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十七人目の選手 vs伊賀皇桜学園
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『伊賀皇桜学園、選手の交代及びシートの変更をお知らせします』
アナウンスが場内に響く。
四回まで力投した竜崎の姿は、もうマウンドにはない。
『ピッチャー竜崎流花さんに代わりまして、ライトに溝脇のど香さんが入り、ライトの太田結々子さんがレフトに、レフトの柳生さんがピッチャーに入ります。
五番ピッチャー柳生さん。背番号1。
七番レフト太田結々子さん。背番号7。
八番ライト溝脇のど香さん。背番号9。
以上に代わります』
マウンドにはエースの柳生。さらにはライトのレギュラー、溝脇の登場だ。
溝脇はどちらかと言えば打撃力に定評のある選手で、足はそこまで早くはない。それでも守備は堅実で、強肩が魅力的な選手だ。
ライトは守備が重要視され、レフトはセンターやライトに比べれば比較的誤魔化しの効くポジションだ。
通常であれば、この溝脇と太田のポジションは逆だろうが、集めてあるデータでは積極的にライトゴロを狙っていたため、そこを狙っての起用だろう。柳生も肩が強いがそれでもレフトを守っていたのは、大方ピッチャーとしての登場を常に考えて負担を減らすためだろう。
そんな柳生も本職であるピッチャーとしてマウンドに立っている。
これで伊賀皇桜学園、本来のレギュラーメンバーが全員出揃った。
そして、エース柳生が初めて対峙するバッターは、明鈴の主砲、珠姫だ。
第三幕が開戦する。
珠姫は初球からじっくりと観察するように見逃した。追い込まれたところでいつでも打てるから、どうぞ投げてくださいと言わんばかりの見送り方だ。
初球は気持ちの良いストレート。デッドボールとなることもお構いなしに、内角低めに柳生は投げ切った。
「ストライク!」
球速は118キロ。
打たれれば怖いコースにも、柳生は躊躇なく投げ込んだ。しかも竜崎の最高球速も同じ球速でだ。
球威は見た限り竜崎の方が上だ。ただ、野手からの登板で準備が不十分なこと、最高球速である124キロには到底及ばない球速であることから、まだまだギアがかかっていないことはわかる。
それでも十分脅威だが。
柳生が本来の投球をすれば、珠姫だって打てるかわからない。だからこそ今がチャンスだとも言える。
それでも珠姫は打つ気配がない。
二球目も内角低めを攻めるシュート。ストライクゾーンに入れるような球だったが、僅かに外れてボールとなる。
珠姫はただただ、打席に立ちながらその球を傍観している。
その珠姫の姿は、まるで獲物を捉えるかのような強者の雰囲気を醸し出している。
それに気が付いたのか、柳生の投じる球はさらにコースが厳しくなる。
三球目、今度は外角低めを欺くような縦スライダーだが、落差が大きすぎて低めに外れる。
珠姫は一切動かない。
四球目の内角高めに決まるストレートも見送った。
立ち上がりとはいえ、球を見ることに徹底し過ぎている気がしなくもない。少しくらい反応してもいいものだが、珠姫のバットは一ミリも動かなかった。
追い込まれてからの第五球、ついに珠姫のバットは動いた。
外角低めに入ってくる緩いカーブ。その緩急差をもろともせず、レフト方向への大きな当たりだ。
ただ、引きつけ過ぎたために打球は大きく逸れる。フェアゾーンに飛んでたらホームラン、少なくともフェンス直撃の長打となっていただろう。
流石の柳生もこんな打球を見せられてたまったものではない。
カウントとしてもツーボールツーストライクだが、あわよくば程度で厳しいボール球で攻める。
六球目は内角高めのシュート。ストライクを奪うというよりも打たれないようにするだけのボール球を、珠姫は見送った。
