31 / 242
第三十一話:水の精霊アクティナ
しおりを挟む
俺たちを呼び止めた男は、この都市の姫に仕えている使用人だった。
まったくもって嫌な予感しかしなかった。
普通に過ごしているだけなのに、どうしてこうも王族とか、お偉いさんに関わってしまうのだろうか。
「自己紹介が遅れました。私は、このアクアリウムの姫様の使用人をしております、名をクラウゼルと申します。以後お見知り置きを」
深々とお辞儀をしている。
名乗られたからには、名乗らない訳にもいかない。
「ユウと言います」
用件と言うのが、姫が俺に会いたいと言っているらしいのだ。
今朝、一瞬目があっただけだぞ。
なのになぜ会いたいのか。
確かにその一瞬、驚いていたような気もするが。
俺には理由が分からなかった。
ていうか、何故ここにいるのが分かったんだ?
するとセリアが念話で話しかけてくる。
(ユウさん、すみません。それは、恐らく私のせいです)
(ん?それはどういう事?)
(姫と呼ばれている彼女の中には精霊がいます。その精霊は、私の事がとてもとてもキライなのです)
唐突すぎて意味が良く分からない。
(取り敢えず、まだ来たばかりだし断ったりして、この都市に居づらくなっても困るから今はオッケーしておくぞ?)
(はい、分かりました)
「分かりました。ちなみに用件は何でしょうか?」
「すみません、私にも話せない内容のようで、姫様が直接話されるようです」
セリアの話からすれば、恐らく精霊絡みだろう。
俺たちは、クラウゼルさんに連れられて、先ほど見た大きな城の中に案内された。
なるべく関わらないようにしようと思っていたのに、まさか到着した初日に関わってしまうとは思わなかった。
もしかすると、この世界に俺を呼んだ奴の陰謀だろうか?まさかね。
この城は都市の名前と同じで、アクアリウム城と言うらしい。
内装も大したもので、全ての廊下にはじゅうたんが敷き詰められており、至る所に彫像や壁画が飾ってある。よほどお金に余裕があるのだろうか。
一室に案内されて、待たされる事30分・・。
ユイとクロは、俺の横で待ちきれずに寝てしまっていた。
ガチャン
扉が開いた音だった。
入ってきたのは、やはり街中で護衛に護られながらすれ違った少女だった。
「お待たせしてしまい、大変申し訳ございません」
深々と頭を下げている。
王族は、ひねくれ者が多い印象があったが、エレナにしろ、目の前のサナさんにしろ、性格の良い子の方が多いのだろうか?
「お忙しい身でしょうから、気にしないで下さい」
本当に申し訳無さそうにしているので、先に言っておく。
「初めまして、冒険者のユウと言います。ユウと呼んで下さい。こっちは、俺の妹のユイとクロです」
「ご丁寧にどうも。私はサナと言います。サナと呼んで下さいね。また、急にお呼び出ししてしまって本当にごめんなさい」
また謝られてしまった。
「早速なのですが、ユウさんを初めて見たときに、私と同じイメージを感じたのです」
そう言い、彼女は右手の掌を前に出している。
「アクティナ、出て来てちょうだい」
精霊の名前だろうか?
すると、いつの間にか彼女の掌に小さな精霊が座っている。
セリアと同じくらいのミニチュアサイズだろうか。
本来人々には見えない精霊だが、精霊の宿主ならば、相手の精霊は基本的に見ることが可能だ。
「私は、精霊様の宿主をさせて頂いています。アクティナに聞いたのですが、あなたも宿主をされているのですか?」
俺が回答に少し間を空けていると、
「あ、詮索してしまい申し訳ございません。この事は、もちろん誰にも話しておりません。今後も話すつもりはありません」
彼女は、さっきから謝ってばかりだな。
「セリア、出て来てくれ」
俺の中から出て来たセリアは、定位置である俺の肩に座っている。
しかしいつもと少し違う。どことなく機嫌が悪そうだった。
その途端、アクティナがセリアに飛びついてきたのだ。
仲が悪いと言っていたので、一瞬喧嘩かと思ったが、どうやら違うようだ。
「うううぅ、セリア様、お会いしとうございました。本当にお久しぶりです!!」
ん、セリア様?
