【完結】異世界版シンデレラ!? 私を幸せにしてくれるのは王子様ではなく竜王さまでした。

大福金

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ルチア十歳、断罪&冒険編

これから先を考えよう

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 とりあえず、今の自分の置かれた状況を考えて、明るい未来に変えるための作戦を練ろう。

  まず、あの糞義母たちがやってきたのはお母様が亡くなってから半年後!
  突然嵐のように義姉と2人現れた。

  義母は男爵令嬢らしいが、義母の父が魔物大量発生の時に貢献し、その褒賞として一代限りの男爵の位を貰ったらしい。
  だから義母は貴族間では当たり前の、挨拶程度の礼儀さえわからない。
 取り決めなどは覚える気がないので論外だ。
  義姉の父については不明。何この情報! 色々とヤバイ。

 こんな頭パッパラパーな義母のどこに魅力があるのだ。
 見た目デブで顔だってまぁ……うん。お母様の方が何百倍も綺麗。

 お父様が何故この義母を選んだのか分からない……お母様はとても美しかったし。
 それにお父様はお母様の事をとても大切にしていた。なのに半年後に糞義母ブタゴリラと急再婚するなんて、当時の私はかなりショックをうけた。

  でもこんな義母でも、私は新しい家族になる人と、仲良くしようと思っていた。もちろん仲良くなるどころか、クソカスにイジメられるんだけど。
 その時の感情を思い出すとわれながら泣けてくる。

 切ない……はぁ……私天使。


  お父様はお母様が亡くなってから、このお屋敷に帰って来なくなった。
  お城で宰相の仕事を泊まり込みでしていると、義母に辞めさせられた侍女が昔に教えてくれた。
 よく良く考えれば、私はお母様が亡くなってから、一度もお父様に会っていないのだ!

 これって日本で二十五年社会に揉まれ生きてた大人からしたら
 この状況は疑問しかない。
 こんな事ってありえる? 絶対におかしい。

  お母様が生きていた時に、私の事を大切にしてくれていた侍女や執事……皆義母によって辞めさせられた。
  執事のセバスは最後まで残ってくれ私を心配してくれていたが、とうとう一年前に辞めさせられた。

 今、この家に私の味方は1人もいないのだ。

  ふぅぅ……大分詰んでるな。

 よく我慢したなぁ私。まずは自分を褒めたい。

 さて、何からしていこう。
 今の私にはこの世界の知識が足りない。

  お父様の謎や、義母の事など調べる事がいっぱいだ。
  そもそもお母様が亡くなってから、一切勉強などしていないのだ。召使いだったからね。
 
  この世界について私が知っている事を纏めると。
  なんとこの世界には魔法がある。
 種族も人間だけでないのだ。
人族、エルフ族、獣人族、竜人族の4種類。

この国は人族の王が治める国
【ゲイリー王国】
そして、獣人族が治める国
【ドラン王国】
エルフ族が治める国
【リッシェルハイド帝国】
竜人族が治める
【バハムート帝国】

 種族の特徴とかは、これから図書館に毎日行って勉強だ。

 私、魔法とか使えるのかな? これも調べて使えるなら練習しなくちゃ……!

 あっ!!  大事な事忘れてた!
 白ちゃん黒ちゃんにご飯あげるの!
 私の可愛い癒しのワンコ達。

 この子達との出会いは、ご飯が貰えず余りにもお腹が空き、食べる物を探しに家の裏の森に行った時に見つけた子犬達。

  なんだろう。自分の過去を思い出すたびに、自分の事なのに余りにも可哀想で、ここに前世の25歳の自分も現れて、感情が色々と……ややこしい。
 物凄く胸が苦しい。

 こんな時は癒しが必要!
 後でこっそりと黒ちゃん白ちゃんに会いに森に行こう。

 癒されたら、糞義母や義姉のざまぁ計画を立てよう。
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