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第七十五話:ノイズ&エコー
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ユイとククの雌雄は決した。
ククは気を失ったユイに肩に貸して、俺達の元へと歩み寄る。
俺はユイを抱き上げると、ククに礼を言った。
「ありがとう、ユイに手を貸してくれて。二人とも本当に良い勝負だったよ」
「ありがと。でも勝負に勝ったのは、この子だよ」
意外な答えが返って来たことに少しだけ驚いた。
気を失う直前、盾が壊れた瞬間にユイはニコリとククに向かって微笑んだそうだ。
勝負に勝つ事が目的ではなく、盾を壊せた事に満足したと言わんばかりだったそうだ。
「あの後すぐに攻撃されてたら私は避けれなかった。だからこの子の勝ちよ」
そう言い残し、ククは後ろを振り向くと、奥の方へと歩いて行く。
去った方向に目を凝らすと、更に奥にもう一人の人影が見える。
クク並みに幼い容姿に加え、黒装束に三角帽子と来たら、誰がどう見ても魔女としか思えない。
「見事よ。最後の部分は良く分からなかったけど、約束だからね、姿を現してあげる事にしたわ」
「そっちから呼んでおいて、その対応はないんじゃないか」
ついつい思った事を口走ってしまった。
「ふんっ。勇者ごときが、妾に口答えなんて100年早いわ」
口では偉そうな事を言ってはいるが、何とも容姿が幼過ぎる為、威厳が全く感じられないから不思議だ。
外見年齢から言えば、ククよりも下だろう。
何処となくエスナ先生の事を思い出す。
俺は鑑定で絶界の魔女のステータスを確認した。
名前「ノイズ・アルシェリーナ」
レベル80
種族:人族
職種:魔術師
スキル:????
称号:絶界の魔女
やはりスキルが見えないか。
何かの鑑定阻害対策でもやっているのだろうか?
やはりレベルは相当高い。
今の俺が84なので、その差は僅か4しかない。
「勇者よ。そんなに見つめて、妾に惚れたか?」
俺が情報確認の為、絶界の魔女を凝視していたのを勘違いされてしまった。
悪いけど幼児に興味はないよ。
「さっきから気になってたんだけど、なんで勇者なんだ?」
「無礼者!妾は皆が恐れる絶界の魔女ぞ!敬う気持ちを込めて、敬語を使わぬか!」
何故だか怒られてしまった。
こいつ幼女のくせして偉く態度がデカイな。
怒らせても何のメリットもない為、癪だが、ここは言う事を聞いておく。
しかし、個人的には怒らせてみたい気もする。
「えっとノイズ様、何故に私を勇者と呼ぶのでしょうか?」
「それでいい。ふん、やれば出来るじゃない。まぁ良いわ教えてあげる。勇者とはね、別名、魔族を制す者。お前は既にその資格を持っているだろう?」
魔族を制す者…なるほどね。簡単に言うと絶界の魔女ことノイズも俺と同じビジョン系スキルを持っていて、クロやジラの情報を見たのだろう。
外見からじゃ、まず分からないようにしている。
、
「時に勇者よ。お前、妾の情報を盗み見したな」
おっといけない。ついつい名前を喋ってしまった。
その後、何度かやり取りした所で、シャロンが俺の袖をクイクイと引っ張る。
そうだった。ここへ来た本来の趣旨を忘れていた。
「ガゼッタ王国の王妃にかけられた呪いを解除して貰えませんか?」
「断る」
即答ですか。
「では、俺達をここへ呼んだ理由は?」
「妾は呼んではいないぞ?」
・・・・・
あれ?
