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番外編 異邦者から愛を込めて
EX 06
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「いやはや、恐縮ですな。わはははっ!」
やっぱり、人の話を聞いていない。
クーデールの言葉すら都合よく解釈し、声高らかに笑うガレット。
「……バカバカしい。好きにしろ」
毒気を抜かれたのか?
ビヒモスの仮面が縦半分に割れマッド・Oが解除された。
もう戦う意志はないらしい。
ブロートは抵抗することなく、じっと項垂れていた。
『ムラビトのキオクもなおすのだ』
「嫌だね。僕はクレスだ……でなければ、自分の存在が確立できないんです」
『やはりな』クーデールは確信を得たように頷いた。
ブロートがトライバルエンドの解除を懸命に拒む理由……。
それはクレスのネメシス・ゼロの能力がもたらす影響からだ。
自分という概念を奪われてしまった彼は、自身をブロートとして見ることができないでいた。
かつての忘却魔術師は、もはやどこの誰でない名無しの青年だ。
どうしてクレスに固執するのかは定かでない。
一つだけ明確に言えることは、模倣したことによりクレスに代わって潜在的願望を果たそうしていたことだ。
自分の店を持つという夢を叶えた本人は、現状に満足し過去の怒りを忘れてしまっている。
それ代弁するために、ブロートは魔王城の地下牢から脱獄し帝都にて行動に移った。
単にパンを作って人々に売っていたわけではない。
その傍らで偽のパンダネになり魔術師ギルドのメンバーを襲撃していた。
突然、脅迫された魔術師はパンを無理やり口に詰め込まれる。
おもだった事件にならなかったのは、誰一人として犯人の存在をつかめなかったからだ。
「自分が分からなくなるのが怖いか?」
毅然とした態度でガレットが青年の前に立つ。
虚ろな瞳を覗かせてくるブロートは、まるで捨て猫のようだ。
「ならば、貴様に呪いをかけてやろう。
貴様は今日からブロートだ。
もし、そうでなければ別の魔族として生きてゆくことになる」
笑うことも怒ることもなく真顔で語るガレットの言葉は、ハッキリ言ってしまえば意味を成していない。
その場の凌ぎの言葉遊びだと誰もが思うだろう。
ただし、当人を除けばだ。
「それでもダメだったらどうするんですか? 無責任なことを言わないでください」
「無責任で何が悪い。貴様が誰なのか? 他人である私が知るワケもなかろう。
自身のことで無責任になれないなら、私がやってやろう。
なんせ、責任なんぞ取る必要は無いからな」
「そんなのアベコベじゃないですか!
別に、貴方のようなダメ魔族に手を貸してもらいたいなどとは思いませんよ」
「だったら創るしかなかろうよ、自分って奴を。
でないと、私以外のダメな大人に付きまとわれて良いように利用されてしまうぞ」
ぼんやりだが、道は見えている。
ガレットのアドバイスはあながち馬鹿にはできない。
一見すると上から目線で物を言っているが、そうではない。
あえて、そのよう仕向けているのは発せられる言葉の隅々から伝わってくる。
自ら憎まれ役を買うことでブロートの反発心を増大させた。
最初は何だっていい、キッカケとなる感情の昂りがあれば誰もが動こうとする。
むろん、ガレット自身はそこまで計算しているわけではない。
どうにか収拾を付けないと魔族領に帰るに帰れない。
そのことだけで頭がいっぱいだった。
『ところで、オマエはカリィパンつくれるんだよな?』
そうクーデールが問うと青年はコクリと頷いた。
「一応はね……クレスや他の職人の記憶の一部をトライバルエンドで模倣したから。
それなりにパン作りはできると自負しているよ」
『ためしにパンヤではたらいてみないか?