七球目は低めに落とす縦スライダー。これには珠姫もついていくようにバットを振るが、真後ろに転がるだけのファウルとなる。
難しい球だろうと空振らない。そんな珠姫に早々に見切りをつけた柳生・吉高のバッテリーは外角低めに落とした縦スライダーで勝負を避けた。
「ボール。フォアボール」
すでに八球と球数を重ねてはいるが、さらに球数を増やした末に打たれるという最悪のシチュエーションを避けるため、早々に珠姫の出塁を許した。
あくまでもギリギリまで打ち取ることを狙っていたが、登場したばかりのエースが打たれてしまえばチームの士気が下がるという判断だろう。
ノーアウトながらランナーは一塁。そして長打もある亜澄が打席に立つ。
盗塁を狙ってシングルヒットで一点という状況を狙ってもいいが、得点よりもランナーを増やすことの方がピッチャーにとってプレッシャーがかかる。
そしてランナーが動けば亜澄も勝負しにくくなる。
ここはあえて盗塁のサインを出さなかった。
柳生は初球、賭けに出るような内角高めに入れていく縦スライダーを投じる。
亜澄は見逃したが、打てれば痛打となっていた可能性があった。
内角は最も力の入る引っ張り方向へと飛ばしやすく、特に高めであればアッパースイングとなりやすいため長打が期待できる。
そして初球ということで入れるようなやや甘めの球。しかも高めの変化球で特に落ちる球であれば重力に従うため変化しにくい。
例えばストレートだとしても、上方向に投げるのと下方向に投げるのとでは角度が違うため、変化球となればなおさらだ。
そんな打ち頃の球見逃したというのはもったいないが、珠姫が出塁したことで簡単に凡退してはいかないという気持ちが働いたのだろう。実際、亜澄は積極的に振っていく打者だから。
そして、打てる球を見逃したことで焦ったのか、今度は難しい球に手を出してしまう。
外角低めの芯を外すようなシュートを打ち損じた。
「セカンド! ボールセカンド!」
打球は一、二塁間。しかし、セカンドの的場であれば余裕で処理できる打球で、余裕を持って追いついた。
そのまま反転して二塁へと送球し、送球を受け取った鳩羽は流れるように一塁へと送球する。
「……セーフ!」
一塁は際どくもセーフとなる。的場が送球の際に反転したことがロスとなったためだが、送球する上では仕方がない。この打球はプロの名手か、セカンドとしては異質である左投げのセカンド……光陵の六道咲良かくらいしかゲッツーが取れない打球だ。
それでもしっかりと皇桜はチャンスを作らせることなく、二塁をアウトにした。
ランナーは盗塁を狙える珠姫から、足が速いとは言えない亜澄へと変わった。
……どうする。
巧は代走を送るべきか悩んでいた。
このままいけば七回の攻撃はなく勝利を収める。つまり亜澄には打席が回らない。
もちろん打ち続ければ回る可能性もあるが、そこまでいけば亜澄が退いたとしても、点差は十分にあるだろう。
そして幸いにも代打が残されている。梨々香と瑞歩が控えているため、打撃面は極端に不安もない。
しかし、代走を出す場合どのように打順を組み替えるべきなのか。
代走の選択肢は煌と鈴里だが、ピッチャーとして棗も出す以上、誰かを退かせなければならない。
セカンドは夜空を戻し、サードには陽依を入れる。そうなれば代走を送った選手をすぐに交代させなければいけないが、煌と鈴里の守備力を考えるとそれはもったいない選択だ。
瑞歩は亜澄よりは走力があるが、それでも代走に向いた選手とは言えない。
早く決断しなければ、次の打者である伊澄が打席に入ってしまう。緊急事態でもない打席途中の交代は、打者のリズムを崩しかねないため避けたいところだ。
巧はベンチを見渡した。
そして今まで考えていなかった選択肢があることに巧は気がついた。
打撃はもちろん、守備は素人に毛が生えた程度で即交代しても問題がなく、足がそこそこ速い。そして、盗塁は狙えないとはいえ、走塁練習をしている人がたった一人だけいた。