見かねたシャロンが前へ出る。
「そんなはずはありません!ここに絶界の魔女様の名前で確かにこの場所に来るようにという書面が御座います!」
ノイズの姿が消えたと思ったら、いつの間にかシャロンの目の前まで移動しており、シャロンの持っていた紙を手に取っていた。
ユイやリンのような素早い動きではない。
例えるならば、瞬間移動の類だろう。
紙をじっくり読むなり、何かを思い出したように、呪文を唱え始めた。
呪文の為か、何を言っているのかさっぱり分からない。
ノイズが呪文を唱え終わると、何もない所から黒いモヤモヤに包まれた扉が現れた。
ゆっくりとした動きで自動的に扉は開かれた。
一体どんな原理なのか非常に興味をそそられるが、今は取り敢えず興味心は置いておこう。
黒いモヤモヤの中から出てきたのは、ノイズとそっくりな人族の幼女が現れた。
一つ違うとすれば、全身真っ黒な事だ。
「エコー!詳しく説明して貰おうかしらね」
扉の中から現れた彼女の名前は、エコーと言うようだ。
エコーは、身振り手振りで何かを伝えようとしていた。
声に出してはいないが、何故だかノイズには伝わったようだ。
「ふうん。まぁいいわ」
後から聞いた話なのだが、エコーはノイズの影なのだ。
影が意思を持ち、勝手に動くのは非現実的だが、この世界でいちいち疑問を突っ込んでいたら日が暮れてしまう。
「どうやら、お前達を呼んだのは、妾の影のようじゃな」
その後の説明が長かったので要約すると、
シュガーさんに呪いをかけたのは、ノイズ本人で間違いない。
呪いをかけた理由を聞いた時は皆が呆れてしまった。
それを咎めようかとも考えたが、気分を害して呪いを解いてくれなかったら困るので、やめておく。
本当は困らせてやろうと正体を明かすつもりは無かったのだが、影が勝手に判断してメモを残したとの事だ。
本人の性格は捻くれているが、影はそうではないみたいだな。
「呪いを解いてあげてもいいけど、条件があるわ」
相変わらず態度がデカイな。
というか凄く嫌な予感がするのは気のせいか?
「勇者よ、妾と戦いなさい!」
だと思ったよ!
何度も言っているが、俺はみんなと違って戦闘は嫌いなんだ。
なので、必然的にこの場での答えは決まっている。
ユイやクロの俺に対する視線が熱い気がするが、俺の意思は固いぞ。
「断る!」
「へぇ、いい度胸ね。勇者だからって調子に乗らない方がいいわよ」
あれ、もしかしてこれは選択肢を間違えたフラグだろうか?
ノイズの身体が宙を舞い、自身の周りをバチバチと紫電が走っている。
その周囲にもバチバチと音を立てながら、その範囲は次第次第に広がっていく。
これは、ヤバい。
「みんなは、部屋から出るんだ!」
ユイが俺の前に立ち、守ろうとしていた。
ユイの頭を撫でる。
「大丈夫だから、俺は大丈夫だから。後ろで見ててくれるか」
ユイは、心配そうな表情をしていたが、コクリと頷き、皆と一緒に部屋の外へ出る。
はぁ・・やっぱり結局こうなる運命なのか。
むしろ、怒らせてしまって逆効果なんじゃないか?
「いくぞ!勇者よ!」
もう逃げれない。覚悟を決めるしかない。
ノイズはすぐに自身の身に纏っていた電撃を雨のように俺に向かい飛ばしてくる。
すぐに障壁を張り、全てをシャットアウトした。
「ほう、これを防ぐか。ならばこれならどうだ?」
紫電を帯びた数多の竜が俺目掛けて飛翔する。
まるで意思を持っているかのように避けた方向へと追ってくる。
同系統の雷撃で雷竜もどきを霧散させると、ノイズに向かって重力を使用する。
「ふむ。重力を操るか…でも、妾には効かぬな」
ノイズがまたしても姿を消し、別の場所へと移動した。
《巨人の剛腕》
5mを超える巨大な石で出来た剛腕がノイズの背後から現れた。
「これを受けて生きていられるかの?」
巨大な剛腕が俺目掛けて振り降ろされた。
大きさの割りに凄まじいスピードだ。
回転しながら周囲の物を破壊しながら突き進む。さながら超巨大なライフル弾が迫ってくるようだ。
こんなのまともに相手出来るかよ!
