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第二百四十二話:死神の終焉
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「メルシー様、状況報告致します。現在対象は西地区Bゾーンを真っ直ぐ魔王城に向かい進行中であります。道中に仕掛けている罠は全く時間稼ぎにすらなっておりません!」
「ぐぬぬ。まさか、セイリュウを敵に回すとここまで厄介とはな」
報告を受けたメルシーは、1人頭を抱えていた。
「皆、信じているぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(フラン視点)
「セイリュウ様、どうか目を覚まして下さい!」
ボロボロになりながらも必死にセイリュウに呼びかけるフラン。
無駄だとは分かっていながら、それでも呼び掛けずにはいられなかった。
「あの鎌を破壊しない限り無駄だ」
隣には、片腕を無くしたゲンブ様が同じくボロボロの姿で立っていた。
「はぁぁぁ!」
セイリュウ様と戦っているのは、アルザスだった。
形勢は、防戦一方とまでは行かないまでも、徐々にアルザスが押され始めていた。
「はぁ、はぁ、流石に速いですね、解放したこの状態について来られるとは…でも僕は諦めませんからね」
アルザスの光速の剣技に対して、セイリュウ様は、大鎌を巧みに使い、最低限の動きで全てそれを否している。
先程までは、私とゲンブ様との3人掛かりで戦っていたのだけど、その際にセイリュウ様が厄介なスキルを発動させてしまった。
これにより、当初計画していた事が全て通用しなくなってしまう事態に陥ってしまった。
《一騎討》
セイリュウ様の半径20メートル以内に2人以上近付くと術者の速度、防御力、攻撃力が倍になるという恐ろしい固有《オリジナル》スキル。
3人掛かりで戦うと全てが3倍に跳ね上がってしまう。
最初、そうとは知らずに危うく全滅する所だった。
つまりは、1vs1で勝負を付ける必要があるという事。
当初立てていた作戦は、包囲してをベースに立てられており、その包囲が出来なくなった時点で、現状策はない。
アルザスが単身で食い止めてくれてはいるが、それでもいつまで持つか分からない。
頼みの綱は、スザク様。
彼は、セイリュウ様がスキルを発動した際、何かを思い出したかのようにその場を離れた。
恐らく何か考えがあるのだろう。
治癒を使い、ボロボロのアルザスと交代する。
私など、もはや唯の時間稼ぎしか出来ない。
時間稼ぎですら本気を出す必要がある。
でなければ一瞬のうちにやられてしまう。
繰り出される攻撃をシリュウの張ってくれた結界武具で受ける。只々受けたり流したりの繰り返しだった。
そうして何度目かの攻撃を受けていると、スザク様が戻って来た。
「よく頑張ったな」
スザク様は、私の頭を優しく撫でると「交代だ」と言って後ろに下がらせた。
セイリュウ様と睨み合うスザク様。
今まで歩みを止める事なく進んでいたセイリュウ様の足がここへ来て初めて止まった。
目の前の相手が只者ではないと言う、警戒に値する人物だと認識しているのだろうか?
「シリュウ、四方1キロ圏内に結界を張ってくれ!後、全員結界の外に退避していてくれ」
「援護はいらんのか?」
ゲンブ様が問いかけるが、首を横に降った。
スザク様を残し、全員がその場を離れたのを確認したシリュウは結界を展開した。
閉ざされた結界の中、両者が睨み合う。
「セイリュウ、お前と相見えるのは初めてだったな。お前と魔王様の熾烈を極めた闘い、この身が震えたぞ。これ程までの勝負未だ嘗て目にしたことはない。無論恐怖からではない。俺もその場にありたいという武者震いだけどな。さて、お喋りはこの位にしよう。返してもらうぞ、セイリュウを!」
純粋なこの力でお前を凌駕してみせる。
まだ誰にも見せたことのない俺の固有スキルを見せよう。
スザクは、このスキルを自ら別の場所へと封印していた。
その封印を解除するべく、離脱していたのだ。
天衣無縫発動。
魔族の中でも強者が会得する事が出来る固有スキル。
だが、本来なら会得出来る数は一つのみ。
しかし、例外はある。
一人は魔王様。そしてもう1人は俺だ。
そして、セイリュウ。お前もだ。
金色に輝く外套を纏った姿に変身したスザクは、己が敵を見据えていた。
スザク様が結界に包まれてからどれくらい時間が経ったのだろうか、私は結界外から二人の戦いの行く末を案じていた。
「はぁ、はぁ、互いになんて異常な力なのよ…直に結界を維持していないと簡単に壊れてしまうわ」
さっきから愚痴を零しながら大粒の汗を流しているのは魔界最高の結界師のシリュウ。
結界の外にいても聞こえてくる衝撃音が戦いの凄まじさを物語っていた。
強固なはずの結界が、いとも容易くグラリと揺れてヒビが入る。
しかし、それはすぐにシリュウによって修復され元の姿へと戻る。