オマエに、たりていないのはジコニンチではなく、ほかのモノからのショウニンだ。
カジョウすぎるのもなんだが、みとめられることジタイはワルイことではないぞ』
精霊からの思わぬ提案にブロートは考え込んでしまった。
誰かに認められることで自分という者を見出せるのなら、願ってもないことだ。
迷うことは無いはず……でも、不安なのかハッキリと返答してこない。
「私だったら即決だがな。ここで悩むような奴はウンコだな」
平然と本音を吐き出す大人に軽蔑の眼差しを向けられていた。
「ガレット卿、貴方という人は本当に失礼な魔族だ……。
いいでしょう、その案に乗りますよ。
ただし、監視をつけないという条件であれば……」
『さきにいっておくが、キオクソウサはキンシだぞ』
「もちろん、しませんよ。記憶操作して改ざんできる人数にも制限があります。
とてもじゃないが客商売むけの能力ではありません」
『キマリだな』
ガレットのことなどそっちのけで、二人は固い握手をかわした。
こうして、精霊と青年の間に雇用契約が結ばれた。
しかしながら、紹介されたベーカリーは精霊クーデールとは縁もゆかりもない場所だ。
事業主でもなく、ましてや何の権限も持っていないのに勝手に決めてしまう。
クーデールまた、適当な性格をしていた。
*
「また、あなたですか……腹話術師さん」
再度、ロイヤルホールディングを訪れると心底、呆れた顔をされた。
店員としてその態度はいかがなモノかと、唇を尖らせるガレットは怒りをこらえた。
再来したのは、ケンカをしにきたわけでもない。
新たなるパン職人として、ブロートを紹介するためにやってきた。
「先日は失礼した。お詫びかねて、本日はパン職人を連れて参りました。
クレス殿から色々と技術を学んでいますから、このベーカリーにとって有益をもたらしましょう」
「何故か、あなたが言うと胡散臭いんですよね」
即行で疑われていた……下手に出てみてもガレットを信じようとする者は一人もいなかった。
店ごと灰にしてやりたいと思いつつも拳を握りしめガマンした。
そんなことをすれば、クレスに一生恨まれてしまう。
人間から非難を受けて自制心が利かなくなるほどガレットも愚かではない。
「あのぅ、ここで働かせてもらえると聞いたのですが……」
店の入り口からブロートが顔を覗かせていた。
戸惑いながら尋ねる青年に気づいた途端、女性陣たちは目の色を変え店内へと招き入れていた。
「やだ、すんごい……イケメン。恋人とかいるのかしら?」
「ふわっ、肌もスベスベで綺麗! 私たちの方が自信なくしちゃう」
先程までの愛想のなさはどこへやら。
あまりの温度差にガレットの堪忍袋の緒は切れかけていた。
『どうやらセイコウのようだな……あとはカリィパンをゲットするのみ』
スタッフ一同に囲まれたブロートが厨房へと向かってゆく。
その背中を見届けながら、クーデールは興奮気味に手を振ってみせた。
ご満悦な様子にガレットの怒りゲージも、徐々に沈静化してきた。
どうにかマックスに到達せず済みそうだと、苦笑いを浮かびてみせる。
厨房から食欲をそそるスパイスの匂いが香ってきた。
クーデールの腹の虫がしきり鳴っていた。
ホールスタッフが振り向く度にガレットは咳払いをしながら、やり過ごす羽目になっていた。
ほどなくすると厨房から「カリィパン出来上がりましたぁ!」と威勢の良い声が響いてきた。
大皿に乗せられたカリィパンの山が店頭に運ばれてきた。
聞けばこれからスタッフ全員で試食するそうだ。
「二人もどうぞ。僕の自信作を食べていって下さい」
包み紙にくるまれたカリィパンを持ちながらやってきたのはブロートだった。
額の汗する彼の瞳はキラキラと輝いているように見える。
あれほどまでに荒んでいたのが嘘のようだ。
けれど、そんなに単純に解決できる問題ではない。
ブロートが成長するにはまだまだ長い時間が必要だ。
それでも手ごたえはあった。
今はそれだけで充分だと二人はカリィパンを受け取った。
やっぱり、人の話を聞いていない。
クーデールの言葉すら都合よく解釈し、声高らかに笑うガレット。
「……バカバカしい。好きにしろ」
毒気を抜かれたのか?