「貴女も変わっていないわねアクティナ」
サナさんに聞いたのだが、アクティナは、この水上都市アクアリウムを守護する水の精霊で、この都市が作られる以前から、この湖を守護してきたらしい。
彼女自身も元は一般人だったのだが、7年前に突如、精霊の宿主となった。
この事に話を聞きつけたこの都市の王は、自分に娘が居なかった事もあり、サナを養子に迎えられたのだと言う。
精霊の2人は、何やら話し込んでいる。まるで、久しぶりに会った旧友同士のようだ。
全然、仲悪くないじゃないか。
お互い会うのは約50年ぶりと言う。積もる話もあるのだろう。
すると、いつのまにやら精霊の2人が俺を見ている。そして、アクティナが俺の顔のすぐ前まで飛んできて、舐めるように凝視してきた。下から上へ、左から右へと。
改めて見ると、水の精霊と言うだけあり、全体的に水色のコスチュームに身を包んでいる。髪はもちろん、水色だった。
「貴方が、セリア様が認めた人族なのですね。その割にはあまり、パッとしませんわね」
「大きなお世話だ」
しまった、けなされたので、ついついいつものノリで返してしまった。
本来精霊は、神にも近い存在なのだ。
「アクティナ、ユウさんの悪口は私が許しませんよ」
セリアが俺の代わりに叱ってくれたようだ。
アクティナはすぐに謝ってくれた。
その際、疑問に思った事を聞いてみた。
「それにしても、精霊に格付ってあるの?セリア様って呼んでるようだけど」
俺の言葉にアクティナが驚いた顔をしている。
「貴方、セリア様の宿主をしているくせにセリア様の事を何も知らないのね」
どういう事だろうか?
「セリア様は、我々精霊族の王の1人娘なのよ」
な、なんだって・・
待てよ、精霊王?どこかで聞いたニュアンスだな。
「私があえて、ユウさんに話していなかったのですよ」
えっと、待ってくれ状況が整理出来ない。
セリアは、精霊王の娘ってことは、精霊の姫様って事じゃないか!
エレナにしろ、サナさんにしろ、セリア・・。つくづく姫というものに俺は縁があるようだな。
「セリア様、お父様、いえ、精霊王には会われたのですか?100年近く顔を見せていないと、昔嘆いておられましたわ」
俺がセリアと会ったのは、プラーク王国近くの廃神殿だったのだが、そこに何十年も住んでいたと言っていたが、それ以前から会っていないという事か。
簡単な話し、親と喧嘩別れ中らしいのだ。
セリアは、後で俺だけに教えてくれた。
それを聞かれるのが嫌で、アクティナさんに会いたくなかったようだ。
精霊の世界も、人族世界と似たような感じなんだなと考えていた。
ひとしきり話し終わって、俺たちは城を出たのだが、サナさんともだいぶ仲良くなった気がする。
ユイとクロは、話がつまらなかったのか、終始うとうとしていた。
また今度正式にお城に招待して、ご飯をご馳走してくれるらしい。
終始、俺はアクティナさんに睨まれているような気がしたが、恐らく気のせいだろう。
かなり長い時間話していたのだろう。
辺りはすっかり暗くなっていた。
2人もまだ眠たそうだし、このまま宿に戻るとしよう。
宿に戻った俺たちは、部屋の窓から水中の様子を眺めていた。
疲れていたユイやクロまでも、ただひたすらに眺めていた。
時折、魚が泳いでいる。
いつまで見てても飽きが来ないのは何でだろうか?
「ねえ、お兄ちゃん!」
突然の呼びかけに少し驚いてしまった。
「どうした?」
「私、泳いでみたい!」
ユイは、今まで泳いだ事がないらしい。
俺?