素早くそれを躱す。
剛腕は、破壊音を轟かせながら壁を破壊した。
荒廃した城の天守閣から巨大な腕が突き出している。
もしも外からこの光景を見ている者が居たとすれば、さぞ奇妙な光景だろう。
連続で風刃を使用し、巨大な腕を破壊した。
ノイズが俺の目の前から消えたと思ったら、頭上で両手を挙げていた。
両手の先に黒い玉のようなものが形成されていた。
その大きさは、次第次第に大きくなっていく。
その様は、さながら皆から集めたパワーで次第に大きくなっていくあれに似ている気がする。
なんて変な事を考えている場合じゃなかった。
「ちょっとそれは、さすがに・・ヤバくないか!」
と言うのも、黒い玉の触れた箇所が跡形も無く消失していたのだ。
ノイズが放った黒玉は、まるでブラックホールのように全てを飲み込み迫って来る。
はたして俺の障壁で防げるのだろうか。
しかし考えている余裕はなかった。
障壁までの着弾まで3秒もないのだ。
チラリとノイズを見ると、避けれるはずがないと、余裕の表情をしている。
遠くの方で、ククが心配そうにしていた姿が僅かに視界に入る。
そういえば、ククにまだミリィの事を説明していなかったな。
なれば、こんなとこで終われる訳もない。
姉弟子であるミリーとの約束でもあるしね。
この戦いが終わったらちゃんと伝えよう。
あれ、何だか僅か数秒のうちに色々考えている気がする。
この感覚は、あれに似ているな。
以前も感じた事がある。
確かあれは、エスナ先生と討伐に向かった先で、龍王に殺されそうになった時だ。
両局に共通している事は、自身に訪れる逃れられない死だ。
・・・。
という事は、今回もヤバいのかこれは・・?
数秒後、黒玉が障壁に直撃し、そのまま何の障害もなく障壁ごと飲み込み消し去っていく。
ククは気を失ったユイに肩に貸して、俺達の元へと歩み寄る。
俺はユイを抱き上げると、ククに礼を言った。
「ありがとう、ユイに手を貸してくれて。二人とも本当に良い勝負だったよ」
「ありがと。でも勝負に勝ったのは、この子だよ」
意外な答えが返って来たことに少しだけ驚いた。
気を失う直前、盾が壊れた瞬間にユイはニコリとククに向かって微笑んだそうだ。
勝負に勝つ事が目的ではなく、盾を壊せた事に満足したと言わんばかりだったそうだ。
「あの後すぐに攻撃されてたら私は避けれなかった。だからこの子の勝ちよ」
そう言い残し、ククは後ろを振り向くと、奥の方へと歩いて行く。
去った方向に目を凝らすと、更に奥にもう一人の人影が見える。
クク並みに幼い容姿に加え、黒装束に三角帽子と来たら、誰がどう見ても魔女としか思えない。
「見事よ。最後の部分は良く分からなかったけど、約束だからね、姿を現してあげる事にしたわ」
「そっちから呼んでおいて、その対応はないんじゃないか」
ついつい思った事を口走ってしまった。
「ふんっ。勇者ごときが、妾に口答えなんて100年早いわ」
口では偉そうな事を言ってはいるが、何とも容姿が幼過ぎる為、威厳が全く感じられないから不思議だ。
外見年齢から言えば、ククよりも下だろう。
何処となくエスナ先生の事を思い出す。
俺は鑑定で絶界の魔女のステータスを確認した。
名前「ノイズ・アルシェリーナ」
レベル80
種族:人族
職種:魔術師
スキル:????
称号:絶界の魔女
やはりスキルが見えないか。
何かの鑑定阻害対策でもやっているのだろうか?
