世界の理

医白影(いしかげ)

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説明章

武器編

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(*この章では、進行のために双子の授業を見るという形で説明しています。)

「えー武器について復習するかね。まず種類じゃがー武獣レイド以外を説明できるか?テス。」
「はい。聖術と魔術を一緒に使える聖魔武、2種類以上の武器の性質をもつ魔導武、 魔術などによって強化され特性をもつ魔武、強化なしで特性もない平武に分かれています。武には、剣や杖、銃など、様々な形があります。」
「よろしい。レイド以外は性能で分かれておるからな、まあわかりやすいじゃろう。
 えーでは今日の本題に入ろう。レイドについてじゃな。我が分身よ、来れ。召喚。」
先生が詠唱をすると、先生の前にタカが現れました。
「お呼びかしら、マスター。」
なんと、タカが喋るではありませんか。
「今日は講義じゃよ。
 このように、レイドは喋ることができる。野獣にも喋るやつはおるがな。また1番の特徴はこれじゃな。」
 すっと先生がタカを掴むと、タカは杖になるではありませんか。なんと。
「武器に変化可能ということだ。だいたい1種類にしか変化できないが、所有主の能力によって種類の数は増える。最初から何種類も出せるやつもいれば、後々出せるようになるやつもいる。まあ難しいようじゃが、努力する価値はあるだろう。
 他人のレイドは操れぬ。レイドは1人1体絶対おる。どうやって生まれるのかや、構造については未だ謎で、我らが主神の領域であるな。
 次はレイドのメリットだが、やはり所有主と生死を共にするっということじゃ。どれだけ壊れても、所有主が生きていれば再生し、逆に死んでしまえば消えてしまう。
 デメリットは変化した時、欲しい武器とは限らないことじゃ。くわすきの場合もあるしの。自分の得意な武器が出れば良いが、そう世界は甘くできていないからな。レイドを使役するのが良いのは明らかじゃが、そればかりに頼るのは良くない。いろんな武器を扱えるようになったうえで、自身のレイドが変化できる武器を極めることが勝利への第一歩じゃ。
 また午後の実技でレイドについて授業をするから、覚えておくように。

 いい時間だな。午前の授業はここまで。
 あとでサーシャ、ミーシャをわしのところまで連れてこい。よいな?」
「はあい。」
 サーシャは笑いながら答えました。

授業の前半は落書きを、後半はひたすら寝ていたミーシャはこっぴどく叱られました。(いつものことですが。)宮殿にかえり、この話をサーシャから聞いたメイド長にもまた怒られて、すねたミーシャでした。
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