それに気がついた瞬間、巧はその選択肢しか考えられなかった。
その瞬間、巧は口にしていた。
「由衣、代走だ」
アナウンスが場内に響く。
四回まで力投した竜崎の姿は、もうマウンドにはない。
『ピッチャー竜崎流花さんに代わりまして、ライトに溝脇のど香さんが入り、ライトの太田結々子さんがレフトに、レフトの柳生さんがピッチャーに入ります。
五番ピッチャー柳生さん。背番号1。
七番レフト太田結々子さん。背番号7。
八番ライト溝脇のど香さん。背番号9。
以上に代わります』
マウンドにはエースの柳生。さらにはライトのレギュラー、溝脇の登場だ。
溝脇はどちらかと言えば打撃力に定評のある選手で、足はそこまで早くはない。それでも守備は堅実で、強肩が魅力的な選手だ。
ライトは守備が重要視され、レフトはセンターやライトに比べれば比較的誤魔化しの効くポジションだ。
通常であれば、この溝脇と太田のポジションは逆だろうが、集めてあるデータでは積極的にライトゴロを狙っていたため、そこを狙っての起用だろう。柳生も肩が強いがそれでもレフトを守っていたのは、大方ピッチャーとしての登場を常に考えて負担を減らすためだろう。
そんな柳生も本職であるピッチャーとしてマウンドに立っている。
これで伊賀皇桜学園、本来のレギュラーメンバーが全員出揃った。
そして、エース柳生が初めて対峙するバッターは、明鈴の主砲、珠姫だ。
第三幕が開戦する。
珠姫は初球からじっくりと観察するように見逃した。追い込まれたところでいつでも打てるから、どうぞ投げてくださいと言わんばかりの見送り方だ。
初球は気持ちの良いストレート。デッドボールとなることもお構いなしに、内角低めに柳生は投げ切った。
「ストライク!」
球速は118キロ。
打たれれば怖いコースにも、柳生は躊躇なく投げ込んだ。しかも竜崎の最高球速も同じ球速でだ。
球威は見た限り竜崎の方が上だ。ただ、野手からの登板で準備が不十分なこと、最高球速である124キロには到底及ばない球速であることから、まだまだギアがかかっていないことはわかる。
それでも十分脅威だが。
柳生が本来の投球をすれば、珠姫だって打てるかわからない。だからこそ今がチャンスだとも言える。
それでも珠姫は打つ気配がない。
二球目も内角低めを攻めるシュート。ストライクゾーンに入れるような球だったが、僅かに外れてボールとなる。
珠姫はただただ、打席に立ちながらその球を傍観している。
その珠姫の姿は、まるで獲物を捉えるかのような強者の雰囲気を醸し出している。
それに気が付いたのか、柳生の投じる球はさらにコースが厳しくなる。
三球目、今度は外角低めを欺くような縦スライダーだが、落差が大きすぎて低めに外れる。
珠姫は一切動かない。
四球目の内角高めに決まるストレートも見送った。
立ち上がりとはいえ、球を見ることに徹底し過ぎている気がしなくもない。少しくらい反応してもいいものだが、珠姫のバットは一ミリも動かなかった。
追い込まれてからの第五球、ついに珠姫のバットは動いた。
外角低めに入ってくる緩いカーブ。その緩急差をもろともせず、レフト方向への大きな当たりだ。
ただ、引きつけ過ぎたために打球は大きく逸れる。フェアゾーンに飛んでたらホームラン、少なくともフェンス直撃の長打となっていただろう。
流石の柳生もこんな打球を見せられてたまったものではない。
カウントとしてもツーボールツーストライクだが、あわよくば程度で厳しいボール球で攻める。
六球目は内角高めのシュート。ストライクを奪うというよりも打たれないようにするだけのボール球を、珠姫は見送った。
七球目は低めに落とす縦スライダー。これには珠姫もついていくようにバットを振るが、真後ろに転がるだけのファウルとなる。