やはりレベルは相当高い。
今の俺が84なので、その差は僅か4しかない。
「勇者よ。そんなに見つめて、妾に惚れたか?」
俺が情報確認の為、絶界の魔女を凝視していたのを勘違いされてしまった。
悪いけど幼児に興味はないよ。
「さっきから気になってたんだけど、なんで勇者なんだ?」
「無礼者!妾は皆が恐れる絶界の魔女ぞ!敬う気持ちを込めて、敬語を使わぬか!」
何故だか怒られてしまった。
こいつ幼女のくせして偉く態度がデカイな。
怒らせても何のメリットもない為、癪だが、ここは言う事を聞いておく。
しかし、個人的には怒らせてみたい気もする。
「えっとノイズ様、何故に私を勇者と呼ぶのでしょうか?」
「それでいい。ふん、やれば出来るじゃない。まぁ良いわ教えてあげる。勇者とはね、別名、魔族を制す者。お前は既にその資格を持っているだろう?」
魔族を制す者…なるほどね。簡単に言うと絶界の魔女ことノイズも俺と同じビジョン系スキルを持っていて、クロやジラの情報を見たのだろう。
外見からじゃ、まず分からないようにしている。
、
「時に勇者よ。お前、妾の情報を盗み見したな」
おっといけない。ついつい名前を喋ってしまった。
その後、何度かやり取りした所で、シャロンが俺の袖をクイクイと引っ張る。
そうだった。ここへ来た本来の趣旨を忘れていた。
「ガゼッタ王国の王妃にかけられた呪いを解除して貰えませんか?」
「断る」
即答ですか。
「では、俺達をここへ呼んだ理由は?」
「妾は呼んではいないぞ?」
・・・・・
あれ?
見かねたシャロンが前へ出る。
「そんなはずはありません!ここに絶界の魔女様の名前で確かにこの場所に来るようにという書面が御座います!」
ノイズの姿が消えたと思ったら、いつの間にかシャロンの目の前まで移動しており、シャロンの持っていた紙を手に取っていた。
ユイやリンのような素早い動きではない。
例えるならば、瞬間移動の類だろう。
紙をじっくり読むなり、何かを思い出したように、呪文を唱え始めた。
呪文の為か、何を言っているのかさっぱり分からない。
ノイズが呪文を唱え終わると、何もない所から黒いモヤモヤに包まれた扉が現れた。
ゆっくりとした動きで自動的に扉は開かれた。
一体どんな原理なのか非常に興味をそそられるが、今は取り敢えず興味心は置いておこう。
黒いモヤモヤの中から出てきたのは、ノイズとそっくりな人族の幼女が現れた。
一つ違うとすれば、全身真っ黒な事だ。
「エコー!詳しく説明して貰おうかしらね」
扉の中から現れた彼女の名前は、エコーと言うようだ。
エコーは、身振り手振りで何かを伝えようとしていた。
声に出してはいないが、何故だかノイズには伝わったようだ。
「ふうん。まぁいいわ」
後から聞いた話なのだが、エコーはノイズの影なのだ。
影が意思を持ち、勝手に動くのは非現実的だが、この世界でいちいち疑問を突っ込んでいたら日が暮れてしまう。
「どうやら、お前達を呼んだのは、妾の影のようじゃな」
その後の説明が長かったので要約すると、
シュガーさんに呪いをかけたのは、ノイズ本人で間違いない。
呪いをかけた理由を聞いた時は皆が呆れてしまった。
それを咎めようかとも考えたが、気分を害して呪いを解いてくれなかったら困るので、やめておく。
本当は困らせてやろうと正体を明かすつもりは無かったのだが、影が勝手に判断してメモを残したとの事だ。
本人の性格は捻くれているが、影はそうではないみたいだな。
「呪いを解いてあげてもいいけど、条件があるわ」
相変わらず態度がデカイな。
というか凄く嫌な予感がするのは気のせいか?
「勇者よ、妾と戦いなさい!」
だと思ったよ!
