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第2部 エピソード2024
「テレビ取材」
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「テレビ取材」
穴吹と上坊を交えた宴会は、いつになく激しい飲み会になっていた。穴吹が持ってきてくれた「町田メロン」を半切りにして種を取り出したところに直は厨房から持ち出してきた調理用のブランデーをなみなみと注いだ。
「わしの好きな「飯テロドラマ」の最後に原作者がドラマで使われた店で飲み食いするコーナーがあるんじゃ。その中で銀座のバーでメロンにブランデーを入れてスプーンで実と一緒に飲み食すシーンがあって、いつかやってみたいと思っとったんじゃ。」
と直がカレー用の大きなスプーンですくい上げ口に入れ恍惚とした表情を浮かべると、我も我もとスプーンを片手にブランデーメロンの周りに輪ができた。
穴吹と上坊も「この食べ方は初めてですねー!メロンの甘みにブランデーの香りが絡み合うマリアージュが最高ですね。」、「おーっ、これは旨い!グラスにフルーツや果汁を入れることはあるが、フルーツそのものを容器としてブランデーを飲むのはすごい発想ですね。」と喜び、明日のスイーツづくりで使う予定だったメロンの予備も提供してくれたので、4リットルのブランデーのペットボトルはあっという間に空になった。
試作ミード酒のアレンジカクテルや紫蘇焼酎にドライアイスを入れて作る簡易発泡ソーダは飲みやすく女子スタッフに好評だった。アグリ神標津内でカップリングに成功した典史とさくら、真一と美咲に対して上坊がサーブした十勝ワインの赤とジャージー乳に酢を加えたカクテル「ロマンティックハーモニー」風も大人気で次々とセルフでおかわりを作るメンバーが続出した。
さらに上坊が厨房に入り、ナチュラルチーズをスライスした上に「ベーコンとあらびき黒こしょう」、「塩味が強い生ちりめんじゃこと青のり」をトッピングして電子レンジにかけて作った「カリカリチーズせんべい」で日本酒も焼酎も次々と空いた。
翌日も撮影がある為、宴会は午後10時で中締めとなった。皆、酔っ払いフラフラになりながら宴会場を出て行くのを片付け係の女性陣で見送った。ふと、粋華が穴吹と上坊に目をやると穴吹は頭を上坊に預け、手を繋いで2人に割り振られた部屋に向かうのが見え(もしかして「男男」の関係?)と粋華のアンテナが立った。
「那依さん、まりあさん、ちょっと気分が悪くなったので失礼していいですか?」と嘘をついて、2人の後を追った。穴吹と上坊の部屋の隣はいわゆる「布団部屋」で部屋の内部は襖一枚で繋がっている事は承知だったので、隣の空になった布団部屋に忍び込み、襖に1センチの隙間を空けた。
目の前でまさに粋華の「望むシーン」が繰り広げられた。(きゃー、ダンディーなシェフに若手イケメンパティシエの夢の競演や。穴吹さんが「ネコ」で上坊さんが「タチ」なんや!よもやの「生BL」にヨダレが止まらんわ…。)粋華は嘘をついてきたことと覗きをしている背徳感を忘れ、食い入るように絡み合う2人のゲストを目で追った。
襖一枚であるがゆえに甘い囁きも激しい吐息も全て耳に届き、粋華も大いに興奮した。部屋の2人が果てると同時に、自らを慰めていた粋華も思わず絶頂の声を上げてしまった。
突っ伏して動けなくなった穴吹を布団に残し、立ち上がった上坊は粋華が潜む布団部屋の襖を開けた。その後の出来事は粋華の人生を大きく変える事になった。
翌朝、ほとんどが二日酔いのテレビ局メンバーの為に「熊笹茶」のやかんを直が用意してくれていた。粋華は稀世、那依、まりあと一緒に朝食と熊笹茶を配膳して回っている。上坊と穴吹の席で少し話し込み、真っ赤な顔をして戻って来た粋華に直が声をかけた。
「粋華ちゃん、どうしたんじゃ?顔、真っ赤じゃぞ。ん?今日は珍しく口紅つけてるんじゃな?昨日、体調が悪くて早めに部屋に戻ったって聞いてたけど、顔はつやつやじゃのぉ。妙に表情も艶やかさが出たような気がするんじゃが…。」
稀世や那依が直の言葉に反応したので、慌てて粋華は直を廊下に連れて出た。「みんなには黙っててくださいよ。」と断りを入れた上で昨晩あった事を告白した。
「いやぁ、33年「BL一筋」できたことを後悔しましたよ。女の幸せを知ったんでこれからは心を入れ替えようと思います。」