ビヒモスの仮面が縦半分に割れマッド・Oが解除された。
もう戦う意志はないらしい。
ブロートは抵抗することなく、じっと項垂れていた。
『ムラビトのキオクもなおすのだ』
「嫌だね。僕はクレスだ……でなければ、自分の存在が確立できないんです」
『やはりな』クーデールは確信を得たように頷いた。
ブロートがトライバルエンドの解除を懸命に拒む理由……。
それはクレスのネメシス・ゼロの能力がもたらす影響からだ。
自分という概念を奪われてしまった彼は、自身をブロートとして見ることができないでいた。
かつての忘却魔術師は、もはやどこの誰でない名無しの青年だ。
どうしてクレスに固執するのかは定かでない。
一つだけ明確に言えることは、模倣したことによりクレスに代わって潜在的願望を果たそうしていたことだ。
自分の店を持つという夢を叶えた本人は、現状に満足し過去の怒りを忘れてしまっている。
それ代弁するために、ブロートは魔王城の地下牢から脱獄し帝都にて行動に移った。
単にパンを作って人々に売っていたわけではない。
その傍らで偽のパンダネになり魔術師ギルドのメンバーを襲撃していた。
突然、脅迫された魔術師はパンを無理やり口に詰め込まれる。
おもだった事件にならなかったのは、誰一人として犯人の存在をつかめなかったからだ。
「自分が分からなくなるのが怖いか?」
毅然とした態度でガレットが青年の前に立つ。
虚ろな瞳を覗かせてくるブロートは、まるで捨て猫のようだ。
「ならば、貴様に呪いをかけてやろう。
貴様は今日からブロートだ。
もし、そうでなければ別の魔族として生きてゆくことになる」
笑うことも怒ることもなく真顔で語るガレットの言葉は、ハッキリ言ってしまえば意味を成していない。
その場の凌ぎの言葉遊びだと誰もが思うだろう。
ただし、当人を除けばだ。
「それでもダメだったらどうするんですか? 無責任なことを言わないでください」
「無責任で何が悪い。貴様が誰なのか? 他人である私が知るワケもなかろう。
自身のことで無責任になれないなら、私がやってやろう。
なんせ、責任なんぞ取る必要は無いからな」
「そんなのアベコベじゃないですか!
別に、貴方のようなダメ魔族に手を貸してもらいたいなどとは思いませんよ」
「だったら創るしかなかろうよ、自分って奴を。
でないと、私以外のダメな大人に付きまとわれて良いように利用されてしまうぞ」
ぼんやりだが、道は見えている。
ガレットのアドバイスはあながち馬鹿にはできない。
一見すると上から目線で物を言っているが、そうではない。
あえて、そのよう仕向けているのは発せられる言葉の隅々から伝わってくる。
自ら憎まれ役を買うことでブロートの反発心を増大させた。
最初は何だっていい、キッカケとなる感情の昂りがあれば誰もが動こうとする。
むろん、ガレット自身はそこまで計算しているわけではない。
どうにか収拾を付けないと魔族領に帰るに帰れない。
そのことだけで頭がいっぱいだった。
『ところで、オマエはカリィパンつくれるんだよな?』
そうクーデールが問うと青年はコクリと頷いた。
「一応はね……クレスや他の職人の記憶の一部をトライバルエンドで模倣したから。
それなりにパン作りはできると自負しているよ」
『ためしにパンヤではたらいてみないか?
