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第2部 エピソード2024
「告白」
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「告白」
事件の翌々日の午前9時、晶は中標津町立病院の1人部屋の病室でパイプ椅子に座って朝のワイドショー番組を見ていた。その横のベッドには病院着の靖がベッドの背を起こし一緒にテレビに視線を向けている。
MCのタレントが「次は北海道で起こったストーカーによる殺人及びダイナマイト爆破未遂事件です。」と晶が襲われた事件をパネルテロップで説明を始めた。
「事件は一昨日の午後8時50分、北海道東部の神標津町にある農業法人「株式会社アグリ神標津」で起こりました。元大阪ビストロチェーンの美魔女人気シェフであった立花晶さんが、以前に被害を受けたストーカー事件の犯人から再度襲われました。」と切り出したMCは事件の経緯が書かれた原稿を読み上げていく。
1年半前の晶が店長を務めるビストロに、一方的に晶に好意を寄せストーカー化した「有粗苗克信」が訪れ、交際を断られた腹いせに灯油を蒔いて放火しようとしたがうまく火がつかず未遂に終わった事件から語られた。
出勤してきた男性スタッフにより有粗苗は取り押さえられ、その場で逮捕された。有粗苗はナイフを所持していたがそれは使うことなく、放火も未遂の結果と初犯だったことが考慮され、懲役1年の実刑判決を受けて収監されていた。
刑期を終えた後、再度、晶にコンタクトを取ろうと元のビストロを訪れたが晶はこの事件を発端としたビストロ本部とのトラブルで既に退社していた。有粗苗はありとあらゆる手を使い晶の居場所を探したという事が語られた。
「こいつ、出所後、僕の会社にも晶さんの事を訪ねて来たんですよ。相当やばい雰囲気を醸し出していたんですぐにストーカーだってわかりました。もしあいつが晶さんが神標津に居ることを知ったら追いかけてくるかもしれないと思って僕は会社を辞めて神標津に来たんです。晶さんには「不安」を感じさせちゃいけないと思い、黙っていたことは謝ります。」
と靖はコマーシャルの間に晶に詫びた。
「それが靖君が神標津に来た理由だったの?結果的に使う機会はなかったけど、痴漢撃退用のカプサイシンスプレーを持たされたり、男子禁制の直さんの家に靖君が常駐する事になったのもストーカー対策だったって事?」
晶の頭の中で突然の靖の来村とその後の経緯や「テレビでの顔出しNG」や「直の営業同行」等が一本の線でつながった。
テレビコマーシャルが終わり、2人の会話は一旦中断された。有粗苗は先日放映された穴吹と上坊の出演していたバラエティー番組を見て晶が神標津に居ることを知り、即、北海道に向かった。有粗苗は「足」の確保と変装の為に計画的に釧路市内で郵便配達車を襲い、神標津に向かった事を晶と靖は初めて知った。
郵便配達員を装い晶を襲った経緯は事実とは若干違っていたが、道警発表に基づく報道と思えば納得のいくものだった。番組の中でダイナマイトは偽物であった事を2人は知り、苦笑いした。有粗苗の確保については、「クマ殺しに続いて、この事件が報道されたら一生結婚できへんようになるから直さんが倒したことにして!」と警察官に泣きついたため、最終的に意識を刈り取った直が有粗苗を捕まえた事になっていた。
約10分の報道が終わり、事件の概要を知った晶は靖の目を見てゆっくりと囁いた。
「ふーん、「知らぬは私ばかりなり。」か…。靖君が直さんや一郎さんに私が狙われてることを伝えていてくれてたことで、知らず知らずのうちに私は護られてたんやね…。