の言葉に犬並みの聴力を持つ稀世が反応して廊下に飛び出てくると、粋華の両肩に手を添えて耳元で囁いた。
「粋華ちゃん、「処女卒業」アンド「趣旨変更」おめでとう。これからは「普通の女」として頑張ってな。応援するで!」
昨晩の粋華の興味本位の覗きが後のアグリ神標津の販売戦略に大きな変化をもたらすのはもう少し先の話であった。
昨晩「へべれけ」になっていたADが朝食会場に現れると、靖は改めて「立花さんは「顔出し」できない事情がありますので、彼女の映像は使わないようにしてくださいね。」と念押しをしたが、激しい二日酔いの為「わかったわかった。ディレクターに言っておきます。」と軽くあしらわれて会話は短時間で終わった。
念の為、直が受け取っていたディレクターの名刺のメールアドレスに「アグリ神標津の立花晶シェフは諸事情があり「顔出しNG」です。ADさんに事情は説明していますので善処お願いします。」と送っておいた。
2日目の取材は直の裏山の「蝦夷竜胆」が群生している沼の訪問撮影で始まった。まだ「蝦夷竜胆」は開花していない為、CG処理で済ませるとの事だった。
厨房に戻ると穴吹と上坊が「市販の蜂蜜」を前回と同じようにペットボトルで仕込むシーンを撮影した。蜂蜜のラベルは剥がされ、セリフの中では「蝦夷竜胆」の蜂蜜であるかのような説明がなされ、イースト菌も3つの「ワイン酵母」名が挙げられ、その中から最も香りと味の深みがあったワイン酵母を選択したかのようなトークで撮影は行われた。
「まあ、今回の撮影は「ドキュメンタリー番組」でなく旅番組の「バラエティー」の一部のコーナーで使われるものですから、こんなものです。くれぐれも坂川さんと仲田さんは「ありのまま」をSNSにアップしたりしないでくださいね。」
と夏子と陽菜は穴吹に釘を刺された。
その後、穴吹と上坊がチーズ作りやバター作りを行う「仕込み映像」が撮影され、「町田メロン」の最初の苗が水槽にセッティングされ、培養液が流され始めるシーンをカメラに収めた。最後に晶を除くフルメンバーで畜舎の前で「頑張るよ!神標津!」と声を揃えるシーンが撮影された。
「いつもの「ぱにゃにゃん!神標津!」じゃあかんのですか?」と夏子がADに尋ねると「それじゃ、視聴者が理解できないでしょ。そもそも、みんな関西弁っていうだけでも「やらせ」って言われかねないんですから…。あっ、「頑張るよ!」もやめてここは北海道らしく「けっぱるよ!」に変えましょう。」
といきなり撮り直しが決まった。(きょうび、礼ちゃんも「けっぱる」なんて言わへんよ。とことん東京目線で番組作りされるんやな…。)と陽菜はいささかうんざりした。
午後は、ロケ隊は近隣の観光名所に取材に出ることになっていたので、撮影後、そのまま見送った。その際、粋華は上坊とハグした後、穴吹と熱い握手を交わしていた。ロケバスが直の家を出発してようやくいつもの神標津村に戻った。
今回の取材ロケは9月1週目の全国放送の人気バラエティー番組で取り上げられた。東京にある穴吹のパティスリーと上坊のステーキハウスが映し出され、タレントがスイーツ、食事を口にしての食レポ中に、天然生クリームやバター、使用されている肉が神標津産である事が紹介された。
「こんなにヘルシーで美味しい「素敵な食材」を作っている神標津村と独自の考えで先端農業経営を行っている農業法人「アグリ神標津」を紹介させていただきましょう。」
と穴吹が語り、画面は神標津でのロケ取材場面に切り替わった。
皆、自分が受けた5分のインタビューが映る事を楽しみに待っていたが、テレビに映ったのは、社長の広志と神標津でカップリングに成功した典史、さくらと真一、美咲のペアに組合長の一郎がそれぞれ1分にまとめられたインタビューが流されただけだった。
そして最後に「アグリ神標津を支える美魔女シェフ」として晶のインタビューが名前のテロップ付きで流された。(えっ、なんで晶さんが放映されてるんや?)と思った靖はテレビの前から席を外し、名刺の裏に書かれたディレクターの携帯電話番号に電話をかけた。
「アグリ神標津の小原です。立花さんの映像は使わないでくださいってお願いしたじゃないですか。なぜ放映されてるんですか!」
と靖は怒りを込めてクレームをつけたが、ディレクターはなぜ靖が怒っているのか全く理解できていないようだった。
状況を確認すると、ディレクターはメールは読んでいたもののADから何の報告も受けていないとの事だった。放映されてしまった以上、取り返しがつかないと思った靖は電話を切り、「ある男」が今日の番組を見ていないことを祈るしかできなかった。