何度も言っているが、俺はみんなと違って戦闘は嫌いなんだ。
なので、必然的にこの場での答えは決まっている。
ユイやクロの俺に対する視線が熱い気がするが、俺の意思は固いぞ。
「断る!」
「へぇ、いい度胸ね。勇者だからって調子に乗らない方がいいわよ」
あれ、もしかしてこれは選択肢を間違えたフラグだろうか?
ノイズの身体が宙を舞い、自身の周りをバチバチと紫電が走っている。
その周囲にもバチバチと音を立てながら、その範囲は次第次第に広がっていく。
これは、ヤバい。
「みんなは、部屋から出るんだ!」
ユイが俺の前に立ち、守ろうとしていた。
ユイの頭を撫でる。
「大丈夫だから、俺は大丈夫だから。後ろで見ててくれるか」
ユイは、心配そうな表情をしていたが、コクリと頷き、皆と一緒に部屋の外へ出る。
はぁ・・やっぱり結局こうなる運命なのか。
むしろ、怒らせてしまって逆効果なんじゃないか?
「いくぞ!勇者よ!」
もう逃げれない。覚悟を決めるしかない。
ノイズはすぐに自身の身に纏っていた電撃を雨のように俺に向かい飛ばしてくる。
すぐに障壁を張り、全てをシャットアウトした。
「ほう、これを防ぐか。ならばこれならどうだ?」
紫電を帯びた数多の竜が俺目掛けて飛翔する。
まるで意思を持っているかのように避けた方向へと追ってくる。
同系統の雷撃で雷竜もどきを霧散させると、ノイズに向かって重力を使用する。
「ふむ。重力を操るか…でも、妾には効かぬな」
ノイズがまたしても姿を消し、別の場所へと移動した。
《巨人の剛腕》
5mを超える巨大な石で出来た剛腕がノイズの背後から現れた。
「これを受けて生きていられるかの?」
巨大な剛腕が俺目掛けて振り降ろされた。
大きさの割りに凄まじいスピードだ。
回転しながら周囲の物を破壊しながら突き進む。さながら超巨大なライフル弾が迫ってくるようだ。
こんなのまともに相手出来るかよ!
素早くそれを躱す。
剛腕は、破壊音を轟かせながら壁を破壊した。
荒廃した城の天守閣から巨大な腕が突き出している。
もしも外からこの光景を見ている者が居たとすれば、さぞ奇妙な光景だろう。
連続で風刃を使用し、巨大な腕を破壊した。
ノイズが俺の目の前から消えたと思ったら、頭上で両手を挙げていた。
両手の先に黒い玉のようなものが形成されていた。
その大きさは、次第次第に大きくなっていく。
その様は、さながら皆から集めたパワーで次第に大きくなっていくあれに似ている気がする。
なんて変な事を考えている場合じゃなかった。
「ちょっとそれは、さすがに・・ヤバくないか!」
と言うのも、黒い玉の触れた箇所が跡形も無く消失していたのだ。
ノイズが放った黒玉は、まるでブラックホールのように全てを飲み込み迫って来る。
はたして俺の障壁で防げるのだろうか。
しかし考えている余裕はなかった。
障壁までの着弾まで3秒もないのだ。
チラリとノイズを見ると、避けれるはずがないと、余裕の表情をしている。
遠くの方で、ククが心配そうにしていた姿が僅かに視界に入る。
そういえば、ククにまだミリィの事を説明していなかったな。
なれば、こんなとこで終われる訳もない。
姉弟子であるミリーとの約束でもあるしね。
この戦いが終わったらちゃんと伝えよう。
あれ、何だか僅か数秒のうちに色々考えている気がする。
この感覚は、あれに似ているな。
以前も感じた事がある。
確かあれは、エスナ先生と討伐に向かった先で、龍王に殺されそうになった時だ。
両局に共通している事は、自身に訪れる逃れられない死だ。
・・・。
という事は、今回もヤバいのかこれは・・?
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