【完結したけど続くよ～(笑)今度はみんなの体験談＆応援企画！】『薄井幸の「準幸結婚パートナー紹介システムズ」奮闘記』

「読者さんの体験談＆質問コーナー⑦その２」

「読者さんの体験談＆質問コーナー⑦その２」

「準幸」ADアドバイザーの薄井幸でーす！
昨日は話の途中で終わっちゃってごめんねー！

「余命半年」宣告を受けたF恵さんの話の続きでーす！
早速GO!

F恵さんを前にして副島のおっちゃんと金城先生めちゃくちゃ悩んだそうです。
「うちは、全部本音で話す方やから、気を悪くせんと聞いてほしいねん。
正直言って、普通の結婚を求めてる男の人は難しいと思う。
「余命半年の花嫁」とか「せかちゅう」は付き合ってた相手が病気やったからな。
病気、それも重病とわかってて結婚を望むことは考えにくいわな。
さっきのF恵さんの３条件だけで相手を探すんでほんまに大丈夫やな？
後から「ハゲは嫌」、「デブは嫌」とかは無しやで。」
と念押し。

「大丈夫です。
ここまで真剣に話を聞いてもらえただけでも、「準幸」さんに来てよかったです。
ただ、国籍取るためだけの「擬装結婚」は困りますけどね。
死ぬまでの間、普通の夫婦生活を送れるのなら贅沢は言いません。
って、死にかけ女が結婚すること自体が「贅沢」ですよね。」
ってF恵さんは泣かんと笑顔で言うんやって！
おっちゃんと金城先生、再び「ダム決壊」！

「準幸」に登録中の全男性に
「女性が「余命半年」でも結婚考えてくれる人いませんか？」
ってまじでメール打ったり、「嫁にこだわりなし」っていうストライクゾーンが広い結婚願望の強い男性会員さんに直接電話したり、F恵さんお前で悪戦苦闘するところを見せちゃうのよね。
普通なら、あかんかった時に、お客さんを「落ち込ませる」ことになるし「諦め」の気持ちがわいちゃう行為なんやけど
「もし、「ちょっとでも話を聞いてみたい。」って人が居ったら、すぐに電話を代わってほしいから、我慢してな。」
って言って、３時間程頑張ったんやけど最終的には「全滅」！

「期待させてごめんな。力足らずで…。」
っておっちゃんがF恵さんに謝ると
「気にしないでください。病院のソーシャルワーカーさんからも、「結婚」は諦めて「ぱーっと旅行でも行って美味しいもの食べて余生を過ごしたら？」って言われてましたから…。でも、遊ぶお金もそんなに無いんで…。」
F恵さんがぽそっとこぼした言葉でおっちゃんは「ぴぴっ！」と閃いたみたい。

「F恵さん、午後は予定在りますの？」
「いや、今日は１日休みです。」
「じゃあ、金城先生と飯でも食って待っててくれるか？２時間で戻るから！」
おっちゃん、ヘルメット持って、バイクで出かけたんやて。

２時間後、金城先生の携帯に電話が！
「今から、F恵さんと大阪国際がんセンターに来られますか？」
だって。

私はこの話を初めて聞いた時はてっきり「セカンドオピニオン」でも取るんかなって思ったんよね～！
ただ、オチは全然違ってん。
おっちゃんが会いにいったんは、「準幸」で結婚してめでたく退会した「元会員」のソーシャルワーカーの女の人やったんやて！

大阪国際がんセンターって「がん専門診療科」と「循環器病専門診療科」があって、がんや脳神経外科の患者さんが多いのね。
おっちゃんの頭の中で社長（※前「京橋の母」）が残した言葉は、２０１９年ラグビーワールドカップの予選の事やと「ぴぴっ」ときたみたいなんよ。
要は、社長がF恵さんをスクライニングして２０１８年の風景を見たって確信したみたい。
と、いう事は「４年は生きてられるんとちゃうか？」ってね。

元会員さんの大阪国際がんセンターのソーシャルワーカーさんはスピリチュアルな話が好きなオカルトマニアなんでそういう話も通じるようで、正直にありのまま話して、
「ここのガンサバイバー（※治療中の人も含めた「がん患者」の意）やったら、余命宣告を受けたもんの気持ちもわかるやろうし、普通の結婚をあきらめてる人もおるんとちゃうか？
そういう人居ったら紹介してくれへんか？」
ってね。
普通に考えたら無茶苦茶やね(笑)！

そこで紹介されたのが、当時、F恵さんひと回り上の３７歳の通院放射線治療中の骨肉腫（※骨がん）の患者さん。
ここはG氏としましょう。
ソーシャルワーカーさんが言うには、放射線治療で頭はつるつるになってるけど、しんどい治療に対しては弱音や愚痴を一切言わず、逆に看護師や相談者であるソーシャルワーカーにも気を使う人格者ってこと。
唯一の愚痴としては「あー、結婚してみたかったなー」て言ってたみたい。

その日はちょうど放射線治療の最終日やったんで施術が終わって、ソーシャルワーカーの相談時に元会員さんに繋いでもらうことにしたんやって。
その行動力は副島のおっちゃんならでわやね！
考えるより先に身体が動いちゃう！
そこは、今も一緒(笑)。