難しい球だろうと空振らない。そんな珠姫に早々に見切りをつけた柳生・吉高のバッテリーは外角低めに落とした縦スライダーで勝負を避けた。
「ボール。フォアボール」
すでに八球と球数を重ねてはいるが、さらに球数を増やした末に打たれるという最悪のシチュエーションを避けるため、早々に珠姫の出塁を許した。
あくまでもギリギリまで打ち取ることを狙っていたが、登場したばかりのエースが打たれてしまえばチームの士気が下がるという判断だろう。
ノーアウトながらランナーは一塁。そして長打もある亜澄が打席に立つ。
盗塁を狙ってシングルヒットで一点という状況を狙ってもいいが、得点よりもランナーを増やすことの方がピッチャーにとってプレッシャーがかかる。
そしてランナーが動けば亜澄も勝負しにくくなる。
ここはあえて盗塁のサインを出さなかった。
柳生は初球、賭けに出るような内角高めに入れていく縦スライダーを投じる。
亜澄は見逃したが、打てれば痛打となっていた可能性があった。
内角は最も力の入る引っ張り方向へと飛ばしやすく、特に高めであればアッパースイングとなりやすいため長打が期待できる。
そして初球ということで入れるようなやや甘めの球。しかも高めの変化球で特に落ちる球であれば重力に従うため変化しにくい。
例えばストレートだとしても、上方向に投げるのと下方向に投げるのとでは角度が違うため、変化球となればなおさらだ。
そんな打ち頃の球見逃したというのはもったいないが、珠姫が出塁したことで簡単に凡退してはいかないという気持ちが働いたのだろう。実際、亜澄は積極的に振っていく打者だから。
そして、打てる球を見逃したことで焦ったのか、今度は難しい球に手を出してしまう。
外角低めの芯を外すようなシュートを打ち損じた。
「セカンド! ボールセカンド!」
打球は一、二塁間。しかし、セカンドの的場であれば余裕で処理できる打球で、余裕を持って追いついた。
そのまま反転して二塁へと送球し、送球を受け取った鳩羽は流れるように一塁へと送球する。
「……セーフ!」
一塁は際どくもセーフとなる。的場が送球の際に反転したことがロスとなったためだが、送球する上では仕方がない。この打球はプロの名手か、セカンドとしては異質である左投げのセカンド……光陵の六道咲良かくらいしかゲッツーが取れない打球だ。
それでもしっかりと皇桜はチャンスを作らせることなく、二塁をアウトにした。
ランナーは盗塁を狙える珠姫から、足が速いとは言えない亜澄へと変わった。
……どうする。
巧は代走を送るべきか悩んでいた。
このままいけば七回の攻撃はなく勝利を収める。つまり亜澄には打席が回らない。
もちろん打ち続ければ回る可能性もあるが、そこまでいけば亜澄が退いたとしても、点差は十分にあるだろう。
そして幸いにも代打が残されている。梨々香と瑞歩が控えているため、打撃面は極端に不安もない。
しかし、代走を出す場合どのように打順を組み替えるべきなのか。
代走の選択肢は煌と鈴里だが、ピッチャーとして棗も出す以上、誰かを退かせなければならない。
セカンドは夜空を戻し、サードには陽依を入れる。そうなれば代走を送った選手をすぐに交代させなければいけないが、煌と鈴里の守備力を考えるとそれはもったいない選択だ。
瑞歩は亜澄よりは走力があるが、それでも代走に向いた選手とは言えない。
早く決断しなければ、次の打者である伊澄が打席に入ってしまう。緊急事態でもない打席途中の交代は、打者のリズムを崩しかねないため避けたいところだ。
巧はベンチを見渡した。
そして今まで考えていなかった選択肢があることに巧は気がついた。
打撃はもちろん、守備は素人に毛が生えた程度で即交代しても問題がなく、足がそこそこ速い。そして、盗塁は狙えないとはいえ、走塁練習をしている人がたった一人だけいた。
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