穴吹と上坊を交えた宴会は、いつになく激しい飲み会になっていた。穴吹が持ってきてくれた「町田メロン」を半切りにして種を取り出したところに直は厨房から持ち出してきた調理用のブランデーをなみなみと注いだ。
「わしの好きな「飯テロドラマ」の最後に原作者がドラマで使われた店で飲み食いするコーナーがあるんじゃ。その中で銀座のバーでメロンにブランデーを入れてスプーンで実と一緒に飲み食すシーンがあって、いつかやってみたいと思っとったんじゃ。」
と直がカレー用の大きなスプーンですくい上げ口に入れ恍惚とした表情を浮かべると、我も我もとスプーンを片手にブランデーメロンの周りに輪ができた。
穴吹と上坊も「この食べ方は初めてですねー!メロンの甘みにブランデーの香りが絡み合うマリアージュが最高ですね。」、「おーっ、これは旨い!グラスにフルーツや果汁を入れることはあるが、フルーツそのものを容器としてブランデーを飲むのはすごい発想ですね。」と喜び、明日のスイーツづくりで使う予定だったメロンの予備も提供してくれたので、4リットルのブランデーのペットボトルはあっという間に空になった。
試作ミード酒のアレンジカクテルや紫蘇焼酎にドライアイスを入れて作る簡易発泡ソーダは飲みやすく女子スタッフに好評だった。アグリ神標津内でカップリングに成功した典史とさくら、真一と美咲に対して上坊がサーブした十勝ワインの赤とジャージー乳に酢を加えたカクテル「ロマンティックハーモニー」風も大人気で次々とセルフでおかわりを作るメンバーが続出した。
さらに上坊が厨房に入り、ナチュラルチーズをスライスした上に「ベーコンとあらびき黒こしょう」、「塩味が強い生ちりめんじゃこと青のり」をトッピングして電子レンジにかけて作った「カリカリチーズせんべい」で日本酒も焼酎も次々と空いた。
翌日も撮影がある為、宴会は午後10時で中締めとなった。皆、酔っ払いフラフラになりながら宴会場を出て行くのを片付け係の女性陣で見送った。ふと、粋華が穴吹と上坊に目をやると穴吹は頭を上坊に預け、手を繋いで2人に割り振られた部屋に向かうのが見え(もしかして「男男」の関係?)と粋華のアンテナが立った。
「那依さん、まりあさん、ちょっと気分が悪くなったので失礼していいですか?」と嘘をついて、2人の後を追った。穴吹と上坊の部屋の隣はいわゆる「布団部屋」で部屋の内部は襖一枚で繋がっている事は承知だったので、隣の空になった布団部屋に忍び込み、襖に1センチの隙間を空けた。
目の前でまさに粋華の「望むシーン」が繰り広げられた。(きゃー、ダンディーなシェフに若手イケメンパティシエの夢の競演や。穴吹さんが「ネコ」で上坊さんが「タチ」なんや!よもやの「生BL」にヨダレが止まらんわ…。)粋華は嘘をついてきたことと覗きをしている背徳感を忘れ、食い入るように絡み合う2人のゲストを目で追った。
襖一枚であるがゆえに甘い囁きも激しい吐息も全て耳に届き、粋華も大いに興奮した。部屋の2人が果てると同時に、自らを慰めていた粋華も思わず絶頂の声を上げてしまった。
突っ伏して動けなくなった穴吹を布団に残し、立ち上がった上坊は粋華が潜む布団部屋の襖を開けた。その後の出来事は粋華の人生を大きく変える事になった。
翌朝、ほとんどが二日酔いのテレビ局メンバーの為に「熊笹茶」のやかんを直が用意してくれていた。粋華は稀世、那依、まりあと一緒に朝食と熊笹茶を配膳して回っている。上坊と穴吹の席で少し話し込み、真っ赤な顔をして戻って来た粋華に直が声をかけた。
「粋華ちゃん、どうしたんじゃ?顔、真っ赤じゃぞ。ん?今日は珍しく口紅つけてるんじゃな?昨日、体調が悪くて早めに部屋に戻ったって聞いてたけど、顔はつやつやじゃのぉ。妙に表情も艶やかさが出たような気がするんじゃが…。」
稀世や那依が直の言葉に反応したので、慌てて粋華は直を廊下に連れて出た。「みんなには黙っててくださいよ。」と断りを入れた上で昨晩あった事を告白した。
「いやぁ、33年「BL一筋」できたことを後悔しましたよ。女の幸せを知ったんでこれからは心を入れ替えようと思います。」
の言葉に犬並みの聴力を持つ稀世が反応して廊下に飛び出てくると、粋華の両肩に手を添えて耳元で囁いた。
「粋華ちゃん、「処女卒業」アンド「趣旨変更」おめでとう。これからは「普通の女」として頑張ってな。応援するで!」
