また先生にプリント印刷してもらうけど、しばらくは由衣に確認して」
「了解」
話が変な方向に進まないように話を逸らす。実際に伝えておいた方がいいと思ったことでもあったため、ちょうど良かった。
「みんな、明日の練習は今日の反省点を踏まえてのミーティングと練習するから、疲れを取っておくこと。月曜日は休みだけど、火曜日と水曜日も今日の試合から見えた課題をこなしていくのと、投手陣は火曜日と水曜日にピッチング練習始めてくから、月曜日までは肩休めとけよ。……特に伊澄と黒絵」
念のために言っておかないと暴走するだろう。伊澄は不服そうに返事をして、黒絵も渋々といった様子だ。
「明日は九時からだけど、疲れもあるし、まずは改めてミーティングだからギリギリでいいぞ。でも九時ちょうどにはこの教室に入ってろよー」
帰りの支度をしながら、全員が返事をする。
練習量は足りないと以前から思っている。しかし、疲れを取って壊れた筋細胞を修復し、その繰り返しが一番力になると考えている。
それに実際、筋肉は破壊と再生を繰り返し、強くなっていくと言われている。
それは、『超回復』という現象だが、四十八から七十八時間の休息が効果的だ。ただ、それでは週に二、三回の練習になってしまうため、巧は練習メニューを組む際にはハードな練習や筋トレを行った後の二、三日は、軽めの練習や技術を向上させる練習、体に覚えさせる練習を組み込み、体に負荷をかけすぎないように気を付けている。
これは巧自身もシニア時代に自主練習をどのようにしていくか悩んでいた際の知識なので、完全に正しいとは言えないが、少なくとも極端に間違っていないだろうとも思っている。
それもあって巧自身、力をつけたのだから。
焦る気持ちもなくはない。ただ、『急がば回れ』という言葉があるように、一見遠回りに見えても、実はそれが一番の近道だったりもする。
明日の練習について考えていると、美雪先生が戻ってきた。
「そろそろみんな外出てねー。気を付けて帰ってください」
その言葉にぞろぞろと部員たちは教室から出ていく。巧も同じくだ。
ただ一つ、巧は安心していた。
練習試合に負けたことによって、落ち込むあまり暗い雰囲気になる可能性も考えていた。それでも考え込みすぎず、適度に反省しながらも次を見据えている部員たちを見て、安心したのだ。
しかし、その安心も巧が楽観的に考えすぎているだけだった。
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