俺はまぁ、学校の授業くらいかな・・。
別に泳げないとかそう言う訳ではない。
「そうだな、昼間見た感じだと遊泳場もあるみたいだから、明日行ってみるか?」
「うん!」
ユイが尻尾をフリフリしていた。
クロは、いつの間にか寝ていた。
まったくもって嫌な予感しかしなかった。
普通に過ごしているだけなのに、どうしてこうも王族とか、お偉いさんに関わってしまうのだろうか。
「自己紹介が遅れました。私は、このアクアリウムの姫様の使用人をしております、名をクラウゼルと申します。以後お見知り置きを」
深々とお辞儀をしている。
名乗られたからには、名乗らない訳にもいかない。
「ユウと言います」
用件と言うのが、姫が俺に会いたいと言っているらしいのだ。
今朝、一瞬目があっただけだぞ。
なのになぜ会いたいのか。
確かにその一瞬、驚いていたような気もするが。
俺には理由が分からなかった。
ていうか、何故ここにいるのが分かったんだ?
するとセリアが念話で話しかけてくる。
(ユウさん、すみません。それは、恐らく私のせいです)
(ん?それはどういう事?)
(姫と呼ばれている彼女の中には精霊がいます。その精霊は、私の事がとてもとてもキライなのです)
唐突すぎて意味が良く分からない。
(取り敢えず、まだ来たばかりだし断ったりして、この都市に居づらくなっても困るから今はオッケーしておくぞ?)
(はい、分かりました)
「分かりました。ちなみに用件は何でしょうか?」
「すみません、私にも話せない内容のようで、姫様が直接話されるようです」
セリアの話からすれば、恐らく精霊絡みだろう。
俺たちは、クラウゼルさんに連れられて、先ほど見た大きな城の中に案内された。
なるべく関わらないようにしようと思っていたのに、まさか到着した初日に関わってしまうとは思わなかった。
もしかすると、この世界に俺を呼んだ奴の陰謀だろうか?まさかね。
この城は都市の名前と同じで、アクアリウム城と言うらしい。
内装も大したもので、全ての廊下にはじゅうたんが敷き詰められており、至る所に彫像や壁画が飾ってある。よほどお金に余裕があるのだろうか。
一室に案内されて、待たされる事30分・・。
ユイとクロは、俺の横で待ちきれずに寝てしまっていた。
ガチャン
扉が開いた音だった。
入ってきたのは、やはり街中で護衛に護られながらすれ違った少女だった。
「お待たせしてしまい、大変申し訳ございません」
深々と頭を下げている。
王族は、ひねくれ者が多い印象があったが、エレナにしろ、目の前のサナさんにしろ、性格の良い子の方が多いのだろうか?
「お忙しい身でしょうから、気にしないで下さい」
本当に申し訳無さそうにしているので、先に言っておく。
「初めまして、冒険者のユウと言います。ユウと呼んで下さい。こっちは、俺の妹のユイとクロです」
「ご丁寧にどうも。私はサナと言います。サナと呼んで下さいね。また、急にお呼び出ししてしまって本当にごめんなさい」
また謝られてしまった。
「早速なのですが、ユウさんを初めて見たときに、私と同じイメージを感じたのです」
そう言い、彼女は右手の掌を前に出している。
「アクティナ、出て来てちょうだい」
精霊の名前だろうか?
すると、いつの間にか彼女の掌に小さな精霊が座っている。
セリアと同じくらいのミニチュアサイズだろうか。
本来人々には見えない精霊だが、精霊の宿主ならば、相手の精霊は基本的に見ることが可能だ。
「私は、精霊様の宿主をさせて頂いています。アクティナに聞いたのですが、あなたも宿主をされているのですか?」
俺が回答に少し間を空けていると、
「あ、詮索してしまい申し訳ございません。この事は、もちろん誰にも話しておりません。今後も話すつもりはありません」
彼女は、さっきから謝ってばかりだな。
「セリア、出て来てくれ」
俺の中から出て来たセリアは、定位置である俺の肩に座っている。
しかしいつもと少し違う。どことなく機嫌が悪そうだった。
その途端、アクティナがセリアに飛びついてきたのだ。
仲が悪いと言っていたので、一瞬喧嘩かと思ったが、どうやら違うようだ。
「うううぅ、セリア様、お会いしとうございました。本当にお久しぶりです!!」
ん、セリア様?