「2人とも我の背後に!」
ゲンブ様の声とほぼ同時に結界が砕け散る。
砕け散った結界の破片は地面に到達する前に消え去る。
三人が固唾を飲んで。
土煙の中から中から出て来たのは、セイリュウを肩に担ぐスザクの姿だった。
「スザク様!」
「フランか、悪いがすぐにセイリュウを回復してやってくれ」
自らもボロボロになりながらも他者を気遣うスザクだった。
「私はスザク様を治癒するわ」
「お願いシリュウ」
すぐに二人の治療を終わらせ、中で起こった事を説明して貰った。
「ならば、セイリュウを解き放った今、あの鎌が次に操っているのは、あの蜥蜴だと言うのか?」
ゲンブ様が指差した先にいたのは、1匹の小さな蜥蜴だった。
尻尾を石で潰され、身動きが取れずにジタバタと慌てていた。
「セイリュウを再起不能にした時、今度は俺の身体を奪おうとしてな。咄嗟に近くにいた蜥蜴を盾にしたんだ」
「ならば早く倒しましょう。また操られる前に!」
「そうだな。フランはどう思う?」
「私は…恐らくですが、あの鎌を持てない、またはある程度の魔力か強さを持っていないと操る能力は発動出来ないんじゃないかと思います。でなければ、すぐにもう一度蜥蜴以外の誰かを操るはず。それに操者を殺してしまった場合、どのような事になるのか分かりません。もしかしたら、逆にチャンスを与えてしまう事になるような気がします」
「お前の勘はいつだって正確だからな、それでいいかゲンブ?」
「ああ、勝者はお前だ。敗者の末路は勝者が決めればいい」
「そう言う事だ。シリュウ、悪いがあの鎌と蜥蜴に結界を張って閉じ込めておいてくれ。鎌だけは触るなよ。何が起こるか分からん」
「はい、分かりました」
その後、後処理を終えた私達は、メルシー様の元へと戻って来た。
「良くぞ、魔界を脅威から救ってくれた。其方達は魔族の皆を救ったのだ。その魔族を代表して礼を言う」
「あの鎌と蜥蜴は、やはり封印してしまうのが良いと思います。異世界の力で破壊不能となっている代物を壊す方法は恐らくありますまい」
「そうだな。早急に封印の儀式を行い、未来永劫解けることのないように元老院全員の力を持って実行してくれ」
こうして、7大魔王が1人、死神ラドルーチは魔族たちの手によって討たれた。
「ぐぬぬ。まさか、セイリュウを敵に回すとここまで厄介とはな」
報告を受けたメルシーは、1人頭を抱えていた。
「皆、信じているぞ」
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「セイリュウ様、どうか目を覚まして下さい!」
ボロボロになりながらも必死にセイリュウに呼びかけるフラン。
無駄だとは分かっていながら、それでも呼び掛けずにはいられなかった。
「あの鎌を破壊しない限り無駄だ」
隣には、片腕を無くしたゲンブ様が同じくボロボロの姿で立っていた。
「はぁぁぁ!」
セイリュウ様と戦っているのは、アルザスだった。
形勢は、防戦一方とまでは行かないまでも、徐々にアルザスが押され始めていた。
「はぁ、はぁ、流石に速いですね、解放したこの状態について来られるとは…でも僕は諦めませんからね」
アルザスの光速の剣技に対して、セイリュウ様は、大鎌を巧みに使い、最低限の動きで全てそれを否している。
先程までは、私とゲンブ様との3人掛かりで戦っていたのだけど、その際にセイリュウ様が厄介なスキルを発動させてしまった。
これにより、当初計画していた事が全て通用しなくなってしまう事態に陥ってしまった。
《一騎討》
セイリュウ様の半径20メートル以内に2人以上近付くと術者の速度、防御力、攻撃力が倍になるという恐ろしい固有《オリジナル》スキル。
3人掛かりで戦うと全てが3倍に跳ね上がってしまう。
最初、そうとは知らずに危うく全滅する所だった。
つまりは、1vs1で勝負を付ける必要があるという事。
当初立てていた作戦は、包囲してをベースに立てられており、その包囲が出来なくなった時点で、現状策はない。
アルザスが単身で食い止めてくれてはいるが、それでもいつまで持つか分からない。
頼みの綱は、スザク様。
彼は、セイリュウ様がスキルを発動した際、何かを思い出したかのようにその場を離れた。
恐らく何か考えがあるのだろう。
治癒を使い、ボロボロのアルザスと交代する。
私など、もはや唯の時間稼ぎしか出来ない。
時間稼ぎですら本気を出す必要がある。
でなければ一瞬のうちにやられてしまう。
繰り出される攻撃をシリュウの張ってくれた結界武具で受ける。只々受けたり流したりの繰り返しだった。
そうして何度目かの攻撃を受けていると、スザク様が戻って来た。
「よく頑張ったな」
スザク様は、私の頭を優しく撫でると「交代だ」と言って後ろに下がらせた。
セイリュウ様と睨み合うスザク様。
今まで歩みを止める事なく進んでいたセイリュウ様の足がここへ来て初めて止まった。
目の前の相手が只者ではないと言う、警戒に値する人物だと認識しているのだろうか?
「シリュウ、四方1キロ圏内に結界を張ってくれ!後、全員結界の外に退避していてくれ」
「援護はいらんのか?」
ゲンブ様が問いかけるが、首を横に降った。
スザク様を残し、全員がその場を離れたのを確認したシリュウは結界を展開した。
閉ざされた結界の中、両者が睨み合う。
「セイリュウ、お前と相見えるのは初めてだったな。お前と魔王様の熾烈を極めた闘い、この身が震えたぞ。これ程までの勝負未だ嘗て目にしたことはない。無論恐怖からではない。俺もその場にありたいという武者震いだけどな。さて、お喋りはこの位にしよう。返してもらうぞ、セイリュウを!」
純粋なこの力でお前を凌駕してみせる。
まだ誰にも見せたことのない俺の固有スキルを見せよう。
スザクは、このスキルを自ら別の場所へと封印していた。
その封印を解除するべく、離脱していたのだ。
天衣無縫発動。
魔族の中でも強者が会得する事が出来る固有スキル。
だが、本来なら会得出来る数は一つのみ。
しかし、例外はある。
一人は魔王様。そしてもう1人は俺だ。
そして、セイリュウ。お前もだ。
金色に輝く外套を纏った姿に変身したスザクは、己が敵を見据えていた。
スザク様が結界に包まれてからどれくらい時間が経ったのだろうか、私は結界外から二人の戦いの行く末を案じていた。
「はぁ、はぁ、互いになんて異常な力なのよ…直に結界を維持していないと簡単に壊れてしまうわ」
さっきから愚痴を零しながら大粒の汗を流しているのは魔界最高の結界師のシリュウ。
結界の外にいても聞こえてくる衝撃音が戦いの凄まじさを物語っていた。
強固なはずの結界が、いとも容易くグラリと揺れてヒビが入る。
しかし、それはすぐにシリュウによって修復され元の姿へと戻る。
「2人とも我の背後に!」
ゲンブ様の声とほぼ同時に結界が砕け散る。
砕け散った結界の破片は地面に到達する前に消え去る。
三人が固唾を飲んで。
土煙の中から中から出て来たのは、セイリュウを肩に担ぐスザクの姿だった。
「スザク様!」
「フランか、悪いがすぐにセイリュウを回復してやってくれ」
自らもボロボロになりながらも他者を気遣うスザクだった。
「私はスザク様を治癒するわ」
「お願いシリュウ」
すぐに二人の治療を終わらせ、中で起こった事を説明して貰った。
「ならば、セイリュウを解き放った今、あの鎌が次に操っているのは、あの蜥蜴だと言うのか?」
ゲンブ様が指差した先にいたのは、1匹の小さな蜥蜴だった。
尻尾を石で潰され、身動きが取れずにジタバタと慌てていた。
「セイリュウを再起不能にした時、今度は俺の身体を奪おうとしてな。咄嗟に近くにいた蜥蜴を盾にしたんだ」
「ならば早く倒しましょう。また操られる前に!」
「そうだな。フランはどう思う?」
「私は…恐らくですが、あの鎌を持てない、またはある程度の魔力か強さを持っていないと操る能力は発動出来ないんじゃないかと思います。でなければ、すぐにもう一度蜥蜴以外の誰かを操るはず。それに操者を殺してしまった場合、どのような事になるのか分かりません。もしかしたら、逆にチャンスを与えてしまう事になるような気がします」
「お前の勘はいつだって正確だからな、それでいいかゲンブ?」
「ああ、勝者はお前だ。敗者の末路は勝者が決めればいい」
「そう言う事だ。シリュウ、悪いがあの鎌と蜥蜴に結界を張って閉じ込めておいてくれ。鎌だけは触るなよ。何が起こるか分からん」
「はい、分かりました」
その後、後処理を終えた私達は、メルシー様の元へと戻って来た。
「良くぞ、魔界を脅威から救ってくれた。其方達は魔族の皆を救ったのだ。その魔族を代表して礼を言う」
「あの鎌と蜥蜴は、やはり封印してしまうのが良いと思います。異世界の力で破壊不能となっている代物を壊す方法は恐らくありますまい」
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