昨晩の粋華の興味本位の覗きが後のアグリ神標津の販売戦略に大きな変化をもたらすのはもう少し先の話であった。
昨晩「へべれけ」になっていたADが朝食会場に現れると、靖は改めて「立花さんは「顔出し」できない事情がありますので、彼女の映像は使わないようにしてくださいね。」と念押しをしたが、激しい二日酔いの為「わかったわかった。ディレクターに言っておきます。」と軽くあしらわれて会話は短時間で終わった。
念の為、直が受け取っていたディレクターの名刺のメールアドレスに「アグリ神標津の立花晶シェフは諸事情があり「顔出しNG」です。ADさんに事情は説明していますので善処お願いします。」と送っておいた。
2日目の取材は直の裏山の「蝦夷竜胆」が群生している沼の訪問撮影で始まった。まだ「蝦夷竜胆」は開花していない為、CG処理で済ませるとの事だった。
厨房に戻ると穴吹と上坊が「市販の蜂蜜」を前回と同じようにペットボトルで仕込むシーンを撮影した。蜂蜜のラベルは剥がされ、セリフの中では「蝦夷竜胆」の蜂蜜であるかのような説明がなされ、イースト菌も3つの「ワイン酵母」名が挙げられ、その中から最も香りと味の深みがあったワイン酵母を選択したかのようなトークで撮影は行われた。
「まあ、今回の撮影は「ドキュメンタリー番組」でなく旅番組の「バラエティー」の一部のコーナーで使われるものですから、こんなものです。くれぐれも坂川さんと仲田さんは「ありのまま」をSNSにアップしたりしないでくださいね。」
と夏子と陽菜は穴吹に釘を刺された。
その後、穴吹と上坊がチーズ作りやバター作りを行う「仕込み映像」が撮影され、「町田メロン」の最初の苗が水槽にセッティングされ、培養液が流され始めるシーンをカメラに収めた。最後に晶を除くフルメンバーで畜舎の前で「頑張るよ!神標津!」と声を揃えるシーンが撮影された。
「いつもの「ぱにゃにゃん!神標津!」じゃあかんのですか?」と夏子がADに尋ねると「それじゃ、視聴者が理解できないでしょ。そもそも、みんな関西弁っていうだけでも「やらせ」って言われかねないんですから…。あっ、「頑張るよ!」もやめてここは北海道らしく「けっぱるよ!」に変えましょう。」
といきなり撮り直しが決まった。(きょうび、礼ちゃんも「けっぱる」なんて言わへんよ。とことん東京目線で番組作りされるんやな…。)と陽菜はいささかうんざりした。
午後は、ロケ隊は近隣の観光名所に取材に出ることになっていたので、撮影後、そのまま見送った。その際、粋華は上坊とハグした後、穴吹と熱い握手を交わしていた。ロケバスが直の家を出発してようやくいつもの神標津村に戻った。
今回の取材ロケは9月1週目の全国放送の人気バラエティー番組で取り上げられた。東京にある穴吹のパティスリーと上坊のステーキハウスが映し出され、タレントがスイーツ、食事を口にしての食レポ中に、天然生クリームやバター、使用されている肉が神標津産である事が紹介された。
「こんなにヘルシーで美味しい「素敵な食材」を作っている神標津村と独自の考えで先端農業経営を行っている農業法人「アグリ神標津」を紹介させていただきましょう。」
と穴吹が語り、画面は神標津でのロケ取材場面に切り替わった。
皆、自分が受けた5分のインタビューが映る事を楽しみに待っていたが、テレビに映ったのは、社長の広志と神標津でカップリングに成功した典史、さくらと真一、美咲のペアに組合長の一郎がそれぞれ1分にまとめられたインタビューが流されただけだった。
そして最後に「アグリ神標津を支える美魔女シェフ」として晶のインタビューが名前のテロップ付きで流された。(えっ、なんで晶さんが放映されてるんや?)と思った靖はテレビの前から席を外し、名刺の裏に書かれたディレクターの携帯電話番号に電話をかけた。
「アグリ神標津の小原です。立花さんの映像は使わないでくださいってお願いしたじゃないですか。なぜ放映されてるんですか!」
と靖は怒りを込めてクレームをつけたが、ディレクターはなぜ靖が怒っているのか全く理解できていないようだった。
状況を確認すると、ディレクターはメールは読んでいたもののADから何の報告も受けていないとの事だった。放映されてしまった以上、取り返しがつかないと思った靖は電話を切り、「ある男」が今日の番組を見ていないことを祈るしかできなかった。
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