ダイナマイトがあるって言っても最後まで逃げなかった直さんや体一つで助けに来てくれた稀世ちゃんは「無敵超人」だけど、靖君は「普通の人」なのに助けに来てくれて、血まみれになって闘ってくれてありがとう。とにかく今こうして話せる状態にまで回復してくれてよかったわ…。」
靖は顔を赤くして答えた。
「今、僕が生きていられるのは晶さんのおかげですよ。ナイフで刺された肝臓からの出血で失血死直前だったそうです。いかんせん、10人に1人の「AB型」なもんで、この病院の輸血ストックを全部使ってしまった中、晶さんが規定量以上の輸血をしてくれたからこそ今、生きていられるんです。ありがとうございました。」
2人の間に沈黙の時間が流れた。晶は「あ、あの…、」と言いかけて言葉を止めた。「なんですか?」と靖が尋ねると、10秒の間を置いて、晶が視線を斜め下に逸らしたまま蚊の鳴くような声で靖に問いかけた。
「靖君…、靖君がダイナマイトの入ってると思われてた箱を厨房から持ち出すときに私に言った言葉って本気なの…?」
靖は、導火線の火を消す際に熱せられたやかんを素手でつかんで負った火傷で包帯が巻かれた両手で晶の手を掴むと、
「はい、本当です。愛してます…。晶さんの事をずっと好きでした…。一取引業者でしかない僕がこんなことを言って、神標津まで追いかけて来たって…。これじゃ僕もストーカーと変わらないですよね…。すみません、忘れてください。」
と告白の後、すぐにそれを否定した。
「私、靖君のひと回りも年上のおばちゃんなんだよ…。靖君にはもっと若くてかわいい子の方が…。」
靖は、包帯の巻かれた右手で晶の唇を押さえ、次の言葉を遮った。
「ご迷惑かもしれませんが、ずっと憧れてました…。僕なんか手の届かない「高嶺の花」だと思ってました。晶さんがビストロを辞められて諦めようと思ってました。でも、今年の1月に再会した後、諦めきれていない自分に気付きました。
そんな中、あいつが現れて僕の中で何かが弾けたんです。報われなくても近くにいたいって…。そう思ったら、いてもたってもいられなくて…。そんな僕を気持ち悪い奴って思われたなら村を出ます…。」
晶は少し困った顔をして呟いた。
「命の恩人に対して気持ち悪いなんて思わないわよ…。けど、ごめんね…。私、今は恋愛は考えてないの。靖君の気持ちに応えられないかもしれない。けど、仲間として靖君には一緒にいて欲しいわ。ずるい返事でゴメンね…。」
そこに医師と看護師がやって来て2人の会話はその後途切れ、再びその話題に戻る事は無かった。
1週間後、退院した靖をアグリ神標津メンバーは「英雄」として迎えた。例によって「防犯カメラ」の映像を再編集したビデオが流された。屋外の映像で、表に置かれていた脚立に立ち、回っている換気扇に素手を突っ込み、べニア板ごと引きはがす靖の姿から厨房内の映像に切り替わった。ぶち割られた換気扇と取り付け跡から体を乗り出し、床に転げ落ちると即、煮えた牛すじ煮込みを有粗苗にぶちまけ、その後フライパンでナイフ攻撃にひたすら耐える靖の姿に歓声が沸いた。
「この5分間がなかったら、夜回りに出てた稀世姉さんが間に合わへんところやったな!」
「靖君って草食系男子やと思ってたけど実は「戦闘系男子」やったんやね。驚いたわ。」
と夏子と陽菜が靖の頑張りに感嘆の声を上げた。
その後の、稀世の登場からローリングソバットでの有粗苗の瞬殺までは数秒の事だったので何度も繰り返し再生された。靖が偽ダイナマイトの入った箱を命懸けで運び出すシーンに那依とまりあが、「まるで「さらば愛しの大統領」の「串カッチャン」みたいで超かっこいいなぁ!」と最大限の賛辞を贈った。
ビデオ上映が終わると、直の掛け声で靖の「胴上げ」が始まった。照れくさそうに胴上げされる靖を晶はやさしい目で見守っていた。
事件の翌々日の午前9時、晶は中標津町立病院の1人部屋の病室でパイプ椅子に座って朝のワイドショー番組を見ていた。その横のベッドには病院着の靖がベッドの背を起こし一緒にテレビに視線を向けている。
MCのタレントが「次は北海道で起こったストーカーによる殺人及びダイナマイト爆破未遂事件です。」と晶が襲われた事件をパネルテロップで説明を始めた。
「事件は一昨日の午後8時50分、北海道東部の神標津町にある農業法人「株式会社アグリ神標津」で起こりました。元大阪ビストロチェーンの美魔女人気シェフであった立花晶さんが、以前に被害を受けたストーカー事件の犯人から再度襲われました。」と切り出したMCは事件の経緯が書かれた原稿を読み上げていく。
1年半前の晶が店長を務めるビストロに、一方的に晶に好意を寄せストーカー化した「有粗苗克信」が訪れ、交際を断られた腹いせに灯油を蒔いて放火しようとしたがうまく火がつかず未遂に終わった事件から語られた。
出勤してきた男性スタッフにより有粗苗は取り押さえられ、その場で逮捕された。有粗苗はナイフを所持していたがそれは使うことなく、放火も未遂の結果と初犯だったことが考慮され、懲役1年の実刑判決を受けて収監されていた。
刑期を終えた後、再度、晶にコンタクトを取ろうと元のビストロを訪れたが晶はこの事件を発端としたビストロ本部とのトラブルで既に退社していた。有粗苗はありとあらゆる手を使い晶の居場所を探したという事が語られた。
「こいつ、出所後、僕の会社にも晶さんの事を訪ねて来たんですよ。相当やばい雰囲気を醸し出していたんですぐにストーカーだってわかりました。もしあいつが晶さんが神標津に居ることを知ったら追いかけてくるかもしれないと思って僕は会社を辞めて神標津に来たんです。晶さんには「不安」を感じさせちゃいけないと思い、黙っていたことは謝ります。」
と靖はコマーシャルの間に晶に詫びた。
「それが靖君が神標津に来た理由だったの?結果的に使う機会はなかったけど、痴漢撃退用のカプサイシンスプレーを持たされたり、男子禁制の直さんの家に靖君が常駐する事になったのもストーカー対策だったって事?」
晶の頭の中で突然の靖の来村とその後の経緯や「テレビでの顔出しNG」や「直の営業同行」等が一本の線でつながった。
テレビコマーシャルが終わり、2人の会話は一旦中断された。有粗苗は先日放映された穴吹と上坊の出演していたバラエティー番組を見て晶が神標津に居ることを知り、即、北海道に向かった。有粗苗は「足」の確保と変装の為に計画的に釧路市内で郵便配達車を襲い、神標津に向かった事を晶と靖は初めて知った。
郵便配達員を装い晶を襲った経緯は事実とは若干違っていたが、道警発表に基づく報道と思えば納得のいくものだった。番組の中でダイナマイトは偽物であった事を2人は知り、苦笑いした。有粗苗の確保については、「クマ殺しに続いて、この事件が報道されたら一生結婚できへんようになるから直さんが倒したことにして!」と警察官に泣きついたため、最終的に意識を刈り取った直が有粗苗を捕まえた事になっていた。
約10分の報道が終わり、事件の概要を知った晶は靖の目を見てゆっくりと囁いた。
「ふーん、「知らぬは私ばかりなり。」か…。靖君が直さんや一郎さんに私が狙われてることを伝えていてくれてたことで、知らず知らずのうちに私は護られてたんやね…。
ダイナマイトがあるって言っても最後まで逃げなかった直さんや体一つで助けに来てくれた稀世ちゃんは「無敵超人」だけど、靖君は「普通の人」なのに助けに来てくれて、血まみれになって闘ってくれてありがとう。とにかく今こうして話せる状態にまで回復してくれてよかったわ…。」