オマエに、たりていないのはジコニンチではなく、ほかのモノからのショウニンだ。
カジョウすぎるのもなんだが、みとめられることジタイはワルイことではないぞ』
精霊からの思わぬ提案にブロートは考え込んでしまった。
誰かに認められることで自分という者を見出せるのなら、願ってもないことだ。
迷うことは無いはず……でも、不安なのかハッキリと返答してこない。
「私だったら即決だがな。ここで悩むような奴はウンコだな」
平然と本音を吐き出す大人に軽蔑の眼差しを向けられていた。
「ガレット卿、貴方という人は本当に失礼な魔族だ……。
いいでしょう、その案に乗りますよ。
ただし、監視をつけないという条件であれば……」
『さきにいっておくが、キオクソウサはキンシだぞ』
「もちろん、しませんよ。記憶操作して改ざんできる人数にも制限があります。
とてもじゃないが客商売むけの能力ではありません」
『キマリだな』
ガレットのことなどそっちのけで、二人は固い握手をかわした。
こうして、精霊と青年の間に雇用契約が結ばれた。
しかしながら、紹介されたベーカリーは精霊クーデールとは縁もゆかりもない場所だ。
事業主でもなく、ましてや何の権限も持っていないのに勝手に決めてしまう。
クーデールまた、適当な性格をしていた。
*
「また、あなたですか……腹話術師さん」
再度、ロイヤルホールディングを訪れると心底、呆れた顔をされた。
店員としてその態度はいかがなモノかと、唇を尖らせるガレットは怒りをこらえた。
再来したのは、ケンカをしにきたわけでもない。
新たなるパン職人として、ブロートを紹介するためにやってきた。
「先日は失礼した。お詫びかねて、本日はパン職人を連れて参りました。
クレス殿から色々と技術を学んでいますから、このベーカリーにとって有益をもたらしましょう」
「何故か、あなたが言うと胡散臭いんですよね」
即行で疑われていた……下手に出てみてもガレットを信じようとする者は一人もいなかった。
店ごと灰にしてやりたいと思いつつも拳を握りしめガマンした。
そんなことをすれば、クレスに一生恨まれてしまう。
人間から非難を受けて自制心が利かなくなるほどガレットも愚かではない。
「あのぅ、ここで働かせてもらえると聞いたのですが……」
店の入り口からブロートが顔を覗かせていた。
戸惑いながら尋ねる青年に気づいた途端、女性陣たちは目の色を変え店内へと招き入れていた。
「やだ、すんごい……イケメン。恋人とかいるのかしら?」
「ふわっ、肌もスベスベで綺麗! 私たちの方が自信なくしちゃう」
先程までの愛想のなさはどこへやら。
あまりの温度差にガレットの堪忍袋の緒は切れかけていた。
『どうやらセイコウのようだな……あとはカリィパンをゲットするのみ』
スタッフ一同に囲まれたブロートが厨房へと向かってゆく。
その背中を見届けながら、クーデールは興奮気味に手を振ってみせた。
ご満悦な様子にガレットの怒りゲージも、徐々に沈静化してきた。
どうにかマックスに到達せず済みそうだと、苦笑いを浮かびてみせる。
厨房から食欲をそそるスパイスの匂いが香ってきた。
クーデールの腹の虫がしきり鳴っていた。
ホールスタッフが振り向く度にガレットは咳払いをしながら、やり過ごす羽目になっていた。
ほどなくすると厨房から「カリィパン出来上がりましたぁ!」と威勢の良い声が響いてきた。
大皿に乗せられたカリィパンの山が店頭に運ばれてきた。
聞けばこれからスタッフ全員で試食するそうだ。
「二人もどうぞ。僕の自信作を食べていって下さい」
包み紙にくるまれたカリィパンを持ちながらやってきたのはブロートだった。
額の汗する彼の瞳はキラキラと輝いているように見える。
あれほどまでに荒んでいたのが嘘のようだ。
けれど、そんなに単純に解決できる問題ではない。
ブロートが成長するにはまだまだ長い時間が必要だ。
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