金城先生が大阪国際がんセンターまでF恵さんを連れて来て、初面談！
お互いの病気の状況を告白。
G氏の骨肉腫は５年後生存率５０％とのこと。
まずはおっちゃんお決まりの五行判断！
F恵さんの「水」に対して、G氏は受け入れの「土」！
相性はばっちり！

F恵さんとG氏を前に「余命半年①」の稀世ちゃんにサブちゃんとの結婚を勧める直さん張りに
「同じ悩み、不安を持つ者同士、互いの寿命まで支え合うのもありやろ！
一人やったら悩んで終わるのが、二人おったらなんとかなるってなこともあるやろ。
「余命」っていうのは「与命」とも書くんやで。
与えられた残りの命を一緒にカバーし合いながら過ごしてみるんはどないや？」
だって。

３０分程話しただけで、G氏の人の良さは、F恵さんにも通じたみたいで、そのまま、おっちゃんと金城先生も一緒に今年春に公開した作品の「健＆希」の「私の神様はビリケンさん」で出てきた「何でもひとつ願い事をかなえてくれる」という「堀越神社」のお参りと通天閣の「ビリケンさん」の足の裏をかきに行ったんやて。
小説と違うのは
「お互い、「病気が治りますように」っていうのは神さんにも負担が重いから、「入院することなく、少しでも長く仲良く一緒に暮らせますように！」くらいにしときや。」
ってお願いが「ちょっとだけ」控えめだったところ。

その後、４人で新世界のおっちゃんのお気に入り「串カツ横綱（※健さんと希ちゃんと違ってさすがに「じゃんじゃん」でサソリやコオロギやカンガルーは食べなかった(笑)）」に行って、お食事会！
めちゃくちゃ、二人の会話も盛り上がって、その日のうちに交際スタートすること決定！

そしてその日の最後に
「信じる信じへんは、二人に任すけどな、実はうちの社長は「京橋の母」っていわれる占い師でかつ霊能者なんや。
F恵さんを水晶占いで見た時におそらく４年後の風景を見てるねん。
しかも「恋愛に関して良い波が来てるオーラ」をF恵さんに見てるねん。
「イワシの頭も信心」やろ。
うちの男性会員で全滅になったんも、G氏と出会うための伏線やったんやな。
まあ、G氏からは「成婚謝礼」は受け取れへんから、このまま結婚してしもたらええんとちゃうか！カラカラカラ。」
っておっちゃんが言ったら、
「それもいいですね。」
ってG氏が言い出して、そのままG氏の両親も「串カツ横綱」に来て、おっちゃんの仕切りで人前式！

G氏のご両親もF恵さんを気に入って、F恵さんもご両親を受け入れて、G氏はあわてて、新世界の質屋に指輪を買いに行って、「串カツ横綱」で婚約＆結婚！
まあ、正式な披露宴は後日やったみたいやけどね(笑)。

「余命半年①」の稀世ちゃんとサブちゃんは６日後に結婚やったけど、「事実は小説より奇なり」やね(笑)。
顔を合わして６時間で結婚！

その後、二人は入院することなく４年半が過ぎ、先に倒れたのはG氏。
骨肉腫が全身に転移したんやけど、ホスピスには入らず自宅療養を選んだんよね。
まあ、二人のキューピットとして付き合いが続いてたおっちゃんが
「G氏は４０歳になってるから、「末期がん」は介護保険の「特定１６種疾病」にあたるから介護保険も使える。
保険扱いで訪問看護でモルヒネ治療やってくれるとこ紹介してあげるから、最後まで二人で一緒に頑張りや。」
ってF恵さんとG氏は頑張ったんやて。

そして、社長の水晶占いで見たと予想される２０１８年１０月１３日のラグビーワールドカップ日本大会予選のスコットランド戦で日本が４勝０敗で本選出場を決めた日に、F恵さんの脳腫瘍が破裂。
３日間、何もしゃべらず、動かずの状態での入院をフラフラになりながらG氏は献身的に付き添ったんやて。

この話で私が思いっきり泣いたんは、１０月１５日F恵さんのベッドにしなだれかかってうたた寝中のG氏にF恵さんが
「Gさん、今までありがとう。幸せやったよ。」
って言って笑顔で息を引き取ったんやて。
これは単純に「夢」で片づけられない。
特殊な状況で結婚した二人には強い「絆」があったんやと思う。

G氏は、F恵さんが亡くなったあと４９日を済ませた二日後に安らかに亡くなったってG氏のご両親から「準幸」に御挨拶に来られたんだって。
「GがすぐにF恵さんのところに行けるように、葬式の日に初七日だけじゃなく坊さんに無理言うて４９日まで済ませて、天国に無理やり送ってあげたたったわ。」
って話も素敵。

まあ、こんなエピソードもあって、翌年に「余命半年を宣告された嫁が…」シリーズが書かれたんよね。
絶対に、影響受けてるよね。

「天国のF恵さんとG氏」がこれを読むことはないやろうけど、私も天国で二人が仲良くしてるのを信じてるわなー！
じゃあ、ばいばーい！
(^.^)/~~~


今日のおまけはチーム「みりおた」の皆さんに忖度(笑)！
男性読者も大事にしないとね～！
(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

テーマは「部屋で普段着の私です(笑)。」
（※「H」な奴は「P」でどうぞ。）

（あっ、眼鏡が無い(笑)！）