靖は顔を赤くして答えた。
「今、僕が生きていられるのは晶さんのおかげですよ。ナイフで刺された肝臓からの出血で失血死直前だったそうです。いかんせん、10人に1人の「AB型」なもんで、この病院の輸血ストックを全部使ってしまった中、晶さんが規定量以上の輸血をしてくれたからこそ今、生きていられるんです。ありがとうございました。」
2人の間に沈黙の時間が流れた。晶は「あ、あの…、」と言いかけて言葉を止めた。「なんですか?」と靖が尋ねると、10秒の間を置いて、晶が視線を斜め下に逸らしたまま蚊の鳴くような声で靖に問いかけた。
「靖君…、靖君がダイナマイトの入ってると思われてた箱を厨房から持ち出すときに私に言った言葉って本気なの…?」
靖は、導火線の火を消す際に熱せられたやかんを素手でつかんで負った火傷で包帯が巻かれた両手で晶の手を掴むと、
「はい、本当です。愛してます…。晶さんの事をずっと好きでした…。一取引業者でしかない僕がこんなことを言って、神標津まで追いかけて来たって…。これじゃ僕もストーカーと変わらないですよね…。すみません、忘れてください。」
と告白の後、すぐにそれを否定した。
「私、靖君のひと回りも年上のおばちゃんなんだよ…。靖君にはもっと若くてかわいい子の方が…。」
靖は、包帯の巻かれた右手で晶の唇を押さえ、次の言葉を遮った。
「ご迷惑かもしれませんが、ずっと憧れてました…。僕なんか手の届かない「高嶺の花」だと思ってました。晶さんがビストロを辞められて諦めようと思ってました。でも、今年の1月に再会した後、諦めきれていない自分に気付きました。
そんな中、あいつが現れて僕の中で何かが弾けたんです。報われなくても近くにいたいって…。そう思ったら、いてもたってもいられなくて…。そんな僕を気持ち悪い奴って思われたなら村を出ます…。」
晶は少し困った顔をして呟いた。
「命の恩人に対して気持ち悪いなんて思わないわよ…。けど、ごめんね…。私、今は恋愛は考えてないの。靖君の気持ちに応えられないかもしれない。けど、仲間として靖君には一緒にいて欲しいわ。ずるい返事でゴメンね…。」
そこに医師と看護師がやって来て2人の会話はその後途切れ、再びその話題に戻る事は無かった。
1週間後、退院した靖をアグリ神標津メンバーは「英雄」として迎えた。例によって「防犯カメラ」の映像を再編集したビデオが流された。屋外の映像で、表に置かれていた脚立に立ち、回っている換気扇に素手を突っ込み、べニア板ごと引きはがす靖の姿から厨房内の映像に切り替わった。ぶち割られた換気扇と取り付け跡から体を乗り出し、床に転げ落ちると即、煮えた牛すじ煮込みを有粗苗にぶちまけ、その後フライパンでナイフ攻撃にひたすら耐える靖の姿に歓声が沸いた。
「この5分間がなかったら、夜回りに出てた稀世姉さんが間に合わへんところやったな!」
「靖君って草食系男子やと思ってたけど実は「戦闘系男子」やったんやね。驚いたわ。」
と夏子と陽菜が靖の頑張りに感嘆の声を上げた。
その後の、稀世の登場からローリングソバットでの有粗苗の瞬殺までは数秒の事だったので何度も繰り返し再生された。靖が偽ダイナマイトの入った箱を命懸けで運び出すシーンに那依とまりあが、「まるで「さらば愛しの大統領」の「串カッチャン」みたいで超かっこいいなぁ!」と最大限の賛辞を贈った。
ビデオ上映が終わると、直の掛け声で靖の「胴上げ」が始まった。照れくさそうに胴上げされる靖を晶はやさしい目で見守っていた。
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