「貴女も変わっていないわねアクティナ」
サナさんに聞いたのだが、アクティナは、この水上都市アクアリウムを守護する水の精霊で、この都市が作られる以前から、この湖を守護してきたらしい。
彼女自身も元は一般人だったのだが、7年前に突如、精霊の宿主となった。
この事に話を聞きつけたこの都市の王は、自分に娘が居なかった事もあり、サナを養子に迎えられたのだと言う。
精霊の2人は、何やら話し込んでいる。まるで、久しぶりに会った旧友同士のようだ。
全然、仲悪くないじゃないか。
お互い会うのは約50年ぶりと言う。積もる話もあるのだろう。
すると、いつのまにやら精霊の2人が俺を見ている。そして、アクティナが俺の顔のすぐ前まで飛んできて、舐めるように凝視してきた。下から上へ、左から右へと。
改めて見ると、水の精霊と言うだけあり、全体的に水色のコスチュームに身を包んでいる。髪はもちろん、水色だった。
「貴方が、セリア様が認めた人族なのですね。その割にはあまり、パッとしませんわね」
「大きなお世話だ」
しまった、けなされたので、ついついいつものノリで返してしまった。
本来精霊は、神にも近い存在なのだ。
「アクティナ、ユウさんの悪口は私が許しませんよ」
セリアが俺の代わりに叱ってくれたようだ。
アクティナはすぐに謝ってくれた。
その際、疑問に思った事を聞いてみた。
「それにしても、精霊に格付ってあるの?セリア様って呼んでるようだけど」
俺の言葉にアクティナが驚いた顔をしている。
「貴方、セリア様の宿主をしているくせにセリア様の事を何も知らないのね」
どういう事だろうか?
「セリア様は、我々精霊族の王の1人娘なのよ」
な、なんだって・・
待てよ、精霊王?どこかで聞いたニュアンスだな。
「私があえて、ユウさんに話していなかったのですよ」
えっと、待ってくれ状況が整理出来ない。
セリアは、精霊王の娘ってことは、精霊の姫様って事じゃないか!
エレナにしろ、サナさんにしろ、セリア・・。つくづく姫というものに俺は縁があるようだな。
「セリア様、お父様、いえ、精霊王には会われたのですか?100年近く顔を見せていないと、昔嘆いておられましたわ」
俺がセリアと会ったのは、プラーク王国近くの廃神殿だったのだが、そこに何十年も住んでいたと言っていたが、それ以前から会っていないという事か。
簡単な話し、親と喧嘩別れ中らしいのだ。
セリアは、後で俺だけに教えてくれた。
それを聞かれるのが嫌で、アクティナさんに会いたくなかったようだ。
精霊の世界も、人族世界と似たような感じなんだなと考えていた。
ひとしきり話し終わって、俺たちは城を出たのだが、サナさんともだいぶ仲良くなった気がする。
ユイとクロは、話がつまらなかったのか、終始うとうとしていた。
また今度正式にお城に招待して、ご飯をご馳走してくれるらしい。
終始、俺はアクティナさんに睨まれているような気がしたが、恐らく気のせいだろう。
かなり長い時間話していたのだろう。
辺りはすっかり暗くなっていた。
2人もまだ眠たそうだし、このまま宿に戻るとしよう。
宿に戻った俺たちは、部屋の窓から水中の様子を眺めていた。
疲れていたユイやクロまでも、ただひたすらに眺めていた。
時折、魚が泳いでいる。
いつまで見てても飽きが来ないのは何でだろうか?
「ねえ、お兄ちゃん!」
突然の呼びかけに少し驚いてしまった。
「どうした?」
「私、泳いでみたい!」
ユイは、今まで泳いだ事がないらしい。
俺?
俺はまぁ、学校の授業くらいかな・・。
別に泳げないとかそう言う訳ではない。
「そうだな、昼間見た感じだと遊泳場もあるみたいだから、明日行ってみるか?」
「うん!」
ユイが尻尾をフリフリしていた。
クロは、いつの間にか寝ていた。
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる